「挽回の必要」ミランで初勝利のフォンセカ監督、リバプール&インテル相手の連勝も狙う 「全てを変えるために努力」

2024.09.15 15:18 Sun
ミランで初勝利のフォンセカ監督
Getty Images
ミランで初勝利のフォンセカ監督
ミランパウロ・フォンセカ監督が初勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
PR
セリエA開幕3試合は2分け1敗と苦しいスタートを切ったフォンセカ監督新体制のミラン。14日に行われた第4節ではヴェネツィアをホームに迎えた。試合は開始早々、ポルトガル代表FWラファエル・レオンのヒールパスを受けたフランス代表DFテオ・エルナンデスが、ボックス左まで持ち上がり先制点。16分にはフランス代表MFユスフ・フォファナが左CKから追加点を奪う。
25分と29分にはPKからそれぞれアメリカ代表MFクリスチャン・プリシック、元イングランド代表FWタミー・エイブラハムが決め、4点をリード。追加点こそなかったが、代表ウィーク明けの試合で初白星を掴んだ。

ようやく結果を出せたフォンセカ監督。試合後には「ミランのリーグ戦は今日からか?」という質問に「いや、すでに始まっていて、ポイントも失っているから挽回する必要がある。勝つことが重要だった」と回答し、改善のために手を尽くしたことも明かしている。
「戦術やテクニックについて話すことはできるが、いつだって姿勢はとても重要なことだ。ピッチ上での取り組みも重要だったが、ロッカールームでの取り組みや会話も重要だった」

また、前節のラツィオ戦でスタメンから外し、クーリングブレーク中にベンチに戻らなかったことで物議を醸したレオンとテオ・エルナンデスの件にも言及。ラツィオ戦後に問題なしを強調していたが、改めて触れた。

「我々は起こる全てに対し、冷静に、バランス良く対処しなければならない。私の選択は常にチームの最善を考えてのことだ。もしテオとレオンがプレーすべきではないと私が考えるなら、彼らはそれを理解しなければならない。そして彼らはそうした」

「彼らは間違いなく重要な選手だし、今日もそれを示してくれた。家族のように、常に全員の意見が一致しないのは普通のことだ。だが、まずはチームが第一だ」

また、フォンセカ監督は今後のスケジュールについてもコメント。チャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦、セリエA第5節のインテル戦とビッグマッチが続くため、連勝するための準備へと向かう。

「正直なところ、今週はすでにリバプール戦とインテル戦のことを考えていた。ダービーの重要性も分かっている。前回(のミラノ・ダービー)がうまくいかなかったことも知っている。全てを変えるために努力するつもりだ」



PR
1 2

パウロ・フォンセカの関連記事

ミランが今季限りでセルジオ・コンセイソン監督(50)との契約を解除するようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』や『カルチョメルカート』が報じている。 コンセイソン監督は昨年12月末にパウロ・フォンセカ前監督の解任を受けて就任。直後のスーペル・コッパではユベントスとインテルに勝利して優勝したが、セリエAでは13試合で6 2025.04.01 10:00 Tue
ミランは今夏の移籍市場で、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)の買い取り及びブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(26)の放出を計画しているようだ。 今シーズンは期待外れのシーズンとなってしまっているミラン。昨夏に就任したパウロ・フォンセカ監督がチームの掌握に失敗して昨年12月に解任され、新たにセルジオ 2025.03.19 13:40 Wed
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、自身の去就の噂などについて言及した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズンは開幕から低調なパフォーマンスが続き、昨年12月にはパウロ・フォンセカ前監督の解任に踏み切ったミラン。新たにコンセイソン監督を指揮官に迎えたが状況は好転せず、現在はセリエAで9位とトップ4 2025.03.15 10:35 Sat
ミランは今夏の移籍市場で、守備陣の入れ替えを検討しているようだ。 今シーズンは思うような成績を残せていないミラン。昨夏に迎えたパウロ・フォンセカ監督は昨年12月に解任して新たにセルジオ・コンセイソン監督を迎えるも、ここまでセリエAでは9位とスクデット争いどころかトップ4争いにも加われていない。 夏にコンセイ 2025.03.11 11:25 Tue
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、自身のスタッフの思いも寄らない行動に困惑している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 2024年末、パウロ・フォンセカ監督の後任としてミランの指揮官に就任したコンセイソン監督。直後のスーペル・コッパは制覇と良い滑り出しを見せたが、チャンピオンズリーグ(CL)では 2025.03.08 23:40 Sat

ミランの関連記事

セリエA第31節、ミランvsフィオレンティーナが5日に行われ、2-2で引き分けた。 前節ナポリに敗れまた一歩チャンピオンズリーグ出場が遠のいた9位ミラン(勝ち点47)は、3日前のコッパ・イタリア準決勝1stレグではインテルにドロー。そのインテル戦のスタメンから2選手を変更。ガッビアと出場停止のアレックス・ヒメネス 2025.04.06 05:55 Sun
ミランにレンタル移籍中のイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、マンチェスター・シティから離れた際の辛さを明かした。 シェフィールド・ユナイテッドでキャリアをスタートさせたウォーカーは、トッテナムでその名を轟かせることに。2017年7月にシティへと完全移籍した。 右サイドバックをメインに時にはセンターバッ 2025.04.05 13:00 Sat
新体制の構築を目論んでいたミランだが、思い通りにはことが進まなくなってしまった。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、新たなスポーツ・ディレクター(SD)への就任で原則合意に達していたファビオ・パラティチ氏(52)だが、招へいが不可能になったとのことだ。 パラティチ氏は、ユベントス時代の不正会計 2025.04.04 23:45 Fri
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が2日にサン・シーロで行われ、1-1で引き分けたコッパ・イタリア準決勝1stレグのインテル戦を振り返った。 決勝進出を懸けたインテルとのミラノ・ダービー。試合は守護神マイク・メニャンの活躍でゴールレスで折り返した後半、開始2分にFWタミー・エイブラハムのゴールで先制とした。 2025.04.03 12:00 Thu
インテルのシモーネ・インザーギ監督が2日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、1-1で引き分けたコッパ・イタリア準決勝1stレグのミラン戦を振り返った。 決勝進出を懸けたミランとのミラノ・ダービー。試合はインテル優勢の中、ゴールレスで迎えた後半開始2分に失点。それでも67分にMFハカン・チャルハノールの見事な弾丸ミド 2025.04.03 11:15 Thu

セリエAの関連記事

セリエA3連敗を喫したアタランタで軽率な伝達ミスが起きていたようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。 アタランタは6日に行われたセリエA第31節ラツィオ戦を0-1で落とし、泥沼の3連敗に。インテルに敗れるまでは悲願のスクデットも視野に捉えかけていたが、一気にトーンダウンとなった。 そんな 2025.04.07 13:00 Mon
ユベントスのイゴール・トゥドール監督が6日にアウェイで行われ、1-1で引き分けたセリエA第31節ローマ戦を振り返った。 トゥドール監督の初陣となった前節ジェノア戦をウノゼロで制して連敗を止めた5位ユベントスが、7連勝中の6位ローマのホームに乗り込んだ一戦。 立ち上がりからボールを握ったユベントスが押し込むと 2025.04.07 11:15 Mon
ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が6日にホームで行われ、1-1で引き分けたセリエA第31節ユベントス戦を振り返った。 7連勝で迎えた3ポイント差の5位ユベントスとのチャンピオンズリーグ出場権争い直接対決。ローマはユベントスにボールを持たれる展開となった中、40分に失点。それでも後半から投入されたFWエルドル・シ 2025.04.07 10:30 Mon
アタランタは6日、セリエA第31節でラツィオをホームに迎え、0-1で敗れた。 前節フィオレンティーナに敗れて連敗し、スクデットの夢が大きく遠のいた3位アタランタ(勝ち点58)は、レテギを最前線に、2シャドーにルックマンとクアドラードを配す[3-4-2-1]で臨んだ。 4試合勝ちがなく7位まで後退したラツィオ 2025.04.07 07:05 Mon
セリエA第31節、ローマvsユベントスが6日に行われ、1-1で引き分けた。 前節レッチェ戦をウノゼロ勝利として怒涛の7連勝とした6位ローマ(勝ち点52)は、今季限りでの引退を発表したフンメルスがスタメンとなり、最前線にはドフビク、2シャドーにエル・シャーラウィと古巣対決となるスーレを起用する[3-4-2-1]を採 2025.04.07 05:42 Mon

記事をさがす

パウロ・フォンセカの人気記事ランキング

1

状況を好転できなかったコンセイソン監督、ミランは今季限りで契約解除か

ミランが今季限りでセルジオ・コンセイソン監督(50)との契約を解除するようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』や『カルチョメルカート』が報じている。 コンセイソン監督は昨年12月末にパウロ・フォンセカ前監督の解任を受けて就任。直後のスーペル・コッパではユベントスとインテルに勝利して優勝したが、セリエAでは13試合で6勝2分け5敗、チャンピオンズリーグ(CL)ではノックアウトフェーズのプレーオフでフェイエノールトの前に敗れていた。 ミランは現在9位で来季のCL出場は厳しい情勢。2026年までの契約で就任したコンセイソン監督だが、ミランは今季終了後に契約を解除できる条項を持っているとのこと。 フォンセカ前監督がセリエAで7勝6分け4敗の8位と振るわず解任された中で就任したコンセイソン監督だが、状況を好転できず今季終了後にはミランを離れることになりそうだ。 2025.04.01 10:00 Tue
2

ミランはレンタル加入中のDFウォーカー買い取りを計画、一方でDFエメルソンは売却が既定路線か

ミランは今夏の移籍市場で、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)の買い取り及びブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(26)の放出を計画しているようだ。 今シーズンは期待外れのシーズンとなってしまっているミラン。昨夏に就任したパウロ・フォンセカ監督がチームの掌握に失敗して昨年12月に解任され、新たにセルジオ・コンセイソン監督を迎えるもセリエAでは9位に低迷している。 シーズン終了後にコンセイソン監督と袂を分かつ可能性が高いミランは、今夏の移籍市場でスカッドが刷新される可能性も。その中で右サイドバックについては、すでにいくつかの方針を決めているようだ。 イタリア『トゥットスポルト』によると、今冬マンチェスター・シティから買い取りオプションの付随した半年ローンで加入したウォーカーについては、そのまま買い取る意向とのこと。ただし、500万ユーロ(約8億円)の買い取り金額については、減額の交渉を行う可能性もある。 また、今冬の売却を計画していながら、ふくらはぎの負傷によって移籍が頓挫したエメルソンについては、引き続き売却を進める模様。今季公式戦26試合に出場する右サイドバックに対しては、ガラタサライやラ・リーガのクラブが関心を示しているという。 最後に、元イタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィ(34)については今季で契約が切れるが、大幅な減給を受け入れるのであれば残留もあり得る様子。クラブはロッカールームで存在感を発揮しているベテランサイドバックを、チームに残す可能性も排除していないようだ。 2025.03.19 13:40 Wed
3

「敬意が欠けているが…」苦戦ミランで解任の噂もあるコンセイソン監督、自身の後任とも噂される指揮官との対戦も「自分たちの仕事に集中する」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、自身の去就の噂などについて言及した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズンは開幕から低調なパフォーマンスが続き、昨年12月にはパウロ・フォンセカ前監督の解任に踏み切ったミラン。新たにコンセイソン監督を指揮官に迎えたが状況は好転せず、現在はセリエAで9位とトップ4争いにすら加われていない状況となっている。 仮にこのまま来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃す結果となれば、コンセイソン監督はわずか半年での解任が濃厚に。後任にはさまざまな名前が浮上しているが、その一人はコモで指揮を執るセスク・ファブレガス監督となっている。 ミランはそのコモと今週末に対戦。しかしコンセイソン監督はそうした去就の話には惑わされたくないと主張しており、試合そのものに集中することを意識している。 「他人の発言や考えをコントロールすることはできない。コントロールできるのは、トレーニングで何をするかであり、それでどうなるかだ。私は長年フットボールに携わり、すべてに慣れている。時々、ここにいる人たちへの敬意が欠けているように感じるが、それにも慣れているよ。これがフットボールだ」 「(後任の噂がある人物との対戦が)モチベーションの源というなら、私は病気になって病院に行かなければならない。モチベーションは、質が高い選手、優れたコーチ陣を擁するチームとの厳しい試合に勝ちたいという願望から生まれるものだ」 「我々は彼らの長所と短所を研究し、自分たちの仕事に集中する必要がある。我々が取り組んできたことを実行すれば、勝利に近づくだろう。これはミラン対コモであって、コンセイソン対コモではない」 「我々は革命を起こすため毎日戦っている。それはチームとして重要なことだ。それができれば、結果は良くなっていくだろう。今に集中して、コモとの重要な難しい試合がある。あまり先を考える必要はなく、毎日努力しなければならない」 「この2週間、彼らは素晴らしい反応を示してくれた。この道を進み続けなければならず、その後、自分たちの立ち位置がどうなるかがわかるだろう。我々は、肉体面、戦術面、感情面のあらゆる面で取り組むよう努めている。先週同様、今週も満足だ」 2025.03.15 10:35 Sat
4

失意のシーズン送るミラン…今夏にはDFトモリら守備陣の入れ替え検討か

ミランは今夏の移籍市場で、守備陣の入れ替えを検討しているようだ。 今シーズンは思うような成績を残せていないミラン。昨夏に迎えたパウロ・フォンセカ監督は昨年12月に解任して新たにセルジオ・コンセイソン監督を迎えるも、ここまでセリエAでは9位とスクデット争いどころかトップ4争いにも加われていない。 夏にコンセイソン監督と袂を分かち、新指揮官を迎える意向とも伝えられているミラン。イタリア『カルチョメルカート』によると、クラブは今夏に守備陣の刷新を検討しているようだ。 唯一来シーズンも居場所が保証されているのは、マッテオ・ガッビア(25)のみとのこと。その他のセンターバック、フィカヨ・トモリ(27)、マリック・チャウ(23)、ストラヒニャ・パブロビッチ(23)については、適切なオファーがあれば売却に応じる方針のようだ。 中でも、特に退団が近いのはトモリの模様。今冬の移籍市場ではトッテナム行きの噂もありながらミラン残留となったが、2000万ユーロ(約32億円)前後のオファーがあれば受け入れる方針と報じられており、今夏の去就が注目されている。 2025.03.11 11:25 Tue
5

ローマ戦に臨むミラン、主力数名が欠場に…「プリシックはベンチ入りもできない」

ミランは年内最終戦となるローマとのビッグマッチに主力複数名を欠いての戦いを強いられることになる。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。 前節、エラス・ヴェローナ相手のウノゼロで3戦ぶりの白星を挙げたものの、ここまでセリエAで8位と低迷するミラン。2024年最終戦となる第18節では同じく不振のローマとのビッグマッチに臨み、2025年の巻き返しへ繋げる勝利を目指す。 しかし、この大一番に向けてはチーム最多5ゴールを挙げているFWクリスチャン・プリシックを始め、前線の数選手を欠くことになるようだ。 パウロ・フォンセカ監督はローマ戦の前日会見で最新のチームニュースを提供。ヴェローナ戦を欠場したMFイスマイル・ベナセル、FWアルバロ・モラタの2選手の復帰を明言した一方、プリシックやMFルベン・ロフタス=チーク、MFユヌス・ムサ、FWラファエル・レオンら数選手の欠場を明かした。 「プリシックは出場できると思っていた。彼は元気で、ふくらはぎの故障から回復したが、ここ2日間は足首に故障があった」 「故障は回復過程で発生し、明日の試合には出場できない。ベンチ入りもできない」 また、個人としては古巣対戦となる一戦に向けて指揮官は「ローマは素晴らしいクラブで、素晴らしいチーム。私の友人もたくさんいる。だが、90分間、勝つことしか考えていない」と特別な感情を抱きながらも、勝ち点3奪取に集中していると語っている。 2024.12.29 19:30 Sun

ミランの人気記事ランキング

1

ミランがSD招へいに失敗…原則合意のパラティチ氏から撤退し、ゼロから探し直しに

新体制の構築を目論んでいたミランだが、思い通りにはことが進まなくなってしまった。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、新たなスポーツ・ディレクター(SD)への就任で原則合意に達していたファビオ・パラティチ氏(52)だが、招へいが不可能になったとのことだ。 パラティチ氏は、ユベントス時代の不正会計により国際サッカー連盟(FIFA)から2年半の職務停止処分を受けており、6月で処分が終了するところだった。しかし、イタリア国内では7月20日まで30か月の出場停止処分が残っている他、イタリア当局が実施するプリズマ捜査で裁判にかけられており、仮に有罪判決となった場合は、職に就くことが不可能となる。 これを受けてミランはパラティチ氏の招へいから撤退することが決定。新たに交渉をスタートしなければならず、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はラツィオで15年間SDを務めていたイグリ・ターレ氏(51)が候補であると報道。また、アタランタのトニー・ダミコ氏も候補だという。 今季はなかなか調子が上がらないミランは、セルジオ・コンセイソン監督がシーズン終了後に解任される可能性も浮上しており、来季は完全な新体制になる可能性も。クラブとしては成功に導ける体制をいかにして築けるかが大事となる。 2025.04.04 23:45 Fri
2

「泣きたかった」1月にミランへレンタルのウォーカーがシティ退団への思いを明かす「どれだけ自分が幸運だったか」

ミランにレンタル移籍中のイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、マンチェスター・シティから離れた際の辛さを明かした。 シェフィールド・ユナイテッドでキャリアをスタートさせたウォーカーは、トッテナムでその名を轟かせることに。2017年7月にシティへと完全移籍した。 右サイドバックをメインに時にはセンターバックでもプレーしたウォーカーは、公式戦319試合で6ゴール23アシストを記録。ただ、今シーズンは公式戦18試合の出場に留まり出番が減少。1月にミランへとレンタル移籍していた。 イギリス『BBC』の「The Kyle Walker Podcast」に出演したウォーカーは、シティを去る際のことを振り返り、悲しい別れだったとした。 「カウンターの向こうで、食べ物や飲み物を出してくれるエマという女性を見ただけでも泣きたかった」 「毎日、彼女に『おはよう』と挨拶して抱き締めていたのに、突然もう彼女に会えなくなってしまった。移籍の手続き中はそんなことは考えないけど、別れを告げるとなると辛かった」 その中でもミランへの移籍を決断したウォーカー。チームへの恨みは全くなく、シティへの感謝を述べながらも自身のために移籍を決めたとした。 「シティについて悪いことは何も言えない。ピッチ内外で、このクラブが僕にしてくれたことは信じられないほどだ」 「このチームから抜け出ると、どれだけ自分が幸運だったかを考える。これは僕がこれまでプレーした他のどのクラブに対しても失礼な言い方ではないけど、僕たちがそこで過ごした7年間は、サッカーの世界でで再び起こるとは思えない」 また、イングランド代表として100キャップ(現在95キャップ)を目指すためにも移籍が必要だったとコメントした。 「100キャップを獲得した他の唯一の黒人選手はアシュリー・コールだ。もし僕が100キャップに到達する2人目の黒人選手になれたら、とても名誉なことだ」 「トゥヘル監督から電話をもらって話をした時は、本当にホッとした。ミランへの移籍についても彼と話し、母国を代表したいのであればヨーロッパに残れと伝えられた」 ミランではここまで11試合に出場。イングランド代表としても3月の2026年北中米ワールドカップ欧州予選でも2試合でプレーしている。 2025.04.05 13:00 Sat
3

リバプールの来日が決定! プレシーズンのアジアツアーでは香港でミランと対戦、日本での詳細は未定

日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは31日、今夏のアジアツアーを発表。日本でも試合を行うことを発表した。 プレミアリーグで首位を走るリバプール。アルネ・スロット監督の下、チームはタイトル獲得に邁進中。遠藤もクローザーとして信頼を得ており、要所でしっかりと結果を残している。 リバプールは2025-26シーズンを前にしたプレシーズンツアーで来日することが決定。日本の他、香港でも試合を行うという。 香港では、7月26日(土)にミランの対戦。3月にオープンした啓徳体育園で対戦する。 なお、日本での試合スケジュールは現在未定。追って詳細が発表されるとのことだ。 リバプールがアジアに来るのは2023年以来。その際はシンガポールで試合を行い、その前は2017年に香港を訪れていた。 2025.03.31 18:00 Mon
4

ミランの新SDはパラティチ氏で決定か、来季の監督選定に権限

ミランの新スポーツ・ディレクター(SD)はファビオ・パラティチ氏(52)になるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 ユベントス時代の不正会計により国際サッカー連盟(FIFA)から2年半の職務停止処分を受けているパラティチ氏。しかし6月にその職務停止が明けるため来季ミランでSDを務めることに障害はない。また、トッテナムとの契約が現在も残っていたようだが、解除する決意を固めているとのこと。 そして先週、ミラノに滞在していたことが報じられていた。ラツィオで15年間、SDを務めていたイグリ・ターレ氏(51)も候補に挙がっているが、サンプドリアやユベントスで敏腕を振るったパラティチ氏が名門再建を託される見通しだ。 なお、ミランはセルジオ・コンセイソン監督(50)との契約を今季限りで解除する方針のようで、今後数週間以内に決まるとされる新SDが来季の新監督選定に権限を持つことになるとのことだ。 2025.04.01 11:00 Tue
5

「不運を責めるつもりはないが本当にひどい一日だった」 コンセイソン監督は先発予定のロフタス=チーク急遽離脱に動揺 「多くの変更を余儀なくされた」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が30日にホームで行われ、1-2で敗れたセリエA第30節ナポリ戦後に会見でコメントした。 代表ウィーク前、2試合連続逆転勝利を収めて勢いに乗りかけていたミラン。しかし開始1分過ぎに電光石火被弾を浴びると、19分に追加点を献上。前半はナポリの前に成す術なく2点のビハインドを負った。 後半、盛り返したミランは68分にPKを獲得。しかしキッカーのFWサンティアゴ・ヒメネスのシュートはGKアレックス・メレトに止められてしまう。それでも84分に途中出場のFWルカ・ヨビッチが反撃の狼煙を上げるゴールを挙げると、ナポリを最終盤にかけては苦しめたが追いつけず敗戦となった。 コンセイソン監督は先発を予定していたMFルベン・ロフタス=チークが試合当日の朝、急遽虫垂炎により離脱したことでプランが崩れたことを明かした。 「午前7時半にチームドクターからの電話で目が覚めた。ロフタス=チークが具合が悪いとのことだった。さらにチャウが嘔吐していたためプレーできなかった。ナポリ戦に向けて一定の準備をしてきたが、多くの変更を余儀なくされた。とはいえ前半はもっと多くのことができたはずだ。開始1分に失点し、序盤の20分は我々が計画していたものとは違う展開だった」 「こういう些細なことが起こり続ける。不運を責めるつもりはないが、本当にひどい一日だった。後半は少なくともとても前向きな反応があり、得点のチャンスをたくさん作れていた。引き分けに値したと思う」 S・ヒメネスがPKキッカーを務めたことについてはピッチ上で選手間により決まったことだと明かした。 「私は選手だったから時にフィールド上で決定が下されることがあると知っている。プリシックはチームメートに自信を与えようとしていたと思う。ヒメネスはここ数週間得点していないからね。これ以上のことは言わないよ。彼らがそうしようとしたのはチームワークの良い兆候だと思う」 2025.03.31 13:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly