ヒメネスは「大きな可能性を秘めている」、ミランのイブラヒモビッチ氏がウォーカーに次ぐ補強に言及「やりたいことはわかっているし、取り組んでいる」

2025.01.28 14:59 Tue
補強について語ったイブラヒモビッチ氏
Getty Images
補強について語ったイブラヒモビッチ氏
ミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏がさらなる補強について語った。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。

先日、マンチェスター・シティからイングランド代表DFカイル・ウォーカーを買い取りオプション付きのレンタルで獲得したミラン。前線補強も取り沙汰され、当初はマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)、現在はフェイエノールトのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)の名前が挙がっている。

27日、イブラヒモビッチ氏はウォーカーの入団会見に登場。新加入サイドバックについて「彼は素晴らしいリーダー」と語ったなか、期限が迫る1月の補強方針について語った。
「ターゲットはいるが非常に難しい市場だ。我々は取り組んでいる。ウォーカーの獲得で状況が変わった。彼はターゲットではなかった」

「今は監督の同意のもと、他の選手のために動いている。保証はないが、自分たちがやりたいことはわかっているし、取り組んでいる」
また、フェイエノールトとの交渉が難航しているヒメネスにも直接言及。「才能があり、大きな可能性を秘めている。強力な選手ではあることは誰もが知っている」と高く評価していることを認めた。

さらに、オランダ代表MFタイアニ・ラインデルスやフランス代表MFユスフ・フォファナの稼働率が高い中盤にも触れたイブラヒモビッチ氏。人数は足りているという考えのようだ。

「我々には素晴らしいミッドフィルダーがいる。負傷した(ルベン・)ロフタス=チークもいるし、復帰した(イスマエル・)ベナセルもいる。フォファナ、(ユヌス・)ムサ、ラインデルスもいる。そこは強みだ。何を生み出せるか、何ができるかを見てみよう」

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