4発圧勝のバルセロナが6連勝で首位堅持! 久保建英不在のソシエダは前半序盤の退場響きシュート0本の惨敗に【ラ・リーガ】
2025.03.03 02:09 Mon
バルサが10人ソシエダに圧勝
ラ・リーガ第26節、バルセロナvsレアル・ソシエダが2日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-0で圧勝した。なお、ソシエダのMF久保建英は累積警告での出場停止となった。
立ち上がりはアウェイのソシエダが前線からの激しいプレスと、サイドを起点とした背後を狙った仕掛けで首位チームに圧力をかけていく。
序盤はラ・レアルの想定外のアグレッシブな戦いに面を食らったバルセロナだったが、17分にはハイラインの背後へ飛び出したダニ・オルモが中央でDFエルストンドに引き倒される。これがDOGSOと判断され、エルストンドが決定機阻止での一発退場に。思わぬ形で数的優位を手にした。
伏兵の左サイドバックのゴールによって先手を奪ったバルセロナは直後の29分にもセットプレー流れからペナルティアーク付近のダニ・オルモが右足ミドルシュートを放つ。これがゴール前のカサドに当たってコースが大きく変わってゴール左隅に決まった。
カサドのラッキーなディフレクト弾で一気にソシエダを引き離したホームチームは、10人相手にストレスなくプレー。前半終盤にはペドリの強烈なミドルシュートや2点演出のダニ・オルモが自らゴールを狙っていくが、GKレミロの意地のパラドンにも阻まれて3点目を奪うことはできず。
迎えた後半、イマノル監督はスビメンディとバレネチェアをハーフタイムでベンチに下げ、敵地での敗戦を早くも受け入れる割り切った采配を見せた。
一方、早い時間帯にトドメを刺したいフリックのチームは、56分に右CKの流れからレヴァンドフスキのシュートをGKレミロがはじいたこぼれに詰めたアラウホのヘディングシュートで3点目を奪取。さらに、ペドリら主力を下げる3枚替えの直後の61分にはアラウホのミドルシュートをゴール前のレヴァンドフスキがワンタッチでコースを変える技ありのフィニッシュで4点目まで奪った。
これで試合の大勢が決したなか、早めに交代カードを使い切って週明けのベンフィカ戦を睨んだ戦い方にシフトしたバルセロナ。ほぼ無抵抗のラ・レアルに対して相手陣内でボールを動かしながら余裕をもってゲームクローズ。リーグ6連勝で首位キープに成功した。
一方、前半の退場が響いたソシエダはシュート0本の屈辱的な内容で試合を終え、週明けのユナイテッド戦に不安を残す結果となった。
バルセロナ 4-0 レアル・ソシエダ
【バルセロナ】
ジェラール・マルティン(前25)
マルク・カサド(前29)
ロナルド・アラウホ(後11)
ロベルト・レヴァンドフスキ(後16)
PR
バルセロナは前節、ラス・パルマス相手に2-0の勝利を収めて首位キープに成功。ホーム開催のコパ・デル・レイ準々決勝1stレグではアトレティコ・マドリー相手に4-4のドローで先勝を逃すも、状態はまずまずだ。週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦を控えるなか、ハンジ・フリック監督はコパから先発4人を変更。バルデ、イニゴ・マルティネス、フレンキー・デ・ヨング、フェラン・トーレスに代えてマルティン、アラウホ、カサド、レヴァンドフスキを起用した。対する9位のソシエダは前節、レガネス相手に久保の今季5点目などで3-0の快勝。ただ、コパでは主力温存のレアル・マドリーにウノセロ負けで先勝を許した。週明けにヨーロッパリーグ(EL)のマンチェスター・ユナイテッド戦を控えるなかで臨んだ首位チームとのアウェイゲームではサスペンションの久保に加え、オヤルサバルら一部主力をベンチスタートにし、前線はオスカールソン、バレネチェア、セルヒオ・ゴメスの構成となった。序盤はラ・レアルの想定外のアグレッシブな戦いに面を食らったバルセロナだったが、17分にはハイラインの背後へ飛び出したダニ・オルモが中央でDFエルストンドに引き倒される。これがDOGSOと判断され、エルストンドが決定機阻止での一発退場に。思わぬ形で数的優位を手にした。
この退場でオラサガスティを下げてマルティンを投入したソシエダに対して、一気に攻勢を仕掛けるバルセロナ。すると25分、右サイド深くで相手DF3枚を翻弄したラミン・ヤマルからマイナスのパスを受けたダニ・オルモが柔らかなクロスをファーに入れると、フリーのジェラール・マルティンが左足シュートを流し込み、トップチーム初ゴールとした。
伏兵の左サイドバックのゴールによって先手を奪ったバルセロナは直後の29分にもセットプレー流れからペナルティアーク付近のダニ・オルモが右足ミドルシュートを放つ。これがゴール前のカサドに当たってコースが大きく変わってゴール左隅に決まった。
カサドのラッキーなディフレクト弾で一気にソシエダを引き離したホームチームは、10人相手にストレスなくプレー。前半終盤にはペドリの強烈なミドルシュートや2点演出のダニ・オルモが自らゴールを狙っていくが、GKレミロの意地のパラドンにも阻まれて3点目を奪うことはできず。
迎えた後半、イマノル監督はスビメンディとバレネチェアをハーフタイムでベンチに下げ、敵地での敗戦を早くも受け入れる割り切った采配を見せた。
一方、早い時間帯にトドメを刺したいフリックのチームは、56分に右CKの流れからレヴァンドフスキのシュートをGKレミロがはじいたこぼれに詰めたアラウホのヘディングシュートで3点目を奪取。さらに、ペドリら主力を下げる3枚替えの直後の61分にはアラウホのミドルシュートをゴール前のレヴァンドフスキがワンタッチでコースを変える技ありのフィニッシュで4点目まで奪った。
これで試合の大勢が決したなか、早めに交代カードを使い切って週明けのベンフィカ戦を睨んだ戦い方にシフトしたバルセロナ。ほぼ無抵抗のラ・レアルに対して相手陣内でボールを動かしながら余裕をもってゲームクローズ。リーグ6連勝で首位キープに成功した。
一方、前半の退場が響いたソシエダはシュート0本の屈辱的な内容で試合を終え、週明けのユナイテッド戦に不安を残す結果となった。
バルセロナ 4-0 レアル・ソシエダ
【バルセロナ】
ジェラール・マルティン(前25)
マルク・カサド(前29)
ロナルド・アラウホ(後11)
ロベルト・レヴァンドフスキ(後16)
PR
ロベルト・レヴァンドフスキ
久保建英
ハンジ・フリック
イニゴ・マルティネス
フレンキー・デ・ヨング
フェラン・トーレス
セルヒオ・ゴメス
ダニ・オルモ
ラミン・ヤマル
ジェラール・マルティン
マルク・カサド
ロナルド・アラウホ
バルセロナ
レアル・ソシエダ
ラ・リーガ
ロベルト・レヴァンドフスキの関連記事
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
ロベルト・レヴァンドフスキの人気記事ランキング
1
バルセロナとアトレティコによるド派手な打ち合いは4-4のドロー、終盤の2発でアトレティコが引き分けに持ち込みホームの2ndレグへ【コパ・デル・レイ】
コパ・デル・レイ準決勝1stレグ、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが25日に行われ、4-4で引き分けた。 準々決勝でバレンシアに大勝したバルセロナと、ヘタフェに大勝したアトレティコによる決勝進出を懸けた一戦。 バルセロナは2-0で勝利した3日前のラス・パルマス戦のスタメンから4選手を変更。レヴァンドフスキやフェルミンに代えてラス・パルマス戦でゴールを挙げたダニ・オルモとフェラン・トーレスを起用した。 一方、アトレティコは3-0で快勝したバレンシア戦のスタメンから5選手を変更。バックラインを変更した中、前線はグリーズマンやアルバレス、G・シメオネら主力がスタメンとなった。 開始20秒にアルバレスのヘディングシュートでゴールに迫ったアトレティコが直後の右CKから先制する。ショートコーナーの流れからグリーズマンのインスウィングクロスをラングレがヘッドで逸らし、ファーサイドのアルバレスがボレーで押し込んだ。 最高の入りをしたアトレティコは6分に追加点。アルバレスが自陣でのボール奪取からスルーパス。受けたグリーズマンがバルデに対応されながらもボックス右に侵入してシュートを決めきった。 まずい立ち上がりとなったバルセロナだったが、12分に決定機。ハフィーニャのスルーパスに抜け出したフェラン・トーレスがGKと一対一に。しかしシュートコースが甘く、ムッソにセーブされた。 それでも19分に1点差とする。ヤマルの絶妙な左足アウトスルーパスでボックス右に抜け出したクンデのマイナスクロスをペドリが押し込んだ。 さらに21分、一気にバルセロナが追いつく。ハフィーニャの右CKをファーサイドのクバルシがヘッドで押し込んだ。 派手な打ち合いの序盤となった中、追いついたバルセロナが攻勢をかけると、32分に逆転の好機。M・ジョレンテのバックパスをカットしたフェラン・トーレスがGKと一対一となるも交わして放ったシュートは戻ったヒメネスにカットされた。 それでも41分に逆転。ハフィーニャの右CKをファーサイドのイニゴ・マルティネスがヘッドで合わせた。 追加タイム3分にはヤマルがカットインからのミドルシュートでGKを強襲した中、バルセロナが3-2で前半を終えた。 迎えた後半、バルセロナがボールを持つ中、アトレティコは52分に同点の絶好機。デ・パウルのアーリークロスを受けたグリーズマンがGKと一対一に。しかしシュートはシュチェスニーに止められた。 その後、68分までに交代枠を使い切ったアトレティコはアンヘル・コレアやセルロートを投入した中、72分にはセルロートがネットを揺らしたが、その前にオフサイドがあってノーゴールに。 試合をコントロールするバルセロナはレヴァンドフスキを投入して4点目を目指すと、74分にそのレヴァンドフスキがゴール。ボックス右で縦に仕掛けたヤマルがラストパスを送り、ゴール前でフリーのレヴァンドフスキが押し込んだ。 それでも84分、アトレティコが2ndレグに向けて大きな3点目。ボックス左のスペースを突いたコレアのマイナスクロスをM・ジョレンテがダイレクトで蹴り込んだ。 さらに追加タイム3分、ラングレのロングフィードに抜け出したリーノがボックス左に侵入、ラストパスをセルロートが押し込んでアトレティコが同点に追いついた。 ド派手な打ち合いとなった初戦はドローに終わり、決勝進出を懸けた2ndレグは4月2日に行われる。 バルセロナ 4-4 アトレティコ 【バルセロナ】 ペドリ(前19) パウ・クバルシ(前21) イニゴ・マルティネス(前41) ロベルト・レヴァンドフスキ(後29) 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前1) アントワーヌ・グリーズマン(前6) マルコス・ジョレンテ(後39) アレクサンダー・セルロート(後48) 2025.02.26 07:40 Wed2
一時4-2と逆転もバルセロナ、フリック監督は最後の10分にフラストレーション
バルセロナのハンジ・フリック監督が25日にホームで行われ、4-4の引き分けに持ち込まれたコパ・デル・レイ準決勝1stレグのアトレティコ・マドリー戦を振り返った。 ホームでの初戦、バルセロナは開始6分までに2点のビハインドを追う厳しい立ち上がりに。それでもそこから反撃を見せ、前半のうちにCKからの2発を含む3点を奪って逆転に成功した。 そして後半、途中出場のFWロベルト・レヴァンドフスキのゴールで4-2としたが、終盤に2失点して追いつかれてしまった。 フリック監督は立ち上がりの2失点、終盤の2失点にフラストレーションを溜めている。 「我々は素晴らしい試合をしたが、相手に4ゴールを許した。これはやられ過ぎだ。75分間はよく守れていた。しかし我々はミスを犯した。4失点したのは信じられないことだった。2点を先行された後の我々のプレーを見たら、結果には失望している。勝つチャンスがあった。チームは非常に若く、改善の余地が大いにある。最後の10分はとりわけ悲しく、イライラしている。95%は満足しているが、5%は満足できない」 2025.02.26 10:00 Wed3
4発圧勝のバルセロナが6連勝で首位堅持! 久保建英不在のソシエダは前半序盤の退場響きシュート0本の惨敗に【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第26節、バルセロナvsレアル・ソシエダが2日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-0で圧勝した。なお、ソシエダのMF久保建英は累積警告での出場停止となった。 バルセロナは前節、ラス・パルマス相手に2-0の勝利を収めて首位キープに成功。ホーム開催のコパ・デル・レイ準々決勝1stレグではアトレティコ・マドリー相手に4-4のドローで先勝を逃すも、状態はまずまずだ。週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦を控えるなか、ハンジ・フリック監督はコパから先発4人を変更。バルデ、イニゴ・マルティネス、フレンキー・デ・ヨング、フェラン・トーレスに代えてマルティン、アラウホ、カサド、レヴァンドフスキを起用した。 対する9位のソシエダは前節、レガネス相手に久保の今季5点目などで3-0の快勝。ただ、コパでは主力温存のレアル・マドリーにウノセロ負けで先勝を許した。週明けにヨーロッパリーグ(EL)のマンチェスター・ユナイテッド戦を控えるなかで臨んだ首位チームとのアウェイゲームではサスペンションの久保に加え、オヤルサバルら一部主力をベンチスタートにし、前線はオスカールソン、バレネチェア、セルヒオ・ゴメスの構成となった。 立ち上がりはアウェイのソシエダが前線からの激しいプレスと、サイドを起点とした背後を狙った仕掛けで首位チームに圧力をかけていく。 序盤はラ・レアルの想定外のアグレッシブな戦いに面を食らったバルセロナだったが、17分にはハイラインの背後へ飛び出したダニ・オルモが中央でDFエルストンドに引き倒される。これがDOGSOと判断され、エルストンドが決定機阻止での一発退場に。思わぬ形で数的優位を手にした。 この退場でオラサガスティを下げてマルティンを投入したソシエダに対して、一気に攻勢を仕掛けるバルセロナ。すると25分、右サイド深くで相手DF3枚を翻弄したラミン・ヤマルからマイナスのパスを受けたダニ・オルモが柔らかなクロスをファーに入れると、フリーのジェラール・マルティンが左足シュートを流し込み、トップチーム初ゴールとした。 伏兵の左サイドバックのゴールによって先手を奪ったバルセロナは直後の29分にもセットプレー流れからペナルティアーク付近のダニ・オルモが右足ミドルシュートを放つ。これがゴール前のカサドに当たってコースが大きく変わってゴール左隅に決まった。 カサドのラッキーなディフレクト弾で一気にソシエダを引き離したホームチームは、10人相手にストレスなくプレー。前半終盤にはペドリの強烈なミドルシュートや2点演出のダニ・オルモが自らゴールを狙っていくが、GKレミロの意地のパラドンにも阻まれて3点目を奪うことはできず。 迎えた後半、イマノル監督はスビメンディとバレネチェアをハーフタイムでベンチに下げ、敵地での敗戦を早くも受け入れる割り切った采配を見せた。 一方、早い時間帯にトドメを刺したいフリックのチームは、56分に右CKの流れからレヴァンドフスキのシュートをGKレミロがはじいたこぼれに詰めたアラウホのヘディングシュートで3点目を奪取。さらに、ペドリら主力を下げる3枚替えの直後の61分にはアラウホのミドルシュートをゴール前のレヴァンドフスキがワンタッチでコースを変える技ありのフィニッシュで4点目まで奪った。 これで試合の大勢が決したなか、早めに交代カードを使い切って週明けのベンフィカ戦を睨んだ戦い方にシフトしたバルセロナ。ほぼ無抵抗のラ・レアルに対して相手陣内でボールを動かしながら余裕をもってゲームクローズ。リーグ6連勝で首位キープに成功した。 一方、前半の退場が響いたソシエダはシュート0本の屈辱的な内容で試合を終え、週明けのユナイテッド戦に不安を残す結果となった。 バルセロナ 4-0 レアル・ソシエダ 【バルセロナ】 ジェラール・マルティン(前25) マルク・カサド(前29) ロナルド・アラウホ(後11) ロベルト・レヴァンドフスキ(後16) 2025.03.03 02:09 Mon4
「ラミンの才能は疑う余地がないが…」ともにバルサの攻撃を司るレヴァンドフスキ、17歳ヤマルの“真のクラック化”へ提言「10年後を考えるべき」
バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、17歳ながらチームをけん引するスペイン代表FWラミン・ヤマルについて語った。スペイン『スポルト』が伝えた。 今シーズンはハンジ・フリック監督のもと、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズを2位で終え、ラ・リーガでは首位レアル・マドリーを2ポイント差で追うバルセロナ。レヴァンドフスキは公式戦33試合31ゴール3アシスト、20歳近く年下のヤマルは31試合11ゴール14アシストという圧巻の成績でチームを勝利に導いている。 そんななか、ポーランド『Pilka Nozna』のインタビューに応じたレヴァンドフスキは、ヤマルとの出会いを回想。「彼を初めて見たのは、僕らのところにトレーニングに来た15歳の時」「多くの才能ある若手を見てきたが『彼には何かある!』と感じた」「彼のような選手は見たことがない。才能があるだけでなく、5〜7歳も上のようにプレーする」とその衝撃を明かした。 一方で、その類まれな才能が完全に開花するかを危惧。ベテランならではのアドバイスを送っている。 「才能があれば、おおよそ23歳か24歳くらいまではそれを活かせるだろう。だが、それ以降は才能だけでは足りない。メンタリティが必要だ」 「今日のサッカー界は若い選手たちのためにレッドカーペットを広げている。理解しているが、それは彼らのメンタリティの向上を少し妨げるだろう。将来、彼らが苦境に陥った時、それに対処できるかどうかはわからない」 「18歳や20歳であればお金や何かを勝ち取ることができるが、25歳や26歳では最高レベルの適切なメンタリティが伴わなければ… 今後10年以上にわたって選手がトップレベルにとどまるのは、はるかに難しくなるだろう」 「彼(ヤマル)が置かれている環境は重要で、2、3年後に何が起こるのかを考えるのではなく、10年後にベストな状態にあるかどうかを考えるべきだ」 「お金は選手を弱くもする。僕らは人間だ。そして、外からの刺激も忘れてはならない。僕がキャリアを歩み始めた頃と今とでは違っている。月曜日まで新聞が出るのを待ち、それで終わりだった。インターネットの発達はまだ初期の段階で、機能の仕方も違っていた」 「ラミンの才能は疑う余地がないが、10年後もさらに上を目指すためには、彼や彼の周囲の人間が下した一連の決断が重要になるだろう」 しかし、現状はそれほど心配していないようで「彼は急速に学び始めている」とのこと。おかげで連携も深まっているようだ。 「最初の年に比べると、一緒にプレーするのがはるかに簡単になり、すべてがよりよく理解できるようになった。彼もサッカーをどんどん理解しているのがわかる。戦術的な説明するのがずっと楽になった」 「彼は物事をすぐに理解する。説明するのは難しいけど、選手には目に見えない内なる繋がりがある。確かに存在する。そして、ヤマルにも同様のものを感じ始めている」 2025.02.12 22:20 Wed5
【ラ・リーガ第25節プレビュー】首位奪還バルサは前回敗れたラス・パルマス戦! 大一番終えたマドリーは難敵ジローナと激突
先週末に行われた第24節ではしぶとく勝ち点3を獲得したバルセロナが、いずれも退場者と不運なPK献上で勝ち点1にとどまったマドリードの2強をかわし、2025年初の首位奪還に成功した。また、下位では最下位のバジャドリーがコッカ監督の解任に踏み切り、シーズン残りはアルバロ・ルビオ監督の内部昇格で戦うことが決定した。 勝ち点1差の熾烈な三つ巴のタイトルレースが繰り広げられるなか、首位浮上のバルセロナは今節、17位のラス・パルマスとのアウェイゲームに臨む。 バルセロナは前節、好調のラージョとの拮抗した一戦ウノセロ勝利。前半にFWロベルト・レヴァンドフスキのPKによるゴールで先制したまでは良かったが、以降は相手の粘りの守備に苦戦。最後まで追加点を挙げることはできなかったが、身体を張った守備で逃げ切った。対戦相手のラス・パルマスは1分け5敗の6戦未勝利と深刻な不振に陥っているが、前回対戦ではホームで1-2の敗戦を喫している侮れない相手だ。その対戦ではラージョ戦のように試合を支配しながらも決定力を欠いた末、ハイラインを攻略されての敗戦だっただけに、その2つの攻守のポイントをしっかりと抑えたい。 リーグ3戦未勝利で同勝ち点ながら2位に転落したレアル・マドリーは、10位のジローナとのホームゲームで4戦ぶりの白星を狙う。前節のオサスナ戦ではスペイン国内を大きく騒がせることになったMFベリンガムの侮辱発言疑惑の退場に、ダービー同様の形から与えたPKによって1-1のドローとなった。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグではマンチェスター・シティ相手に3-1の完勝。クリーンシートこそ逃したが、FWムバッペの公式戦4戦連発を含むハットトリックの活躍によってスコア以上の完勝でベスト16進出を決めた。 現状でベリンガムは2試合の出場停止を科されたが、DFリュディガーやDFアラバ、DFルーカス・バスケスとディフェンスラインの主力が負傷から戻ってきており、ジローナ戦ではよりバランスが取れた戦いが期待できる。完全に溝ができた審判団との確執、シティ戦完勝からのリバウンドが唯一気がかりな点だが、絶好調の背番号9が再びの躍動を見せてくれるはずだ。 お隣さんにお付き合いする形で首位浮上のチャンスを逃した3位のアトレティコは、降格圏に沈む18位バレンシアとのアウェイゲームで3戦ぶりの白星を目指す。前節はセルタ相手にMFバリオスの前半開始早々の一発退場に、ダービーで自分たちが得たような形から与えたPKによる失点でビハインドを背負う苦しい展開となったが、途中出場のFWセルロートの値千金の同点ゴールによってなんとか敗戦を回避した。 今回の一戦ではそのバリオスに加え、MFコケが筋肉系のケガで1カ月程度の戦線離脱が決定しており、MFデ・パウルの中盤の相棒のパフォーマンスに注目。現状ではMFジョレンテを抑えてMFギャラガーの起用が濃厚となっており、久々にピボーテでプレーするイングランド代表MFの活躍に期待したい。また、ディフェンスラインの統率に問題を抱える相手に対しては駆け引きに長けたアタッカー陣が爆発する予感も…。 MF久保建英が在籍する11位のレアル・ソシエダは、16位のレガネスとのホームゲームに臨む。前節のレアル・ベティス戦は前半のDFスベルディアの一発退場に加え、大勢が決した後半半ばにもFWベッカーが退場となり、9人での戦いの末に0-3で惨敗した。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフではミッティラン相手に5-2のマニータの大勝でベスト16進出を決定し、リバウンドメンタリティを示した。スタメン出場でまずまずの存在感を示した久保は後半半ばの早いタイミングでベンチに下がっており、今回のレガネス戦ではサスペンションでEL欠場となったDFアランブル、MFスビメンディらとともにスタートからピッチに立つことになりそうだ。 FW浅野拓磨が所属する7位のマジョルカは、マンデーナイト開催のアウェイゲームで12位のセビージャ相手に連勝を狙う。浅野が約2カ月ぶりにスタメン出場となった前節はラス・パルマス相手に3-1で快勝。浅野自身は決定的な仕事には至らなかったが、随所に軽快な動きを見せており、完全復調へあと一歩という段階だ。引き続きスタメン起用が期待されるセビージャ戦ではDFペドロサやDFキケ・サラスとのマッチアップが想定されるなか、右サイドで違いを生み出したい。 その他ではラージョvsビジャレアルの上位対決、4位のアスレティック・ビルバオとアルバロ・ルビオ再登板の最下位バジャドリーの対戦にも注目したい。 《ラ・リーガ第25節》 ▽2/21(金) 《29:00》 セルタ vs オサスナ ▽2/22(土) 《22:00》 アラベス vs エスパニョール 《24:15》 ラージョ vs ビジャレアル 《26:30》 バレンシア vs アトレティコ・マドリー 《29:00》 ラス・パルマス vs バルセロナ ▽2/23(日) 《22:00》 アスレティック・ビルバオ vs バジャドリー 《24:15》 レアル・マドリー vs ジローナ 《26:30》 ヘタフェ vs ベティス 《29:00》 レアル・ソシエダ vs レガネス ▽2/24(月) 《29:00》 セビージャ vs マジョルカ 2025.02.21 19:00 Friバルセロナの人気記事ランキング
1
昨冬バルセロナ加入のヴィトール・ロッキがブラジル帰還へ、パウメイラスへの完全移籍で合意
バルセロナの元ブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(20)がパウメイラスへ完全移籍することで合意したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 アトレチコ・パラナエンセから昨年1月、3000万ユーロの移籍金でバルセロナに加入したヴィトール・ロッキは、2023年3月にブラジル代表デビューを飾っている神童。 バルセロナでは昨季後半、ラ・リーガ14試合に出場して2ゴールを挙げ、今季はレンタル先のベティスでラ・リーガ22試合4ゴール2アシストとまずまずの結果を残していた。ただ、2月に入ってからの4試合では途中出場と出番が減っていた。 そのヴィトール・ロッキに対し、パウメイラスは移籍金総額3050万ユーロ(約47億3000万円)を支払い、5年契約を提示して合意したとのこと。 なお、将来的にヴィトール・ロッキが移籍した際に受け取る移籍金の20%がバルセロナに入る契約になっている模様だ。 2025.02.28 13:30 Fri2
パウメイラスがブラジル代表FWヴィトール・ロッキの獲得を正式発表!5年契約を締結
パウメイラスは2月28日、バルセロナからブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年12月までとなる。 約1年ぶりの母国復帰となったロッキは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「パウメイラス・ファミリーの一員になれたことをとても誇りに思う。この移籍が決まるまで僕や 家族はとても不安で、ナーバスな日々を送っていたけれど、幸いなことに最終的にはすべてがうまくいった。ブラジルの偉大なチャンピオンのシャツを着ることができて光栄だよ」 「パウメイラスに移籍するというニュースが流れてから、パウメイラスのファンから何度もメッセージをもらった。チームメイトと合流し、パウメイラスを助けるためにピッチに立つのが待ちきれないよ」 クルゼイロやアトレチコ・パラナエンセでプレーしたのち、2024年1月にバルセロナに完全移籍したロッキ。バルセロナではファーストチームで16試合に出場し2ゴールを記録すると、昨夏にベティスへレンタル移籍。 今季はここまでラ・リーガで22試合に出場し4ゴール2アシスト。UEFAカンファレンスリーグ(ECL)で7試合、コパ・デル・レイで4試合3ゴールを記録。公式戦33試合で7ゴール2アシストを記録していた。 なお、フランス『フットメルカート』によれば、バルセロナは移籍金として2500万ユーロ(約40億円)を受け取るとのことだ。 2025.03.01 09:00 Sat3
バルセロナとアトレティコによるド派手な打ち合いは4-4のドロー、終盤の2発でアトレティコが引き分けに持ち込みホームの2ndレグへ【コパ・デル・レイ】
コパ・デル・レイ準決勝1stレグ、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが25日に行われ、4-4で引き分けた。 準々決勝でバレンシアに大勝したバルセロナと、ヘタフェに大勝したアトレティコによる決勝進出を懸けた一戦。 バルセロナは2-0で勝利した3日前のラス・パルマス戦のスタメンから4選手を変更。レヴァンドフスキやフェルミンに代えてラス・パルマス戦でゴールを挙げたダニ・オルモとフェラン・トーレスを起用した。 一方、アトレティコは3-0で快勝したバレンシア戦のスタメンから5選手を変更。バックラインを変更した中、前線はグリーズマンやアルバレス、G・シメオネら主力がスタメンとなった。 開始20秒にアルバレスのヘディングシュートでゴールに迫ったアトレティコが直後の右CKから先制する。ショートコーナーの流れからグリーズマンのインスウィングクロスをラングレがヘッドで逸らし、ファーサイドのアルバレスがボレーで押し込んだ。 最高の入りをしたアトレティコは6分に追加点。アルバレスが自陣でのボール奪取からスルーパス。受けたグリーズマンがバルデに対応されながらもボックス右に侵入してシュートを決めきった。 まずい立ち上がりとなったバルセロナだったが、12分に決定機。ハフィーニャのスルーパスに抜け出したフェラン・トーレスがGKと一対一に。しかしシュートコースが甘く、ムッソにセーブされた。 それでも19分に1点差とする。ヤマルの絶妙な左足アウトスルーパスでボックス右に抜け出したクンデのマイナスクロスをペドリが押し込んだ。 さらに21分、一気にバルセロナが追いつく。ハフィーニャの右CKをファーサイドのクバルシがヘッドで押し込んだ。 派手な打ち合いの序盤となった中、追いついたバルセロナが攻勢をかけると、32分に逆転の好機。M・ジョレンテのバックパスをカットしたフェラン・トーレスがGKと一対一となるも交わして放ったシュートは戻ったヒメネスにカットされた。 それでも41分に逆転。ハフィーニャの右CKをファーサイドのイニゴ・マルティネスがヘッドで合わせた。 追加タイム3分にはヤマルがカットインからのミドルシュートでGKを強襲した中、バルセロナが3-2で前半を終えた。 迎えた後半、バルセロナがボールを持つ中、アトレティコは52分に同点の絶好機。デ・パウルのアーリークロスを受けたグリーズマンがGKと一対一に。しかしシュートはシュチェスニーに止められた。 その後、68分までに交代枠を使い切ったアトレティコはアンヘル・コレアやセルロートを投入した中、72分にはセルロートがネットを揺らしたが、その前にオフサイドがあってノーゴールに。 試合をコントロールするバルセロナはレヴァンドフスキを投入して4点目を目指すと、74分にそのレヴァンドフスキがゴール。ボックス右で縦に仕掛けたヤマルがラストパスを送り、ゴール前でフリーのレヴァンドフスキが押し込んだ。 それでも84分、アトレティコが2ndレグに向けて大きな3点目。ボックス左のスペースを突いたコレアのマイナスクロスをM・ジョレンテがダイレクトで蹴り込んだ。 さらに追加タイム3分、ラングレのロングフィードに抜け出したリーノがボックス左に侵入、ラストパスをセルロートが押し込んでアトレティコが同点に追いついた。 ド派手な打ち合いとなった初戦はドローに終わり、決勝進出を懸けた2ndレグは4月2日に行われる。 バルセロナ 4-4 アトレティコ 【バルセロナ】 ペドリ(前19) パウ・クバルシ(前21) イニゴ・マルティネス(前41) ロベルト・レヴァンドフスキ(後29) 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前1) アントワーヌ・グリーズマン(前6) マルコス・ジョレンテ(後39) アレクサンダー・セルロート(後48) 2025.02.26 07:40 Wed4