シティがリバプール撃破のプリマス退けてベスト8進出! 鎌田出番なしのパレスも8強入り【FAカップ】
2025.03.02 04:53 Sun
オライリー2発でシティがベスト8進出
マンチェスター・シティは1日、FAカップ5回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のプリマス・アーガイルと対戦し、3-1で勝利した。
前ラウンドで3部のレイトン・オリエントに2-1で競り勝ったシティ。5回戦ではリバプール相手に大番狂わせを起こしたプリマスと対戦した。
直近のプレミアリーグでトッテナムに1-0で競り勝ち、公式戦連敗をストップしたグアルディオラのチームは、その試合から先発全員を変更。レイスやオライリー、マカティーら若手に加え、グリーリッシュ、デ・ブライネ、ベルナルド・シウバを起用。1トップにフォーデンを配した。
後ろ重心のプリマスに対して、立ち上がりからハーフコートゲームを展開するシティ。流れの中では中央を締めつつ、ボックス内に多くの人数を割く相手の粘り強い守備に苦戦。それでも、3列目からの攻撃参加でマークを外したギュンドアンが流れの中とセットプレーから惜しいシュートを放っていく。
28分にはボックス中央でルーズボールに反応したギュンドアンが決定的な右足シュートを放ったが、これは惜しくも右ポストを叩いた。すると38分、ここまで守備一辺倒だったプリマスにセットプレーを与えると、ソリノラの正確な左CKをタロヴィエロフにゴール右隅へヘディングで決められて、まさかの先制を許した。
後半は立ち上がりからリコ・ルイスに2度の決定機が訪れるなど、より安定したゲーム運びで攻勢を仕掛けるシティ。ただ、早い時間帯のゴールを逃したことで、60分手前にはマカティーを下げて切り札のハーランドを投入した。
そのハーランドは投入直後からボックス内で存在感を示したが、相手GKハザードの好守に阻まれて決定的な仕事には至らず。それでも、76分にはフォーデンの右CKをファーでフリーのオライリーが再び頭で合わせ、若武者のこの試合2点目で逆転に成功した。さらに、試合終了間際にはカウンターからハーランドの折り返しを、ゴール前に走り込んだデ・ブライネがワンタッチで合わせ、ダメ押しの3点目まで奪取。リバプール撃破のプリマスに苦戦を強いられながらも、逆転勝ちでベスト8進出を決めた。
同日行われたクリスタル・パレスvsミルウォールは、ホームのパレスが3-1で勝利した。パレスのMF鎌田大地はベンチ入りも出場機会はなかった。
チャンピオンシップのミルウォールとのロンドン・ダービーに臨んだパレス。GKにターナー、ミッチェルに代えてチルウェルを左ウイングバックで起用した以外は主力を起用したイーグルス。鎌田はベンチからチャンスを窺う形となった。
試合は開始早々に両者にアクシデント発生。パレスの背後を狙った攻撃でハイキックの形でクリアを試みたGKロバーツの足裏がマテタの顔面に直撃。オンフィールド・レビューの末にロバーツにレッドカードが掲示された一方、パレスも頭部と顔面に激しいダメージを負ったマテタがプレー続行不可能となり、エンケティアのスクランブル投入を余儀なくされた。
以降は数的優位を活かして押し込み続けたパレスは、33分に左CKの二次攻撃からヒューズのシュートがDFタンガンガのオウンゴールを誘発。前半のうちに先制した。さらに、40分にはボックス内での相手のクリアミスに反応したゴール前のムニョスのシュートが決まり、追加点も奪取。だが、13分が加えられた前半アディショナルタイムには一瞬の隙を突かれて1点を返された。
1点リードで折り返した後半は10人のミルウォールの粘りにあって完全に膠着状態に持ち込まれたパレス。それでも、試合終盤の81分にはエゼのFKをリチャーズが頭で折り返したボールをエンケティアが頭で合わせ、ようやくトドメの3点目を挙げた。そして、このまま逃げ切ったパレスが準々決勝を決めた。
また、プレミアリーグ勢同士の対戦となったボーンマスvsウォルバーハンプトンは、1-1で120分の戦いが終了。その後、PK戦を5-4で制したボーンマスが8強入りを決めている。
◆FAカップ 5回戦 日程・結果
▽3/1
マンチェスター・シティ 3-1 プリマス(2)
【マンチェスター・C】
ニコ・オライリー(前46、後31)
ケビン・デ・ブライネ(後45)
【プリマス】
マクシム・タロヴィエロフ(前38)
クリスタル・パレス 3-1 ミルウォール(2)
ボーンマス 1-1(PK:5-4) ウォルバーハンプトン
プレストン(2) 3-0 バーンリー(2)
▽3/2
ニューカッスル vs ブライトン
マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム
▽3/3
ノッティンガム・フォレスト vs イプスウィッチ
▽2/28
アストン・ビラ 2-0 カーディフ(2)
※()内は所属カテゴリー
前ラウンドで3部のレイトン・オリエントに2-1で競り勝ったシティ。5回戦ではリバプール相手に大番狂わせを起こしたプリマスと対戦した。
直近のプレミアリーグでトッテナムに1-0で競り勝ち、公式戦連敗をストップしたグアルディオラのチームは、その試合から先発全員を変更。レイスやオライリー、マカティーら若手に加え、グリーリッシュ、デ・ブライネ、ベルナルド・シウバを起用。1トップにフォーデンを配した。
28分にはボックス中央でルーズボールに反応したギュンドアンが決定的な右足シュートを放ったが、これは惜しくも右ポストを叩いた。すると38分、ここまで守備一辺倒だったプリマスにセットプレーを与えると、ソリノラの正確な左CKをタロヴィエロフにゴール右隅へヘディングで決められて、まさかの先制を許した。
それでも、リバプールと同じ轍は踏まないシティズンズ。前半アディショナルタイムに相手陣内右サイドで得たFKの場面で、デ・ブライネの正確なクロスボールをニアにタイミング良く走り込んだオライリーが頭で合わせ、同点に追いついて試合を折り返した。
後半は立ち上がりからリコ・ルイスに2度の決定機が訪れるなど、より安定したゲーム運びで攻勢を仕掛けるシティ。ただ、早い時間帯のゴールを逃したことで、60分手前にはマカティーを下げて切り札のハーランドを投入した。
そのハーランドは投入直後からボックス内で存在感を示したが、相手GKハザードの好守に阻まれて決定的な仕事には至らず。それでも、76分にはフォーデンの右CKをファーでフリーのオライリーが再び頭で合わせ、若武者のこの試合2点目で逆転に成功した。さらに、試合終了間際にはカウンターからハーランドの折り返しを、ゴール前に走り込んだデ・ブライネがワンタッチで合わせ、ダメ押しの3点目まで奪取。リバプール撃破のプリマスに苦戦を強いられながらも、逆転勝ちでベスト8進出を決めた。
同日行われたクリスタル・パレスvsミルウォールは、ホームのパレスが3-1で勝利した。パレスのMF鎌田大地はベンチ入りも出場機会はなかった。
チャンピオンシップのミルウォールとのロンドン・ダービーに臨んだパレス。GKにターナー、ミッチェルに代えてチルウェルを左ウイングバックで起用した以外は主力を起用したイーグルス。鎌田はベンチからチャンスを窺う形となった。
試合は開始早々に両者にアクシデント発生。パレスの背後を狙った攻撃でハイキックの形でクリアを試みたGKロバーツの足裏がマテタの顔面に直撃。オンフィールド・レビューの末にロバーツにレッドカードが掲示された一方、パレスも頭部と顔面に激しいダメージを負ったマテタがプレー続行不可能となり、エンケティアのスクランブル投入を余儀なくされた。
以降は数的優位を活かして押し込み続けたパレスは、33分に左CKの二次攻撃からヒューズのシュートがDFタンガンガのオウンゴールを誘発。前半のうちに先制した。さらに、40分にはボックス内での相手のクリアミスに反応したゴール前のムニョスのシュートが決まり、追加点も奪取。だが、13分が加えられた前半アディショナルタイムには一瞬の隙を突かれて1点を返された。
1点リードで折り返した後半は10人のミルウォールの粘りにあって完全に膠着状態に持ち込まれたパレス。それでも、試合終盤の81分にはエゼのFKをリチャーズが頭で折り返したボールをエンケティアが頭で合わせ、ようやくトドメの3点目を挙げた。そして、このまま逃げ切ったパレスが準々決勝を決めた。
また、プレミアリーグ勢同士の対戦となったボーンマスvsウォルバーハンプトンは、1-1で120分の戦いが終了。その後、PK戦を5-4で制したボーンマスが8強入りを決めている。
◆FAカップ 5回戦 日程・結果
▽3/1
マンチェスター・シティ 3-1 プリマス(2)
【マンチェスター・C】
ニコ・オライリー(前46、後31)
ケビン・デ・ブライネ(後45)
【プリマス】
マクシム・タロヴィエロフ(前38)
クリスタル・パレス 3-1 ミルウォール(2)
ボーンマス 1-1(PK:5-4) ウォルバーハンプトン
プレストン(2) 3-0 バーンリー(2)
▽3/2
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