「ベスト16進出は非常に重要」激闘制し16強入りのベンフィカ、殊勲コクチュは味方FWお手本のゴールを自賛

2025.02.19 10:20 Wed
殊勲のゴール決めたオルクン・コクチュ
Getty Images
殊勲のゴール決めたオルクン・コクチュ
ベンフィカブルーノ・ラージ監督が、激闘を制してベスト16進出を決めたモナコ戦を振り返った。
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ベンフィカは18日、エスタディオ・ダ・ルスで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでモナコと対戦し、3-3で引き分けた。この結果、1stレグを1-0で勝利していたベンフィカは2戦合計4-3でベスト8進出を決めた。勢いを持って入ってきたアウェイチームの攻勢を受ける試合展開となったベンフィカだったが、前半半ばにショートカウンターからFWケレム・アクトゥルコールのゴールで先制に成功。2戦合計スコアで2点の優位を得た。しかし、前半と後半立ち上がりの連続失点で追いつかれると、FWヴァンゲリス・パヴリディスのPKによるゴールで一時勝ち越しも、直後に再び失点。
それでも、84分にはDFアルバロ・カレーラスのピンポイントクロスをゴール前に飛び込んだMFオルクン・コクチュがワンタッチで合わせ、勝ち越しに成功。このゴールをなんとか守り切り、試合内容には課題を残したものの、目標であるラウンド16進出を決めた。

同試合後、ブルーノ・ラージ監督は『UEFA.com』で苦戦を認めながらも、最大の目標であるベスト16進出に満足感を示した。
「試合はバランスの取れたスタートだった。我々は実力でリードしたが、相手のゴール後は本当に苦しい時間帯だった。ハーフタイムに状況を立て直そうとしたが、モナコが1^2とし、変更を加えなければならなかった。それでも、チームは良い反応を示し、ファンもそれに応えてくれた。チームが違った形でプレッシャーをかけ始め、2ゴールを決めたのは、彼らの大きな功績だ」

「ベスト16に進出することは非常に重要だ。重要な瞬間であり、我々の野望は、この大会で可能な限り上位に進出することだ」

一方、後半終盤まで攻守に奮闘をみせ、チームを突破に導くゴールも挙げてプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたコクチュは、「走り回ることが多かった難しい試合」での自身の決定的な仕事を誇った。

「僕はこんなポジション(ゴール前)に立つことはなかった。いつも後ろから攻めることが多いからね。トレーニングでストライカーのプレーをたくさん見てきたから、あそこはニアポストに行ってボールを完璧にキャッチした。触るだけだった。難しいタッチだったけど、決められてよかった」

「最後にゴールして次のステージに進むのに貢献できて本当にうれしいよ」

また、ラウンド16での戦いはリーグフェーズで激闘を演じたバルセロナ、あるいは首位通過のリバプールといういずれも厳しい相手と対戦する可能性があるが、「質の高い試合をしたい。バルセロナとリバプールは質の高いチームなので、間違いなく素晴らしい試合になるはずだ」と、良い試合を見せた上で格上撃破への決意を語っている。

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