【ELリーグフェーズ最終節プレビュー】ソシエダ突破で日本人所属4クラブが決勝Tへ! 敗退危機ローマは2位フランクフルト戦
2025.01.30 19:00 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ最終節が1月30日に開催される。強豪クラブや日本人選手所属クラブを中心に運命の最終節の展望を紹介していく。
▽1/23(木)
《29:00》
アヤックス vs ガラタサライ
ローマ vs フランクフルト
アスレティック・ビルバオ vs ビクトリア・プルゼニ
ディナモ・キーウ vs RFS
ミッティラン vs フェネルバフチェ
トゥベンテ vs ベシクタシュ
フェレンツヴァーロシュ vs AZ
FCSB vs マンチェスター・ユナイテッド
マッカビ・テルアビブ vs ポルト
ニース vs ボデ/グリムト
オリンピアコス vs カラバフ
リヨン vs ルドゴレツ
レンジャーズ vs サン=ジロワーズ
レアル・ソシエダ vs PAOK
アンデルレヒト vs ホッフェンハイム
ブラガ vs ラツィオ
スラビア・プラハ vs マルメ
トッテナム vs エルフスボリ◆久保ソシエダ突破で日本人在籍4クラブ勝ち抜け狙う
リーグフェーズにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が出場。今回の最終節を前にソシエダを除く3クラブが少なくともプレーオフ行きを確定させている状況だ。
前節、首位のラツィオとの強豪対決に1-3で完敗した18位のソシエダは、同じ勝ち点10で並ぶ17位のPAOKとの重要なホームでの最終節に挑む。この最終節では他クラブの結果次第で敗退の可能性を残す一方、勝てばプレーオフをシードで戦うことも可能になる。ただ、チームは直近のヘタフェ戦で0-3の惨敗。
大幅なターンオーバーによる主力温存であれば、多少擁護の余地はあったが、久保やMFスビメンディ、FWオヤルサバルらを起用。中途半端な陣容でのホーム大敗となり、イマノル監督への風当りもきつい状況。とりわけ、フル出場で孤軍奮闘の久保は心身ともに消耗を強いられており、ギリシャの強豪との今回の大一番へ状態が懸念されるところだ。両者ともに引き分けでもプレーオフ行きを決められる可能性が高いなか、堅い展開も想定されるが、今後の戦いを考えればホームのラ・レアルとしては勝ち点3で公式戦連敗を「3」でストップしたい。
サン=ジロワーズは前節、ブラガに2-1の逆転勝利を収めて15位に浮上。同勝ち点のAZ同様にプレーオフ行きを確定させた。ただ、同試合では先発出場のDF町田が2枚のイエローカードで退場となり、この最終節は欠場となる。そんななか、チームは同勝ち点で13位のレンジャーズと対決する。
アンデルレヒトは前節、ビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームに0-2で敗戦。7位に交代となり、ほぼ敗退が濃厚な28位のホッフェンハイム戦勝利でのトップ8フィニッシュを目指す。なお、前節招集メンバー入りの後藤は直近のメヘレン戦でファーストチーム初ゴールを記録。大きなアピールに成功しており、試合展開次第では今節でのELデビューも期待されるところだ。
◆崖っぷちローマは2位フランクフルトとのホームゲーム
リーグフェーズ開幕の段階ではマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムとともに優勝候補の一角に挙がっていたローマだが、リーグ戦同様の不振によって最終節を痺れる状況で戦う。
前述のAZ戦では今季開幕から未勝利が続いていたアウェイゲームでまたしても競り負け、プレーオフ圏内の21位に転落。得失点差は+2と少なくとも勝ち点1を獲得できれば、ギリギリでのプレーオフ行きは可能だが、敗戦の場合は屈辱のリーグフェーズ敗退となる算段だ。そんななか、この最終節では2位のフランクフルトをホームで迎え撃つ。そのブンデスリーガクラブは引き分け以上でトップ8確定となり、そう易々と勝ち点3を譲ってはくれない。
ただ、チームは直近のウディネーゼ戦を2-1の逆転で勝利し、待望の今季アウェイ初勝利を奪取。さらに、DFフンメルスに完全休養を与え、FWディバラなど一部主力のプレータイムもコントロールしており、圧倒的なオリンピコでのホームアドバンテージを活かし、直近のホッフェンハイム戦の2-2のドローで連勝が「4」でストップした難敵撃破を期す。
マンチェスター・ユナイテッドは前節、レンジャーズとの上位対決を2-1で制して4位に浮上。トップ8フィニッシュに大きく近づいたが、最終節は8位躍進のルーマニアの強豪FCSBとのアウェイゲームと引き続き気が抜けない重要な一戦となる。レンジャーズ戦をMFブルーノ・フェルナンデスの劇的な後半アディショナルタイムの勝ち越しゴールで制したチームは、直近のフルアム戦も1-0で競り勝って公式戦連勝。大幅なパフォーマンス改善には至らずも、勝負強さの部分で良い兆しを見せる。今節もその勢いをうまく結果に還元したい。
トッテナムは前節、ホッフェンハイムとのアウェイゲームをFWソン・フンミンの2ゴールの活躍などで3-2の勝利。ストレートイン圏内の6位に浮上した。ただ、相変わらずの離脱者、過密日程に苦しむポステコグルーのチームは直近のリーグ戦で7連敗中のレスター・シティにホームで1-2の逆転負け。オーストラリア人指揮官の去就問題が騒がしくなっている。その苦境で臨むホームでの最終節ではプレーオフ圏内ギリギリのエルフスボリと対戦。DFファン・デ・フェンの復帰という朗報が届いた一方、今度はMFマディソンが代わって離脱となり、より選択肢を失った疲労困憊の前線ではリーグ2戦連発中のFWリシャルリソン、17歳FWムーアらの活躍が重要なストレートインへのカギを握る。
その他の強豪では唯一最終節を前にストレートインを確定させた首位のラツィオが、逆転でのプレーオフ行きの可能性を残す27位のブラガと対戦。16位のアヤックスvs9位のガラタサライ、3位のアスレティック・ビルバオvs11位のビクトリア・プルゼニ、26位のトゥベンテvs24位のベシクタシュ辺りもそれぞれの目標を懸けた痺れる対戦となる。
PR
◆リーグフェーズ最終節▽1/23(木)
《29:00》
アヤックス vs ガラタサライ
ローマ vs フランクフルト
アスレティック・ビルバオ vs ビクトリア・プルゼニ
ディナモ・キーウ vs RFS
ミッティラン vs フェネルバフチェ
トゥベンテ vs ベシクタシュ
フェレンツヴァーロシュ vs AZ
FCSB vs マンチェスター・ユナイテッド
マッカビ・テルアビブ vs ポルト
ニース vs ボデ/グリムト
オリンピアコス vs カラバフ
リヨン vs ルドゴレツ
レンジャーズ vs サン=ジロワーズ
レアル・ソシエダ vs PAOK
アンデルレヒト vs ホッフェンハイム
ブラガ vs ラツィオ
スラビア・プラハ vs マルメ
トッテナム vs エルフスボリ◆久保ソシエダ突破で日本人在籍4クラブ勝ち抜け狙う
Getty Images
リーグフェーズにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が出場。今回の最終節を前にソシエダを除く3クラブが少なくともプレーオフ行きを確定させている状況だ。
大幅なターンオーバーによる主力温存であれば、多少擁護の余地はあったが、久保やMFスビメンディ、FWオヤルサバルらを起用。中途半端な陣容でのホーム大敗となり、イマノル監督への風当りもきつい状況。とりわけ、フル出場で孤軍奮闘の久保は心身ともに消耗を強いられており、ギリシャの強豪との今回の大一番へ状態が懸念されるところだ。両者ともに引き分けでもプレーオフ行きを決められる可能性が高いなか、堅い展開も想定されるが、今後の戦いを考えればホームのラ・レアルとしては勝ち点3で公式戦連敗を「3」でストップしたい。
AZは前節、ホームで優勝候補の一角に挙がるローマに1-0の勝利。フル出場した毎熊も決勝点の起点となるなど攻守に安定したパフォーマンスを披露。公式戦12戦無敗とともに14位浮上のチームは少なくともプレーオフ行きを確定させ、アウェイでの最終節ではプレーオフ圏内ギリギリの22位に位置するフェレンツヴァーロシュと激突。ただ、直近のスパルタ・ロッテルダム戦では後半アディショナルタイムの同点ゴールで無敗継続かに思われた直後の失点によって13試合ぶりの敗戦を喫しており、チームとしては仕切り直しの勝利を目指したい。
サン=ジロワーズは前節、ブラガに2-1の逆転勝利を収めて15位に浮上。同勝ち点のAZ同様にプレーオフ行きを確定させた。ただ、同試合では先発出場のDF町田が2枚のイエローカードで退場となり、この最終節は欠場となる。そんななか、チームは同勝ち点で13位のレンジャーズと対決する。
アンデルレヒトは前節、ビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームに0-2で敗戦。7位に交代となり、ほぼ敗退が濃厚な28位のホッフェンハイム戦勝利でのトップ8フィニッシュを目指す。なお、前節招集メンバー入りの後藤は直近のメヘレン戦でファーストチーム初ゴールを記録。大きなアピールに成功しており、試合展開次第では今節でのELデビューも期待されるところだ。
◆崖っぷちローマは2位フランクフルトとのホームゲーム
Getty Images
リーグフェーズ開幕の段階ではマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムとともに優勝候補の一角に挙がっていたローマだが、リーグ戦同様の不振によって最終節を痺れる状況で戦う。
前述のAZ戦では今季開幕から未勝利が続いていたアウェイゲームでまたしても競り負け、プレーオフ圏内の21位に転落。得失点差は+2と少なくとも勝ち点1を獲得できれば、ギリギリでのプレーオフ行きは可能だが、敗戦の場合は屈辱のリーグフェーズ敗退となる算段だ。そんななか、この最終節では2位のフランクフルトをホームで迎え撃つ。そのブンデスリーガクラブは引き分け以上でトップ8確定となり、そう易々と勝ち点3を譲ってはくれない。
ただ、チームは直近のウディネーゼ戦を2-1の逆転で勝利し、待望の今季アウェイ初勝利を奪取。さらに、DFフンメルスに完全休養を与え、FWディバラなど一部主力のプレータイムもコントロールしており、圧倒的なオリンピコでのホームアドバンテージを活かし、直近のホッフェンハイム戦の2-2のドローで連勝が「4」でストップした難敵撃破を期す。
マンチェスター・ユナイテッドは前節、レンジャーズとの上位対決を2-1で制して4位に浮上。トップ8フィニッシュに大きく近づいたが、最終節は8位躍進のルーマニアの強豪FCSBとのアウェイゲームと引き続き気が抜けない重要な一戦となる。レンジャーズ戦をMFブルーノ・フェルナンデスの劇的な後半アディショナルタイムの勝ち越しゴールで制したチームは、直近のフルアム戦も1-0で競り勝って公式戦連勝。大幅なパフォーマンス改善には至らずも、勝負強さの部分で良い兆しを見せる。今節もその勢いをうまく結果に還元したい。
トッテナムは前節、ホッフェンハイムとのアウェイゲームをFWソン・フンミンの2ゴールの活躍などで3-2の勝利。ストレートイン圏内の6位に浮上した。ただ、相変わらずの離脱者、過密日程に苦しむポステコグルーのチームは直近のリーグ戦で7連敗中のレスター・シティにホームで1-2の逆転負け。オーストラリア人指揮官の去就問題が騒がしくなっている。その苦境で臨むホームでの最終節ではプレーオフ圏内ギリギリのエルフスボリと対戦。DFファン・デ・フェンの復帰という朗報が届いた一方、今度はMFマディソンが代わって離脱となり、より選択肢を失った疲労困憊の前線ではリーグ2戦連発中のFWリシャルリソン、17歳FWムーアらの活躍が重要なストレートインへのカギを握る。
その他の強豪では唯一最終節を前にストレートインを確定させた首位のラツィオが、逆転でのプレーオフ行きの可能性を残す27位のブラガと対戦。16位のアヤックスvs9位のガラタサライ、3位のアスレティック・ビルバオvs11位のビクトリア・プルゼニ、26位のトゥベンテvs24位のベシクタシュ辺りもそれぞれの目標を懸けた痺れる対戦となる。
PR
久保建英
毎熊晟矢
町田浩樹
後藤啓介
ブルーノ・フェルナンデス
ソン・フンミン
リシャルリソン
レアル・ソシエダ
アンデルレヒト
AZ
ユニオン・サン=ジロワーズ
ローマ
トッテナム
マンチェスター・ユナイテッド
ラツィオ
UEFAヨーロッパリーグ
久保建英の関連記事
レアル・ソシエダの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
記事をさがす
|
久保建英の人気記事ランキング
1
「圧倒的に最高」「魔法をかけることが仕事」3失点惨敗のソシエダの中で久保建英は最高評価
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が苦しい結果の中でも最高評価を受けた。 26日、ラ・リーガ第21節でヘタフェと対戦。久保はフル先発出場を果たした。 久保にとっては古巣対決となった試合。前半はヘタフェが押し気味に試合を進める中、徐々にソシエダのペースとなるがゴールを奪えない。 ゴールレスで迎えた後半も一進一退の攻防が続いていたが、徐々にヘタフェが押し返すと3連続ゴール。0-3で惨敗に終わった。 惨敗に終わったソシエダだったが、久保はフル出場で孤軍奮闘。現地紙も久保にのみ高い評価をつけている。 <h3>◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/ 8点(10点満点)</h3> 「圧倒的に最高。常に危険が伴っていた。フレッシュなアイデアと足を持つ唯一の選手。彼が登場すれば、常に危険が予見された」 「彼は1人で6回ほどチャンスを作ったが…他の選手が得点しなかれば何も起こることはない」 <h3>◆スペイン『El Desmarque』/ 6点(10点満点)</h3> 「魔法をかけることが彼の仕事。33分にエリア内にクロスを上げたがフィニッシャーには届かなかった。後半も0-3となっても攻め続けた。彼は1人では完結できないし、できることは全てやっていた」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英が個人で状況高いもゴールならず…ソシエダは3失点惨敗…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IqeCGtL8cIQ";var video_start = 17;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.27 14:30 Mon2
低調ソシエダがヘタフェに3失点惨敗で公式戦3連敗…フル出場の久保建英は孤軍奮闘も終盤見せ場で一矢報いるゴールはならず【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第21節、レアル・ソシエダvsヘタフェが26日にレアレ・アレーナで行われ、アウェイのヘタフェが0-3で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英はフル出場した。 7位のソシエダは、年明け3連勝からの公式戦2連敗と後半戦も安定感を欠く状況に。リーグ前節は大幅なターンオーバーの末にバレンシアに0-1で敗れると、ヨーロッパリーグ(EL)のラツィオ戦ではベストメンバーで臨んだなか、前半のムニョス退場も響いて1-3の完敗となった。 この結果、PAOKとの最終節がより緊張感が増すなか、前節バルセロナと引き分けたヘタフェとの一戦で弾みを付ける勝利を目指した。イマノル監督はこの一戦でアゲルドやブライス・メンデス、スチッチと一部主力をベンチスタートにしたが、久保をオヤルサバル、セルヒオ・ゴメスとともに3トップでスタメン起用した。 対ヘタフェお馴染みの肉弾戦が立ち上がりから繰り広げられる。序盤はヘタフェがより効果的にフィニッシュまで持ち込んでいく展開になる。 なかなかボールを効果的に保持できず、前進にも手を焼くソシエダ。それでも、前半半ばを過ぎると、徐々に相手のプレスをかいくぐって右サイドの久保にもボールが集まり始める。 そして、カットインを見せながら幾度か鋭い縦への突破でポケットを攻略した久保はプルバックや正確なクロスからチャンスメーク。だが、中の入り方の問題やオヤルサバルのヘディングシュートもうまくミートならず。前半終了間際の44分にはセットプレーからトゥリエンテスのクロスに反応したスベルディアがドンピシャのヘディングシュートを放ったが、これはGKソリアの見事なワンハンドセーブに阻まれた。 アウェイチームの土俵で戦ってしまったクローズな前半を経て試合はゴールレスで後半へ。ハーフタイム明けにブライス・メンデスを投入したソシエダは、さらに接触プレーで痛めたムニョスがプレー続行不可能となり、ハビ・ロペスを序盤に投入。 後半も一進一退の攻防が続いたが、疲労の影響によって徐々にラ・レアルが失速。際どいPK判定はオンフィールド・レビューの結果、ノーファウルに判定が覆ったが、ここから厳しい展開が待っていた。 72分、左サイドを崩されてボックス右に抜け出したマジョラルにシュートを許す。これはGKレミロがなんとかはじき出すが、こぼれをウチェに押し込まれて先制点を許す。さらに、直後の74分にはロングカウンターからディエゴ・リコのクロスをゴール前で収めたカルレス・ペレスに左足シュートを叩き込まれて連続失点。 これで敗色濃厚となったものの、久保をピッチに残してゴールを目指すホームチームは、その久保のチャンスメークからオスカールソンらに決定機が訪れるが、仕留め切ることができず。すると、85分にはヘタフェの波状攻撃からボックス中央でウチェのマイナスパスに反応したカルレス・ペレスにドブレーテを許し、完全に詰んだ。 その後、不甲斐ないチームパフォーマンスに怒れる久保は後半終盤に再三の鋭い突破やチャンスメークで意地を見せたが、後半アディショナルタイムのボックス左での強烈なシュートはわずかに枠の左に外れた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームでヘタフェに惨敗のソシエダは厳しい公式戦3連敗となった。 レアル・ソシエダ 0-3 ヘタフェ 【ヘタフェ】 クリスタントゥス・ウチェ(後27) カルレス・ペレス(後29、後40) 2025.01.27 02:22 Mon3
前半で退場者を出したソシエダが首位ラツィオに完敗…久保は前半のみプレー【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節のラツィオvsレアル・ソシエダが23日に行われ、3-1でラツィオが勝利した。ソシエダの久保建英は前半だけプレーしている。 ここまで3勝1分け2敗でプレーオフ圏内の12位に位置するソシエダ(勝ち点10)は、公式戦4試合ぶりの黒星となった直近のバレンシア戦からスタメンを5人変更。オスカールソンやセルヒオ・ゴメス、ハビ・ロペスらに代えて久保やオヤルサバル、ムニョスらをスタメンで起用した。 ここまで5勝1敗で首位に立つラツィオ(勝ち点16)に対し、ソシエダは早い時間に失点を許す。5分、左サイドで与えたFKからヌーノ・タヴァレスがクロスを供給すると、ゴール前での混戦から最後はマリオ・ヒラにゴールネットを揺らされた。 先制を許したソシエダは14分にも、セットプレーからピンチ。ヌーノ・タヴァレスの右CKをファーサイドのカステジャノスにヘディングシュートで合わせられたが、GKレミロの脇を抜けたボールはライン手前でアランブルがブロックした。 追加点を回避したソシエダだったが、30分に右サイドを突破しようとしたイサクセンを倒したムニョスが2枚目のイエローカードで退場処分となると、直後に失点する。32分、ヌーノ・タヴァレスの左クロスをニアでイサクセンがカットすると、ボックス左深くからの折り返しを中央のザッカーニが冷静にゴール右隅に流し込んだ。 数的不利となったソシエダは、直後の34分にもヌーノ・タヴァレスの左クロスをカステジャノスがヘディングシュートで流し込み、ラツィオが3点目を奪った。 3点ビハインドで前半を終えたソシエダは、久保やオヤルサバル、スビメンディを下げてバレネチェア、マリン、エルストンドを投入する3枚替えを敢行。 対するラツィオは、56分にイサクセンとザッカーニを下げてノスリンとチャウナを投入。すると76分、パス&ゴーでボックス内まで駆け上がったペドロがノスリンとのパス交換からシュートを放ったが、これはクロスバーを直撃。 ピンチを凌いだソシエダは、82分に左クロスのこぼれ球をボックス右で拾ったアランブルクロスからバレネチェアがヘディングシュートを流し込み、1点を返したが反撃はここまで。 前半の連続得点で逃げ切った首位ラツィオは、トップ8以内が確定し決勝トーナメント進出を決めた。一方、3敗目の喫したソシエダはトップ8フィニッシュの可能性が消滅している。 ラツィオ 3-1 レアル・ソシエダ 【ラツィオ】 マリオ・ヒラ(前5) マッティア・ザッカーニ(前32) タティ・カステジャノス(前34) 【レアル・ソシエダ】 アンデル・バレネチェア(後38) 2025.01.24 07:40 Fri4
「チノ、目を開けろ」久保建英らソシエダ選手への人種差別発言、バレンシアファンがまたしても問題行動…クラブも非難「スタジアムや社会に居場所はない」
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が人種差別被害に遭ったことが大きな騒ぎとなっている。 ソシエダは19日、ラ・リーガ第20節でバレンシアとアウェイで対戦。メスタージャで行われた試合では、最下位相手にまさかの敗戦を喫していた。 そんな中、試合中に大きな問題が発生。試合の後半、ピッチサイドでウォーミングアップをする久保とアンデル・バレネチェアに対し、スタンドのバレンシアのファン数人が人種差別の言葉を投げかけていた。 ソシエダはこの件を受けて声明を発表。「メスタージャでのバレンシア人ファン数人による選手に対する人種差別やその他の侮辱を強く非難する」とし、「フットボールやスポーツを軽蔑し、侮辱し、憎しみを煽る人々の居場所がないのと同様、これらの要素がクラブの偉大さを表すものではないことは明らかだ」と非難。リーグにも報告済みであるとした。 バレンシアもこの件について声明を発表。「先週日曜日にカンプ・デ・メスタージャで行われた試合中、タッチライン上でウォームアップ中にレアル・ソシエダの一部選手が受けた侮辱を公に拒否の意を表明し、断固として非難したい」とし、「この状況は個別に発生したものであり、決して一般化したものではないが、この種の行為は容認できず、サッカースタジアムや社会に居場所はない。少数の人々の侮辱はバレンシア主義の価値観を代表するものではなく、大多数のファンの模範的な行動や意欲を覆すものでもない」と、一部の問題があるファンの起こした行動を強く非難した。 久保に対しては「チノ、目を開けろ、中国人、お前は中国人だ!」と人種差別的な批判が行われると、「ETA、クソ野郎、爆弾を仕掛けろ!」 、「お尻に棒を突っ込んでしまった!」 、「ETA、彼らはあなたに爆弾を置き、頭を覆え!」とバスク出身の選手たちに投げかけたという。(ETAはバスク国民党から分離する形で設立された民族組織のこと) この件についてスペイン『COPE』のフアン・カスターニョ氏は「El Partidazo de COPE」にて、「なんて不快なんだ。なんて悲しい人生を過ごすんだ」とコメント。「バレンシアは、起こったことを非難する声明を発表した。今、我々は彼らが何者なのかを見極め、きっぱりとフィールドから締め出されるのを待たなければならない。彼らを二度と来させないでほしい。彼らには解決策がない」と、追放を強く要求した。 バレンシアでは度々差別的な発言が見受けられ、特にターゲットとされていたのはレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール。過去に何度も問題を起こし、3名が有罪判決を受ける事態も昨年発生していた。 <span class="paragraph-title">【動画】バレンシアのファンが久保建英らソシエダの選手に差別発言</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">La Real Sociedad condena enérgicamente los insultos racistas y de otra índole que, desde uno de los fondos de Mestalla, varios aficionados valencianistas profirieron a algunos de nuestros futbolistas. <br><br>Tenemos claro que esos elementos no representan la grandeza de la entidad… <a href="https://t.co/xvjh9VjQ99">pic.twitter.com/xvjh9VjQ99</a></p>— Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) <a href="https://twitter.com/RealSociedad/status/1881357834224373896?ref_src=twsrc%5Etfw">January 20, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.22 11:15 Wed5
「恥ずべき試合」 孤軍奮闘の久保建英が3連敗に嘆き…次戦のELで挽回へ「後悔している時間ない」
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が敗戦の悔しさを滲ませた。スペイン『マルカ』が伝えた。 26日、公式戦2連敗中のソシエダはラ・リーガ第21節でホームにヘタフェを迎えた一戦。古巣対戦の久保は右サイドを切り裂き、多数チャンスを作ったが、ゴールには結びつかず。終盤に3点を失い、0-3の敗戦を喫した。 孤軍奮闘したなか、試合後に『DAZN』のインタビューに応じた久保。「僕らにとっては恥ずべき試合だった」と内容に言及し、チームとしての出来の悪さを語っている。 「拍手を送られているけど、僕らはそれに値しない。良くなかったし、デュエルにも勝てなかった。何も良くなかった」 また、年明け3連勝からの3連敗にも触れ、30日に行われるヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第8節、PAOK戦での巻き返しを誓った。 「とても良い週を過ごしたのに3試合すべてで負けた。3連敗した後、ここで話しても意味はないけど、団結しないといけない」 「木曜日にもう1試合あるのが良いことかどうかはわからないけど、数字上では次のフェーズに進むことができる。後悔している時間はないし、進み続けないといけない」 「サッカーの一番良いところは試合があるところだ。もし週に1試合だったら文句を言っていただろうね」 <span class="paragraph-title">【動画】久保がチャンス作るも3失点惨敗…ソシエダvsヘタフェ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IqeCGtL8cIQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.27 14:55 Monレアル・ソシエダの人気記事ランキング
1
「圧倒的に最高」「魔法をかけることが仕事」3失点惨敗のソシエダの中で久保建英は最高評価
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が苦しい結果の中でも最高評価を受けた。 26日、ラ・リーガ第21節でヘタフェと対戦。久保はフル先発出場を果たした。 久保にとっては古巣対決となった試合。前半はヘタフェが押し気味に試合を進める中、徐々にソシエダのペースとなるがゴールを奪えない。 ゴールレスで迎えた後半も一進一退の攻防が続いていたが、徐々にヘタフェが押し返すと3連続ゴール。0-3で惨敗に終わった。 惨敗に終わったソシエダだったが、久保はフル出場で孤軍奮闘。現地紙も久保にのみ高い評価をつけている。 <h3>◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/ 8点(10点満点)</h3> 「圧倒的に最高。常に危険が伴っていた。フレッシュなアイデアと足を持つ唯一の選手。彼が登場すれば、常に危険が予見された」 「彼は1人で6回ほどチャンスを作ったが…他の選手が得点しなかれば何も起こることはない」 <h3>◆スペイン『El Desmarque』/ 6点(10点満点)</h3> 「魔法をかけることが彼の仕事。33分にエリア内にクロスを上げたがフィニッシャーには届かなかった。後半も0-3となっても攻め続けた。彼は1人では完結できないし、できることは全てやっていた」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英が個人で状況高いもゴールならず…ソシエダは3失点惨敗…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IqeCGtL8cIQ";var video_start = 17;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.27 14:30 Mon2
低調ソシエダがヘタフェに3失点惨敗で公式戦3連敗…フル出場の久保建英は孤軍奮闘も終盤見せ場で一矢報いるゴールはならず【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第21節、レアル・ソシエダvsヘタフェが26日にレアレ・アレーナで行われ、アウェイのヘタフェが0-3で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英はフル出場した。 7位のソシエダは、年明け3連勝からの公式戦2連敗と後半戦も安定感を欠く状況に。リーグ前節は大幅なターンオーバーの末にバレンシアに0-1で敗れると、ヨーロッパリーグ(EL)のラツィオ戦ではベストメンバーで臨んだなか、前半のムニョス退場も響いて1-3の完敗となった。 この結果、PAOKとの最終節がより緊張感が増すなか、前節バルセロナと引き分けたヘタフェとの一戦で弾みを付ける勝利を目指した。イマノル監督はこの一戦でアゲルドやブライス・メンデス、スチッチと一部主力をベンチスタートにしたが、久保をオヤルサバル、セルヒオ・ゴメスとともに3トップでスタメン起用した。 対ヘタフェお馴染みの肉弾戦が立ち上がりから繰り広げられる。序盤はヘタフェがより効果的にフィニッシュまで持ち込んでいく展開になる。 なかなかボールを効果的に保持できず、前進にも手を焼くソシエダ。それでも、前半半ばを過ぎると、徐々に相手のプレスをかいくぐって右サイドの久保にもボールが集まり始める。 そして、カットインを見せながら幾度か鋭い縦への突破でポケットを攻略した久保はプルバックや正確なクロスからチャンスメーク。だが、中の入り方の問題やオヤルサバルのヘディングシュートもうまくミートならず。前半終了間際の44分にはセットプレーからトゥリエンテスのクロスに反応したスベルディアがドンピシャのヘディングシュートを放ったが、これはGKソリアの見事なワンハンドセーブに阻まれた。 アウェイチームの土俵で戦ってしまったクローズな前半を経て試合はゴールレスで後半へ。ハーフタイム明けにブライス・メンデスを投入したソシエダは、さらに接触プレーで痛めたムニョスがプレー続行不可能となり、ハビ・ロペスを序盤に投入。 後半も一進一退の攻防が続いたが、疲労の影響によって徐々にラ・レアルが失速。際どいPK判定はオンフィールド・レビューの結果、ノーファウルに判定が覆ったが、ここから厳しい展開が待っていた。 72分、左サイドを崩されてボックス右に抜け出したマジョラルにシュートを許す。これはGKレミロがなんとかはじき出すが、こぼれをウチェに押し込まれて先制点を許す。さらに、直後の74分にはロングカウンターからディエゴ・リコのクロスをゴール前で収めたカルレス・ペレスに左足シュートを叩き込まれて連続失点。 これで敗色濃厚となったものの、久保をピッチに残してゴールを目指すホームチームは、その久保のチャンスメークからオスカールソンらに決定機が訪れるが、仕留め切ることができず。すると、85分にはヘタフェの波状攻撃からボックス中央でウチェのマイナスパスに反応したカルレス・ペレスにドブレーテを許し、完全に詰んだ。 その後、不甲斐ないチームパフォーマンスに怒れる久保は後半終盤に再三の鋭い突破やチャンスメークで意地を見せたが、後半アディショナルタイムのボックス左での強烈なシュートはわずかに枠の左に外れた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームでヘタフェに惨敗のソシエダは厳しい公式戦3連敗となった。 レアル・ソシエダ 0-3 ヘタフェ 【ヘタフェ】 クリスタントゥス・ウチェ(後27) カルレス・ペレス(後29、後40) 2025.01.27 02:22 Mon3
ソシエダサポーター9名が遠征先で刺されるなどのケガ…ラツィオ過激サポーターの襲撃か
対戦したラツィオとレアル・ソシエダだが、観客に負傷者が出てしまったようだ。 両チームは23日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節で激突。『CNN Sports』によると、試合前にスタジアム近くにて、ソシエダのサポーター70名がラツィオのウルトラス80名に襲撃されたという。 現地警察の広報いわく、ソシエダのサポーター9名は現地の病院に搬送され、入院者も。そのうちの3名がナイフなどで刺されたほか、残りの者も金属製の鎖、ハンマー、革のストラップ等で殴打されたようだ。 警察も捜査を開始したというなか、ソシエダは声明。観戦で現地入りのジョキン・アペリバイ会長が負傷者のもとを尋ねたとし、現地警察、欧州サッカー連盟(UEFA)、ラツィオとともに究明すると綴った。 ラツィオもこの件について「クラブとしてあらゆる暴力を非難し、警察に最大限の協力を申し出るとともに、捜査で関与のサポーターが確認されたなら、最も厳格な措置を取る」との方針を明確にしている。 このソシエダ戦も3-1で勝利し、リーグフェーズ首位の座をキープでラウンド16進出が決定のラツィオだが、一部の過激サポーターによって喜びきれない試合となってしまった。 2025.01.24 14:03 Fri4
前半で退場者を出したソシエダが首位ラツィオに完敗…久保は前半のみプレー【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節のラツィオvsレアル・ソシエダが23日に行われ、3-1でラツィオが勝利した。ソシエダの久保建英は前半だけプレーしている。 ここまで3勝1分け2敗でプレーオフ圏内の12位に位置するソシエダ(勝ち点10)は、公式戦4試合ぶりの黒星となった直近のバレンシア戦からスタメンを5人変更。オスカールソンやセルヒオ・ゴメス、ハビ・ロペスらに代えて久保やオヤルサバル、ムニョスらをスタメンで起用した。 ここまで5勝1敗で首位に立つラツィオ(勝ち点16)に対し、ソシエダは早い時間に失点を許す。5分、左サイドで与えたFKからヌーノ・タヴァレスがクロスを供給すると、ゴール前での混戦から最後はマリオ・ヒラにゴールネットを揺らされた。 先制を許したソシエダは14分にも、セットプレーからピンチ。ヌーノ・タヴァレスの右CKをファーサイドのカステジャノスにヘディングシュートで合わせられたが、GKレミロの脇を抜けたボールはライン手前でアランブルがブロックした。 追加点を回避したソシエダだったが、30分に右サイドを突破しようとしたイサクセンを倒したムニョスが2枚目のイエローカードで退場処分となると、直後に失点する。32分、ヌーノ・タヴァレスの左クロスをニアでイサクセンがカットすると、ボックス左深くからの折り返しを中央のザッカーニが冷静にゴール右隅に流し込んだ。 数的不利となったソシエダは、直後の34分にもヌーノ・タヴァレスの左クロスをカステジャノスがヘディングシュートで流し込み、ラツィオが3点目を奪った。 3点ビハインドで前半を終えたソシエダは、久保やオヤルサバル、スビメンディを下げてバレネチェア、マリン、エルストンドを投入する3枚替えを敢行。 対するラツィオは、56分にイサクセンとザッカーニを下げてノスリンとチャウナを投入。すると76分、パス&ゴーでボックス内まで駆け上がったペドロがノスリンとのパス交換からシュートを放ったが、これはクロスバーを直撃。 ピンチを凌いだソシエダは、82分に左クロスのこぼれ球をボックス右で拾ったアランブルクロスからバレネチェアがヘディングシュートを流し込み、1点を返したが反撃はここまで。 前半の連続得点で逃げ切った首位ラツィオは、トップ8以内が確定し決勝トーナメント進出を決めた。一方、3敗目の喫したソシエダはトップ8フィニッシュの可能性が消滅している。 ラツィオ 3-1 レアル・ソシエダ 【ラツィオ】 マリオ・ヒラ(前5) マッティア・ザッカーニ(前32) タティ・カステジャノス(前34) 【レアル・ソシエダ】 アンデル・バレネチェア(後38) 2025.01.24 07:40 Fri5