【CLリーグフェーズ第1節プレビュー①】新フォーマットのCL開幕! ミランvsリバプールに王者マドリー登場

2024.09.17 19:00 Tue
CLリーグフェーズが開幕
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CLリーグフェーズが開幕
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズが9月17日に開幕する。ここでは開幕節初日の17日に開催されるカードの展望を紹介していく。

2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととになる。

◆リーグフェーズ第1節①
▽9/17(火)
《25:45》
ヤング・ボーイズ vs アストン・ビラ
ユベントス vs PSV
《28:00》
ミラン vs リバプール
バイエルン vs ディナモ・ザグレブ
レアル・マドリー vs シュツットガルト
スポルティングCP vs リール
◆王者マドリーはチェイス・アンリ在籍シュツットガルトと初戦
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前大会王者であるレアル・マドリーは、昨季のブンデスリーガで2位フィニッシュしたシュツットガルトとの一戦で連覇を狙うシーズンをスタートする。

今シーズンはアタランタとのUEFAスーパーカップを順当に制すると、ラ・リーガでは絶好調のバルセロナの後塵を拝するものの、ここまで3勝2分けの無敗で2位に位置。新エースFWムバッペも直近2試合連発と好調を維持する。ただ、負傷者の影響や新たなアタッキングユニット構築への微調整もあり、パフォーマンス自体は今一つ。それでも、この試合に向けてはMFベリンガム、MFチュアメニらの戦列復帰が見込まれており、ホームで力強いスタートが期待されるところだ。
対するシュツットガルトは入れ替え戦行きを強いられた2022-23シーズンから驚異的な改善をみせ、昨季のブンデスリーガを2位フィニッシュ。その大躍進によってFWギラシー、DF伊藤洋輝、DFアントンら多くの主力を引き抜かれる厳しい夏を過ごし、DFLスーパーカップ惜敗に開幕2戦未勝利と難しいスタートに。それでも、直近のボルシアMG戦を3-1で勝利し今季リーグ戦初勝利。良い形で王者との開幕戦に臨む。また、DFチェイス・アンリは直近2試合でスタメン起用されており、今回の一戦で待望のCLデビューが見込まれる。卓越した身体能力を売りとする20歳DFはムバッペ、ヴィニシウス、ベリンガムら世界最高峰のアタッカー陣に対してどこまで食い下がれるか。

◆共に新指揮官迎えたミランとリバプールの名門対決
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翌日に控えるマンチェスター・シティvsインテルと並んで開幕節屈指の好カードとなったのが、ヨーロッパ屈指の名門で過去の2度のファイナルで死闘を演じたロッソネッリとレッズの名門対決だ。

かつてローマを指揮した前リールのフォンセカ監督を新指揮官に据えた新生ミランは、開幕3試合を2分け1敗の低調なスタート。パフォーマンスの悪さに加え、絶対的な主力であるDFテオ・エルナンデスとFWレオンの左サイド2選手と指揮官の衝突も報じられ、ポルトガル人指揮官の早期解任も取り沙汰された。だが、インターナショナルマッチウィークの中断明け初戦となったヴェネツィア戦ではそのテオやMFフォファナ、FWエイブラハムの新加入組の初ゴールなどで4-0の完勝。相手が下位に沈む昇格組だったとはいえ、大きな新体制初勝利となった。ただ、現状のパフォーマンスを鑑みれば、ホームとはいえリバプール相手に難しい戦いを強いられる可能性は高く、懸念の守備面がいかに相手の強力攻撃陣を封じ込められるかがカギを握る。

2シーズンぶりのCL参戦となるリバプールはクロップ長期体制の終焉を受け、前フェイエノールト指揮官のスロット監督を後任として招へい。移籍市場での微妙な立ち振る舞いによって開幕前は苦戦も予想されたが、蓋を開けてみればマンチェスター・ユナイテッド相手の3-0の勝利など開幕3連勝スタートを飾った。ただ、直近のノッティンガム・フォレスト戦では完璧なパフォーマンスを見せた格下にホームで大苦戦。要塞アンフィールドで0-1と競り負け、まさかの今季初黒星となった。その敗戦からのバウンスバックを図るCL初戦ではメンバーの入れ替えも見込まれており、CLデビューとなるMF遠藤航や、今夏唯一の新加入選手である元ユベントスFWキエーザらフレッシュな選手の活躍にも期待したい。

◆伊藤は不在も守田&荻原の初出場に期待
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コンパニ新体制で昨季無冠からの巻き返しを図る新生バイエルンは、DF荻原拓也を擁するディナモ・ザグレブと開幕節で対戦する。

今夏の移籍市場では手薄なポジションにMFパリーニャ、MFオリーズらをピンポイント補強したレコルトマイスタ―。伊藤は負傷離脱中だが、チームは開幕から公式戦4連勝と絶好調だ。直近のホルシュタイン・キール戦ではエースFWケインのハットトリックの活躍などで6-1の圧勝を収めており、攻撃の破壊力は今大会出場チームでも屈指。守備面は少なくない課題はあるものの、格下であるクロアチア王者との一戦に向けては大きな不安にはならないはずだ。

一方、予選プレーオフを制したディナモ・ザグレブはリーグ戦でも開幕4連勝スタート。ただ、直近2試合はリエカ、ハイデュク・スピリトと力のある相手に苦戦し、直近のダービーでは今季初黒星を喫した。荻原はカラバフとのプレーオフ2試合に出場し、リーグ戦でも開幕3試合の内の2試合に出場。だが、以降はコンディションの問題などもあり欠場が続いており、今回の一戦ではベンチスタートが濃厚。途中出場でのCLデビューを目指すことになる。

スポルティングCPのMF守田英正は2シーズンぶりのCL参戦。この開幕節では予選プレーオフを制したフランスの強豪リールと対戦する。ルベン・アモリム体制継続のチームにあって今季も開幕5試合すべてでプレーする中盤の主力は日本代表帰りの疲労を考慮された直近のアロウカは途中出場となっており、良いコンディションで今回の初戦に臨めるはずだ。

財務違反による勝ち点剥奪の影響やUEFAとの取引の影響で、2シーズンぶりにヨーロッパの舞台に戻ってきたユベントスはCL初采配となるチアゴ・モッタ監督の下、オランダ王者PSV相手に今季の戦いをスタート。セリエAでは開幕2試合連続3-0の勝利で最高のスタートを切ったが、直近2試合では0-0の連続ドロー。開幕4試合連続クリーンシートの堅守は称賛に値するが、完全に停滞する攻撃面の改善が勝利のカギを握る。

対するPSVは今季開幕から5連勝を達成。この間の総得点は「20」とエールディビジ最高の矛と言える破壊力を示す。“老いてますます盛ん”、主砲ルーク・デ・ヨングに元ナポリFWロサーノらが好調を維持しており、セリエA最高の盾を持つビアンコネッリの堅守攻略で白星発進と行きたい。

また、エメリ監督の下で昨季プレミアリーグ4位フィニッシュし、久々の欧州最高の舞台に戻ってきたアストン・ビラは、予選プレーオフを制したスイスの強豪ヤング・ボーイズ相手に白星発進を狙う。

◆リーグフェーズ第1節 日程
▽9/17(火)
《25:45》
ヤング・ボーイズ vs アストン・ビラ
ユベントス vs PSV
《28:00》
ミラン vs リバプール
バイエルン vs ディナモ・ザグレブ
レアル・マドリー vs シュツットガルト
スポルティングCP vs リール
▽9/18(水)
《25:45》
スパルタ・プラハ vs ザルツブルク
ボローニャ vs シャフタール・ドネツク
《28:00》
セルティック vs スロバン・ブラチスラヴァ
クラブ・ブルージュ vs ドルトムント
マンチェスター・シティ vs インテル
パリ・サンジェルマン vs ジローナ

▽9/19(木)
《25:45》
フェイエノールト vs レバークーゼン
ツルヴェナ・ズヴェズダ vs ベンフィカ
《28:00》
モナコ vs バルセロナ
アタランタ vs アーセナル
アトレティコ・マドリー vs ライプツィヒ
ブレスト vs シュトゥルム・グラーツ

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【ブンデス第20節プレビュー】町野修斗がバイエルンに挑戦、今季8点目を狙う

前節は首位バイエルンがMF堂安律のフライブルクに逃げ切り勝利を飾った一方、2位レバークーゼンがライプツィヒに2点差を追いつかれてのドローに終わり、6ポイント差に広がった。迎える第20節、バイエルン(勝ち点48)はFW町野修斗の17位ホルシュタイン・キール(勝ち点12)と対戦する。 バイエルンは前節フライブルク戦、終盤に1点を返されてヒヤリとしたものの逃げ切り勝利。リーグ戦5連勝とした。チャンピオンズリーグ(CL)ではスロバン・ブラチスラヴァに3発快勝としてプレーオフへ進出。公式戦連勝と良い流れの中、下位に沈むキールには必勝としたい。 一方、前節ヴォルフスブルク戦では後半に反撃を受けた中、引き分けて勝ち点1を積んだキールは町野が引き続き先発予想。バイエルン相手に今季8点目を狙う。 ライプツィヒに引き分けに持ち込まれ、リーグ戦連勝が8で止まった2位レバークーゼン(勝ち点42)は15位ホッフェンハイム(勝ち点18)と対戦。CLではスパルタ・プラハに快勝としてラウンド16ストレートインとした中、バイエルン追走のためにも必勝としたい。 日本代表を率いる森保監督が視察するとの報道があるMF佐野海舟の6位マインツ(勝ち点31)は金曜に9位ブレーメン(勝ち点27)と対戦。マインツは前節シュツットガルト戦、公式戦4連勝と好調だった相手にシャットアウト勝利。組織的な守備が光る中、佐野も勝利に貢献する状況が続いているが、森保監督の目の前でも好パフォーマンスを発揮できるか。 バイエルン相手にCKからアシストを記録した堂安の10位フライブルク(勝ち点27)は、MF三好康児の最下位ボーフム(勝ち点12)と対戦。バイエルン戦では追い上げを見せたものの届かず3連敗となったフライブルク。悪い流れを堂安の活躍で断ち切れるか。ここ2試合出場機会のない三好はベンチスタート予想となっている。 ボーフムに3発快勝としたDF板倉滉とFW福田師王の8位ボルシアMG(勝ち点27)は、DFチェイス・アンリの4位シュツットガルト(勝ち点32)と対戦。前節ボーフム戦では病欠した板倉。今節はスタメン予想でFWウンダブやFWデミロビッチらブンデス屈指のストライカーとの対決が注目される。前節は出番のなかった福田にチャンスは訪れるか。CLパリ・サンジェルマン戦で年明け後初出場したチェイス・アンリはベンチスタート予想となっている。 そしてコバチ監督が就任した11位ドルトムント(勝ち点26)は16位ハイデンハイム(勝ち点14)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第20節 ▽1/31(金) 《28:30》 ブレーメンvsマインツ ▽2/1(土) 《23:30》 シュツットガルトvsボルシアMG バイエルンvsホルシュタイン・キール ハイデンハイムvsドルトムント ボーフムvsフライブルク ザンクト・パウリvsアウグスブルク 《26:30》 ウニオン・ベルリンvsライプツィヒ ▽2/2(日) 《23:30》 フランクフルトvsヴォルフスブルク 《25:30》 レバークーゼンvsホッフェンハイム 2025.01.31 18:01 Fri

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“時を止める男”グティの”神のバックヒール”から生まれたベンゼマのゴール【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元フランス代表FWカリム・ベンゼマが元スペイン代表MFグティのアシストから決めたゴールだ。 <div id="cws_ad">◆グティが見せた“神のバックヒール”から生まれた見事なゴール!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJCeTl2U0JFRSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2005年にデビューしたリヨンで頭角を現し、2009年夏にレアル・マドリーへ移籍したベンゼマ。現在はチームのエースストライカーとして活躍しているが、FWクリスティアーノ・ロナウドがマドリーに在籍していた頃は、ロナウドの引き立て役になりがちな役回りを続けていた。それでも、2010年1月30日に行われた、ラ・リーガ第20節、デボルティボ・ラ・コルーニャ戦では、先輩グティの絶妙なアシストを受けてゴールを決めている。 1-0とマドリーが先制し、リードして迎えた40分、グティが後世に語り継がれるスーパープレーを見せる。 カウンターからチャンスを作ったマドリーは、敵陣左でボールを持ったMFカカが、ボックス手前でフリーになっていたグティへパス。GKと1vs1の場面となり、グティがこのままシュートすると誰もが思ったが、次の瞬間グティはバックヒールを選択。後ろからフォローに来ていたベンゼマへパス。相手DFがグティに気を取られていたこともあり、完全にノーマークになっていたベンゼマがこれを落ち着いてゴール左へ流し込んだ。 繊細なボールタッチと背中に目があるかのような視野の広さから“時を止める男”と呼ばれたグティのスーパーアシストで2-0としたマドリーは、その後1点を返されたものの、終了間際にも追加点を奪い3-1と勝利している。 2020.07.29 18:00 Wed
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重傷を負ったレアルの17歳逸材CBが復帰間近、昨夏のツアー帯同に続くCWC参加なるか

レアル・マドリーU-19のU-17スペイン代表DFジョアン・マルティネスが、復帰へと近づいている。スペイン『マルカ』が報じた。 今シーズン開幕前のアメリカツアーでは、ブレイクを果たしたスペイン人DFラウール・アセンシオらとともにファーストチームに帯同したマルティネス。カルロ・アンチェロッティ監督も高く評価した17歳センターバックだが、ツアー終了後のトレーニングで左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負っていた。 2024年8月の負傷からもうすぐ7カ月が経とうというなか、すでにボールを使ったピッチでのトレーニングを再開しているとのこと。リハビリは最終段階にあり、あと1カ月ほどでチームに復帰できる段階まで来ているという。 アルバロ・アルベロア監督率いるU-19チームでのシーズン中の復帰が期待される一方、ファーストチーム に帯同してのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)参加も視野に。出場することが目標ではなく、再びアンチェロッティ監督のもとでトレーニングし、その後のプレシーズンに備えたいという考えのようだ。 2025.02.26 18:58 Wed
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「最も気性の荒い2人」ガビvsヴィニシウスのバチバチなバトルに現地紙も注目「火花が散った」「クラシコの決闘」

5日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでバルセロナとレアル・マドリーが対戦。アウェイのマドリーがFWカリム・ベンゼマのハットトリックなどで大量4ゴールを奪い、1stレグでのビハインドをひっくり返して2戦合計1-4で決勝に駒を進めた。 特に試合が白熱したのは28分の場面。ボールをキープするマドリーのFWヴィニシウス・ジュニオールに対し、バルセロナのMFガビがファウル覚悟で力強くタックル。当然笛が吹かれると、今度はボールを取り戻そうとしたヴィニシウスがガビに背後からぶつかるような格好となり、両者は額を合わせて一触即発となったのだ。 互いのチームメイトたちが引きはがしそれ以上発展することはなかったが、スペイン『マルカ』はこのシーンを「ガビとビニ、クラシコの決闘」とし、「この決闘は、今後のクラシコの熱さとなるだろう。2人が近づくと同時に火花が散ったのは、この試合で最も気性の荒い2人の選手だからだ」と伝えている。 2人はハーフタイムでロッカールームへと戻る際にも言い合い、その時もチームメイトが引きはがすことに。 来季のクラシコでも2人から目が離せなさそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】「最も気性の荒い2人」ガビvsヴィニシウスがバチバチにやりあう</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Suben las pulsaciones en El Clásico: amarilla para Vinicius y Gavi. <a href="https://twitter.com/hashtag/LaCopaMola?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LaCopaMola</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/LaCasaDelF%C3%BAtbol?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LaCasaDelFútbol</a> <a href="https://t.co/M93HoQFzk0">pic.twitter.com/M93HoQFzk0</a></p>&mdash; Fútbol en Movistar Plus+ (@MovistarFutbol) <a href="https://twitter.com/MovistarFutbol/status/1643697429777113092?ref_src=twsrc%5Etfw">April 5, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.06 20:00 Thu
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バルサは祝ってるけど、まだ続くリーガもある…/原ゆみこのマドリッド

「あと大変なのは弟分だけね」そんな風に私が呟いていたのは金曜日、慌ただしいミッドウィーク開催36節がバルサのリーガ優勝で終わった翌朝のことでした。いやあ、もちろん、水曜のサンティアゴ・ベルナベウでマジョルカ相手に意地で勝利を挙げた甲斐もなく、翌日にはクラシコ(伝統の一戦)で勝ち点差を7にした宿敵がエスパニョールに0-2と勝利。最短ルートでタイトルをものにしたのはきっと、レアル・マドリーの選手たちも面白くないものを感じているとは思いますけどね。お隣さんも負けたため、2位の座が安泰となったのは良かったかと。 一方、またしてもアウェイで恥をさらしてきたアトレティコも前節で、毎シーズンの義務である5位以上の来季CL出場権は確定させていますからね。まだ4位のアスレティックに抜かれる可能性あるものの、5位ビジャレアルとは勝ち点差6でゴールアベレージはイーブン、総得失点差で上回っているため、落ちても4位で来季のスペイン・スーパーカップ出場権(今季の決勝がバルサvsマドリーだったため)はゲットと至って平和なんですが、対照的に残り2節に全てが懸かってしまったのが、ラージョ、ヘタフェ、レガネスのマドリッド勢弟分3チームなんですよ。 その状況を説明するのを兼ねて、この火曜水曜の試合がどうだったか、振り返っていくことにすると。先陣を切ったのはどこより辛い状況にあるレガネスで、ええ、ラ・セラミカでのビジャレアル戦を私もサンティアゴ・ベルナベウへ行く前に見ていたんですけどね。前節はようやくエスパニョールに勝ったため、少しは継続してくれるかと期待したものの、それがまったくダメだったんです。相手がCL出場権獲得に邁進しているチームだというのもあったんでしょうが、前半だけでアジョセに2本、そしてハーフタイム入り直前にもペペに決められて、呆気なく3-0で勝負がついてしまいましたっけ。 それも不幸は重なるもので、同日同時間帯にプレーしていたアラベスがバレンシアに1-0で勝ったため、残留圏最後の17位である相手とレガネスの勝ち点差が4となり、いえ、おかげでバジャドリーに続き、ラス・パルマスの降格が決まり、僅かでも生き残りの可能性があるのは18位のレガネスだけとなったんですけどね。ボルハ・ヒメネス監督は、「Mientras hay vida, hay esperanza. Vamos a pelear a por los 40 puntos/ミエントラス・アイ・ビダ、アイ・エスペランサ。バモス・ア・ペレアル・ア・ポル・ロス・クアレンタ・プントス(生きている間は希望がある。ウチは勝ち点40を目指して戦う)」と話していたものの…。 というのも、彼らの残りの対戦相手は37節、日曜の全カードunificacion(ウニフィカシオン/統合)時間帯午後7時(日本時間翌午前2時)ではラス・パルマス、最終節はバジャドリーと両降格済みチームというのは希望が持てるんですが、他力本願になることだから。要はやはり、次節にバジャドリーと対戦するアラベスが勝った場合、勝ち点が41となり、レガネスは2連勝しても追いつけず。その場合はもう2つの残留未達成チーム、勝ち点5差のヘタフェか、エスパニョールが2連敗してくれるかどうかに懸かってくることに。 どちらにしろ、かなり見込みの薄い賭けに見えるんですが、ラ・セラミカでの帰りがけには応援に来ていたレガネスファンが、来季はバレンシア移籍の噂があるネユウに「Basura!/basura(クズ)」と罵声を浴びせ、一気触発状態になったなんてことも。いつもブタルケでは「2部Bになってもついていく」と歌っているファンたちなんですから、今季4年ぶりで再昇格して、慣れない1部での戦いにここまで一生懸命、取り組んできた選手たちを貶めることはしないでほしいものです。 そして火曜の午後9時半、サンティアゴ・ベルナベウにマジョルカを迎えたマドリーはというと、泣きっ面に蜂とはまさにこのことで、クラシコに負けてリーガ逆転優勝の目が99%なくなった彼らには前代未聞の頭数不足が襲来。元々、長期離脱のカルバハル、ミリトン、手術したリュディガー、アラバ、メンディ、まだリハビリ中のカマビンガ、クラシコでケガをしたビニシウス、ルーカス・バスケス、自信喪失中のロドリゴ、出場停止のチュアメニに加え、試合前日にもGKルニンとブライムが招集リスト落ちとなったおかげで、とうとう大量12名が欠けたとなれば、その日の控え選手がバジャホ以外、全員カンテラーノ(RMカスティージャの選手)だったの仕方なかったかと。 そのせいか、ベルナベウも満員にはならなかったんですが、そんな状況でも勝利を求められるのがマドリーですからね。前半11分、マテウのパスをセバージョスがカットできず、バルイェントに先制ゴールを奪われた時には場内も一瞬、凍りついたものでしたが、そこは世界一を自負するチーム。GKレオ・ロマンがparadon(パラドン/スーパーセーブ)を連発したせいで、同点になるのは後半23分、モドリッチのスルーパスから、敵DF3人に囲まれたエムバペが格の違いを際立たせるシュートを決めてくれるまで待たないといけなかったんですが、いやホント、マドリーには最後まで絶対に諦めない精神がしみ込んでいるんですねえ。 そう、後半19分に脚を打撲した、今は押しも押されぬレギュラーでも登録がRMカスティージャのままのアセンシオをトップチームの幽霊部員バジェホに交代。他は29分にせっかく巡ってきた先発のチャンスを生かせなかったエンドリックをコパ・デル・レイ準々決勝レガネス戦の後半ロスタイムに決勝ゴールを挙げたゴンサロにしただけで、トップチームの選手が常時7人以上ピッチにいないといけない規定を守ったマドリーは、アンチェロッティ監督も「Nunca he visto un equipo que haya tirado 40 veces a portería como hemos hecho/ヌンカ・エ・ビストー・ウン・エキポ・ケ・アジャ・ティラードー・クアレンタ・ベセス・ア・ポルテリア・コモ・エモス・ヘッチョー(ウチがやったように40回もシュートするチームは見たことがない)」と驚いていた猛攻を、飽きずに終盤まで続けることに。 するととうとう、後半ロスタイム最後の分にはモドリッチのCKがクリアされた後、フラン・ガルシアが再びエリアに戻したボールをバジェホがヘッドで流し、出場3試合目のCBヤコボがコペテに先んじてシュート。「He ido y no sé ni cómo, pero la he metido/エ・イドー・イ・ノー・セ・ニ・コモ、ペロ・ラ・エ・メティードー(行って、どうやったかはわからないけど、ゴールに入れた)」という彼の初得点で、土壇場のremontada(レモンダーダ/逆転劇)を達成しているんですから、驚いたの何のって(最終結果2-1)。 これでバルサがエスパニョール戦をプレーする前にして、リーガチャンピオンとなるのを防げたマドリーだったんですが、この根性を今季、リーガのバルサ戦以外の試合でも見せられていいたらねえ。試合後、クルトワなどは、「Vamos a creer hasta que matemáticamente sea imposible/バモス・ア・クレエル・アスタ・ケ・マテマティカメンテ・セア・インポシブレ(数字的に不可能になるまで、ボクらは信じる)」と言っていたものの、翌日のカタルーニャダービーでは予想通り、奇跡は起こらず。 よって、残りのセビージャ、レアル・ソシエダとの2試合は、レバンドフスキととうとう3得点差になったエムバペが上乗せゴールを入れて、ピチチ(リーガの得点王)だけでなく、ヨーロパ・ゴールデンシュー獲得を目指す機会と、クラブW杯前のプレシーズンマッチと化したマドリーなんですが、ケガから復帰する選手もそうそう多くはなさそうですしね。大体がして、もうアンチェロッティ監督の頭にはブラジル代表の6月W杯予選に向けての招集リスト作りしかないかも。 せいぜい、6月に赴任するシャビ・アロンソ監督にRMカスティージャからの抜擢メンバーがアピールする機会ぐらいにしかならないんじゃないかと思いますが、困ったのは、試合終了直前まで、勝ち点1確保を見込みながら、空手で帰ることになったマジョルカのアラサーテ監督の決意。そう、8位のコンフェレンスリーグ出場の座を勝ち点1差でラージョ、オサスナと争っている彼らだけに、「最後のCKをクリアして終わったはずだったのにゴールを入れられた。Te vas con rabia, pero hay que transformarla en energía el domingo/テ・バス・コン・ラビア、ペロ・アイ・ケ・トランスフォルマルラ・エン・エネルヒア・エル・ドミンゴ(怒り心頭だが、このエネルギーを日曜に持って行かないと)」と言っていたんですが、その日曜の相手はヘタフェなんですよ。 おまけに「Tenemos que intentar ganar el domingo para llegar a Vallecas con opciones europeas/テネモス・ケ・インテンタール・ガナール・エル・ドミンゴ・パラ・ジェガール・ア・バジェカス・コン・オプシオネス・エウロペアス(日曜に勝って、ヨーロッパの大会参加の可能性を残してバジェカスに着かないといけない)」(アラサーテ監督)というように、マジョルカの最終節はラージョ戦。となれば、もしやマドリーは弟分たちに対して、余計なことをしてくれた? ええ、何せ翌木曜にはマドリッドがサン・イシドロ祭の祝日で賑わう中、エスタディオ・バジェカスに足を運んだ私だったんですけどね。昼間に降ったにわか雨も上がり、お日様がさんさんと輝く中でキックオフとなったベティス戦は、ラージョが前半37分にペドロ・ディアスのミドルシュートがバーに当たって落ちたボールをデ・フルートスがヘッドで決めて先制。更に前半ロスタイムにもルジューヌの直接FKがゴールとなり、2-0で折り返す最高の展開に。 やっぱりここ3週間、コンフェレンスリーグ準決勝フィオレンティーナ戦から週2試合となり、しかも先週は延長戦でチェルシーとの決勝に進出とあって、ベティスは疲れているはずという予想が当たったと、ホクホクしながら、後半を捨てて、私がコリセウムに向かったところ、やられました!うーん、やはり「Salimos un poco aturdidos quizás por la euforia, en la segunda parte/サリモス・ウン・ポコ・アトゥルディードス・キサ・ポル・ラ・エウフォリア、エン・ラ・セグンダ・パルテ(ボクらは多分、歓喜しすぎていて、ちょっとボオッとして後半に入った)」(ラティウ)のせいだったんでしょうかね。 メトロからアトーチャ駅でセルカニアス(国鉄近郊路線)に乗り換える前、早くも6分にはクチョのゴールで1点を返され、15分には英雄だったルジューヌがアブデをエリア内で倒してPKを献上。イスコに2点目を決められて、最後は2-2で引き分けてしまうんですから、ガッカリじゃないでうか。いえ、「Tenemos dos finales por delante y hay que ganarla/テネモス・ドス・フィナレス・ポル・デランテ・イ・アイ・ケ・ガナールラ(ウチには2つの決勝があって、勝たないといけない)」とイニゴ・ペレス監督も言っていた通り、日曜のセルタ戦、最終節のマジョルカ戦に勝てば、来季のコンフェレンスリーグの切符どころか、36節で勝ち点4差になってしまったセルタを追い越して、未だにEL行きも夢じゃないんですけどね。 せっかくの直接ライバルたちと差をつける機会を失ってしまったのは残念ではありますが、まあ、最後まで競うものが残留ではないだけ、ラージョは百万倍幸せ。だってえ、ファンに総動員をかけ、アスレティック戦前にはbengala(ベンガラ/発煙筒)を焚いて、チームバスをお出迎えしてもらい、普段の数倍は力強いコリセウムの応援を受けながら、GKダビド・ソリアとウナイ・シモンのロングゴールキックと延々にボールが宙を舞っていた試合、ヘタフェは後半31分にグルセタ、44分にはCKからビビアンのシュートを浴びて、ウィリアムス兄弟のいなかったアスレティックに0-2で負け、来季のCL出場確定を祝われてしまったんですよ。 おかげでとうとう、試合の終盤にはスタンドから、「jugadores mercenarios/フガドーレス、メセナリオス(選手は金で雇われた傭兵)」というカンティコが出ていた程だったんですが、つまりこれって、6連敗の彼らは未だに残留確定ができておらず。エスパニョール、アラベス、レガネスと共に降格最後の1チームになる可能性があるってことで、奇跡が起こって、お隣さんが残留できても、ヘタフェが落ちたら、そんな悲劇はない?いやまあ、それでも日曜のマジョルカ戦、最終節のセルタ戦で勝ち点を貯められれば、回避可能なんですけどね。揃って相手がヨーロッパの大会出場を目指しているチームというのが辛いところかと。 そんなヘタフェにはもう少しのガッツと幸運を祈るしかないんですが、え?何で木曜にプレーしたアトレティコの話が抜けているんだって?いやあ、私がバジェカスに行ったのも実はもう、近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)であの、ちっちもさっちもいかない彼らのアウェイゲームを見ているのに耐えられなかったからで、案の定、オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の二元中継でも一向にいい話は聞こえてこず。挙句の果てに前半24分にはCKから、カテナにヘッドでゴールを挙げられて先制されると、後半途中にはシメオネ監督がフリアン・アルバレス、セルロートを下げる不可解采配を見せ、ええ、今のコレアとグリーズマンではゴールをまったく期待できませんですからね。 最後は後半37分にもブドミルに頭で決められ、2-0ですごすご完敗と、その気合のないプレーぶりにラジオの解説者たちがカンカンだったのを聞くにつけ、見ないで本当に良かったとホッとしたのは私だけではない?これで彼らはコパ・デル・レイ準決勝でバルサに負けて、今季全てのタイトル獲得可能性がほぼ消えて以来、アウェイ戦5試合でたったの1勝。そんな情けない有様にならなければ、もっと遅くまでリーガで粘れたんじゃないかと思うんですが、これには「監督がアウェイで選手たちがいいレベルを見せるのに必要なモチベーションを与えられない監督の責任」といくらシメオネ監督が言い張ったって、やっぱり当事者たちの自覚の問題があるのでは? おまけにこのオサスナ戦では後半途中にバリオスがジョレンテの腰に頭をぶつけ、脳震盪で交代。日曜のスィートホーム、メトロポリターノでの今季最終戦、ベティス戦にも出られなくなってしまうとは如何に。昨季同様、シーズン終盤は突極のアウェイ弱者になり下がったアトレティコにはもう、何を言っていいか、私もわからないんですが、そんなところを含めて、彼らは人間的な愛すべきチーム。今はせめて、クラブW杯では心を入れ替えて、今季のCLグループフェーズ、PSG戦やレバークーゼン戦で見せた強さを再現してくれることを願うしかありませんね。 ご挨拶: サイトのサービス終了をもって、このコラムも今回で終わりとなります。長年のおつき合い、ありがとうございました。この先もサッカーファンの旅行先として最適なマドリッドの魅力、リーガやマドリッドのクラブの試合やニュース、スペイン代表などについて、お伝えする方法を模索中なので、その際にはよろしくお願いします。 2025.05.17 21:00 Sat
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「王者として重要な大会を戦わなければ」代表招集拒否のスペイン女子代表選手たちの声明、同意しなかったW杯優勝メンバーが理由を明かす「私は何よりもプレーしたい」

レアル・マドリーのスペイン女子代表FWアテネア・デル・カスティージョが、同意しなかった声明について自身の考えを明かした。 オーストラリ&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で見事に優勝したスペイン女子代表。しかし、メダルが授与されるセレモニーでスペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長がFWジェニファー・エルモソの唇にキス。これが大きな問題に発展した。 エルモソは望んでいないキスをされたとすると、世界中で批判がルビアレス会長に集中することに。しかし、ルビアレス会長は自身の行動を一度は謝罪するも、「合意の上だった」「辞任する気はない」と主張を繰り返すことに。ただ、国際サッカー連盟(FIFA)から懲戒処分を受けると、エルモソも正式に告訴。その結果、会長を辞任することとなった。 一方で、スペイン代表の選手たちや候補選手たちは連盟で改善がない限り代表招集に応じない意向を発表。RFEFはホルヘ・ビルダ監督も解任し、体制が変わったRFEFだったが、UEFA女子ネーションズリーグに向けたメンバーが発表される予定の15日に、39名の選手が更なる改善を要求し代表招集を拒否する声明を発表していた。 これにより、スペイン女子代表メンバー発表は延期されることとなった、女子W杯優勝メンバーのうち2人が声明にサインしていなかった。1人は、レアル・マドリーのMFクラウディア・ソルノサだったが、女子W杯をもって代表引退を決意したとのこと。もう1人が、カスティージョだった。 カスティージョは自身のX(旧ツイッター)を通じて、自身が声明に同意しなかった理由を説明。ルビアレス元会長の行為やRFEFの体制に対しての不満や訴えには同意しているものの、まずは代表選手としてプレーすることが大事だと考えていると明かした。 「ここ数時間の出来事を受け、私の意見と決断を下した全ての理由を述べたいと思う」 「今回発表された声明を掘り下げる前に、私の考えを明確にしておきたいと思う。仲間がすでに述べているように、ジェニ・エルモソに起こった全てのことを非難し、ルイス・ルビアレスの全く場違いで遺憾な行動を指摘することに、私は完全に同意する」 「このため、私は他の80人の選手たちと共に、この事件を非難する声明に署名し、ルイス・ルビアレスが引き続きその職に就くならば、代表チームに行かないと表明した」 「この声明とその後の出来事の後、誰もが知るように、ルイス・ルビアレスとホルヘ・ビルダはもはやRFEFにいない。ただ、ネーションズリーグの戦いが近いこと、そして私たちの要求の重要な部分が満たされていることを考慮すると、代表チームへの招集を断ることは考えていない。その主張を明確に示したいと思う」 「まず第一に、私たちはサッカー選手。ここ数週間に起こったことを考慮すると、それを思い出しておいて損はない。私たちはプロフェッショナルとして、その義務を果たさなければならない」 「第二に、私たちが要求する変化には名前と姓があり、それらを引き起こす、または少なくともそれを始めるのに最良の方法は内部からであると私は信じている」 「もちろん、それは必要だと思うけど、RFEFが全く不確実な状況にあることも承知しているし、現時点で指揮を執っている人たちを信頼したいと思っている。私たちは、そのために指定されたわけではないため、選手が私たちが求めているこれらの変更を行うことはできないことは明らかだ」 「また、オリンピック出場のチャンスを与えてくれる非常に重要な大会を戦わなければならないと思う。私たちは世界王者のチームであり、それを忘れてはいけない。選手たちは皆、スペインのスポーツ界で最も重要な偉業の1つを達成した後、酷い数週間を過ごした。私は特にサッカーに行きたい、サッカーを見たい、そして何よりもプレーしたいと思っている」 「要するに、私は自分が考えていること、やりたいことを表明し他のであり、それ以上でもそれ以下でもない。この状況を完全に終わらせて、サッカーのことだけを考え、プレーし、見て、楽しむことに戻りたいと思っている」 2023.09.16 19:30 Sat

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