サウジアラビア代表指揮官の悩み…アル・ヒラル組を筆頭に「国内リーグで先発できない選手が20人」

2024.09.08 15:00 Sun
ロベルト・マンチーニを悩ます「国内組の出場機会」
Getty Images
ロベルト・マンチーニを悩ます「国内組の出場機会」
サウジアラビア代表ロベルト・マンチーニ監督が、選手たちの大半が所属クラブで出場機会に恵まれていないことを嘆く。『サウジ・ガゼッタ』が伝えている。

サウジアラビア代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第1節を戦い、ホームでインドネシア代表と1-1ドロー。有力なC組突破候補と目されるなか、満足いくスタートを切れなかった格好だ。

そんなサウジの9月招集メンバーは、先月末にローマ移籍が発表されたDFサウード・アブドゥルハミド、1日にベルギー1部・ベールスホット入りが発表されたMFファイセル・アル・ガムディを除き、全員が「国内組」。
「国内組」については、サウジ・プロフェッショナルリーグの主要クラブを中心に、欧州から来たビッグネームが中枢に君臨し始めた一方、現役サウジ代表選手の出場機会が減少。

9月の招集メンバー31人中、実に10人がアル・ヒラル所属、6人がアル・ナスル、5人がアル・シャバブなどと、主要クラブに有力な選手が揃うなかでの、出場機会減少だ。
マンチーニ監督は「インドネシア戦の難しさは“初戦”である、というだけではなかった。相手は欧州でさえコンスタントにプレーする選手がおり、こちらはそうではない」とポツリ。

また、正守護神のGKモハメド・アル・オワイス、最終ライン中枢のDFハッサン・タンバクティ、国内屈指の若手であるMFムサブ・アル・ジュワイルという主力3人について、「クラブでほとんどプレーしていない」と一様に言及。

GKアル・オワイスとDFタンバクティは、国内王者アル・ヒラルでリーグ戦の先発機会が皆無。21歳のMFアル・ジュワイルもアル・ヒラルで構想外とされ、今季アル・シャバブへレンタル移籍も、ここでも途中出場が続いている。

「我々は所属クラブでコンスタントにプレーする選手が揃うチームと対戦していくが、我々だけがそうではない」

「今日のチームには、サウジリーグで先発できない選手が20人。本当に問題だが、解決策はなく、私としてはクラブの控え選手であっても、選ばざるを得ない」

サウジアラビア代表は10日、C組第2節で中国代表とのアウェイゲームに臨む。

ロベルト・マンチーニの関連記事

ローマは14日、クラウディオ・ラニエリ氏(73)の新監督就任を発表した。 監督としての契約期間は今シーズン終了までとなり、シーズン終了後は上級管理職に就任し、クラブのスポーツに関するすべての事項についてオーナーのアドバイザーを務める。また、今後数カ月に渡る後任指揮官の選定にも、同氏の意見が反映されることになる。 2024.11.14 23:42 Thu
“皇帝”アドリアーノ氏が、かつての行方不明騒動を振り返り、生まれ育ったスラム街「ファヴェーラ」への愛着を綴る。 21世紀初頭のサッカー界を代表するスター、元ブラジル代表FWアドリアーノ氏。比類なき強烈な左足シュートに心を掴まされ、左足の練習に励んだサッカー少年も多かったはずだ。 全盛期はインテル時代で、その 2024.11.13 22:45 Wed
トルコサッカー連盟(TFF)で理事を務めるセイフン・カザンチ氏が、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督のローマ新監督就任の噂を否定した。 ダニエレ・デ・ロッシに続き、イバン・ユリッチ監督を解任したセリエAで12位のローマ。現在は、ロンドンに滞在しているとされるオーナーのダン・フリードキン氏、ライアン・フリードキン氏が 2024.11.13 07:30 Wed
サウジアラビア代表は攻撃の核たる存在がオーストラリア代表戦を欠場へ。『サウジ・ガゼット』などが伝える。 2026年北中米W杯アジア最終予選C組のサウジ代表。ここまでは1勝2分け1敗の3位で、10月シリーズ後にロベルト・マンチーニ監督を解任…エルヴェ・ルナール氏が再登板した。 11月は、まず14日にオーストラ 2024.11.12 16:05 Tue
ルディ・ガルシア氏(60)にローマ帰還の可能性が浮上している。 ダニエレ・デ・ロッシに続き、イバン・ユリッチ監督を解任したセリエAで12位のローマ。現在は、ロンドンに滞在しているとされるオーナーのダン・フリードキン氏、ライアン・フリードキン氏が複数の候補と面談し、新指揮官候補を決定する運びだ。 現時点ではサ 2024.11.12 15:10 Tue

サウジアラビア代表の関連記事

インドネシア代表のMFマルセリーノ・フェルディナンが、サウジアラビア代表戦の金星を振り返った。インドネシア『detiksport』が伝えた。 19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が行われた。最下位に位置していたインドネシア(勝ち点3)は、3位のサウジアラビア(勝ち点6)と対戦。11 2024.11.20 22:30 Wed
サウジアラビア代表FWサレム・アル・ドサリ(アル・ヒラル)の戦列復帰はいつになるのか。『サウジ・ガゼッド』が伝えている。 サウジ代表は19日、W杯アジア最終予選C組第6節でインドネシア代表に0-2と敗戦。前回対戦(第1節)の1-1ドローが驚くべきことではなかったと、不名誉な形で証明してしまった。 大まかな試 2024.11.20 18:20 Wed
サウジアラビア代表のエルヴェ・ルナール監督が、インドネシア代表戦を振り返った。インドネシア『detiksport』が伝えた。 19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が行われた。3位のサウジアラビア(勝ち点6)はアウェイで最下位に位置していたインドネシア(勝ち点3)と対戦となった。 2024.11.20 17:40 Wed
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が各地で行われた。 【グループA】イランが首位快走中、アジア王者カタールは苦戦 グループAは首位のイラン代表が5位のキルギス代表と対戦し、2-3で勝利。アウェイでの戦いとなった中、12分に左CKからのこぼれ球をメフディ・タレミが押し込み先制 2024.11.20 14:35 Wed
インドネシア代表のシン・テヨン監督が、サウジアラビア代表戦の金星を振り返った。インドネシア『detiksport』が伝えた。 19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が行われた。最下位に位置していたインドネシア(勝ち点3)は、3位のサウジアラビア(勝ち点6)と対戦。11月はホームでの連 2024.11.20 11:20 Wed

W杯予選の関連記事

記事をさがす

ロベルト・マンチーニの人気記事ランキング

1

アドリアーノ氏が42歳のお誕生日!短くも強烈な全盛期を送った“皇帝”、古巣のエースが思い入れ語る「僕の永遠のNo.1」

2月17日、短くも強烈な全盛期を送った元ブラジル代表FWアドリアーノ氏が42歳の誕生日を迎えた。ブラジル『グローボ』が伝えている。 かつて“皇帝”の異名をとったアドリアーノ氏。190cm近い長身に鋼のような肉体、何よりその左足から放たれる強烈“すぎる"シュートに、時として相対するGKはなす術もなかった。 クラブキャリアではフラメンゴでデビュー後、インテル移籍で欧州上陸。レンタル先のフィオレンティーナ、パルマで活躍したのち、復帰したインテルでは背番号「10」を与えられた。 しかし、ブラジル代表の一員としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を戦ったのを境に、当時インテルを率いたロベルト・マンチーニ監督との不和、無断練習欠席、うつ病発症などなど、その輝きが徐々に色褪せていくことに。 母国へのレンタル移籍によって一時的には復活も、イタリア帰還後は遅刻や夜遊び、ウェイトオーバーの常習犯となり、死亡説が流れたことも。結局、2016年に34歳で引退したアドリアーノ氏、その全盛期は20〜24歳ごろまでだったと言える。 そんな元皇帝も今年で42歳。古巣フラメンゴは公式SNSやYouTubeチャンネルでかつてのヒーローを祝い、アドリアーノ氏に憧れてフラメンゴへ来たという現エース・元ブラジル代表FWペドロが思い入れを語った。 「アドリアーノは間違いなく僕のアイドル。ピッチで彼以上に僕にインスピレーションを与えてくれる男はいなかった…小さな頃から彼を追いかけてきたんだ」 「マラカナンでのコリチーバ戦のゴールは、僕が最も心に残っている彼のゴール。あのとき僕はゴール裏にいてね。一人のファンとして彼を追いかけた記憶が色褪せることなんか決してない。繰り返すけど、彼は僕のインスピレーションの源であり、永遠にNo.1の選手だ」 現在のアドリアーノ氏の様子は、公式X(@A10imperador)から垣間見ることができる。20代の現役フットボーラーにも多大な影響を与えた男が、幸せそうで、何よりだ。 <span class="paragraph-title">【写真】幸せそうで何より! 現在のアドリアーノ氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">Partiu sampa <a href="https://t.co/uHCVhEuQcN">pic.twitter.com/uHCVhEuQcN</a></p>&mdash; Adriano Imperador (@A10imperador) <a href="https://twitter.com/A10imperador/status/1755992129824817420?ref_src=twsrc%5Etfw">February 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.18 20:30 Sun
2

時を超えて愛される“皇帝”アドリアーノ氏、生まれ育ったスラム街への愛を綴る「インテルで期待に添えなかった」「ここでなら人間に戻れる」

“皇帝”アドリアーノ氏が、かつての行方不明騒動を振り返り、生まれ育ったスラム街「ファヴェーラ」への愛着を綴る。 21世紀初頭のサッカー界を代表するスター、元ブラジル代表FWアドリアーノ氏。比類なき強烈な左足シュートに心を掴まされ、左足の練習に励んだサッカー少年も多かったはずだ。 全盛期はインテル時代で、そのキャリアはまさに「太く短く」。黄金期の名残が残るカルチョであまりに強烈な全盛期を過ごした一方、ピッチ外でのトラブルから、引退も早かった。 騒動のひとつが、繰り返された行方不明。 2009年4月、当時インテル所属でブラジル代表に招集された氏は、突如として母国で足取りが途絶え、最後はリオデジャネイロのスラム街「ファヴェーラ」から自ら帰ってきた。 あれから15年、アドリアーノ氏は『The Players Tribune』に起稿し、当時を回想。生まれ育った「ファヴェーラ」への愛着が、騒動の原因になったと文章を綴る。 「僕は『無駄』という言葉が好きだ。僕は自分のことを『サッカー史上最大の無駄』だったと思っているんだ。大丈夫だよ。一見すると汚名だが、僕はこの汚名を楽しんでいる」 「麻薬に手を染めたことはない。クラブで遊ぶのは好きじゃない。でも、貧民街から出た男が、ヨーロッパで皇帝と呼ばれるようになった。『なぜ栄光を自ら捨て、昔の居場所で酒を飲みまくっているんだ』と疑問を抱かれるが、それは多分、僕の希望そのものだったんだ」 「ファヴェーラ…サッカーから逃げてここへ戻ってきたとき、サッカー関係者は誰も僕を見つけられなかった。なぜか? それはファヴェーラのルールがあるからだ。誰もが口を閉じる…誰ひとり、僕のことを密告する人はいないんだ」 「なぜファヴェーラに戻ったか。酒や女?違う。ドラッグ?誓って違う。ここでは自由になれるんだ。平和が訪れるんだ。生きている実感が湧くんだ。ほんの一瞬でも、あの空気を吸って、人間に戻りたいと思ったんだ」 「頑張ってはみたんだ。ロベルト・マンチーニの意見に耳を傾け、ジョゼ・モウリーニョに合わせようと努力し、素直にマッシモ・モラッティを頼ったこともある。でも、彼らの期待に沿う人間にはなれなかった。次第に多くの人から非難され、もう、耐えられなかった」 「いまはファヴェーラじゃなく、リオのちゃんとした住宅街に住んでいるよ。だけど、僕の一部は常にファヴェーラにある。バイクにでも乗って、僕とドライブしないか? そうすると、心が落ち着くんだ。今だってそうさ」 「何度でも僕はファヴェーラに戻る。裸足でドミノをしたり、縁石に座ったり、音楽を聴いたり、踊ったり…僕はここでコミュニティとは何かを学んだ。これが、僕の物語だ」 2024.11.13 22:45 Wed
3

ルナール再招へいのサウジアラビア代表が発表! 豪州&インドネシアとの重要なアウェイ連戦【2026年W杯アジア最終予選】

サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は6日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むサウジアラビア代表メンバー27名を発表した。 ロベルト・マンチーニ前監督を解任し、2022年カタールW杯終了までエルヴェ・ルナール監督を再招へいしたサウジアラビア。ここまで1勝2分け1敗の3位に位置するチームは、今回のインターナショナルマッチウィークで14日にオーストリア代表とのアウェイゲーム、19日にインドネシア代表とのアウェイゲームを戦う。 その重要な一戦に向けてフランス人指揮官は、ローマのサウード・アブドゥルハミドや、サレム・アル・ドサリ、ファラス・アル・ブライカン、サスペンション明けのモハメド・カンノらを招集している。 今回発表されたサウジアラビア代表メンバーは以下の通り。 ◆サウジアラビア代表メンバー GK ハメド・アル・シャンキティ(アル・イテハド) アブドゥルラフマン・アル・サンビ(アル・アハリ) モハメド・アル・ルバイエ(アル・ヒラル) アハメド・アル・カサール(アル・カーディシーヤ) DF サウード・アブドゥルハミド(ローマ/イタリア) アリ・ラジャミ(アル・ナスル) スルタン・アル・ガーナム(アル・ナスル) アリ・アル・ブライヒ(アル・ヒラル) ハッサン・タンバクティ(アル・ヒラル) ヤセル・アル・シャフラニ(アル・ヒラル) アブドゥラー・アル・アムリ(アル・イテハド) ムハンナド・アル・シャンキティ(アル・イテハド) MF アイマン・ファラター(ダマク) サード・アル・ナセル(アル・タアーウン) ムサブ・アル・ジュワイル(アル・シャバブ) アブドゥラー・アル・ハイバリ(アル・ナスル) アブドゥレラー・アル・マルキ(アル・イテファク) モハメド・カンノ(アル・ヒラル) ナセル・アル・ドサリ(アル・ヒラル) サレム・アル・ドサリ(アル・ヒラル) サルマン・アル・ファラジュ(ネオム) マルワン・アル・サハフィ(ベールスホット/ベルギー) ファイセル・アル・ガムディ(ベールスホット/ベルギー) FW ファラス・アル・ブライカン(アル・アハリ) アブドゥラー・ラディフ(アル・イテファク) サレー・アル・シェフリ(アル・イテハド) アブドゥラー・アル・ハムダン(アル・ヒラル) 2024.11.07 08:15 Thu
4

サウジアラビア代表の主軸2枚が豪州戦を欠場…ルナール第2次政権初陣で頼みのサレム・アル・ドサリを欠く

サウジアラビア代表は攻撃の核たる存在がオーストラリア代表戦を欠場へ。『サウジ・ガゼット』などが伝える。 2026年北中米W杯アジア最終予選C組のサウジ代表。ここまでは1勝2分け1敗の3位で、10月シリーズ後にロベルト・マンチーニ監督を解任…エルヴェ・ルナール氏が再登板した。 11月は、まず14日にオーストラリア代表と対戦し、 続いてインドネシア代表とのリターンマッチ。日本同様、2試合とも敵地戦である。 チーム一行がすでに豪州入りしたなか、ルナール新監督から注目の発言が。代表ウィーク前最後の国内リーグで負傷した2選手が、少なくともオーストラリア戦を欠場するという。 まず、10月は日本戦含めた2試合ともに先発出場していた主力セントラルハーフ、MFアブドゥレラー・アル・マルキ。 アル・ヒラルで外国籍選手に押し出されて構想外となった挙句、今季アル・イテファクにレンタル移籍し、新天地でも控え要員からスタート…ようやくリーグ戦初先発から3試合連続スタメンとなった矢先、足首を負傷した。 そして、中枢たるMFサレム・アル・ドサリ。 サウジ代表の攻撃全てがこの男を経由すると言って差し支えないエースで、日本戦の切れ味鋭いドリブルも印象的…アル・ヒラルで唯一、スタメンを確約される同国No.1選手だが、こちらも足首負傷で豪州戦出場不可とのことだ。 両選手は豪州入りしておらず、インドネシア遠征からの帯同も厳しいとされる。 2024.11.12 16:05 Tue
5

ローマがラニエリ新監督就任を発表! 暫定指揮官とともに後任選定にも関与

ローマは14日、クラウディオ・ラニエリ氏(73)の新監督就任を発表した。 監督としての契約期間は今シーズン終了までとなり、シーズン終了後は上級管理職に就任し、クラブのスポーツに関するすべての事項についてオーナーのアドバイザーを務める。また、今後数カ月に渡る後任指揮官の選定にも、同氏の意見が反映されることになる。 ローマでは今シーズン、開幕から低空飛行が続くとレジェンドだったダニエレ・デ・ロッシ監督を早々に見限り、9月に解任。イバン・ユリッチ監督を招へいしたが、チーム状態は改善せず、今月10日に解任されていた。 後任に関してはサウジアラビア代表監督を解任されたロベルト・マンチーニ氏や国内外の複数候補の名前が挙がっていた。だが、コスト面やロマニスタとオーナーサイドの関係悪化が著しいなか、ローマ生まれで生粋のロマニスタでもあり、選手・監督としてクラブを知り抜くレジェンドに白羽の矢が立った。 これまで2009年から2011年、2019年3月には今回と同じように火中の栗を拾う形で古巣の窮地を救った老将は、3度目のジャッロロッシ指揮官就任となった。 これまでナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・マドリー、チェルシー、パルマ、ユベントス、ローマ、インテル、モナコ、ギリシャ代表、レスター・シティ、ナント、フルアム、サンプドリア、ワトフォードと数多くのチームを指揮したラニエリ氏。昨シーズンはカリアリをセリエA残留に導き、監督業からの引退を発表していたが、古巣の苦境を受けて現場復帰する決断を下した。 2024.11.14 23:42 Thu

サウジアラビア代表の人気記事ランキング

1

「我々の勝利が奪われた!」サウジの90+3分劇的弾はオフサイドで幻に…豪州と敵地で0-0ドロー

14日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第5節のオーストラリア代表vsサウジアラビア代表が豪州ホームで行われ、0-0のドロー決着となった。 この結果、日本代表は明日インドネシア代表に勝利なら、両者との勝ち点差が「7」まで広がることに。ありがたい他会場の結果である。 振り返ると、サウジの劇的ゴールが幻に。 90+3分、サウジはFKのチャンス。クロスはゴール前から掻き出されるも、ボックス手前でセカンドボールを拾ったスルタン・アル・ガーナムが、地を這う強烈な右足ミドルを突き刺し、敵地で劇的な決勝ゴールかと思われた。 しかし、喜びも束の間、副審の旗が上がり、オフサイドという判定に。 アル・ガーナムが放ったシュートをコース上で味方が関与した、もしくは触れたとみなされ、VARの介入でも覆らず。今予選3試合ぶりとなる白星を目指したサウジだが、幻の決勝ゴールとなってしまった。 SNS上では、サウジアラビアのユーザーと思しきアカウントから「我々の勝利が奪われた!」「絶対にオフサイドじゃない!」「VARは今日も仕事をしていない」「アラブのAFCレフェリーは信用に値しない」などと不満が続出。 シチュエーションそのものが微妙なものだけに、モヤモヤが残るサウジ陣営となった。 <span class="paragraph-title">【動画】幻となったサウジの90+3分弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">LATE DRAMA <br><br>Saudi Arabia have the ball in the back of the net but the flag goes up and VAR confirms the offside call <br><br>Watch <a href="https://twitter.com/hashtag/AUSvKSA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AUSvKSA</a> live now on Paramount+ <a href="https://t.co/S0WdH4q84h">pic.twitter.com/S0WdH4q84h</a></p>&mdash; Paramount+ Australia (@ParamountPlusAU) <a href="https://twitter.com/ParamountPlusAU/status/1857018446103347639?ref_src=twsrc%5Etfw">November 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.14 20:44 Thu
2

豪州vsサウジは0-0決着 C組首位日本は明日勝利なら両者と勝ち点「7」差に【2026W杯アジア最終予選】

14日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第5節のオーストラリア代表vsサウジアラビア代表が豪州ホームで行われ、0-0のドロー決着となった。 現在C組2位の豪州、同3位のサウジ。 豪州は先月発足したトニー・ポポヴィッチ体制の基盤たる[5-4-1]という陣形を作り、対するサウジは第2次エルヴェ・ルナール政権の初陣で、エースのサレム・アル・ドサリを欠く。 12分、豪州はロングボールへ走ったミッチェル・デュークがサウジGKアハメド・アル・カサールと接触し、主審がPKを宣告。ただ、VARルームがファウルはボックス外と判断する。 後方ではビルドアップが怪しく、サウジのプレスで奪われる場面も。27分もセンターバックのジェイソン・ゲリアが捕まり、最後はGKジョー・ガウチのシュートストップで難を逃れる。 対するサウジは、各所に顔を出してほぼ全ての攻撃を経由するアル・ドサリがいないためか、なかなか歯車が回らず。次第にビルドアップも苦しくなり、ポゼッションを豪州に譲る。 なんとかやり過ごして迎えた45+4分、一発で裏抜けしたマルワン・アル・サハフィがGKガウチとの一対一を決めきれず。直後に副審の旗が上がったが、決めておきたい場面だった。 豪州も45+6分、前線での守備からジャクソン・アーバインが決定機。最後はボックス手前で右足を振るが、狙いすましたショットはクロスバーを超え、頭をかかえる。 豪州は後半頭からFWニシャン・ヴェルピレイを投入。サウジも56分、2トップの一角にFWアブドゥラー・アル・ハムダンを投入するなど2枚替え。互いに打開への一手とする。 65分、豪州は深く攻め込み、右からのマイナスのクロスにデューク。J1町田所属のストライカーがボックス中央で右足を振るが、サウジDFの身を挺したブロックに遭って脅かせず。 このあたりから、完全に豪州ペース。 しかし、フレッシュなヴェルピレイのドリブル突進は抑揚をつけられず、シュート前に阻まれて最後はファウルで攻撃終了。ヴェルピレイはこの場面で足を痛め、交代を余儀なくされる。 82分、ホーム豪州がアジズ・ベヒッチを投入すると、メルボルン・ビクトリーの本拠地からブーイングが聞こえる場面も。 メルボルン・シティで主将を担うべヒッチは先月末、ビクトリーとのダービーマッチで意図的に相手を踏みつけ、国内で出場停止処分を受けているためだと考えられる。 不穏な空気に拍車がかかる豪州だが、決定機。 84分、ブランドン・ボレッロがサウジ最終ラインの背後に抜け出し、並走したライリー・マッグリーへラストパス。マッグリーは「あとは決めるだけ」のシュートを流し込めなかった。 90+3分、サウジはFKからセカンドボールを拾い、最後はスルタン・アル・ガーナムが強烈な右足ミドルを突き刺すが、コース上で味方が関与したとしてオフサイドに。豪州は命拾いだ。 結局スコア動かず、0-0という決着に。 これにより、豪州&サウジは1勝3分け1敗の勝ち点6で並び、C組首位の日本代表は、明日インドネシア代表に勝つことで、両者との勝ち点差を「7」まで広げることができる。 オーストラリア代表 0-0 サウジアラビア代表 ◆C組暫定順位表 1位 日本 | 勝ち点10 | +14 2位 豪州 | 勝ち点6 | +1 3位 サウジアラビア | 勝ち点6 | -1 4位 バーレーン | 勝ち点5 | -4 5位 インドネシア | 勝ち点3 | -1 6位 中国 | 勝ち点3 | -9 2024.11.14 20:08 Thu
3

豪州vsサウジは0-0で前半終了 豪州はビルドアップに苦戦、エース欠くサウジは前線からの守備に活路【2026W杯アジア最終予選】

2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第5節のオーストラリア代表vsサウジアラビア代表が豪州ホームで行われている。前半を終え、0-0となっている。 現在C組2位の豪州、同3位のサウジ。 豪州は先月発足したトニー・ポポヴィッチ体制の基盤たる[5-4-1]という陣形を作り、対するサウジは第2次エルヴェ・ルナール政権の初陣で、エースのサレム・アル・ドサリを欠く。 12分、豪州はロングボールへ走ったミッチェル・デュークがサウジGKアハメド・アル・カサールと接触し、主審がPKを宣告。ただ、VARルームがファウルはボックス外と判断する。 後方ではビルドアップが怪しく、サウジのプレスで奪われる場面も。27分もセンターバックのジェイソン・ゲリアが捕まり、最後はGKジョー・ガウチのシュートストップで難を逃れる。 対するサウジは、各所に顔を出してほぼ全ての攻撃を経由するアル・ドサリがいないためか、なかなか歯車が回らず。次第にビルドアップも苦しくなり、ポゼッションを豪州に譲る。 なんとかやり過ごして迎えた45+4分、一発で裏抜けしたマルワン・アル・サハフィがGKガウチとの一対一を決めきれず。直後に副審の旗が上がったが、決めておきたい場面だった。 豪州も45+6分、前線での守備からジャクソン・アーバインが決定機。最後はボックス手前で右足を振るが、狙いすましたショットはクロスバーを超え、頭をかかえる。 結局、ゴールは生まれず前半0-0。後半の行方やいかに。 【前半終了】 オーストラリア代表 0-0 サウジアラビア代表 2024.11.14 19:01 Thu
4

W杯最終予選C組…オーストラリア代表がサウジアラビア代表との大一番へ「相手は元の監督に戻って力を取り戻したはず」

オーストラリア代表陣営がサウジアラビア代表戦へ意欲。豪『news.com.au』が伝える。 豪代表は14日にホームでサウジアラビア代表と対戦し、19日はアウェイでバーレーン代表と。W杯アジア最終予選C組で2位につけるなか、強敵との大一番およびリベンジマッチである。 先月就任したトニー・ポポヴィッチ監督にとっては、まず就任直前まで率いたメルボルン・ビクトリーの本拠地でのサウジ戦に。「戻ってこられて嬉しい」と語りつつ、勝利を期す。 「思い出だらけのスタジアムが満員になるのかどうか、とても楽しみだ。勝って誇りを感じてもらえれば嬉しいね。勝ち点3を得るには、それに相応しいプレーが必要だ」 前回10月は、初陣からキャプテン外し。 所属するローマで今季出場機会ゼロのGKマシュー・ライアンをベンチに置き、アストン・ビラで国内カップ戦などに起用される2番手GK、ジョー・ガウチを2試合続けて送り込んだ。 この点について指揮官は明言を避けつつ、「クラブでプレータイムの少ない選手は扱いが難しいと認める」とひと言。現地メディアは引き続きガウチがゴールマウスを守ると予想する。 「W杯の切符を掴めるかどうかは、いつも自分たちにかかっている。今回で言えば、我々のホームで戦うことができる。この事実は選手たちの自信の源になってくれるはずだ」 また、サウジについてDFキャメロン・バージェス、MFジャクソン・アーバインは、2022年カタールW杯で指揮し、このたび再登板したエルヴェ・ルナール監督を警戒する。 「サウジは監督と選手が互いを知り尽くしている。僕たちとしては、単にサウジを相手にする…ってだけじゃない。彼らに打撃を与えるには、準備していない要素も必要かもしれない。普段と異なることが投げかけられている」 「何度も何度もサウジと対戦してきたが、彼らは元の監督に戻ったことで、本来の脅威を取り戻したとみるべきだ。難しい戦いになるけど、最善の結果を掴みに行く」 サウジのほうは、頼みのMFサレム・アル・ドサリ(アル・ヒラル)が豪州戦を欠場する。 2024.11.13 20:06 Wed
5

アジア王者・カタールが5-0で惨敗、韓国は連勝ストップも首位キープ、日本は首位独走も2位以下大混戦【2026W杯アジア最終予選】

19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が各地で行われた。 <h3>【グループA】イランが首位快走中、アジア王者カタールは苦戦</h3> グループAは首位のイラン代表が5位のキルギス代表と対戦し、2-3で勝利。アウェイでの戦いとなった中、12分に左CKからのこぼれ球をメフディ・タレミが押し込み先制すると、33分にはカウンターから上手く相手をかわしたサレー・ハルダニが決めて追加点を奪う。 しかし、キルギスも黙ってはいない。51分にジョエル・コジョがCKの流れから1点を返すと、59分にはPKを獲得。VARチェックの中で認められ、これをコジョがしっかりと決めて同点に追いつく。しかし、イランは76分に右サイドを崩すと、クロスをサルダール・アズムンが打点の高いヘッドで合わせて勝ち越しに成功。2-3で勝利を収めた。 2位のウズベキスタン代表は、最下位の北朝鮮代表と対戦。しっかりとイランを追いかけたいなか、ラオスで行われた試合は44分にボックス内の混戦からこぼれたボールを、後方から走り込んだアボスベク・ファイズラエフがボックス手前から右足一閃。これがネットを揺らしてウズベキスタンが0-1で勝利した。 また、4位と苦戦するアジア王者のカタール代表は、勝ち点で並ぶ3位のUAE代表と対戦。ここまで苦戦していることがこの日も出てしまい、開始4分にファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマにゴールを奪われると、45分、45分+5と前半だけでハットトリックを決められる事態に。さらに56分には4点目を奪われると、73分にはヤハヤ・アル・ガッサニにもゴールを許し、まさかの5-0で惨敗に終わってしまった。 北朝鮮代表 0-1 ウズベキスタン代表 【ウズベキスタン】 アボスベク・ファイズラエフ(前44) キルギス代表 2-3 イラン代表 【キルギス】 ジョエル・コジョ(後5、後19) 【イラン】 メフディ・タレミ(前12、前33) サルダール・アズムン(後31) UAE代表 5-0 カタール代表 【UAE】 ファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマ(前4、前45、前50、後11) ヤハヤ・アル・ガッサニ(後28) ◆順位表 1位:イラン/勝ち点16 2位:ウズベキスタン/勝ち点13 3位:UAE/勝ち点10 4位:カタール/勝ち点7 5位:キルギス/勝ち点3 6位:北朝鮮/勝ち点2 <h3>【グループB】韓国は連勝ストップも無敗キープ</h3> グループBは首位に立つ韓国代表が最下位のパレスチナ代表と対戦。試合は12分にバックパスのミスを突いたパレスチナが、ゼイド・クンバルがボールを奪い切りネットを揺らして先制する。 それでも韓国は16分、左サイドを崩しダイレクトパス交換に抜け出したソン・フンミンがボックス左から決め切り、同点に追いつくことに成功。その後は韓国が何度もゴールに迫るが、最後まで追加点を奪えずに1-1のドローに終わった。 2位のヨルダン代表は5位のクウェート代表とアウェイで対戦。21分にボックス手前で粘りを見せたヤザン・アル・ナイマトがミドルシュートを華麗に沈めてヨルダンが先制。しかし、68分にクウェートはモハマド・ダアムがかなり離れた位置から右足一閃。鋭い低空ミドルがゴール左隅に決まり、1-1のドローに終わった。 3位のイラク代表は、アウェイで4位のオマーン代表と対戦。ピンチを凌いだイラクは、ボックス付近でパスを繋ぐと、アハメド・ヤシンのグラウンダーのクロスをユセフ・ワリ・アミンがボックス中央でダイレクトシュート。これが決勝点となり、0-1で勝利。2位に浮上した。 パレスチナ代表 1-1 韓国代表 【パレスチナ】 ゼイド・クンバル(前12) 【韓国】 ソン・フンミン(前16) オマーン代表 0-1 イラク代表 【イラク】 ユセフ・ワリ・アミン(前36) クウェート代表 1-1 ヨルダン代表 【クウェート】 モハマド・ダアム(後23) 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前21) ◆順位表 1位:韓国/勝ち点14 2位:イラク/勝ち点11 3位:ヨルダン/勝ち点9 4位:オマーン/勝ち点6 5位:クウェート/勝ち点4 6位:パレスチナ/勝ち点3 <h3>【グループC】日本が圧倒的な強さ、2位以下は勝ち点差「1」の大混戦</h3> グループCの日本代表は、アウェイで中国代表と対戦。今予選オウンゴール以外で初の失点を喫したものの、1-3で勝利を収め、首位を独走中。一方で、2位のオーストラリア代表は5位のバーレーン代表とドロー、3位のサウジアラビア代表は、最下位のインドネシア代表相手に2-0で敗れることとなった。 この結果、6試合を終えて日本は勝ち点16で首位独走中となり、来年3月の2試合で8大会連続8度目のW杯出場が決まる可能性が出てきた。一方で、2位のオーストラリアは勝ち点7、3位にインドネシアが浮上するも、4位のサウジアラビア、5位のバーレーン、最下位の中国といずれも勝ち点6で並ぶ大混戦となっている。 中国代表 1-3 日本代表 【中国】 リン・リャンミン(後3) 【日本】 小川航基(前39、後9) 板倉滉(前45+6) インドネシア代表 2-0 サウジアラビア代表 【インドネシア】 マルセリーノ・フェルディナン(前32、後12) バーレーン代表 2-2 オーストラリア代表 【バーレーン】 マフディ・アブドゥルジャバル(後30、後32) 【オーストラリア】 クシニ・イェンギ(前1、後51) ◆順位表 1位:日本/勝ち点16 2位:オーストラリア/勝ち点7 3位:インドネシア/勝ち点6 4位:サウジアラビア/勝ち点6 5位:バーレーン/勝ち点6 6位:中国/勝ち点6 2024.11.20 14:35 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly