“自分たちも中国相手に大量得点を…”? サウジアラビア代表のマンチーニ監督「5〜6点決められれば有意義」
2024.09.10 18:10 Tue
サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督
サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督が、中国代表戦に向けての前日会見で意欲を語った。『香港01』が伝える。アジアを代表する強豪のひとつ、サウジアラビア代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組を引き分け発進。
ホームでインドネシア代表と1-1ドローに終わり、マンチーニ監督としても「国内リーグで先発できない選手が20人」と試合後に嘆くなど、モヤモヤ感を募らせる90分間となった。
となれば、このモヤモヤを次回10月の代表ウィークまで持ち越さず、今月中に少しでも払拭しておきたいところ。サウジは10日、A組第2節で中国代表とのアウェイゲームに臨む。
中国が5日の第1節・日本代表戦で0-7大惨敗を喫したことも念頭にあるのか、マンチーニ監督は前日会見でこのように語った。
指揮官は続けて「中国は依然として良いチームだよ」とも語っていったが、自分たちも中国相手に大量得点を…という思いがあるのだろう。
一方、中国国営『新華社通信』は依然、「レベルの低いミスが絶えず、戦術も意志もなく、フィジカルコンタクトも避ける…ネット上で叫ばれた『流血』が最も相応しい」などと、中国代表チームの日本戦7失点を糾弾。
そして「サウジにも敗れる可能性は当然あるが、戦わずして負けることは許さない。これ以上、ファンの心理的最低ラインを下回るな」とかなりキツめの論調を展開している。
ホームでインドネシア代表と1-1ドローに終わり、マンチーニ監督としても「国内リーグで先発できない選手が20人」と試合後に嘆くなど、モヤモヤ感を募らせる90分間となった。
中国が5日の第1節・日本代表戦で0-7大惨敗を喫したことも念頭にあるのか、マンチーニ監督は前日会見でこのように語った。
「私はこのチームの得点力を鍛えることに重点を置いている。1試合で5〜6点決めることができれば、それは私たちにとって、この上なく有意義なものだ。インドネシア戦も後半はチャンスを作れていた。難しい戦いを覚悟するが、ゴールを決められることを願っている」
指揮官は続けて「中国は依然として良いチームだよ」とも語っていったが、自分たちも中国相手に大量得点を…という思いがあるのだろう。
一方、中国国営『新華社通信』は依然、「レベルの低いミスが絶えず、戦術も意志もなく、フィジカルコンタクトも避ける…ネット上で叫ばれた『流血』が最も相応しい」などと、中国代表チームの日本戦7失点を糾弾。
そして「サウジにも敗れる可能性は当然あるが、戦わずして負けることは許さない。これ以上、ファンの心理的最低ラインを下回るな」とかなりキツめの論調を展開している。
1
2
ロベルト・マンチーニの関連記事
サウジアラビア代表の関連記事
W杯予選の関連記事
|
ロベルト・マンチーニの人気記事ランキング
1
イタリア代表が新組閣を発表…バルザーリがアッズーリのコーチングスタッフ入り
イタリアサッカー連盟(FIGC)は4日、A代表から世代別代表に関する新組閣を発表。元イタリア代表DFのアンドレア・バルザーリ氏(42)がアッズーリのコーチングスタッフに入閣した。 今回の新組閣は、世代別チームと緊密に協力し、若手選手がより容易にA代表まで上り詰められるようにという、ロベルト・マンチーニ監督の要請を受けて実現したもの。 今回の組閣ではマンチーニ監督がU-21チームとU-20チームのコーディネーター職を兼任することが発表され、イタリアをU-20ワールドカップ決勝に導いたカルミネ・ヌンツィアータ監督がパオロ・ニコラート氏の後任としてU-21チームの監督に就任。 さらに、アッズーリでマンチーニ監督のサポートをしていたアッティリオ・ロンバルド氏がU-20チームの監督に就任する。 現役時代にユベントスやイタリア代表で活躍したバルザーリ氏は、現役引退後にユベントスでマウリツィオ・サッリ監督の下、2019-20シーズンにアシスタントコーチを務めていた。また、直近まではFIGCで世代代表チームの監督たちを補佐する役割を担っていた。 今回の新たな役職ではアッズーリの守備部門を主に担当し、世代交代が急務とされるディフェンスラインの刷新を主導していくことになる。また、バルザーリ氏以外では前U-19チーム監督のアルベルト・ボリーニ氏がマンチーニ監督の副官、若き戦術家として知られるアントニオ・ガリアルディ氏がテクニカル・コーチを務める。 2023.08.05 14:48 Sat2
イタリア代表がリヨン逸材FWシェルキ招集を検討か?
イタリア代表がリヨンのU-21フランス代表FWラヤン・シェルキ(19)の招集を検討しているようだ。 アルジェリア人両親の元、リヨンで生まれ育ったシェルキは2010年にヨーロッパ屈指と言われる育成の名門へ加入。FWカリム・ベンゼマやFWハテム・ベン・アルファ、MFフセム・アワールと北アフリカにルーツを持つ偉大な先達と同様に、卓越したボールスキル、創造性、パスセンスを武器に10代前半から注目を集めた逸材アタッカーだ。 今シーズンここまでリーグ戦27試合3ゴール5アシストの数字を残す万能型アタッカーに対しては、パリ・サンジェルマンなど国内外のビッグクラブが熱視線を注ぐ。 イタリア『La Repubblica』やフランス『レキップ』が報じるところによれば、イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督は、将来的にフランス、アルジェリアの両A代表入りが見込まれる19歳の動向を注視しているという。 シェルキの祖父はイタリア南部のプーリア州出身でイタリア代表でプレーする資格を有しており、先日にA代表デビューさせたアルゼンチン出身のFWマテオ・レテギら、以前からイタリア国外にルーツを持つ選手を積極的に招集してきた同監督は、逸材の招集を目指している模様だ。 現時点でシェルキが3カ国のいずれのA代表でプレーするかは不明だが、アッズーリ入りを選択した場合は貴重な戦力となることは間違いないはずだ。 2023.04.11 23:51 Tue3
マンチーニ息子がバルサ入りへ…デコSD率いるリクルート部門のスタッフに
バルセロナが“マンチーニJr”を迎え入れることになるようだ。 スペイン『ムンド・デポルティボ』など複数メディアによると、元ポルトガル代表MFのデコ氏がスポーツディレクター(SD)を務めるバルセロナのリクルート部門は、アンドレア・マンチーニ氏(31)を新たなスタッフとして迎え入れるという。 マンチーニ氏の父親は現役時代にサンプドリアやラツィオで活躍し、現役引退後はインテルやマンチェスター・シティ、イタリア代表などの指揮官を歴任した、現サウジアラビア代表監督のロベルト・マンチーニ氏だ。 そのフットボール界のレジェンドの息子はマンチェスター・シティのユースチームに在籍し、以降はバジャドリーBやブダペスト・ホンヴェード、DCユナイテッド、ニューヨーク・コスモスと世界各国のクラブを渡り歩いた苦労人。 現役引退後はエージェントとして短期間働いた後、フィオレンティーナでダニエル・プラデSDの補佐役として働いた。その後、2023年7月に父親の古巣であるサンプドリアでテクニカルディレクターのニコラ・レグロッターリエ氏のサポート役として働き、すぐさま新SDに任命されて1年間同職を務めていた。 マンチーニ氏の手腕は未知数な部分はあるが、偉大な父親の幅広い人脈やフィオレンティーナ、サンプドリアで培ったイタリア方面のネットワークはバルセロナにとっても有用となりそうだ。 2024.08.07 16:30 Wed4
ナスリが古巣同士対戦のシティvsアーセナル展望…過去に短期間指導受けたペップにも言及
かつてアーセナルとマンチェスター・シティでプレーした元フランス代表MFサミル・ナスリが、その古巣同士が激突するプレミアリーグ頂上決戦を展望した。 ナスリは現役時代の2008年から2011年までアーセナルで、2011年から2017年までマンチェスター・シティに在籍。アーセナルでは同胞アーセン・ヴェンゲル、シティではロベルト・マンチーニやマヌエル・ペジェグリーニ、現指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ監督の下でプレーしてきた。 現在は、フランス『カナル・プリュス』でコメンテーターを務める35歳は、フランス『レキップ』で26日に行われるプレミアリーグ第33節、マンチェスター・シティvsアーセナルの展望を語った。 「シティは適切なタイミングでフォームのピークに達していて、これまでとは異なり、すべてのプレーヤーが慣らし運転に参加できている」 「一方、アーセナルは現状ペースを落としている。今シーズンは事実上ずっとタイトルレースをリードしてきた。ただ、目標に非常に近づいている段階で、勝つことに慣れていない場合、ときどき不安になるものなんだ」 また、自身が今も現役でどちらのチームでプレーしたいかと問われた際、シチズンズを選んだボールプレーヤーは、アーセナルのサポーターとの難しい関係を認めながらも、クラブとは未だに良好な関係を築いていると語っている。 「私はアーセナルで素晴らしい3年間を過ごしたが、最終的にはサポーターとうまくいかなかった。それでも、クラブとの間にはなんの問題もなかったよ」 また、ナスリはシティで非常に短期間ながら共に仕事をしたスペイン人指揮官にも言及。「彼は傲慢だった」とやや過激な文句を使いながらも、指揮官としての確かな手腕を評価している。 「もちろん、私は自問することができる。ペップの下で自分はどのようにプレーしただろうか? 自分の資質を考えると、彼は可能な限り最高の監督だ」 「一対一の会話において、ペップは日常生活における彼自身であるように見えたよ。彼は傲慢だけど、良い意味で傲慢だ。彼は自分が最高の監督であることを理解しているし、それを相手に伝える。ペップは自分がクラブに何をもたらすかを知っているし、シティに来たときに自由な権限を持っていたことを知っているよ。それだけに、彼が自分のやり方を押し通すことは非常に簡単だった。でも、彼はかなり率直で正直な人間でもあるんだ」 2023.04.26 23:05 Wed5
インテルで初のスクデット獲得!インザーギはクラブの歴代トロフィー獲得数でモウリーニョ超え達成
セリエAを制したインテルのシモーネ・インザーギ監督は、クラブ史上もっとも成功した指揮官に近づいているようだ。 インテルは22日に行われたセリエA第33節でミランと対戦。勝てば3シーズンぶりのスクデット獲得が実現する状況下で迎えた“ミラノ・ダービー”は、DFフランチェスコ・アチェルビ、FWマルクス・テュラムのゴールで2点をリードすると、宿敵の反撃を1失点に抑え2-1で勝利した。 これにより、インテルの3シーズンぶり20回目のセリエ優勝が決定。インザーギ監督にとっては、これが指導者キャリア初のスクデット獲得となった。 すでにインテルでコッパ・イタリアを2度、スーペルコッパを3度制しているインザーギ監督にとって、これがクラブで6つ目のタイトルに。イタリア『スカイ・スポーツ』によると今回の優勝でジョゼ・モウリーニョ監督のインテルでの総優勝回数(5回)を抜き、クラブ歴代3位のトロフィー獲得数になったとのことだ。 なお、クラブの歴代優勝回数1位は1960年代に指揮をとっていたエレニオ・エレーラ氏と、ロベルト・マンチーニ監督(現サウジアラビア)が7回で並ぶ形に。仮にインザーギ監督が今後もインテルで指揮を取り続けるのであれば、記録更新も十分期待できるだろう。 2024.04.23 14:15 Tueサウジアラビア代表の人気記事ランキング
1
「C組はまさかの1強5弱」中国紙が豪州&サウジは“衰退”と位置付け「やっぱり日本、イラン、韓国ということ」
中国紙がオーストラリア代表、サウジアラビア代表について論じた。 W杯アジア最終予選は年内の日程を終え、C組は日本以外の5カ国が団子状態。首位日本が2位豪州に勝ち点「9」差をつけ、2位豪州から6位中国までは勝ち点「1」差という状況だ。 有力な突破候補と目された豪州&サウジが“6試合1勝”と躓いていることは、日本からすれば大変ありがたい結果。中国視点でも、W杯出場へ可能性が膨らむありがたい結果となる。 中国『新浪』が2024年を総括する感覚で、豪州とサウジを「衰退」と位置付けた。 「スタート前の予想通り、首位は日本。豪州とサウジのチーム力は、急速かつ大幅に低下しているようだ。我々中国やバーレーン、インドネシアではなく、W杯常連の豪州とサウジが監督交代に踏み切っているという点も興味深い」 「バーレーンとインドネシアが想定より優れたパフォーマンス。必ずしも順調とは言えないかもしれないが、それでもバーレーンは豪州、インドネシアはサウジから複数の得点を奪っている。C組が混沌とするはずである」 「他の組を含めた捉え方としては、やっぱり日本、イラン、韓国がアジア内のスーパーなのだ。C組は当初、3強3弱の『3+3』だと思われたが、実際は1強5弱『1+5』。スーパーチームを除き、他の国に大差なしということだ」 「豪州は最終予選6試合で70本のシュートを放ち、枠内19、ゴール5。シュート14本で1点と、ゴール前での効率が極めて低い」 「サウジの凋落は衝撃的。アジア杯2023の時点でタイ代表と0-0など衰退がみられたが、最終予選6試合で3ゴールは想像できなかった。彼らは壊滅的な最終結果に陥る可能性が高い」 2024.11.27 15:20 Wed2
選手採点&寸評:日本代表 0-0 サウジアラビア代表【2026W杯アジア最終予選】
25日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第8節の日本代表vsサウジアラビア代表が行われ、0-0のドロー決着となった。 超ワールドサッカーの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[3-4-2-1] <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/fom20250325jpn_ksa_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK1 鈴木彩艶 5.5 前回のバーレーン戦に続いて前後半ともプレー機会少なめ。ボールが来れば冷静にクールに対応を重ね、味方はその姿に安心したはずだ。 DF3 高井幸大 6.0 守備時は冷静にハードに対応し、ビルドアップ面では身体の向きと球離れが◎。今後も継続的に招集して“苦しい経験”を積ませたい。 DF4 板倉滉 5.5 ビルドアップ時は若い高井へ積極的にボールを預けつつ、何度かあったロングボール1本への守備対応では伊藤を含めた3枚で連携した。 DF21 伊藤洋輝 5.5 現布陣での実戦を増やし、周囲と呼吸を合わせていきたいところ。攻撃時に機を見て高い位置を取り、左足の質に疑いの余地はない。 MF6 遠藤航 5.5 いつも通りチームの心臓としてプレー。 →MF19 旗手怜央 5.5 途中出場で当初はシャドー、最後はボランチとしてプレー。南野への良質な浮き玉はオフサイドも、旗手をボランチ起用するメリットか。 MF17 田中碧 5.5 イングランド移籍でプレーの幅を広げるも、今回、成熟した“遠藤&守田”の牙城を崩す足がかりとまではいかず。ここには明確な序列が。 MF2 菅原由勢 5.5 今予選初先発。攻守でソツなくプレーも試合を動かすプレーはなし。試合中にファブリツィオ・ロマーノ氏がナポリからの関心をポスト。 →MF14 伊東純也 5.5 やはり“そこにいるだけで”危険な存在。サウジが守備意識を急速に高める要因となった。 MF13 中村敬斗 5.0 独力での突破能力はさておき、チームプレーで打開を図る際の冷静さがもうひとつ。今日はクロスがことごとくゴールラインを割った。 MF20 久保建英 5.5 攻守で豊富な運動量。強烈な左足シュートも。ただし、今日は62分でお役御免ということに。 →MF10 堂安律 5.0 久保との交代で出場したことにより、シャドーとしてプレー。決定的な仕事に至らず。 MF15 鎌田大地 5.5 各所に顔を出して奮闘。遠藤の交代に伴うボランチとしての短い時間の中では、伊東への鋭いスルーパスを披露した。 →MF8 南野拓実 - 出場時間が短いので採点なし FW11 前田大然 5.5 世界最高レベルのチェイシング能力。1トップとしてはポストワークで貢献するタイプではないが、やはり前田の価値は大きい。 →FW9 古橋亨梧 5.5 現代表で古橋を活かすには、ヒトの配置を含めた多くのマイナーチェンジ、選手間の意識共有、連携の強化が必要か。 監督 森保一 5.0 交代策ハマらず。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ 高井幸大(日本) 理屈抜きに「また見たい!」と思わせた弱冠20歳の192cmセンターバック。上述の通り、継続的に招集して“苦しい経験”を積ませたい。 2025.03.25 22:27 Tue3
アジア王者のアル・ヒラルがサウジ代表GKアル=オワイスを完全移籍で獲得、元サウジ代表SBも獲得
アジア王者でもあるサウジアラビアのアル・ヒラルが、アル・アハリのサウジアラビア代表GKモハメド・アル=オワイス(30)、アル・ナスルの元サウジアラビア代表DFアブドゥラフマン・アル=オバイド(28)の獲得を発表した。 2021シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL )を制したアル・ヒラル。獲得したアル=オワイスは、アル・シャバブ、アル・アハリでプレーしていた。 これまでプロフェッショナル・リーグ(サウジアラビア1部)で123試合に出場。現在のサウジアラビア代表の正守護神であり、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア予選でも2次予選、最終予選とプレー。10月の日本代表戦でもゴールを守っていた。 アル=オバイドは、アル・カーディシーヤ、アル・ナスルでプレー。左サイドバックを主戦場に。これまでプロフェッショナル・リーグで125試合に出場し4ゴール14アシストを記録している。 2016年にはサウジアラビア代表にも招集し、2019年以降は慣れているが5試合に出場していた。 なお、ともに契約は2025年まで。アル・ヒラルは、2月にはクラブ・ワールドカップに出場する。 2022.01.12 11:45 Wed4
サウジアラビアに痛手…アルゼンチン戦で負傷した主将MFアル・ファラジュがチームを離脱
サウジアラビア代表は27日、主将のMFサルマン・アル・ファラジュがカタール・ワールドカップ(W杯)の代表チームから離脱したことを発表した。 アル・ファラジュは、22日に行われたグループC第1節のアルゼンチン代表戦に先発出場。しかし、前半終了間際に右すねを負傷し、そのままMFナワフ・アル・アビドとの交代を余儀なくされていた。 サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)によれば、その後の検査でアル・ファラジュは右脛骨の損傷と診断されており、大会中の復帰が難しい状態となっていた。 サウジアラビアを率いるエルヴェ・ルナール監督は、同代表の公式ツイッターで「カタールW杯の残りの活動に参加できないというメディカルチームの判断を受け、アル・ファラジュにトレーニングキャンプから離れる許可を出した」とコメントした。 初戦のアルゼンチン戦で金星を挙げ、2戦目のポーランド代表相手にも優勢に試合を進める健闘を見せたサウジアラビアは、30日にベスト16進出を懸けてメキシコ代表との最終節に臨む。 2022.11.28 00:15 Mon5