失意のユーロ2024からリスタート…イタリア代表のスパレッティ監督「スイス戦から修正したい一心で準備」

2024.09.06 12:30 Fri
イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督
Getty Images
イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督
イタリア代表ルチアーノ・スパレッティ監督がリスタートへ意気込んだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

先のユーロ2024で特段何もインパクトを残さず敗退した元王者、イタリア代表。強いて言えばDFリッカルド・カラフィオーリが台頭、アーセナル移籍を掴んだことくらいか。

ここから旅路は、“3大会12年ぶり”の出場を目指すW杯、2026年北中米大会へ。
W杯欧州予選に先立ち、UEFAネーションズリーグ2024-25を迎えるなか、その初戦として6日にフランス代表戦。スパレッティ監督は前日会見に臨み、選手たちの奮闘に期待を寄せた。

「フランスには素晴らしい選手がたくさんいて、こっちはチームワークで補うしかないね。トレーニングセッションを見る限り、良いプレーができそうな感覚はある」
「ただ困難な時間帯が少なくないと思う。フランスは試合をコントロールでき、力強くボールを奪え、強力なウィンガーにパスを出せる。秩序を失えば、待っているのは苦境だ」

ユーロからのリスタートという点では。

「(ユーロ最後の)スイス戦はスイスに劣っていただけでなく、我々自身の最高値からも劣っていた。修正したい一心で準備してきたし、戦術的な観点では、ボール管理が全ての基礎となる」

「数人の選手が海外でプレーし、重要な経験値としてチームに還元してくれるのはありがたい。トップ・オブ・トップになり得る素質の選手を今週見たが、経験値が足りなければ相手チームの囚人になってしまう…競技の本質だ」

「たとえ人生を狂わすような酷い結果が待っているとしても、選手は試合に出て、経験を積まねばならない。評価基準を作らねばならない」

スパレッティ監督は今回、レスター・シティのDFカレブ・オコリ(23)、アタランタのMFマルコ・ブレシャニーニ(24)を初招集している。

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