広島が名古屋撃破で5連勝! 後半頭の2点でほぼ決着、88分被弾も逃げ切り成功【明治安田J1第27節】

2024.08.17 21:02 Sat
サンフレッチェ広島に欠かせぬ柱、DF荒木隼人が先制点
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サンフレッチェ広島に欠かせぬ柱、DF荒木隼人が先制点
17日、明治安田J1リーグ第27節の名古屋グランパスvsサンフレッチェ広島が豊田スタジアムで行われ、アウェイの広島が1-2と勝利した。

前節白星も停滞感が拭いきれない12位名古屋、エース流出も4連勝で上昇気流の3位広島。広島はここに来て優勝争いへ参戦し、新戦力トルガイ・アルスランはJ1の一大ムーブだ。
名古屋は6分、速攻から敵陣で森島司が前を向き、通れば決定機という位置でパトリックがスプリント。しかし、森島の力なきラストパスは相手へのパスとなって攻撃終了。

ともあれ、試合が落ち着いてからは名古屋のポゼッション。10分には、巧みにポケットをとった椎橋慧也から山岸祐也のシュートが生まれ、続けてCKも獲得。ひとつ良い攻撃を見せる。

ただ、好調の証は相手を遮断する攻撃力。
広島は13分、左CKから荒木隼人の左足ボレーがクロスバー直撃。15分には、タテへタテへのパス回しから満田誠のクロスに加藤陸次樹がヘディング。攻撃で名古屋の流れを鈍化させる。

しかし広島は千載一遇のチャンスを活かせず。26分、川辺駿のスルーパスに抜けた満田がボックス右で切り返し、フリーで左足シュート。軸足に力を込めきれず、枠左へ外れる。

シュート数で名古屋を上回る広島だが、名古屋GKランゲラックの好セーブもあって1点が遠い…と思えば、後半頭にあっさり先制点。

48分、広島はCKの流れから攻撃を継続。名古屋の中途半端なクリアを2度拾い、中野就斗のパスに荒木がゴール正面から左足シュート…相手DFに当たってコースが変わり、名手ランゲラックの壁を打ち破った。

さらに55分、最終ラインからワンタッチ、ツータッチの連続で名古屋を翻弄。右サイドを中野が単独で抜け出し、ランゲラックとの一対一からゴール前へラストパス。受けた加藤が流し込み、大きな追加点とした。

テンポを落とさない最終ラインからの崩し、相手の背後をとった中野、きっちり完結させた加藤…広島の完璧なゴールが敵地で炸裂した。

その後も比較的危なげなく時計の針を進めている印象の広島は、74分に34歳アルスラン、そして17歳FW井上愛簾をピッチへ。戦況を見ながらも今後を見据えた交代策に出る。

対し、厳しいのは名古屋。

71分にはキャスパー・ユンカーを投入も、前線へボールが到達するまでにロストするケースがほとんどで、そもそも後半シュートゼロ。今後の戦いも厳しそう、と言わざるを得ない。

しかし、ユンカーは別格の仕事力。

88分、名古屋はサイドチェンジから右に展開し、ボックス右角の絶妙な位置でフリーとなった稲垣祥がクロス。“感じ取った”ユンカーは一瞬の判断でマークを外し、ヘディングシュートをGK大迫敬介の動きと逆へ流し込んだ。

しかし、ボルテージが上がるのが遅すぎたか。

名古屋の反撃は1点にとどまり、アウェイに乗り込んだ広島が1-2勝ち。最終盤に集中力が緩んで1点を返されたが、裏を返せば、その後の数分間を凌ぎきる集中力を取り戻した格好に。これで破竹の5連勝だ。

名古屋グランパス 1-2 サンフレッチェ広島
【名古屋】
キャスパー・ユンカー(後43)
【広島】
荒木隼人(後3)
加藤陸次樹(後10)

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J1首位広島が“旬な34歳”アルスランの1発で名古屋に先勝! 4強進出へ前進【YBCルヴァンカップ】

4日、YBCルヴァンカップ・プライムラウンド準々決勝1stレグの名古屋グランパスvsサンフレッチェ広島が豊田スタジアムで行われ、0-1勝利の広島が先勝だ。 代表ウィークに行われるこの一戦、名古屋は今季J1リーグのホーム・広島戦で1-2と敗戦も、試合内容はスコア以上の完敗という印象が。 そんななか、その広島戦で唯一別格の働きを見せ、1ゴールを記録したキャスパー・ユンカーが先発。ユンカーは開始5分、さっそく良い形で左足を振り、CK獲得に繋げる。 ここのところ猛烈な勢いでJ1リーグ首位に躍り出た広島と、一進一退の攻防。 そして42分、ロングボールからユンカーがボールを収め、最後は山岸祐也のゴールで名古屋に先制点…かと思われたが、ユンカーがボールを収めた時点でオフサイド。先制ならず。 さらに後半頭の48分、やはりロングボールからユンカーの落としにスプリントした稲垣祥がネットを揺らすも、今度は稲垣のオフサイドで認められず。名古屋の理想的な形で立て続けにネットが揺れるが、肝心の1点は遠い。 そうこうしているうちに、広島が先制。 58分、広島は素速い崩しで右サイドを突破し、ゴール前へクロスが。名古屋は内田宅哉が中途半端にファーへ見送り、その先に待ち構えた広島の“旬な34歳”トルガイ・アルスランがヘディングシュートを流し込んだ。 名古屋は80分、ロングボールに抜け出した永井謙佑がGK川浪吾郎と一対一に。途中出場した35歳の韋駄天は冷静にループシュートも、勇敢に飛び出した広島GKの勝利に終わる。 結局、今回も広島が1点差で名古屋を撃破する形に。ホームでの2ndレグは8日に行われる。 名古屋グランパス 0-1 サンフレッチェ広島 【広島】 トルガイ・アルスラン(後13) <span class="paragraph-title">【動画】両足に加えて頭でもゴール奪うトルガイ・アルスラン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> ゴール動画 <br> JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦<br> 名古屋vs広島<br> 0-1<br> 58分<br> トルガイ アルスラン(広島)<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ルヴァンカップ</a> <a href="https://t.co/fQXwPTGErb">pic.twitter.com/fQXwPTGErb</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1831304307720749363?ref_src=twsrc%5Etfw">September 4, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.04 21:11 Wed
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PK戦までもつれ込んだ激闘を名古屋が制す! 守護神ランゲラックが2本ストップ、J1首位広島撃破でベスト4進出【YBCルヴァンカップ】

8日、YBCルヴァンカップ・プライムラウンド準々決勝第2戦のサンフレッチェ広島vs名古屋グランパスがエディオンピースウイング広島で行われ、2戦合計スコアは2-2で終了、PK戦を1-3で制した名古屋が準決勝進出を決めた。 第1戦は好調トルガイ・アルスランのヘディング弾で広島0-1の先勝。ホームで第2戦を迎えたJ1首位チームは1名のみ入れ替え、ドウグラス・ヴィエイラが先発。アウェイで追いかける名古屋はパトリック、和泉竜司、山中亮輔がスタメンに入った。 序盤からゴールに迫ったのは広島も、その後は各所で激しく競り合う両チーム。すると9分、左サイド深い位置で得たFKからパトリック。山中のクロスをヘディングで叩き、ゴール左下に決まる。 すぐさま2戦合計スコアをイーブンに戻した名古屋。その後も広島の攻撃を受け流し、前に出ていく。 前半終盤にかけても拮抗した展開に。36分にはボックス右で受けたドウグラス・ヴィエイラがシュートを打つが、ゴール左に外れる。 攻勢をかけた広島だったが、結局こじ開けられないまま前半終了。広島は中島洋太朗、名古屋は中山克広の投入で変化を加え、後半に入る。 すると後半開始直後、名古屋はロングボールからのセカンドボールに和泉が反応。シュートはゴールライン手前で佐々木翔に防がれる。 前半に続き押し込む広島は、新井直人が遠目からミドルを狙うが枠の外。ドウグラス・ヴィエイラに代えて新戦力のゴンサロ・パシエンシアを起用する。 すると75分、中島がパスカットから自ら持ち上がると、左サイドから駆け上がった加藤陸次樹にラストパス。このシュートはバーの上に吹かしてしまう。 80分にはまたも加藤がボックス内でチャンスを得るが、収めてからの左足シュートはゴール右。続いてパシエンシア、アルスラン、佐々木のシュートも決まらない。 一方の名古屋もキャスパー・ユンカーのスルーパスに永井謙佑が抜け出すが、広島はGK川浪吾郎がストップ。広島優勢ながらも互いに勝ち越しを目指す白熱した展開が続く。 結局2戦合計スコア1-1のまま90分の戦いが終了。各選手、消耗の激しさが見受けられるなか、決着は延長に持ち越される。 さらに選手を代えて延長に入った名古屋に対し、交代カードを切らなかった広島。それでも満田がゴールを狙っていく。 名古屋もボックス右でスルーパスを受けた森島司がシュート。ワンチャンスをものにしたいところだが、オフサイドフラッグが上がったうえ、左に外してしまう。 ついにネットが揺れたのは102分。広島がボックス右外でFKを得ると、東俊希が左足を一閃。クロスではなく直接ゴールへ向かい、GKランゲラックの手を越えてファーに決まった。 残していたカードを切りながら、試合を締めにかかる広島。しかし、諦めずに前に出ていった名古屋が112分に同点弾。左サイドを突破した永井がクロスを送ると、入ったばかりの越道草太のクリアがゴールに吸い込まれてしまった。 勢いに乗った名古屋は再びの永井のクロスからユンカーが合わせるが、勝ち越しには至らず。広島も越道がカットインシュートから自らのオウンゴールを取り返しにかかる。 延長後半アディショナルタイムにはFKから決定機を作った名古屋だったが、三國ケネディエブスのヘディングシュートはクロスバーを直撃。120分が終了し、勝負の行方はPK戦に委ねられた。 先行の広島はパシエンシアが右上へ外す入りとなり、対する名古屋は稲垣祥がきっちり決める。 広島2人目の満田の中央付近へのシュートはGKランゲラックがストップし、続いて名古屋2人目のGKランゲラックが左に決め、3人目は互いに成功。 広島4人目の松本泰志の右下へのシュートは再びランゲラックが止め、名古屋が勝利。激闘の末、ベスト4進出を決めた。 サンフレッチェ広島 1-2[AGG2-2(PK1-3)] 名古屋グランパス 【広島】 東俊希(延前12) 【名古屋】 パトリック(前9) OG(延後7) <span class="paragraph-title">【動画】東俊希がスーパーゴール! 左足で鮮やかな直接FK弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ゴラッソ!東の見事な直接FK<br><br> ゴール動画 <br> JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦<br> 広島vs名古屋<br> 1-1<br> 102分<br> 東 俊希(広島)<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ルヴァンカップ</a> <a href="https://t.co/tncCos5Ppx">pic.twitter.com/tncCos5Ppx</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1832761706331926949?ref_src=twsrc%5Etfw">September 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.08 21:50 Sun
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ベスト8決定! J1降格圏の鳥栖&札幌はJ2勢に苦杯を喫する…横浜FMは後半ATに大きなドラマ【天皇杯】

21日、第104回天皇杯のラウンド16が各地で行われた。 前回王者の川崎フロンターレは既に敗退している今大会。J1勢が苦しみ、ベスト16には10チームしか勝ち上がれず。残りの6チームはJ2クラブとなった。 前回大会準優勝の柏レイソルは、ヴィッセル神戸と対戦。開始3分に佐々木大樹がゴールを決めて神戸が先制。このゴールを最後まで守り切り、0-1で神戸がベスト8に進出した。 J2勢では、前々回王者のヴァンフォーレ甲府がJ1優勝争い中の鹿島アントラーズと対戦した。 過去2大会連続で対戦し、いずれも甲府が勝利しているこのカード。3連勝を目指した中、甲府は29分に三沢 直人のゴールで先制する。鹿島を相手に互角に戦い続けて行ったが、前半アディショナルタイムに藤井智也がゴールを決めて鹿島が追いつくと、後半も互いにビッグチャンスがないまま終了するかと思われたが、89分に植田直通がCKからヘディングを叩き込み鹿島が逆転。甲府へのリベンジを果たしてベスト8に進出した。 また、J2vsJ1のカードでは、V・ファーレン長崎と横浜F・マリノスが白熱の戦いに。前半は互いにゴールを奪えずにゴールレスで進むと、58分に長崎がフアンマ・デルガドのゴールで先制する。 先制を許した横浜FMだったが、67分に天野純のゴールで同点に。しかし、後半アディショナルタイム2分にマテウス・ジェズスがゴールを奪い、長崎が土壇場で勝ち越しに成功する。 下剋上達成かと思われたが、8分間のアディショナルタイムにはさらなるドラマが、アディショナルタイム8分には加藤蓮のクロスを西村拓真が合わせて横浜FMが同点とすると、アディショナルタイム10分には西村のパスを受けた植中朝日が豪快なシュート。古巣相手のゴールで横浜FMが奇跡の逆転勝利を収めた。 また、J1で降格圏に沈み苦しんでいる2チームは苦しい戦いに。最下位の北海道コンサドーレ札幌はジェフユナイテッド千葉に1-0、19位のサガン鳥栖はレノファ山口FCに0-2とゴールを奪えずに敗戦。また残留争い中の湘南ベルマーレも、優勝を争うガンバ大阪に3-2で逆転負けを喫することに。柏、湘南、鳥栖、札幌と残留争い中のチームが軒並み敗れる中、京都サンガF.C.は大分トリニータに2-0で勝利を収めた。 準々決勝は9月18日に開催予定。J1勢6チームvs J2勢2チームの争いとなる。 ◆準々決勝カード ▽9/18 横浜F・マリノス vs レノファ山口FC サンフレッチェ広島 vs ガンバ大阪 ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズ ジェフユナイテッド千葉 vs 京都サンガF.C. ◆ラウンド16結果 V・ファーレン長崎 2-3 横浜F・マリノス 【長崎】 フアンマ・デルガド(後13) マテウス・ジェズス(後45+2) 【横浜FM】 天野純(後22) 西村拓真(後45+8) 植中朝日(後45+10) サガン鳥栖 0-2 レノファ山口FC 【山口】 若月大和(前6) 山本駿亮(前11) サンフレッチェ広島 2-0 愛媛FC 【広島】 トルガイ・アルスラン(後23) 加藤陸次樹(後34) ガンバ大阪 3-2 湘南ベルマーレ 【G大阪】 山下諒也(前14) 福岡将太(前41) 中谷進之介(後31) 【湘南】 奥野耕平(前11) 鈴木章斗(前35) ヴァンフォーレ甲府 1-2 鹿島アントラーズ 【甲府】 三沢直人(前29) 【鹿島】 藤井智也(前45+3) 植田直通(後44) 柏レイソル 0-1 ヴィッセル神戸 【神戸】 佐々木大樹(前3) 京都サンガF.C. 2-0 大分トリニータ 【京都】 松田佳大(後11) 川崎颯太(後36) ジェフユナイテッド千葉 1-0 北海道コンサドーレ札幌 【千葉】 品田愛斗(前45) <span class="paragraph-title">【動画】植田直通が強烈ヘッド! 鹿島が土壇場で逆転に成功!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/Jl8QpHyi44">https://t.co/Jl8QpHyi44</a> <a href="https://t.co/1g1PD5cTLG">pic.twitter.com/1g1PD5cTLG</a></p>&mdash; NHK水戸放送局 (@nhk_mito) <a href="https://twitter.com/nhk_mito/status/1826228091209072764?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.21 21:50 Wed
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FC東京がJリーグに意見書提出…台風時の試合開催可否判断が不明確だったことを疑問視

FC東京は5日、台風10号の影響による試合開催可否判断が不明確だったとして、Jリーグに意見書を提出したと発表した。 FC東京は8月31日に行われた明治安田J1リーグ第29節で、サンフレッチェ広島と対戦。この試合はエディオンピースウイングスタジアム広島で行われたが、かねてより台風10号の接近が報じられており、試合開催の可否が注目される事態となっていた。 FC東京は29日に東海道新幹線を利用した移動を試みるも、途中で運休となってしまったことで急遽静岡県内に宿泊。30日の移動を試みるも断念し、一度バスで東京へ戻ることになった。 それでも、試合中止の判断はされなかったことで、試合当日となる31日に航空機を利用して近県に到着。これにより、試合自体は無事開催され、FC東京は2-3で敗北する結果となった。 クラブは台風10号の影響による開催可否判断基準が不明確であったことを疑問視。今後の運用改善に向けて、Jリーグへ以下の内容の意見書を提出したと報告している。 ◆今回の問題と捉えていること 1. 試合の実施/中止の判断において、考慮されるべき事柄が軽視されていたこと ・事故等に巻き込まれたアウェイチーム選手への影響 天災による移動時に生じた交通機関停止については不可抗力であり、事故と同様である。今回のケースではこれによって選手の健康状態を大きく損なう形となった。ホーム/アウェイチームの公平性を一定確保すべきであり、特に選手の怪我、故障のリスクが著しく高まる状況下での試合は避けるべきであった。 ・アウェイチームファン・サポーターの安全面の確保 当クラブのヒアリングでは、当節における他の試合の中止(台風10号の影響により5試合が中止)の理由に、アウェイチームのファン・サポーターの移動の困難さや、安全面の確保が考慮されたケースもある。若干状況が異なるとはいえ、当該試合においてもアウェイチームのファン・サポーターにおいて台風の影響があり、考慮されるべきだった。 2.Jリーグが試合の開催可否を判断する権限を持っているが、判断基準や判断日時を明示せず、実施/中止の判断やその対応において、ホームチームとアウェイチームとも振り回されたこと 明確な判断基準や判断のデッドライン等を示さなければ、刻々と状況が変化する側にあるチーム、今回のケースで言えば、アウェイチーム側が全て対応に追われ続けることになる。Jリーグが積極的に状況を把握し、適切な時期に判断を下すべきであった。 ◆要望 Jリーグ規約第62条2項①に「天災地変、公共交通機関不通等」の場合の実施/中止の判断はチェアマンが行うものとされているが、その規定の運用は曖昧である。よって、以下のように要望する。 ・試合の当日までの実施/中止の判断において、より明確な判断基準や判断日時を定めたうえで、Jリーグが主導的に運用に取り組むこと。 ・その判断基準については、ホームチーム、アウェイチームの一定水準の公平性の確保を重視し、特にJリーグがめざす、ピッチ上で最高の作品を見せるためにも、選手ファーストで策定すること。選手を含むチーム、そしてファン・サポーターの安全面の確保を考慮すること。 2024.09.05 16:00 Thu
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広島がクラブ新の7連勝で首位浮上! トルガイ・アルスランのハットでFC東京を振り切る【明治安田J1第29節】

31日、明治安田J1リーグ第29節のサンフレッチェ広島vsFC東京がエディオンピースウイング広島で行われ、ホームの広島が3-2で勝利した。 前節の柏レイソル戦を2-0の勝利で終え、30年ぶりの6連勝を収めた2位広島。GK大迫敬介が日本代表に選出されたなか、7連勝を狙う今節は塩谷司が外れ、トルガイ・アルスランが先発した。 対するは台風10号の影響で現地入りに苦戦した9位FC東京。5試合勝利から遠ざかっている苦しい状況に不運が重なった。今節は新戦力のエヴェルトン・ガウディーノが初先発し、森重真人や白井康介もスタメン入り。日本代表から招集を受けた長友佑都はベンチスタートとなった。 先にチャンスを作ったのは立ち上がりのFC東京。広島のビルドアップミスを突き、ディエゴ・オリヴェイラが左足シュート。ピンチのきっかけを作ったGK大迫敬介が落ち着いて対応した。 すると5分、広島が先制。満田誠の左クロスからゴール前で混戦が生まれると、セカンドボールを拾ったのはトルガイ・アルスラン。1つかわしてから右足で流し込んだ。 その後は広島がやや優勢ながら一進一退の攻防が続く。そんな状況を打破したのは再びトルガイ・アルスラン。32分、畳み掛けるなかで加藤陸次樹が右サイドからクロスを入れると、一度は防がれながら粘り、こぼれ球にトルガイ・アルスランが反応。右ポケットから振り向きざまのシュートを決めた。 まずは1点を返そうと攻め込むFC東京だが、ファイナルサードをなかなか攻略できず。前半アディショナルタイム前にはエヴェルトン・ガウディーノが切り返しから左足を振るが、強烈なシュートはGK大迫が弾いた。 互いに選手交代なしで迎えた後半は、再びエヴェルトン・ガウディーノがシュート。FC東京が勢いを増していく。 しかし、広島が川辺駿に代えて塩谷司を投入すると、ボックス内で仕掛けた松本泰志がPKを獲得。トルガイ・アルスランが落ち着いて右隅に決め、ハットトリックを達成した。 堪らずFC東京は2枚交代カードを切るが、直後には広島が速攻から新井直人のシュート。殊勲のトルガイ・アルスランらを下げるが、攻撃の手は止まらない。 それでも意地を見せるFC東京。79分、途中出場の俵積田晃太が左サイドを突破すると、折り返しに走り込んだのはこちらも途中出場の小柏剛。押し込んで2点差に詰め寄る。 さらに後半アディショナルタイム、右CKを得ると仲川輝人がショートコーナーを選択。リターンパスを受けてドリブルで切り込み、クロスが相手のオウンゴールを誘った。 選手交代で流れを変えたFC東京だったが、同点は叶わず試合終了。広島がクラブ記録更新の7連勝を達成し、今節引き分けたFC町田ゼルビアと勝ち点55で並ぶことに。得失点差で上回り、首位に浮上した。 サンフレッチェ広島 3-2 FC東京 【広島】 トルガイ・アルスラン(前5、前32、後18) 【FC東京】 小柏剛(後34) OG(後45+1) <span class="paragraph-title">【動画】トルガイ・アルスランがハットトリック! 2点目はGKの股を抜くシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>いとも簡単にゴールを決めてしまう<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トルガイアルスラン</a> 今日2得点!<br>ゴール前でのこの落ち着き<br><br>明治安田J1リーグ第29節<br>広島×FC東京<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%BA%83%E5%B3%B6FC%E6%9D%B1%E4%BA%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#広島FC東京</a> <a href="https://t.co/l6Uh3RjOFj">pic.twitter.com/l6Uh3RjOFj</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1829824616149238161?ref_src=twsrc%5Etfw">August 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 20:39 Sat

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