チリは序盤の決定機をサンチェスが決めきれず…ペルーもこじ開けられずゴールレスドロー発進【コパ・アメリカ2024】

2024.06.22 11:13 Sat
チャンスはありながら決められなかったサンチェス
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チャンスはありながら決められなかったサンチェス
22日(現地時間21日)、コパ・アメリカ2024グループA第1節のペルー代表vsチリ代表がAT&Tスタジアムで行われ、0-0の引き分けに終わった。

グループAでは一足先に試合を終えたアルゼンチン代表、カナダ代表が同居。2-0で白星スタートのアルゼンチンに続きたい両チームは、ペルーがFWジャンルカ・ラパドゥーラエディソン・フローレスを2トップに置いた[3-5-2]、チリが最前線のFWエドゥアルド・バルガスの後ろにMFアレクシス・サンチェスを配した[4-2-3-1]でスタートした。

立ち上がりからボールを保持したチリは16分に決定機。左サイドを抜け出したMFビクトル・ダビラの折り返しにゴール前でフリーだったサンチェスが合わせるが、近距離からのシュートはバーの上に浮かせてしまった。
球際の激しい攻防が続くなか、25分に再びチリにチャンス。ボックス内で混戦が生まれると、DFガブリエル・スアソの左クロスにダビラ。ヘディングシュートは枠を捉えきれなかった。

その後もチリが試合を優位に進め、ペルーは時折カウンターから反撃を試みるが、35分にアクシデント。ピッチに倒れ込んだMFルイス・アドビンクラが負傷交代となり、DFマルコス・ロペスがピッチに立つ。
前半から交代を強いられたペルーだったが、徐々に盛り返す。43分にはMFセルヒオ・ペーニャのFKにDFミゲル・アラウホが頭で合わせるも、チリの守護神クラウディオ・ブラーボがセーブした。

ハーフタイムにかけても激しい競り合いが繰り広げられ、前半アディショナルタイムにはチリのDFイゴール・リチノフスキがスタッフに支えられながらピッチを後にした。

ゴールレスで後半を迎えると、チリは頭から選手交代。MFディエゴ・バルデスを下げ、MFダリオ・オソリオを投入する。

後半も変わらず激しくボールを奪い合うが、よりゴールの匂いを感じさせるのはペルー。右サイドのクロスからゴール前でラパドゥーラがシュートチャンスを迎えると、60分にもラパドゥーラが浮き球をうまく捌いてから反転ボレーを狙った。

流れを引き戻したいチリは65分に2枚替え。バルガスとダビラに代えてFWベン・ブレレトン・ディアスとMFマルコス・ボラドスを投入。一方のペルーもその6分後、コパ・アメリカで3度得点王に輝いている40歳FWパオロ・ゲレーロとFWジョアン・グリマルドを起用して先制点を目指す。

79分、そのペルーにセットプレーからチャンス。右CKにラパドゥーラが左足で合わせると、ゲレーロがこぼれ球に反応。ここはGKブラーボが先にボールを抑えた。

徐々にチリがペースを取り戻しながら試合は終盤へ。結局最後までスコアは動かず終了のホイッスルを迎え、グループ初戦は勝ち点「1」を分け合う結果となった。

ペルー代表 0-0 チリ代表

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チリ代表GKブラーボ妻が夫の同僚ビダルを痛烈に批判 「酔っぱらいは練習しなかった」

▽マンチェスター・シティに所属するチリ代表GKクラウディオ・ブラーボの妻が、同国代表のW杯予選敗退を受けて、夫の同僚であるバイエルンMFアルトゥーロ・ビダルを痛烈に批判した。イギリス『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。 ▽チリは10日、ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選最終節のブラジル代表戦で0-3の敗戦を喫した結果、3位から出場圏外の6位に転落し、3大会連続での本大会行きを逃した。 ▽2大会連続でW杯に出場し、コパ・アメリカ2連覇中だったチリの予選敗退は世界中でショッキングなニュースとして報じられた中、すでに国内では戦犯探しが始まっている。その中でブラーボは、シティ移籍以降十分な出場機会を得ていないことを理由に試合勘の欠如によるパフォーマンス低下を指摘されている。 ▽こういった批判に憤るブラーボの妻、カルラ・パルドさんは自身のSNSを通じて、ビダルの名前こそ出していないものの、“酔っ払い”という言葉を使って同選手こそが戦犯だったと主張している。 「私の代表、多くの美しい瞬間と経験を与えてくれてありがとう。それは本当に美しいものだったわ」 「だけど、代表のユニフォームを着るときは常にプロフェッショナルでいなければならないわ。個人的にほとんどのプレーヤーが懸命に努力をしていたことを知っているわ。その一方で、一部の人はパーティーのためにチームを離れ、酔っぱらって練習に参加していなかった。いまはこの国の多くの人が涙に暮れていると思うけど、私はここで私のキャプテン(夫)を腕を広げて待っているわ」 ▽なお、ビダルは以前に自国開催のコパ・アメリカ中にパーティー出席後に飲酒運転で捕まった過去があり、カルラさんはこの一件を含め、不真面目な夫の同僚を批判したようだ。ただ、現時点で妻の発言に関してブラーボ本人からの反応はなく、夫の普段の発言を元に今回の発言に至ったのか、夫を守りたいがゆえの妻の暴走なのかは不明だ。 ▽奇しくもビダルはカルラさんの批判の数時間後にチリ代表からの引退を発表しており、ブラーボとビダルがすぐさま気まずい再会を果たす可能性は低いようだ。 2017.10.12 02:05 Thu
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フラメンゴがビダル加入を発表! 背番号は「32」を着用へ

フラメンゴは14日、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(35)の加入を発表した。背番号は「32」となる。 2007年夏のレバークーゼン移籍を皮切りに、これまでユベントスやバイエルン、バルセロナなど欧州のビッグクラブを渡り歩き、2020-21シーズンからはインテルに在籍していたビダル。世界屈指のボックスtoボックスとしても名高いセントラルハーフだ。 インテルでは加入初年度からスクテッド獲得に貢献したものの、2021-22シーズンはシモーネ・インザーギ監督の下で序列が低下し、セリエAの先発出場はわずか2試合。11日に双方合意の下で契約解除が発表されていた。 ブラジル『グローボ』によると、ビダルとフラメンゴは2023年12月までの契約を結んだとのことだ。 2022.07.14 17:38 Thu

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