「とても悲しいし、憤りを感じている」大声援を受けるも日本に4失点惨敗のペルー指揮官、日本を称える「今日一番良かったのは決定力」
2023.06.21 06:25 Wed
ペルー代表のフアン・レイノソ監督が、キリンチャレンジカップ2023の日本代表戦を振り返った。
20日、キリンチャレンジカップ2023でペルーは日本と対戦。韓国代表に0-1で勝利し、日本戦では連勝を目指した中、21分に伊藤洋輝にミドルシュートをねじ込まれ失点。
37分には、日本が自陣から巧みに繋ぎ、最後は三笘薫がゴール。後半には、こぼれ球を繋いで、最後は伊東純也が決めて3点目を奪うと、75分にはバックパスを奪った前田大然がダメ押しゴール。ペルーはクリストフェル・ゴンサレスが蹴り込み1点を返すのみ。日本に4-1で敗れた。
この試合には、日本にも多く在住するペルーサポーターが大量に押しかけ、試合前から大盛り上がり。スタンドの一角を埋め尽くすと、大声援を送り選手たちを後押ししていた。
しかし、結果は4失点の惨敗。レイノソ監督は「アップの時点から多くの声援を受けたことで非常にモチベーションが上がった」とサポーターの声に感謝しながらも、「結果を出せなかったことはとても悲しいし、憤りを感じている。もっと良い結果を残してあげたかった」と、敗れたことを残念がった。
「今日の試合の結論を出すには早いと思う。FIFAの国際Aマッチデーは結果よりも今後の期待が重要な試合。良いプレーをしたが、より支配する展開が求められていた」
「最後まで戦ってくれた選手たちには感謝している。日本代表の高いトランジションに代償を払う形となった。2-1、2-2にするチャンスもあったが、3点目と4点目は我々にとって非常に大きなダメージとなった」
また、韓国と日本の違いについても言及。日本の方が流動的で難しかったと語りつつ、どちらもアジアの素晴らしい国だと語った。
「韓国の方がより縦へのプレーが中心。我々はそれに対して上手く対処できていた」
「日本はボールポゼッションが高く、トランジションの中で流動的にポジショニングを頻繁に変えながらスペースを見つけていくチームだと思う」
「どちらも素晴らしいチーム。ワールドカップで非常に素晴らしい結果を残している。今後もアジア代表として、結果を出していくと思う」
ただ、失点シーンについては「今日の失点は日本が強みを発揮したというよりは、自分達の決断ミスによるところが大きかった」と語りながらも、「日本が今日一番良かったのは決定力の部分。スペースをうまく利用した。そこは称えたい」と、多くはなかったチャンスをしっかり決め切った日本の攻撃陣を称えた。
20日、キリンチャレンジカップ2023でペルーは日本と対戦。韓国代表に0-1で勝利し、日本戦では連勝を目指した中、21分に伊藤洋輝にミドルシュートをねじ込まれ失点。
37分には、日本が自陣から巧みに繋ぎ、最後は三笘薫がゴール。後半には、こぼれ球を繋いで、最後は伊東純也が決めて3点目を奪うと、75分にはバックパスを奪った前田大然がダメ押しゴール。ペルーはクリストフェル・ゴンサレスが蹴り込み1点を返すのみ。日本に4-1で敗れた。
しかし、結果は4失点の惨敗。レイノソ監督は「アップの時点から多くの声援を受けたことで非常にモチベーションが上がった」とサポーターの声に感謝しながらも、「結果を出せなかったことはとても悲しいし、憤りを感じている。もっと良い結果を残してあげたかった」と、敗れたことを残念がった。
4失点はしたが、この試合で何か結論を出すことはないとコメント。日本を称えながらも、チームを今後も強化していくと意気込んだ。
「今日の試合の結論を出すには早いと思う。FIFAの国際Aマッチデーは結果よりも今後の期待が重要な試合。良いプレーをしたが、より支配する展開が求められていた」
「最後まで戦ってくれた選手たちには感謝している。日本代表の高いトランジションに代償を払う形となった。2-1、2-2にするチャンスもあったが、3点目と4点目は我々にとって非常に大きなダメージとなった」
また、韓国と日本の違いについても言及。日本の方が流動的で難しかったと語りつつ、どちらもアジアの素晴らしい国だと語った。
「韓国の方がより縦へのプレーが中心。我々はそれに対して上手く対処できていた」
「日本はボールポゼッションが高く、トランジションの中で流動的にポジショニングを頻繁に変えながらスペースを見つけていくチームだと思う」
「どちらも素晴らしいチーム。ワールドカップで非常に素晴らしい結果を残している。今後もアジア代表として、結果を出していくと思う」
ただ、失点シーンについては「今日の失点は日本が強みを発揮したというよりは、自分達の決断ミスによるところが大きかった」と語りながらも、「日本が今日一番良かったのは決定力の部分。スペースをうまく利用した。そこは称えたい」と、多くはなかったチャンスをしっかり決め切った日本の攻撃陣を称えた。
フアン・レイノソの関連記事
ペルー代表の関連記事
キリンチャレンジカップの関連記事
記事をさがす
|
ペルー代表の人気記事ランキング
1
コパ・アメリカ参戦を拒否…CLクラブへの移籍控えるペルー代表MFタピア「ケガ明けでキャリアに悪影響」
ペルー代表MFレナト・タピア(28)がコパ・アメリカ2024から強引に退場した。オランダ『Voetbal International』が伝える。 タピアはペルー代表通算85キャップを誇る同国のトッププレーヤーで、2018年W杯にも出場。クラブキャリアはトゥウェンテ、フェイエノールトなどを経て、今季セルタで4年目のシーズンだった。 その今季、タピアは太腿を負傷し、後半戦の大半を欠場。ラ・リーガのラスト2試合でカムバックしたなか、コパ・アメリカを戦うペルー代表に招集され、8日の国際親善試合・パラグアイ代表戦に主将として90分間出場した。 だが、その後突如としてチームを離脱し、11日に自身のSNSで声明。「ケガ明けでのトレーニングと試合が、キャリアに悪影響をもたらす危険性を危惧した」という。 「僕はセルタとの契約が6月30日で満了する。そして移籍市場に身を投じることになる。そんな段階において、ケガ明けでトレーニングと試合を繰り返すことは、将来のキャリアにとって大きなリスクとなるんだ」 「数日前にはパラグアイ戦に出場した。ペルーサッカー協会の会長には、僕の状況を理解してもらえず、仕方なくこの試合に出た。これによりケガを再発するリスク、身体的リスクが増した形だ」 「チームの幸運を祈っているよ。何ら保証がない以上、この難しい決断をせざるを得なかった」 タピアは来季チャンピオンズリーグ(CL)に出場するジローナへのフリー移籍が有力と各メディアで報じられている。 2024.06.12 16:35 Wed2
ペルー代表のレジェンド、ウーゴ・ソティル氏が75歳で逝去…かつて在籍のバルセロナが追悼
かつてバルセロナやアリアンサ・リマで活躍した元ペルー代表FWのウーゴ・ソティル氏が75歳で逝去した。 バルセロナは30日、ヨハン・クライフ氏を擁した時代に活躍したレジェンドの訃報を伝えた。 “チョロ”の愛称で知られるソティル氏は、母国のデポルティボ・ムニシパルでキャリアをスタート。170cmと小柄ながらもセカンドトップや攻撃的MFを主戦場に、卓越したテクニックとドリブル、パスセンスを武器にチャンスメーカーとして活躍。 1973年にバルセロナへ移籍すると、クライフ、アセンシ、レシャック、マルシアルなどのレジェンドをを擁したチームで活躍。14年間遠ざかっていたプリメーラ優勝に大きく貢献した。 ただ、バルセロナでは翌シーズンにクライフの相棒ヨハン・ニースケンスの加入によって、当時2枠に制限されていた外国人枠の影響で出場機会を失った。その翌年には再びメンバーに復帰したものの、かつての輝きを取り戻せず、アリアンサ・リマへ完全移籍。以降はインデペンディエンテ・メデジン、古巣ムニシパルなどプレーした。 また、ペルー代表では通算62試合に出場し18ゴールを記録。1975年のコパ・アメリカ制覇や1970年、1978年のワールドカップにも出場した。 2024.12.30 22:40 Mon3
41歳のレジェンドFWゲレーロが代表引退から復帰! 元清水のDFエリック・ノリエガらペルー代表メンバー発表【2026年W杯南米予選】
ペルーサッカー連盟(FPF)は9日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選に臨むペルー代表メンバー28名を発表した。 ペルーは、ここまでの南米予選で1勝4分け7敗の最下位に位置。2月にオスカル・イバニェス監督が新たに就任し、残り試合での巻き返しを目指している。 そのペルー代表には、かつてバイエルンやハンブルガーSVなどで活躍し、1月に代表引退を表明していたレジェンドのFWパオロ・ゲレーロ(アリアンサ・リマ)を招集。復帰に応じることとなった。 また、かつて清水エスパルスやFC町田ゼルビアでもプレーしたDFエリック・ノリエガ(アリアンサ・リマ)や、MFオリバー・ゾンネ(バーンリー)、MFレナト・タピア(レガネス)、FWジャンルカ・ラパドゥーラ(スペツィア)なども招集されている。 ペルーは20日にホームでボリビア代表(7位/13pt)と、25日にアウェイでベネズエラ代表(8位/12pt)と対戦する。 今回発表されたペルー代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆ペルー代表メンバー28名</h3> GK ペドロ・ガジェセ(オーランド・シティ/アメリカ) カルロス・カセダ(FBCメルガール) ディエゴ・エンリケス(スポルティング・クリスタル) DF アルド・コルソ(ウニベルシタリオ・デポルテス) エリック・ノリエガ(アリアンサ・リマ) レンソ・ガルセス(アリアンサ・リマ) カルロス・サンブラーノ(アリアンサ・リマ) ミゲル・トラウコ(アリアンサ・リマ) ルイス・アドビンクラ(ボカ・ジュニアーズ/アルゼンチン) ミゲル・アラウホ(ポートランド・ティンバーズ/アメリカ) ルイス・アブラム(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) マルコス・ロペス(コペンハーゲン/デンマーク) MF カトリエル・カベジョス(スポルティング・クリスタル) ペドロ・アキーノ(サントス・ラグーナ/メキシコ) ピエロ・キスペ(UNAMプーマス/メキシコ) セルヒオ・ペーニャ(PAOKテッサロニキ/ギリシャ) ヘスス・カスティージョ(ジル・ヴィセンテ/ポルトガル) オリバー・ゾンネ(バーンリー/イングランド) レナト・タピア(レガネス/スペイン) FW ジャンルカ・ラパドゥーラ(スペツィア/イタリア) ブライアン・レイナ(ベルグラノ/アルゼンチン) アンドレ・カリージョ(コリンチャンス/ブラジル) ルイス・ラモス(アメリカ・デ・カリ/コロンビア) パオロ・ゲレーロ(アリアンサ・リマ) ケビン・ケベド(アリアンサ・リマ) エディソン・フローレス(ウニベルシタリオ・デポルテス) アンディ・ポロ(ウニベルシタリオ・デポルテス) ケンジ・カブレラ(FBCメルガール) 2025.03.10 18:00 Mon4