W杯南米予選で未勝利のペルー代表がフアン・レイノソ監督の解任を発表
2023.12.14 23:30 Thu
ペルーサッカー連盟(PFF)は14日、フアン・レイノソ監督(53)の解任を発表した。
2022年8月にリカルド・ガレカ前監督の後任としてパラグアイ代表監督に就任したレイノソ監督。以前はネカクサとクルス・アスル、プエブラといったメキシコのクラブの指揮官を歴任していた。
クルス・アスルではカンペオン・デ・カンペオーネスを制覇するなど、見事な手腕を発揮し、2020-21シーズンのリーグ年間最優秀監督にも選出されていた。
ペルー代表監督としては、これまで公式戦14試合を指揮し4勝3分け7敗と黒星が先行。その内の1敗は、2023年6月の日本代表戦も含まれている。
現在行われている北中米・ワールドカップ南米予選では、6試合を消化した時点で2分け4敗と最下位に沈んでおり、PFF首脳陣はこれ以上の状況悪化を防ぐためにアリストゥイ監督の解任に踏み切ったようだ。
「FPFは、ペルー代表の指揮を執ったフアン・マシモ・レイノソ監督の尽力に感謝している。彼の監督としての任期が終了することは、我々にとって最良の選択であることをご理解いただきたい。我々は彼の今後の活躍を心から願っている」
2022年8月にリカルド・ガレカ前監督の後任としてパラグアイ代表監督に就任したレイノソ監督。以前はネカクサとクルス・アスル、プエブラといったメキシコのクラブの指揮官を歴任していた。
クルス・アスルではカンペオン・デ・カンペオーネスを制覇するなど、見事な手腕を発揮し、2020-21シーズンのリーグ年間最優秀監督にも選出されていた。
現在行われている北中米・ワールドカップ南米予選では、6試合を消化した時点で2分け4敗と最下位に沈んでおり、PFF首脳陣はこれ以上の状況悪化を防ぐためにアリストゥイ監督の解任に踏み切ったようだ。
なお、PFFはチームを去るレイノソ監督に対して、公式サイトで以下のように感謝の声明を発表した。
「FPFは、ペルー代表の指揮を執ったフアン・マシモ・レイノソ監督の尽力に感謝している。彼の監督としての任期が終了することは、我々にとって最良の選択であることをご理解いただきたい。我々は彼の今後の活躍を心から願っている」
リカルド・ガレカの関連記事
ペルー代表の関連記事
記事をさがす
|
リカルド・ガレカの人気記事ランキング
1
チリ代表FWが意外な理由で招集外に? 1月就任の新監督が「不可欠」と求めるもの
チリ代表FWベン・ブレレトン・ディアスが珍しい理由で代表メンバーから外れることとなった。イギリス『BBC』が伝えた。 今年1月にビジャレアルからシェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍したブレレトン・ディアス。イングランドにルーツを持ち、マンチェスター・ユナイテッドやストーク・シティ、ノッティンガム・フォレストのアカデミーで育った。 フォレストとブラックバーンでプレーしたのち、2023年7月にビジャレアルへと完全移籍。ラ・リーガで14試合、ヨーロッパリーグで5試合に出場していたがゴールはなし。半年でイングランドへと戻っていた。 イングランド生まれ、イングランド育ちで、ユース年代ではイングランド代表でプレー。しかし、2021年5月にコパ・アメリカ2021に臨むチリ代表に選出。母親がチリ人ということもあっての代表選択となり、27試合でプレーし7ゴールを記録している。2022年にはキリンカップサッカーで来日してチュニジア代表とガーナ代表と対戦していた。 しかし、3月に行われる2試合に向けたチリ代表のメンバーには入らないことが決定。チリ代表のリカルド・ガレカ監督は、その理由を語った。 「彼にはスペイン語を学んでもらいたい。それは重要なことだと思う」 「彼は2年前のコパ・アメリカに招集され、スペイン語を話すための十分な時間があったと思う」 「私が彼にスペイン語を話せるようになってほしいと個人的に伝えた。スペイン語のコミュニケーションは不可欠だと考えている」 「彼のチームメイトや私自身、コーチングスタッフ、周囲の人、そして報道陣とのコミュニケーションもだ」 なんと理由は語学の問題。チリ人の母を持っているものの、イングランドで育ったブレレトン・ディアスはスペイン語が話せないとのこと。ビジャレアルでも語学で苦しんだ可能性は高い。 コミュニケーションが取れないことは確かに問題であり、代表チームで起こることはほとんどないはずだが、今年1月に就任したガレカ監督はそれを嫌ったようだ。 ただ、「今の決断だ」とガレカ監督は語り、今後一切呼ばないということではない様子。それでも「本当に興味があるのならば、言語を学ぶだろう」と、スペイン語の習得に向けた努力を求める姿勢は変わらないようだ。 ブレレトン・ディアスは、マネジメントゲームの『フットボール・マネージャー』の中で、その能力の高さが見出されたという異色の経歴があり、ブラックバーン時代にそのことが明るみに出ていた。 2024.03.10 21:35 Sunペルー代表の人気記事ランキング
1
変わらない良さがある!アディダス2年目のペルー代表が新ユニフォームを発表、変わったアウェイも好評「間違いなくトップセラーになる」
ペルーサッカー連盟(PFF) とアディダスは14日、新ユニフォームを発表した。 オーストラリア代表との大陸間プレーオフに敗れ、惜しくも2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃したペルー。コパ・アメリカでは勝負強さを発揮しており、2019年は準優勝、2021年は4位という成績を残している。 ただ、北中米W杯南米予選では、6試合を消化した時点で2分け4敗と最下位に沈んでおり、2023年12月にフアン・レイノソ監督を解任。ホルヘ・フォサッティ監督を新たに迎えている。 コパ・アメリカ2024にも出場するペルーは、2023年からアディダスとユニフォームサプライヤー契約を締結。現行のユニフォームが発表されてから1年しか経っていないが、コパ・アメリカを前に新ユニフォームが発表された。 そのホームユニフォームは伝統を踏襲。白を基調に赤のラインがたすき掛けであしらわれ、アディダスのロゴや肩のスリーストライプスはゴールドというカラーリングだ。斜めのラインはシャツ背面にも描かれている。 一方のアウェイユニフォームは、一転して黒をベースに。ゴールドのロゴやスリーストライプスがあしらわれているほか、両袖にマルーンレッドのグラフィックデザインが施されており、ユニフォーム等の情報を扱う『Footy Headlines』は「間違いなくトップセラーになる」とそのデザイン性の高さに太鼓判を押している。 なお、3月の代表ウィークでニカラグア代表とドミニカ共和国代表との国際親善試合に臨むペルーは、愛知県豊橋市で生まれJリーグでもプレーしたDFノリエガ・エリック(コメルシアンテス/ペルー)を代表メンバーに招集しており、このユニフォームに袖を通すことになる。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】変わらないのも良さの1つ!ペルー代表の新ユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="zxx" dir="ltr"><a href="https://t.co/yDhS0q6rPL">pic.twitter.com/yDhS0q6rPL</a></p>— La Bicolor (@SeleccionPeru) <a href="https://twitter.com/SeleccionPeru/status/1768081324613492873?ref_src=twsrc%5Etfw">March 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">Fútbol, música y criollismo <br><br>Nuestra camiseta, nuestra Bicolor<a href="https://twitter.com/hashtag/adidasfootball?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#adidasfootball</a> <a href="https://t.co/LOPHCCtt6x">pic.twitter.com/LOPHCCtt6x</a></p>— La Bicolor (@SeleccionPeru) <a href="https://twitter.com/SeleccionPeru/status/1768071683552727484?ref_src=twsrc%5Etfw">March 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.14 18:40 Thu2
シャルケで内田篤人と共にCLベスト4の快挙…ペルー代表FWジェフェルソン・ファルファンが38歳で現役引退
元ペルー代表FWジェフェルソン・ファルファン(38)が、インスタグラムを通じて現役引退を発表した。 「多くの喜びと最大の夢を叶えた後、ボールに別れを告げ、私の人生のこの美しいステージに幕を下ろす時が来た」 「みんな、無条件の応援をありがとう。ありがとう、フットボール」 日本では内田篤人氏とシャルケで同僚だったことで知られるファルファン。同クラブには2008年から2015年まで在籍し、通算で228試合53ゴール69アシストを記録した。 特に右サイドの内田とのコンビは強力で、当時のシャルケはブンデスリーガでは常に上位戦線に。2009-10シーズンは2位、11-12シーズンと13-14シーズンは3位という成績を収めていた。また、10-11シーズンはチャンピオンズリーグでベスト4という結果を残し、大きな話題を呼んだ。 その後のファルファンはUAEのアル・ジャジーラやロコモティフ・モスクワでプレーした後、2021年3月に古巣のアリアンサ・リマに加入。日本と同じ春秋制を敷くペルーリーグでここ2年で連覇を果たしたが、自身はヒザのケガとの戦いで、2022シーズンに限っては出場したのは3試合のみ。現役最後の出場は10月30日に行われたADタルマ戦の終盤7分間だった。 また、ペルー代表としては102試合27ゴールと、現時点で出場数では歴代6位、ゴール数では歴代2位の数字を誇っている。 2022.12.17 14:00 Sat3
開幕まで2カ月…FIFAはエクアドルの国籍偽装問題の無罪を主張、チリ&ペルーはスポーツ仲裁裁判所へ控訴へ
16日、国際サッカー連盟(FIFA)は、異議申し立てが出された選手の国籍偽装問題について声明を発表した。 問題となっているのは、エクアドル代表DFバイロン・カスティージョ(レオン/メキシコ)。書類上はエクアドル出身で、これまでにエクアドル代表でも10試合の出場を数えている。 カタール・ワールドカップ(W杯)に向けた南米予選でも8試合に出場し、エクアドルは無事に出場権を獲得していた。 しかし、カスティージョに対してエクアドルサッカー協会(FEF)による国籍偽装の疑いが浮上。チリサッカー協会(FFCH)、ペルーサッカー協会(FPF)は多くの証拠をもとにFIFAに申し立てを行い、カスティージョが出場した試合の無効化やエクアドル代表のカタールW杯出場資格の剥奪を訴えていた。 FIFAは調査に乗り出し、結果としてバイロン・カスティージョは白と判断。エクアドル代表とともにお咎めなしとなった。 しかし、この件に関してFFCHとFPFが上訴。FIFA上訴委員会は決定を下した。 「改めて当事者の提出物を分析し、ヒアリングが行われた後、上訴委員会はFEFに対して開始された手続きを終了するという懲戒委員会の決定を確認した」 「他の検討事項の中で、提出された書類に基づき、カスティージョは永久的にエクアドル国籍を有するとみなされると判断された」 「上訴委員会で可決された決定の結果は、本日関係者に通知された。本決定は、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への控訴の対象となる」 これに対し、FFCは声明を発表。CASへの控訴を行うとした。 「選手がコロンビアで生まれたことを合理的な疑いなく証明する膨大な数の文書がある」 「それに加え、エクアドルサッカー協会が行った公式調査中に与えられた彼の告白を誰もが聞いた.」 「サッカーとフェアプレーにとって悲しい日だ。メッセージは明らかだ。不正行為は許される」 カスティージョ本人は、イギリス『デイリー・メール』のインタビューで、自分の書類が偽物であり、1998年にエクアドルのヘネラル・ビジャミル・プラヤで生まれたのではなく、1995年にコロンビアで生まれたことを認めていた。 実際にエクアドル国籍は持っているようだが、その手続きに問題があるとされている状況。本人も認めている中で、CASがどう裁定を下すのか。W杯の開幕までは残り2カ月だ。 2022.09.17 23:10 Sat4
左SB起用の伊藤洋輝が三笘薫へのサポートを語る「思い切り仕掛けられる準備を」
日本代表のDF伊藤洋輝(シュツットガルト)が、ペルー代表戦へ意気込みを語った。 日本代表は20日、パナソニックスタジアム吹田でキリンチャレンジカップ2023のペルー代表戦を行う。 15日に行われたエルサルバドル代表戦(豊田スタジアム)では、開始早々にゴールを奪うと、すぐに相手が退場。ほとんどの時間を10vs11で戦うと、6-0と攻撃陣が爆発し快勝。新体制で初勝利を収めた。 2連勝を目指したい日本。ペルーはエルサルバドル以上の実力を持ち、15日には韓国代表との試合を0-1で勝利している。 エルサルバドル戦は出番がなかった伊藤。ペルー戦では左サイドバックとしての出場が見込まれている。 3月シリーズでは悔しい思いをした伊藤だが「ウルグアイ戦で組んだ時は僕がボールを持った時、相手のサイドバックと薫くんが駆け引きしているのは見えていたので、そこにどれだけ自分がボールを合わせられるかは攻撃の鍵になると思う」とコメント。左サイドでの縦の関係について言及した。 トレーニングではレギュラー組の左サイドハーフには三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が入っていたため、再び縦の関係を組むことになる。カタール・ワールドカップ(W杯)ではコスタリカ代表戦でも組んだが、良い攻撃を見せられず。伊藤としても悔しい思いをすることが続いている。 縦のコンビネーションも気を使いところだが、逆に三笘を自由に仕掛けさせることも大事だと伊藤は語った。 「薫くんが1人で打開できる選手なので、より後ろでリスク管理じゃないけど、奪われた時にフタをできるようにであったり、薫くんが思い切り仕掛けられる準備を後ろでしたいです」 三笘が攻めるために守備で安定感というのは1つの考え。一方で、攻撃陣も期待はされているという。 「コーチ陣からはダイナミックなオーバーラップを求められているので、タイミングを見て出て行ければ」と語り、三笘のサポートは守備以外でも見せたいところだ。 ただ、伊藤の本職はセンターバック。シュツットガルトでは、3バックでも4バックでもセンターバックを務めており、その点は森保一監督も理解してくれていると伊藤は語る。 それでもサイドバックでの起用には「チームのオプションとしてもそうだし、個人的にはどこで出てもチームの勝利に貢献できるような、良い影響を与えられる選手になっていきたい」とコメント。監督が求める複数ポジションを務められる能力という点では、トライすることが何よりも大事になりそうだ。 2023.06.19 22:55 Mon5