“アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者/ラドゥ・ドラグシン(ルーマニア代表)【ユーロ2024】

2024.06.17 18:00 Mon
ルーマニアの注目はドラグシン
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ルーマニアの注目はドラグシン
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。

今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
ルーマニア代表
出場回数:2大会ぶり6回目
最高成績:ベスト8(2000)
ユーロ2020結果:予選敗退
予選結果:グループI・1位
監督:エドワード・ヨルダネスク

◆注目選手
DFラドゥ・ドラグシン(トッテナム)
2002年2月3日(22歳)
“アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者。近年は国際大会で目立った戦績は残せずも、今予選ではスイス、イスラエルを抑えてグループIを無敗で首位通過した今大会のサプライズ候補。

スタンチュ、ラズヴァン・マリンを中心に、攻撃陣にはゲオルゲ・ハジを実父に持つヤニス・ハジ、インテルにも在籍歴があるプスカシュらが主力を担うが、最注目は若きディフェンスリーダーのドラグシンだ。
ユベントスの下部組織、ファーストチームにも在籍し、武者修行先のジェノアで台頭した22歳DFは、191cmの恵まれた体躯と圧倒的なフィジカル能力を武器に、地対空の対人戦で無類の強さを誇るタフな守備者として知られ、過去に両サイドバックでのプレー経験もあるなど一定水準のスピードも備える。

今年1月に加入したトッテナムでは出場機会に恵まれずも、アンジェ・ポステコグルー監督の下で重視されるビルドアップの部分で日進月歩の成長を見せており、今大会では持ち味の守備に加え、後方からの配球という部分でも存在感を示したいところだ。

◆試合日程
▽6月17日(月)
《22:00》
【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表

▽6月22日(土)
《28:00》
【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表

▽6月26日(水)
《25:00》
【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表

◆招集メンバー
GK
1.フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ/トルコ)
12.ホラチウ・モルドヴァン(アトレティコ・マドリー/スペイン)
16.シュテファン・タルノヴァヌ(FCSB)

DF
2.アンドレイ・ラティウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン)
3.ラドゥ・ドラグシン(トッテナム/イングランド)
4.アドリアン・ルス(パフォス/キプロス)
5.イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ/イタリア)
11.ニクショル・バンク(CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ)
15.アンドレイ・ブルカ(アル・オクドゥード/サウジアラビア)
22.ヴァシレ・モゴシュ(CFRクルージュ)
24.ボグダン・ラコビタン(ラクフ・チェンストホヴァ/ポーランド)

MF
6.マリウス・マリン(ピサ/イタリア)
8.アレクサンドル・チカルダウ(コンヤスポル/トルコ)
10.ヤニス・ハジ(アラベス/スペイン)
13.ヴァレンティン・ミハイラ(パルマ/イタリア)
14.ダリウス・オラル(FCSB)
17.フォロリネル・コマン(FCSB)
18.ラズヴァン・マリン(エンポリ/イタリア)
20.デニス・マン(パルマ/イタリア)
21.ニコラス・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア)
23.デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ/トルコ)
26.アドリアン・シュト(FCSB)

FW
7.デニス・アリベク(ムアイザル/トルコ)
9.ゲオルゲ・プスカシュ(バーリ/イタリア)
19.デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ/トルコ)
25.ダニエル・ビリジャ(CFRクルージュ)

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「いつ引退かはまだ…」将来を語ったデ・ブライネ、練習通りのゴールを決め次節へ意欲「全力を尽くす」

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スパーズは今夏左利きCB補強狙う…伊藤洋輝&ムリージョをすでにリストアップ

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“東欧のマラドーナ”ハジの息子やドラグシンらルーマニア代表メンバー26名が決定【ユーロ2024】

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インテル&トッテナムもグズムンドソン獲得へ照会依頼! ドラグシンに続くジェノアの注目銘柄

アイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)への関心がイングランドにも拡大だ。 グズムンドソンはセリエAのジェノアで活躍するドリブラー。同名のアルベルト・ジラルディーノ監督から、2トップの一角でシャドー気味に自由を与えられ、今季の公式戦29試合で12得点4アシストを記録している。 そんなグズムンドソン、その活躍ぶりからカルチョの注目銘柄と化して久しいが、これまでよく挙がっていたのがユベントス。同クラブは元AZの親友コンビ、グズムンドソン&オランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26/アタランタ)のW獲りを狙っていると報じられる。 しかし、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が掴んだという最新情報では、ユベントスだけでなく、インテル、そしてイングランドからトッテナムもジェノアに照会依頼。インテルについてはクラブ間交渉開始の用意があるという。 堅実経営のインテルは買い取り義務付きレンタルを打診する見通し。対するジェノアは基本線として移籍金3000万ユーロ(約48億9000万円)を要求していることが判明している。 トッテナムのほうは、今冬ジェノアからルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンを完全移籍で獲得。この時成立した移籍金はアドオン込みで3100万ユーロ(約50億5000万円)となっている。 2024.03.19 19:45 Tue

注目銘柄グズムンドソンにジェノアが価格設定…ユベントスが親友“コープ”とのW獲りも視野に

ジェノアがアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)に値札を付けたようだ。 雪国アイスランドが育んだドリブラー・グズムンドソン。オランダでプロデビュー後、2022年1月にジェノアへ加入…セリエB降格を経て、今季を迎えた26歳は、そのエレガントなドリブル&得点力でカルチョの人気銘柄と化している。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ジェノアはグズムンドソン獲得を考慮するクラブに対し、「まずは3000万ユーロ(約48億6000万円)から」と評価額を提示。契約は2027年6月まで…強気に出ることも可能だ。 最も関心が高いとされるのはユベントス。同クラブはグズムンドソンのAZ時代の同僚であり親友、アタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)獲得にも本腰を入れているとされる。 ユベントスはジェノアと過去数年で何度か取引。現主力のイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾを獲得し、先方へはアカデミー出身のルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(現トッテナム)を譲っている。 グズムンドソンは先日、インタビューで「僕がユベントスへ? コープ(コープマイネルス)と再び一緒に? どっちも可能性がないわけじゃないな。ユーベでコープとまた一緒にプレーできるなら素晴らしいね」とコメントしている。 2024.03.16 19:20 Sat

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セルビア代表は主要大会における勝負強さがない。スペイン『Relevo』が論じる。 旧ユーゴスラビア連邦の系譜を最も受け継ぐ国家・セルビア。今も昔も首都はベオグラード、ただし、かつてバルカン半島の半分を占めた連邦は崩壊し、現在の「セルビア」に至る。 1990年代初頭のサッカー・ユーゴスラビア代表(※1)は、欧州随一のスター選手たちが彩り、故イビチャ・オシム氏が監督として、決して相容れない多民族を寛大なハートで掌握。その成果が、90年イタリアW杯のベスト8だ。 (※1)1991〜92年にクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニアなどが分離独立 時は流れて2024年。 ユーゴスラビア代表時代を知るドラガン・ストイコビッチ監督が率いるセルビア代表は、ユーロ2024でグループステージ最下位敗退。イングランド代表との初戦を落とし、スロベニア代表、デンマーク代表とはドローに終わった。 「セルビア代表」として、またしても主要大会のグループステージを突破できず。 「セルビア・モンテネグロ代表」が2006年ドイツW杯を最後に幕を閉じたなか、続くユーロ2008予選からセルビア代表として国際舞台へ。主要大会として2010年W杯、2018年W杯、2022年W杯と出場してきたが、いずれもグループステージ敗退だ。 そして今回、セルビア代表として初出場となったユーロもグループステージ敗退。 アレクサンダル・ミトロビッチ、ドゥシャン・ヴラホビッチ、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチらタレントを揃えるが、またしても歴史が繰り返された格好だ。 また、セルビア代表は「予選での強さ」を本大会で維持できていない傾向も。 今回のユーロ2024こそハンガリー代表に次ぐ予選2位通過(自動通過)だが、過去3回のW杯出場はいずれも欧州予選1位。10年大会はフランス代表、22年大会はポルトガル代表を抑えて本大会へ…そしてグループステージ敗退だ。 国内ではユーゴスラビア時代以来のタレント集団とみなされる現セルビア代表。しかし、どうしても主要大会のグループステージを突破できずにいる。 2024.06.26 15:25 Wed

首位突破もブーイングだけでなく物投げつけ…サウスゲイト監督「私への批判は理解」

イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が一部サポーターのネガティブな反応に言及した。 グループCの2試合で勝ち点4を積み上げ、25日の最終節を前に突破を決めたイングランド。スロベニア代表との最終節で内容を上向かせ、決勝トーナメントに向かっていきたいところだったが、0-0のドローに終わった。 イングランドはこれで3戦無敗で首位通過だが、タレント力を持て余した戦いぶりから、サウスゲイト監督は試合後の挨拶回りで一部のサポーターから野次の対象に。さらにはカップを投げつけられ、歓迎されなかった。 手放しで喜べない首位突破となるなか、イギリス『BBC』によると、サウスゲイト監督はそうしたサポーターの不満に理解を示しつつ、「逃げるつもりはない」ときっぱり。苦言を呈した。 「私に対する批判は理解しているし、チームにとってはその方がマシだ。だが、いつもとは違う環境が生まれつつある。グループを突破した他のチームで同じような反応は見たことがない。(ファンが満足していないのは)わかるし、逃げるつもりもないが、選手たちの戦いぶりにとても満足している」 「最も大事なのはサポーターがチームに寄り添うこと」と共闘も呼びかけたサウスゲイト監督だが、決勝トーナメントで見返せるか。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】イングランドvsスロベニア</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-3Zos0k0LZU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 15:15 Wed

「最後まで戦った」すでに敗退決定も強豪フランスに意地のドロー、ポーランド代表指揮官「もっと長くここにいたかったが…」

ポーランド代表のミハウ・プロビエシュ監督は、ユーロ2024で強敵相手のドローを誇った。『UEFA.com』が伝えている。 25日、ユーロ2024グループD最終節でフランス代表と対戦したポーランド。すでにグループ敗退が決まっている中で意地を見せたい一戦は、前半多くのチャンスを作られながらもGKウカシュ・スコルプスキが好セーブを連発したこともあり無失点でハーフタイムへ。後半、PKから失点を許すも79分にロベルト・レヴァンドフスキがPKを決めることで同点とし、そのまま1-1のドローとなった。 強敵相手に意地を見せたチームについて、プロビエシュ監督はそのパフォーマンスを称えている。 「グループ敗退が決定したにもかかわらず、今日スタジアムへ来てくれたファンに感謝したい。最後まで戦い、本当に良いプレーがいくつかあった。それが私の望むフットボールのプレーなんだ。選手たちの献身には感謝したい。グループを通過できなかったこと、この大会を去らなければならないことは残念だ」 「この大会は難しいものだった。もっと長くここにいたかったし、その準備もあったんだ。今日はとても暑い中で良い試合ができたと思う。外では息をするのもやっとの暑さだった」 「試合ではかなり良いプレーができた部分もあったが、より良い構造が必要だ。トップ選手たちは、毎週一貫して(クラブで)プレーしてもらう必要がある」 2024.06.26 13:20 Wed

「何かを返したかった」難しい決勝ゴール決めたザビッツァー、オーストリアのファンへ恩返し「今日はとても満足」

オーストリア代表のMFマルセル・ザビッツァーが、オランダ代表戦を振り返った。オーストリアサッカー協会(OFB)が伝えた。 25日、ユーロ2024グループD最終節でオーストリアはオランダと対戦した。 勝ち点3で3位のオーストリアと勝ち点4で首位のオランダの一戦。オーストリアは勝利すれば自力で突破が決められる状況だった。 試合は開始8分にオウンゴールでオーストリアが先制。しかし、前半はこう着状態が続き、そのまま後半に入ると、早々にオランダが追いつく。それでも59分にロマーノ・シュミットのゴールでオーストリアが勝ち越し。粘るオランダは75分に再び同点に追いつくが、81分にザビッツァーが勝ち越しゴール。撃ち合いを2-3で制し、首位でグループステージ通過を決めた。 決勝ゴールを奪い、この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたザビッツァー。勝利を喜び、難しい試合でもしっかりとやり続けたことが結果に繋がったとした。 「僕たちは皆、試合に勝ちたいと思っているフットボーラーだと思う。これは常に僕たちが持っているものだ」 「試合中に物事がより困難になる瞬間があったとき、問題はチームがそれにどう反応するかだ。僕たちは素晴らしいチームスピリットを持っており、前進し続け、自分自身に報酬を与えることができた」 また、チームを支えるファンについても言及。送ってくれている声援に対して、恩返しをしたかったとした。 「ファンが僕たちをサポートしてくれているのを見ると、彼らに何かを返したいと思うだろう。そういった感動を人々に与えることができるのは素晴らしいことだと思う」 撃ち合う展開となった試合では、2度追いつかれたものの、81分にスルーパスに抜け出し、ボックス内左の角度のない位置から決勝ゴールを叩き込んだ。 ザビッツァーは自身のゴールにも触れ、チームを助けられたことを喜んだ。 「僕のゴールはもちろん良いものだった。今日はとても満足している。でも、何よりもまず僕はチームを誇りに思っている。僕はここでプレーすることに本当に熱心で、自分のパフォーマンスでチームを助けることができたときはいつも幸せだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ザビッツァーが角度のない位置から豪快に決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xt6Cx7sidT8";var video_start = 114;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 12:35 Wed

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ラドゥ・ドラグシンの人気記事ランキング

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「いつ引退かはまだ…」将来を語ったデ・ブライネ、練習通りのゴールを決め次節へ意欲「全力を尽くす」

ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが、ルーマニア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 22日、ユーロ2024グループE 第2節が行われ、ベルギーはルーマニアと対戦した。 初戦でスロバキア代表に敗れていたベルギーと、ウクライナ代表に勝利していたルーマニア。ベルギーは敗れれば敗退が濃厚となる試合だった。 しかし、開始2分にユーリ・ティーレマンスがネットを揺らして先制。その後も多くのゴールチャンスを作ったが、決定力を欠いてしまう。しかし、80分にデ・ブライネが試合を決めるゴールを奪い、2-0で勝利。グループEは4カ国ともに勝ち点3で並ぶという展開となった。 大会初勝利を挙げたベルギー。この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたデ・ブライネは勝利を喜んだ。 「最初の試合の後、僕は心配はしていなかった。僕達のプレー自体が悪かったとは思わない。もちろん、ミスを犯したし、ゴールネットを揺らすことはできなかったけど、チャンスは作れた」 「僕たちは今日は試合中に良いプレーをしたし、勝利したと思うので、満足している」 また、自身のゴールについても言及。GKコーエン・カスティールスのゴールキックが流れると、狙っていたデ・ブライネは、ラドゥ・ドラグシンにユニフォームを引っ張られながらも冷静に流し込んだ。 ゴールについては「トレーニング中にゴールキックを2回やった。僕たちは少しプレッシャーを受けていたし、キックがスペースに飛んでいくのを見たので、相手のGKより先にボールに触る必要があったんだ」とコメント。狙い通りの形でしっかり決められたとした。 これで勝ち点4で並び、最終節勝てば突破が決定。内容は改善の必要がありながらも、チャンスメイクは十分しているとコメントした。 「僕たちは情熱があり、エネルギーがある。もっとボールを支配できればより良いけど、僕は全力を尽くすつもりだ」 「重要なのは、チャンスやシチュエーションを作っていること。確かに、もう少し上手く決められるかもしれないけど、重要なのはチャンスを作っているということだ」 また、自身の代表キャリアについて問われると「僕はこのチームで10年プレーしているし、若い選手たちに伝えるべき知識はたくさんある。でも、いつ引退するのかはまだ決めていないよ」と、まだまだプレーする意欲を示したデ・ブライネ。ルーマニア戦で良かったポイントを改めて語った。 「最初の試合と今の試合の唯一の違いは、ユーリ(・ティーレマンス)とアマドゥ(・ディアロ)を見つけることがより簡単になったし、4-3のフォーメーションを作ることができたことだ。どのシステムも長所と短所があり、僕たちはただ監督に従うだけだ」 <span class="paragraph-title">【動画】狙いすましたデ・ブライネの技ありゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 152;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 12:30 Sun
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“アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者/ラドゥ・ドラグシン(ルーマニア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> DFラドゥ・ドラグシン(トッテナム) 2002年2月3日(22歳) “アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者。近年は国際大会で目立った戦績は残せずも、今予選ではスイス、イスラエルを抑えてグループIを無敗で首位通過した今大会のサプライズ候補。 スタンチュ、ラズヴァン・マリンを中心に、攻撃陣にはゲオルゲ・ハジを実父に持つヤニス・ハジ、インテルにも在籍歴があるプスカシュらが主力を担うが、最注目は若きディフェンスリーダーのドラグシンだ。 ユベントスの下部組織、ファーストチームにも在籍し、武者修行先のジェノアで台頭した22歳DFは、191cmの恵まれた体躯と圧倒的なフィジカル能力を武器に、地対空の対人戦で無類の強さを誇るタフな守備者として知られ、過去に両サイドバックでのプレー経験もあるなど一定水準のスピードも備える。 今年1月に加入したトッテナムでは出場機会に恵まれずも、アンジェ・ポステコグルー監督の下で重視されるビルドアップの部分で日進月歩の成長を見せており、今大会では持ち味の守備に加え、後方からの配球という部分でも存在感を示したいところだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月22日(土) 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ/トルコ) 12.ホラチウ・モルドヴァン(アトレティコ・マドリー/スペイン) 16.シュテファン・タルノヴァヌ(FCSB) DF 2.アンドレイ・ラティウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン) 3.ラドゥ・ドラグシン(トッテナム/イングランド) 4.アドリアン・ルス(パフォス/キプロス) 5.イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ/イタリア) 11.ニクショル・バンク(CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ) 15.アンドレイ・ブルカ(アル・オクドゥード/サウジアラビア) 22.ヴァシレ・モゴシュ(CFRクルージュ) 24.ボグダン・ラコビタン(ラクフ・チェンストホヴァ/ポーランド) MF 6.マリウス・マリン(ピサ/イタリア) 8.アレクサンドル・チカルダウ(コンヤスポル/トルコ) 10.ヤニス・ハジ(アラベス/スペイン) 13.ヴァレンティン・ミハイラ(パルマ/イタリア) 14.ダリウス・オラル(FCSB) 17.フォロリネル・コマン(FCSB) 18.ラズヴァン・マリン(エンポリ/イタリア) 20.デニス・マン(パルマ/イタリア) 21.ニコラス・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア) 23.デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ/トルコ) 26.アドリアン・シュト(FCSB) FW 7.デニス・アリベク(ムアイザル/トルコ) 9.ゲオルゲ・プスカシュ(バーリ/イタリア) 19.デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ/トルコ) 25.ダニエル・ビリジャ(CFRクルージュ) 2024.06.17 18:00 Mon
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“東欧のマラドーナ”ハジの息子やドラグシンらルーマニア代表メンバー26名が決定【ユーロ2024】

ルーマニアサッカー連盟(FRF)は7日、ユーロ2024に臨むルーマニア代表メンバー26名を発表した。 エドワード・ヨルダネスク監督は、候補メンバー28名から2名を外すことに。GKラズバン・サバ(CFRクルージュ)、MFコンスタンティン・グラメニ(ファルル)が外れることとなった。 メンバーには、“東欧のマラドーナ”の異名を持ったゲオルゲ・ハジ氏の息子であるMFヤニス・ハジ(アラベス)やDFラドゥ・ドラグシン(トッテナム)などが招集されている。 ルーマニアは予選のグループIを1位通過。2大会ぶり6度目のユーロ出場を果たしており、最高成績は2000年のベスト8となっている。 今大会はグループEに入り、ベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表と同居している。今回発表されたルーマニア代表メンバーは以下の通り。 ◆ルーマニア代表メンバー26名 GK 12.ホラチウ・モルドヴァン(アトレティコ・マドリー/スペイン) 1.フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ/トルコ) 16.シュテファン・タルノヴァヌ(FCSB) DF 22.ヴァシレ・モゴシュ(CFRクルージュ) 11.ニクショル・バンク(CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ) 15.アンドレイ・ブルカ(アル・オクドゥード/サウジアラビア) 4.アドリアン・ルス(パフォス/キプロス) 24.ボグダン・ラコビタン(ラクフ・チェンストホヴァ/ポーランド) 2.アンドレイ・ラティウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン) 5.イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ/イタリア) 3.ラドゥ・ドラグシン(トッテナム/イングランド) MF 26.アドリアン・シュト(FCSB) 17.フォロリネル・コマン(FCSB) 14.ダリウス・オラル(FCSB) 21.ニコラス・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア) 23.デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ/トルコ) 8.アレクサンドル・チカルダウ(コンヤスポル/トルコ) 6.マリウス・マリン(ピサ/イタリア) 18.ラズヴァン・マリン(エンポリ/イタリア) 20.デニス・マン(パルマ/イタリア) 13.ヴァレンティン・ミハイラ(パルマ/イタリア) 10.ヤニス・ハジ(アラベス/スペイン) FW 9.ゲオルゲ・プスカシュ(バーリ/イタリア) 19.デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ/トルコ) 7.デニス・アリベク(ムアイザル/トルコ) 25.ダニエル・ビリジャ(CFRクルージュ) 2024.06.09 11:40 Sun
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スパーズは今夏左利きCB補強狙う…伊藤洋輝&ムリージョをすでにリストアップ

トッテナムが、シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(25)、ノッティンガム・フォレストのブラジル人DFムリージョ(21)の2選手をリストアップしているようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じている。 現在トッテナムではクリスティアン・ロメロとミッキー・ファン・デ・フェンが鉄板のコンビを築くものの、ラドゥ・ドラグシン、左サイドバックと兼任のベン・デイビスが唯一のバックアッパーとセンターバックの選手層に問題を抱えている。 アルフィー・ドリントン、アシュリー・フィリップスと若手逸材は控えているものの、アンジェ・ポステコグルー監督はヨーロッパリーグ(EL)参戦による二足の草鞋を履く来シーズンに向けて、少なくとも同ポジションに1名を加えたい考えだ。 『フットボール・ロンドン』によると、クラブは契約最終年となるベン・デイビスの不透明な去就を踏まえて左利きのセンターバックの確保を検討しており、予てより関心が伝えられる伊藤、プレミアリーグの強豪クラブがこぞって関心を示すムリージョの獲得を目指しているという。 シュツットガルトのディフェンスラインで確固たる地位を築く伊藤はセンターバックと左サイドバックの両方のポジションでプレーできる多才さに加え、かつて横浜F・マリノスを率いたオーストラリア人指揮官が、その特長を理解している部分で有用な補強とみなしている。 一方、プレミアリーグ1年目でクラブ年間MVPに輝く活躍を見せたムリージョは、ストライカー、中盤を経てセンターバックに落ち着いたという経歴からも分かるように、指揮官好みの攻撃センス、ビルドアップ能力を有する超有望株だ。なお、財務規則違反(PSR)の問題を抱えるフォレストは6月中に同選手を売却する可能性も報じられるが、このタイミングでトッテナムが獲得に動くかは現時点で微妙な状況だという。 トッテナムは今夏の移籍市場で両選手を含めたセンターバックを獲得する可能性が高いが、現時点での優先事項は前線と中盤の選択肢を増やすことにあるため、補強のタイミングは一連の補強に目途が立った後の移籍市場後半となる見込みだ。 2024.06.11 16:30 Tue
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サレルニターナが4選手の獲得を発表! 一方でエース候補も不調もシミーがパルマ移籍

サレルニターナは31日、4人の新戦力の獲得を発表した。 今冬の移籍市場最終日に獲得が発表されたのは、シェフィールド・ユナイテッドのフランス人FWリス・ムセ(25)、ユベントスのU-21ルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(19)、CSKAモスクワのノルウェー人MFエミール・ボヒネン(22)、スポルチ・レシフェのブラジル人FWミカエル(22)の4選手だ。 U-21フランス代表歴もあり、ボーンマスでプレミアリーグも経験しているスピードに優れるストライカーのムセは、今シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で7試合3ゴールの数字を残していた。移籍形態は買い取りオプションが付かない半年間のドライローンとなる。 191cmの長身とフィジカルに特長を持つセンターバックのドラグシンは、今シーズンの前半戦はレンタル先のサンプドリアでリーグ戦13試合に出場。こちらも移籍形態は半年間のドライローンとなる。 CSKAモスクワから加入のボヒネンは189cmのセントラルMFで、今シーズンは途中出場がメインながら公式戦10試合2ゴールの数字を残していた。移籍形態は半年間のレンタル移籍も、スポーツ面の各種条件を達成した場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれている。 先日からJリーグ移籍の可能性も取り沙汰されていたミカエルは、昨シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで33試合8ゴールを記録した184cmの左利きのストライカー。こちらはボヒネン同様に半年間のレンタル移籍も、スポーツ面の各種条件を達成した場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれている。 なお、4選手の獲得を一気に発表したサレルニターナだが、クロトーネからレンタルで加入していたナイジェリア代表FWシミー(29)が退団し、パルマにレンタル移籍している。 セリエA22試合消化時点で、3勝2分け17敗の勝ち点10で最下位に沈むサレルニターナ。今冬の移籍市場ではローマから元アルゼンチン代表DFフェデリコ・ファシオ(34)、トリノから元イタリア代表FWシモーネ・ヴェルディ(29)といった実力者を獲得した。 2022.01.31 22:48 Mon

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デ・ブライネのダメ押し弾でベルギーが初勝利、グループEは勝ち点3で4チームが並ぶ混戦に【ユーロ2024】

ユーロ2024グループE第2節、ベルギー代表vsルーマニア代表が22日に行われ、2-0でベルギーが快勝した。 5日前の初戦スロバキア代表戦をVARにも阻まれて0-1で落としたベルギーは、4選手を変更。トロサールやカラスコらに代えてルケバキオやティーレマンスを起用した。 一方、ウクライナ代表に3-0と快勝したルーマニアは、コマンに代えてミハイラのみを変更した。 ルカク、デ・ブライネ、ルケバキオの3トップとする[3-4-3]で臨んだベルギーが開始1分過ぎに先制する。ルカクのポストプレーからペナルティアーク右のティーレマンスがコントロールシュートを決めきった。 先制後の5分、CKの流れからドラグシンのヘディングシュートでゴールを脅かされたベルギーはGKカスティールスが好守で凌ぐと、13分にはドクのパスをボックス中央で受けたルカクが反転シュートで牽制。 続く18分にショートカウンターの流れからルケバキオがGK強襲のシュートを放った主導権を握るベルギーは31分、ショートコーナーの流れからドクがGK強襲のシュートを放って追加点に迫っていく。 ハーフタイムにかけても押し込んだベルギーが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、前がかるルーマニアに対し、ベルギーは52分にデ・ブライネがコントロールシュートで追加点に迫ると、55分にもデ・ブライネがペナルティアーク中央からのコントロールシュートでGKを強襲。 主導権を渡さずにいると、63分に追加点を奪いかける。デ・ブライネのスルーパスに抜け出したルカクがシュートを決めきった。しかし初戦同様にVARに阻まれ、ルカクのゴールは取り消しに。 それでも終盤の80分、デ・ブライネが勝負を決める2点目。カスティールスのロングフィードが流れたところに反応し、ディフェンスライン裏を取ってスライディングシュートを蹴り込んだ。 89分にもルカクがGK強襲のシュートを放ったベルギーが2-0で快勝。グループEは4チームが2試合を終えて勝ち点3で並ぶ混戦となっている。 ベルギー 2-0 ルーマニア 【ベルギー】 ユーリ・ティーレマンス(前2) ケビン・デ・ブライネ(後35) 2024.06.23 05:52 Sun
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「とてもホッとしている」大会初勝利のベルギー、指揮官は最終戦での突破へ「どうなるか楽しみ」

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“アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者/ラドゥ・ドラグシン(ルーマニア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ルーマニア代表</span> 出場回数:2大会ぶり6回目 最高成績:ベスト8(2000) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループI・1位 監督:エドワード・ヨルダネスク <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> DFラドゥ・ドラグシン(トッテナム) 2002年2月3日(22歳) “アンジェ・ボール”適応へ攻撃にも磨きかけるタフな守備者。近年は国際大会で目立った戦績は残せずも、今予選ではスイス、イスラエルを抑えてグループIを無敗で首位通過した今大会のサプライズ候補。 スタンチュ、ラズヴァン・マリンを中心に、攻撃陣にはゲオルゲ・ハジを実父に持つヤニス・ハジ、インテルにも在籍歴があるプスカシュらが主力を担うが、最注目は若きディフェンスリーダーのドラグシンだ。 ユベントスの下部組織、ファーストチームにも在籍し、武者修行先のジェノアで台頭した22歳DFは、191cmの恵まれた体躯と圧倒的なフィジカル能力を武器に、地対空の対人戦で無類の強さを誇るタフな守備者として知られ、過去に両サイドバックでのプレー経験もあるなど一定水準のスピードも備える。 今年1月に加入したトッテナムでは出場機会に恵まれずも、アンジェ・ポステコグルー監督の下で重視されるビルドアップの部分で日進月歩の成長を見せており、今大会では持ち味の守備に加え、後方からの配球という部分でも存在感を示したいところだ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月17日(月) 《22:00》 【E】ルーマニア代表 vs ウクライナ代表 ▽6月22日(土) 《28:00》 【E】ベルギー代表 vs ルーマニア代表 ▽6月26日(水) 《25:00》 【E】スロバキア代表 vs ルーマニア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.フロリン・ニツァ(ガズィアンテプ/トルコ) 12.ホラチウ・モルドヴァン(アトレティコ・マドリー/スペイン) 16.シュテファン・タルノヴァヌ(FCSB) DF 2.アンドレイ・ラティウ(ラージョ・バジェカーノ/スペイン) 3.ラドゥ・ドラグシン(トッテナム/イングランド) 4.アドリアン・ルス(パフォス/キプロス) 5.イオヌツ・ネデルセアル(パレルモ/イタリア) 11.ニクショル・バンク(CSウニヴェルシタテア・クラヨーヴァ) 15.アンドレイ・ブルカ(アル・オクドゥード/サウジアラビア) 22.ヴァシレ・モゴシュ(CFRクルージュ) 24.ボグダン・ラコビタン(ラクフ・チェンストホヴァ/ポーランド) MF 6.マリウス・マリン(ピサ/イタリア) 8.アレクサンドル・チカルダウ(コンヤスポル/トルコ) 10.ヤニス・ハジ(アラベス/スペイン) 13.ヴァレンティン・ミハイラ(パルマ/イタリア) 14.ダリウス・オラル(FCSB) 17.フォロリネル・コマン(FCSB) 18.ラズヴァン・マリン(エンポリ/イタリア) 20.デニス・マン(パルマ/イタリア) 21.ニコラス・スタンチュ(ダマク/サウジアラビア) 23.デイアン・ソレスク(ガズィアンテプ/トルコ) 26.アドリアン・シュト(FCSB) FW 7.デニス・アリベク(ムアイザル/トルコ) 9.ゲオルゲ・プスカシュ(バーリ/イタリア) 19.デニス・ドラグシュ(ガズィアンテプ/トルコ) 25.ダニエル・ビリジャ(CFRクルージュ) 2024.06.17 18:00 Mon
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連勝ならずも決勝T進出の可能性は十分…ルーマニア代表指揮官「この状況から抜け出すだけの力はある」

ルーマニア代表のエドワード・ヨルダネスク監督が敗戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループEの初戦ではウクライナ代表相手に3-0の勝利を収め、24年ぶりのユーロでの白星を得たルーマニア。22日にはグループ最有力のベルギー代表との第2節に臨んだ。 勢いそのままに金星を挙げたいルーマニアだったが、開始早々に先制点を許す展開となり、その後も防戦一方。後半は同点ゴールを狙いにいくも、80分に痛恨の2失点目を喫し、0-2の敗戦となった。 試合後、ヨルダネスク監督は引き分けにすることも出来たと後悔。特に、立ち上がりの失点を悔いた。 「彼らは非常にクオリティの高いチームだ。スピードや爆発力、パワーがある。完璧なチームだし、優勝候補だ。我々は決して諦めず、懸命に戦った。後半は我々の方が良かった。もう少し運が良ければ、勝ち点が取れたかもしれない。同点にするチャンスもあった」 「我々は2失点した。最初の失点は少し不運だったし、ハーフタイムには選手たちにもっと冷静にならなければならないと伝えた。ボックス・トゥ・ボックスでのテンポは我々の戦いに役立たなかったし、望んでいたようなプレーができなかった」 「チャレンジという観点からすれば、この試合は最高レベルだった。大会のスタートは素晴らしかったが、これからは困難にどう対処するかを見守る必要がある。団結と結束が必要だ」 グループEは第2節を終えた時点で4チームが勝ち点「3」で並ぶユーロ史上初の状況に。ヨルダネスク監督は決勝トーナメント進出に向け、最終節のスロバキア代表戦にしっかりと備えるつもりだ。 「チームとよく分析する。初戦とは対照的に、この試合では多くのデュエルがあった。我々にチャンスもあった。常に向上を目指し、第3戦に向けて改善していく。私はチームに全幅の信頼を置いている」 「(スロバキア戦に向け)できる限りのことをするつもりだ。今日ベンチから出た選手は全員攻撃的な選手だったが、十分ではなかった。多く失点しないよう努める必要があったが、我々は長い間負け知らずだった。全てのボールを奪うために戦う必要があった。いくつかのデュエルで負けたが、この状況から抜け出すだけの力はある」 <span class="paragraph-title">【動画】2失点敗戦…ベルギーvsルーマニア ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zTNFolfmlaQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.23 13:50 Sun

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