ユーロでルーマニアをベスト16に導いたヨルダネスク監督が退任…連盟は続投希望もしばしの休養へ
2024.07.22 21:51 Mon
ユーロでベスト16に導いたヨルダネスク監督
ルーマニアサッカー連盟(FRF)は22日、同国代表を率いるエドワード・ヨルダネスク監督(46)の退任を発表した。
ゲオルゲ・ハジ氏らを擁した1994年アメリカ・ワールドカップでベスト8進出に導いたアンゲル監督を実の父親に持つヨルダネスク監督は、2022年1月にルーマニア代表の新指揮官に就任。以降は28試合を指揮し、10勝10分け8敗の戦績を残した。
ユーロ2024予選では無敗の首位通過を成し遂げると、本大会ではベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表という難敵と同居したグループEを首位通過し、大会のダークホースの一角を担った。
その後、ラウンド16ではオランダ代表に屈して父と同じ同国の主要国際大会最高位到達とはならなかったが、その手腕は高く評価されていた。
当然のことながらFRFは今月末で切れる契約を延長すべく交渉を重ねてきたが、最終的にはしばしの休養を希望するヨルダネスク監督の意向を受け入れる形となった。
なお、現時点で後任人事やヨルダネスク監督の今後の去就に関する具体的な話は出ていない。
ゲオルゲ・ハジ氏らを擁した1994年アメリカ・ワールドカップでベスト8進出に導いたアンゲル監督を実の父親に持つヨルダネスク監督は、2022年1月にルーマニア代表の新指揮官に就任。以降は28試合を指揮し、10勝10分け8敗の戦績を残した。
ユーロ2024予選では無敗の首位通過を成し遂げると、本大会ではベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表という難敵と同居したグループEを首位通過し、大会のダークホースの一角を担った。
当然のことながらFRFは今月末で切れる契約を延長すべく交渉を重ねてきたが、最終的にはしばしの休養を希望するヨルダネスク監督の意向を受け入れる形となった。
そして、「協議の結果、ルーマニアサッカー連盟はエドワード・ヨルダネスクの休養の決断を理解し、尊重します。同時に、これまでの仕事、この困難に満ちた期間の献身、代表チームで得た結果に感謝し、エドワード・ヨルダネスクが今後もルーマニアサッカーに良い影響を与え続けると確信し、今後のプロジェクトで大成功を祈っています」と、円満な形で契約満了を発表した。
なお、現時点で後任人事やヨルダネスク監督の今後の去就に関する具体的な話は出ていない。
エドワード・ヨルダネスクの関連記事
ルーマニア代表の関連記事
ユーロの関連記事
記事をさがす
|
エドワード・ヨルダネスクの人気記事ランキング
1
ルーマニア代表が名将ルチェスク氏を新監督に招へい!38年ぶりの2度目の就任
ルーマニアサッカー連盟(FRF)は6日、ウクライナ人指揮官のミルチェア・ルチェスク氏(79)がルーマニア代表の新監督に就任したことを発表した。契約期間は2年間となる。 先のユーロ2024でベルギー代表、スロバキア代表、ウクライナ代表という難敵と同居したグループEを首位通過し、大会のダークホースの一角を担ったルーマニア。 しかし、ラウンド16ではオランダ代表に敗れると、22日にエドワード・ヨルダネスク監督(46)の希望で退任することが発表されていた。 2026年に開催される北中米ワールドカップ(W杯)の出場権獲得に向けて白羽の矢が立ったのは、今回で2度目の就任となるルチェスク氏。 1979年に監督業をスタートしたルチェスク氏は、1981年にルーマニア代表監督に就任すると、1986年までチームを率いた。その後はインテルやガラタサライ、ベシクタシュなどの監督を歴任。2004年から12年の長期政権を築いたシャフタールでは、8度のウクライナリーグ優勝やUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)優勝にチームを導いた。 2017年8月からはファティ・テリム監督の後任としてトルコ代表監督に就任。就任当時はロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループIで首位クロアチア代表と勝ち点2差の3位と本大会出場の可能性を残していたが、就任後の4試合で1勝2敗1分けと失速。最終的にグループ4位で予選を終え、ロシアW杯に出場権を逃した。 直近では2020年7月からディナモ・キーウの監督を務め、就任初年度のには古巣シャフタールの5連覇を阻止し、チームを5年ぶりのリーグ優勝に導いた。 しかし、2021-22シーズンを4位で終えると、就任3年目となった2022-23シーズンもリーグ戦10試合(3試合未消化)を終えて5勝1分け4敗の8位と低迷。カップ戦も早々に敗退したことで、2023年11月に成績不振を理由に解任されていた。 2024.08.07 00:30 Wedルーマニア代表の人気記事ランキング
1