鈴木彩艶がフル出場も打ち合いに敗れたパルマがカリアリに今季初勝利を献上…【セリエA】

2024.10.01 06:40 Tue
Getty Images
鈴木彩艶の所属するパルマは9月30日、セリエA第6節でカリアリと対戦し2-3で敗戦した。鈴木はフル出場している。
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4試合ぶりの白星を目指すパルマが、今季リーグ初勝利を目指すカリアリをホームに迎えた一戦。パルマのGK鈴木彩艶は2戦連続先発となった。パルマは開始早々にネットを揺らされる。カリアリは6分、ヴィオラの右CKをファーサイドのルペルトが頭で合わせると、左ポストに当たったボールをゴール前のミナが押し込んだが、これはVARの末にミナがオフサイドと判定され、ゴールは認められず。
開始早々のピンチを凌いだパルマだったが、34分に再びピンチ。左サイドでのパス交換からルブンボがクロスを供給すると、ゾルテアがヘディングシュートをゴールに叩き込んだ。

1点のビハンドで後半を迎えたパルマは、62分に試合を振り出しに戻す。ボックス左横でボールを受けたクリバリが巧みなステップでボックス左深くへ切り込みマイナスに折り返すと、最後はマンが冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。
同点弾で勢いづいたパルマだったが、再びスコアを動かしたのはアウェイチーム。75分、右サイドからカットインしたアドポの横パスを受けたR・マリンがペナルティアーク左からコントロールショットをゴール右上に突き刺した。

再び追う展開となったパルマは83分にチャンス。左クロスのこぼれ球に反応したシャルパンティエがDFパロミーノにペナルティライン付近で足を蹴られると、主審はFKを宣告。しかし、VARの末にボックス内でのファウルと認められ、パルマがPKを獲得。このPKをエルナニがゴール右隅に決めた。

試合終盤で再び振り出しに戻したパルマだったが、直後に再び失点を許す。87分、ヴィオラが右サイドに展開したボールを受けたアドポが素早く中央へ繋ぐと、このパスを受けたガエターノがバイタルエリアまで持ち上がりラストパス。ボックス右から侵入したピッコリがダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺した。

結局、試合はそのまま2-3でタイムアップ。打ち合いに敗れたパルマが、カリアリに今季初勝利を献上した。

パルマ 2-3 カリアリ
【パルマ】
デニス・マン(後17)
エルナニ(後42)【PK】
【カリアリ】
ナディル・ゾルテア(前34)
ラズヴァン・マリン(後30)
ロベルト・ピッコリ(後42)

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