16歳カマルダ先発のミラン、レオンがドッピエッタもカリアリとの打ち合いは痛いドロー【セリエA】

2024.11.10 04:17 Sun
Getty Images
ミランは10日、セリエA第12節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、3-3で引き分けた。

前節モンツァにウノゼロ勝利とした7位ミラン(勝ち点17/1試合未消化)は、4日前のチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリーとのビッグマッチをラインデルスの公式戦連発弾などで勝利。そのミランは会心の勝利を飾ったマドリー戦のスタメンから3選手を変更。負傷したモラタに代わって16歳カマルダが初先発を飾った。

16位カリアリ(勝ち点9)に対し、開始2分に失点する。CKの流れからファーサイドに流れたルーズボールをゾルテアにボレーで決められた。
それでも失点を受けて前がかるミランが15分に追いつく。ラインデルスの浮き球パスでボックス左に抜け出したレオンがループで流し込んだ。

同点後の17分、CKからルペルトにヘディングシュートで牽制されたミランが押し込む流れとする中、28分にはピッコリにネットを揺らされるもオフサイドで助かった。
その後もミランが圧力をかけると、40分に逆転する。フォファナのロングスルーパスを受けたレオンがGKもかわしてシュートを流し込んだ。

追加タイムはザッパにボレーを決められたかに思われたミランだったが、ゴール前でボールに触ったヴィオラがオフサイドでノーゴールとなり再び助かった。

迎えた後半もミランが押し込む流れとしていたが、53分に同点とされる。フォファナのバックパスをザッパにカットされ、そのままシュートを決められた。

その後、守勢を強いられたミランはエイブラハムとロフタス=チークを投入。するとエイブラハムが大仕事。69分、遅攻の流れからボックス右に侵入したプリシックのシュートのルーズボールを押し込んだ。

このままミランが勝ち切るかに思われたが、終盤の89分に落とし穴。アウジェッロの左クロスからザッパに見事なボレーを決められた。

ザッパにドッピエッタを許したミランは3-3でドロー。痛い引き分けに終わっている。

カリアリ 3-3 ミラン
【カリアリ】
ナディル・ゾルテア(前2)
ガブリエレ・ザッパ(後8)
ガブリエレ・ザッパ(後44)
【ミラン】
ラファエル・レオン(前15)
ラファエル・レオン(前40)
タミー・エイブラハム(後24)

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「決して良い出来ではなかった」コッパ・イタリア決勝の前哨戦を制したミラン、コンセイソン監督はシステム変更後の選手たちを称賛「しっかりと対応した」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が9日にホームで行われ、3-1で勝利セリエA第36節ボローニャ戦を振り返った。 14日に行われるコッパ・イタリア決勝の前哨戦となった一戦に臨んだミランは、ゴールレスで迎えた後半立ち上がりにオルソリーニのミドルシュートで先制を許す。 65分にサンティアゴ・ヒメネス、チュクウェゼ、ウォーカーを投入したミランは、73分に試合を振り出しに戻す。チュクウェゼの左クロスのこぼれ球をプリシックがワンタッチで繋ぎ、最後はゴール前のS・ヒメネスがゴールに流し込んだ。 この同点弾で攻勢を強めたミランは、79分にもフェリックスのシュートのこぼれ球をボックス中央に走り込んだプリシックが流し込み、追加点。さらに92分には、カウンターからボックス左でパスを受けたS・ヒメネスがゴールネットを揺らし、ミランが3-1で勝利した。 試合後にイタリア『スカイ』のインタビューを受けたコンセイソン監督は、「決して良い出来ではなかった」と反省を口にしながらも、前哨戦で逆転勝利を飾った選手たちのパフォーマンスを称賛した。 「決して良い出来ではなかった。セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグで好成績を残しているチームに勝ったのは事実だ。彼らはマンツーマンでプレッシャーをかけてくるので、うまくスペースを見つけなければ、前半のような劣勢を強いられる」 「先制点を許したのは、もう少し高い位置からプレスをかけようとして裏を取られたからだ。私はシステムを4-4-2に変更したが、選手たちはしっかりと対応したし、ベンチからスタートした選手たちも良い動きを見せてくれた。こういうスピリットが、私はこのチームの好きなところなんだ」 また、移籍後初のドッピエッタを達成し、勝利に大きく貢献したサンティアゴ・ヒメネスについて問われると、以下のようにコメントした。 「サンティは努力しているし、素晴らしい資質を備えていると私は以前から言ってきたし、彼に必要なものを与えるために日々声をかけてきた。ただ選手には、技術的なクオリティーだけでなく、精神的な強さや体力も必要なんだ」 「彼はケガを抱えてここに来たことを決して忘れない。我々は毎日、彼が完全に回復するよう努力している。彼のゴールに関しては、本当に嬉しく思っている。彼のようなストライカーはゴールのために生きているのだからね」 2025.05.10 07:30 Sat
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CL初出場からコッパ・イタリア優勝、古豪ボローニャにタイトルをもたらしたイタリアーノ監督「素晴らしいシーズンをトロフィーで締めくくった」

ボローニャのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が14日に行われ、1-0で勝利したコッパ・イタリア決勝ミラン戦後にコメントした。 今季、60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきたボローニャ。チアゴ・モッタ前監督の後任となったイタリアーノ監督は主力が引き抜かれたチームの中、チームとして初出場のチャンピオンズリーグ(CL)ではリーグフェーズ敗退となるも、セリエAでは徐々に順位を上げ、来季のCL出場権争いに参戦。 そして迎えたコッパ・イタリア決勝ではミラン相手にウノゼロ勝利で51年ぶり3度目の優勝をボローニャにもたらした。そのイタリアーノ監督は「この素晴らしいシーズンをトロフィーで締めくくった。ファンの皆さんはそれに値する」と喜びのコメント。 自身としてはフィオレンティーナでの過去2シーズン、カンファレンスリーグで2度、コッパ・イタリアで1度決勝で敗れており、4度目の決勝で悲願の初タイトル獲得となった。 「その3試合は本当に大きな失望だった。正直、また決勝を戦え、優勝できるとは思っていなかったが、実際優勝できた。この勝利を並外れた選手たちに捧げるよ」 「最初は少し苦労したが、その後は個人としてもチームとしても着実に力を付けた。今はこの素晴らしい瞬間を祝わせて欲しい」 2025.05.15 08:45 Thu

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