ラ・リーガ特有のノスタルジー…得点ランキング首位はベリンガムで16ゴール「メッシ&CR7時代以降で30ゴール到達ゼロ」

2024.03.30 21:25 Sat
Getty Images
ラ・リーガの得点ランキング首位に立つはジュード・ベリンガムだが…。

今季のラ・リーガで得点ランキング首位に立つは、レアル・マドリーが目玉補強として獲得したイングランド代表MFジュード・ベリンガム。[4-3-1-2]のトップ下で起用されることにも助けられ、22試合で16ゴールを叩き出す。

弱冠20歳とは思えぬゴール前での落ち着きに、“上には上がいる”と痛感させられるわけだが、このベリンガム、2月18日の第25節から5試合中4試合をケガと出場停止で欠場しているなかでも、得点ランキング首位をキープしたのだ。
この事実に少なからず寂しさとノスタルジーを募らせるは、スペイン『Relevo』。「ベリンガムは最近ほとんどプレーしていなかったのにまだトップだ」と前置きしつつ、2人のスーパースターが得点王を争った時代を懐かしむ。

リオネル・メッシ(バルセロナ)とクリスティアーノ・ロナウド(マドリー)が得点王を争った時代…クリスティアーノが46ゴールを叩き出しても個人賞に届かないシーズン(2011-12)があった…レオが1人で50ゴール奪ったからだ」
「そんな時代は過ぎ去った。レオかクリスティアーノがいない以上、得点王の称号はあの頃より容易に手に入る。昨季のロベルト・レヴァンドフスキでさえ23ゴール…2人が去って以降、30ゴールに到達した選手は1人もいない」

『Relevo』が過去を遡ったところ、第30節時点で得点ランキング首位が16ゴール(ベリンガム)というのは、2001-02シーズン以来22年ぶりとなる低い水準。この時は、マドリーの名FWフェルナンド・モリエンテス氏が、第30節時点までに16ゴールをマークしていたという。(※1)

(※1)01-02シーズンの最終的な得点王は、21ゴールのディエゴ・トリスタン氏で、この数字は21世紀以降で最少

もし仮に、ベリンガムに限らず得点王が21ゴールまで到達しなかった場合、21世紀以降で最もゴールが少ない得点王ということに。

ベリンガムはそもそも攻撃的MFなので、16ゴールの時点で立派だが、ベリンガムよりネットを揺らす選手がいないのは、際立ったストライカーが現在のラ・リーガにいない証か。

◆ラ・リーガ得点ランキング(23-24)
1位 ベリンガム 16得点(マドリー)
2位 マジョラル 15得点(ヘタフェ)
2位 ブディミル 15得点(オサスナ)
4位 モラタ 14得点(アトレティコ)
4位 ドフビク 14得点(ジローナ)
6位 レヴァンドフスキ 13得点(バルセロナ)
6位 セルロート 13得点(ビジャレアル)
6位 グルセタ 13得点(アスレティック)
9位 ヴィニシウス 12得点(マドリー)
9位 ウーゴ・ドゥーロ 12得点(バレンシア)

ジュード・ベリンガムの関連記事

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が1日にアウェイで行われ、延長戦の末に2戦合計スコア4-5で打ち負けたレアル・マドリーとのコパ・デル・レイ準決勝2ndレグを振り返った。 ホームでの1stレグを0-1で落としていたソシエダは、16分に試合を振り出しに戻す先制点を奪取。その後、30分に勝ち越されて後半を迎 2025.04.02 13:30 Wed
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が古巣相手にアシストを記録した。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合は16分にアンデル・バレネチェアのゴールで 2025.04.02 13:00 Wed
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が1日にホームで行われ、延長戦の末に2戦合計スコア5-4で打ち勝ったコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのレアル・ソシエダ戦を振り返った。 敵地での1stレグを1-0で先勝していたマドリーはFWキリアン・ムバッペをベンチスタートとした中、16分に先制されるも30分にFWエ 2025.04.02 10:15 Wed
コパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsレアル・ソシエダが1日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、延長戦までもつれ込んだ激闘を2戦合計5-4で制したマドリーが決勝進出を決めた。なお、ソシエダのMF久保建英は延長戦の105分までプレーした。 敵地での1stレグを1-0で先勝したマドリーは、アドバンテー 2025.04.02 07:16 Wed
レアル・マドリーは29日、ラ・リーガ第29節でレガネスとホームで対戦し3-2で勝利した。 リーグ戦2連勝中で首位バルセロナを追う2位レアル・マドリー(勝ち点60)は、現地時間25日に南米予選を戦ったヴィニシウスやロドリゴ、エンドリッキら南米勢がベンチスタート。最前線にムバッペ、2列目に右からギュレル、ベリンガム、 2025.03.30 07:05 Sun

レアル・マドリーの関連記事

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が高評価を受けた。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合はソシエダが先行するもマドリーが追いつく展開に。それでも 2025.04.02 14:00 Wed
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が1日にアウェイで行われ、延長戦の末に2戦合計スコア4-5で打ち負けたレアル・マドリーとのコパ・デル・レイ準決勝2ndレグを振り返った。 ホームでの1stレグを0-1で落としていたソシエダは、16分に試合を振り出しに戻す先制点を奪取。その後、30分に勝ち越されて後半を迎 2025.04.02 13:30 Wed
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が古巣相手にアシストを記録した。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合は16分にアンデル・バレネチェアのゴールで 2025.04.02 13:00 Wed
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が1日にホームで行われ、延長戦の末に2戦合計スコア5-4で打ち勝ったコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのレアル・ソシエダ戦を振り返った。 敵地での1stレグを1-0で先勝していたマドリーはFWキリアン・ムバッペをベンチスタートとした中、16分に先制されるも30分にFWエ 2025.04.02 10:15 Wed
コパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsレアル・ソシエダが1日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、延長戦までもつれ込んだ激闘を2戦合計5-4で制したマドリーが決勝進出を決めた。なお、ソシエダのMF久保建英は延長戦の105分までプレーした。 敵地での1stレグを1-0で先勝したマドリーは、アドバンテー 2025.04.02 07:16 Wed

ラ・リーガの関連記事

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が高評価を受けた。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合はソシエダが先行するもマドリーが追いつく展開に。それでも 2025.04.02 14:00 Wed
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が古巣相手にアシストを記録した。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合は16分にアンデル・バレネチェアのゴールで 2025.04.02 13:00 Wed
コパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsレアル・ソシエダが1日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、延長戦までもつれ込んだ激闘を2戦合計5-4で制したマドリーが決勝進出を決めた。なお、ソシエダのMF久保建英は延長戦の105分までプレーした。 敵地での1stレグを1-0で先勝したマドリーは、アドバンテー 2025.04.02 07:16 Wed
「あまりいい予感はしないよね」そんな風に私が溜息をついていたのは月曜日、各国代表戦週間明けのマドリッド勢のリーガ戦も終わり、いよいよコパ・デル・レイ準決勝2ndレグが目前に迫っているのに気がついた時のことでした。いやあ、一足先の火曜午後9時30分(日本時間翌午前4時30分)にサンティアゴ・ベルナベウに乗り込んで、レアル 2025.04.01 22:00 Tue
ラス・パルマスの元オランダ代表GKイェスパー・シレッセンが緊急手術を受けたという。 シレッセンは3月31日に行われたラ・リーガ第29節のセルタ戦に先発出場。しかし、24分にアクシデントが発生した。 ボックス内右を仕掛けたボルハ・イグレシアスが長くなったボールを追いかけると、先にシレッセンがキャッチ。しかし、 2025.04.01 16:45 Tue

記事をさがす

ジュード・ベリンガムの人気記事ランキング

1

ムバッペのドブレーテでレガネスとの打ち合いを制したマドリーが3連勝!【ラ・リーガ】

レアル・マドリーは29日、ラ・リーガ第29節でレガネスとホームで対戦し3-2で勝利した。 リーグ戦2連勝中で首位バルセロナを追う2位レアル・マドリー(勝ち点60)は、現地時間25日に南米予選を戦ったヴィニシウスやロドリゴ、エンドリッキら南米勢がベンチスタート。最前線にムバッペ、2列目に右からギュレル、ベリンガム、ブラヒム・ディアスを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 リーグ戦2連敗中の18位レガネス(勝ち点)に対し、立ち上がりからボールを支配するマドリーは23分、中盤左サイドでパスカットに成功したフラン・ガルシアが一気にドリブルで持ち上がると、折り返しをボックス中央のベリンガムが落とし、最後はモドリッチがダイレクトシュート。しかし、これはDFセルヒオ・ゴンサレスが頭で弾き出した。 攻勢を続けるマドリーは30分、ボックス右横でボールを受けたベリンガムの横パスに反応したギュレルがボックス内でオスカル・ロドリゲスに倒され、PKを獲得。このPKをムバッペがパネンカでゴール中央に沈めた。 先制に成功したマドリーだったが、直後にピンチを迎える。33分、フアン・クルスとのパス交換で右サイドを突破したロジェがボックス右まで切り込みクロス。オスカルが左足で合わせたシュートはゴール左に逸れたが、これをゴール前のディエゴ・ガルシアがゴールに押し込んだ。 追いつかれたマドリーは、41分にも中盤でのボールロストからカウンターを受けると、右サイドから斜めのドリブルで持ち上がったロジェのパスをボックス左で受けたオスカルが縦に切り込みクロス。最後はラバにワンタッチシュートを流し込まれた。 1点ビハインドで前半を終えたマドリーは、後半開始早々に試合を振り出しに戻す。47分、ボックス左でボールを受けたベリンガムがコンパクトな振りのシュートを放つと、相手GKの弾いたボールをブラヒム・ディアスがダイレクトシュート。これはタピアのブロックに阻まれたが、浮き球がクロスバーに当たると、最後はゴール前に走り込んだベリンガムがスライディングシュートをゴールに押し込んだ。 さらにマドリーは54分、モドリッチのスルーパスから左サイドを駆け上がったフラン・ガルシアがボックス左深くからマイナスに折り返すと、ムバッペの落としをブラヒム・ディアスが右足で狙ったが、これは右ポストを直撃した。 勝ち越しを狙うマドリーは、62分にギュレルとブラヒム・ディアスを下げてヴィニシウスとロドリゴを、73分にルーカス・バスケスを下げてバルベルデを投入。すると75分、ボックス手前で獲得したFKから短くズラしたボールをムバッペが直接ゴール右に突き刺した。 結局、これが決勝点となり、3-2でマドリーが勝利。レガネスとの打ち合いを制したマドリーがリーグ戦3連勝で首位バルセロナを追走している。 レアル・マドリー 3-2 レガネス 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(前32)【PK】 ジュード・ベリンガム(後2) キリアン・ムバッペ(後31) 【レガネス】 ディエゴ・ガルシア(前33) ダニ・ラバ(前41) 2025.03.30 07:05 Sun
2

ゴールデンボーイ賞に異変? ベリンガムが数時間で爆発的な得票を得ることに、原因は“世界的歌姫”テイラー・スウィフト

ヨーロッパの最優秀若手選手に贈られるゴールデンボーイ賞。その投票に、世界的人気を誇る歌手が大きく影響を与えたようだ。 ゴールデンボーイ賞は、イタリア『トゥットスポルト』が主催する若手に向けた賞。21歳以下のヨーロッパのクラブでプレーする選手が対象となる。 2022年はバルセロナのスペイン代表MFガビ、2021年は同じバルセロナのスペイン代表MFペドリが受賞。2020年には当時ドルトムントでプレーしていたマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが受賞していた。 2023年も投票が進む中、首位を走っていたのはバルセロナのスペイン代表DFアレハンドロ・バルデ。ファンによるウェブ投票で首位を走り、バルセロナの3連覇が予想されていた。 しかし、バルデのとある発言が、この投票に大きな影響を与えることとなってしまった。 バルデは5月にスペイン『ムンド・デポルティボ』のインタビューに応じ、その中で「テイラー・スウィフトは好きですか?」と問われると「いいや、彼女の音楽は好きじゃない」と答えたていた。仮に興味がなくとも、「あまり聞いたことがない」などと答えてもよかったはずが、素直に「好きではない」と答えたことが大きな騒動となる。 テイラー・スウィフトは、世界中にファンがいる女性シンガーソングライター。日本にも熱狂的なファンが多く、「スウィフティーズ」と呼ばれるファンを世界中に抱えている。 最も耳馴染みのある曲で言えば、ビルボードで1位を獲得し、初の全米1位を獲得した『We Are Never Ever Getting Back Together』。『テラスハウス』という番組で使用されるなどして日本でも人気を呼んだ。テイラー・スウィフトの楽曲は音楽サービス『Spotify』で1日1億回以上再生され、チャートのトップを数カ月維持するなど多くの人気を誇り、推定5億1800万人のファンが世界中にいるとされている。 サッカー好きの「スウィフティーズ」が、バルデのこの発言を拡散すると、徐々に広がり、バルデが「好きではない」と発言したことに反応。2位につけていたレアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムに対して投票するようにファンが呼びかけると、数時間で数十万票が集まり、52万票まで増加。バルデの2倍まで数字が伸びてしまったのだ。 バルデやベリンガムをはじめ、投票した「スウィフティーズ」たちがどこまでサッカーを知っているかは不明だが、バルデは人が愛し、情熱を捧げているものをむやみに否定することがどういった結末を迎えるのかというのを身をもって体感することになってしまったようだ。 なお、ゴールデンボーイ賞は最終的には30人の専門ジャーナリストが選出することに。9月末に最終候補リストが決まり、その後11月に受賞者が決定する。ファンの投票ではベリンガムがかなり優勢だが、実際に今季加入したマドリーでも結果を残している状況。このままの受賞も十分にありそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ファンの怒りを呼び起こさせた投稿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hey Swifties! (@notpythonn) <a href="https://twitter.com/notpythonn/status/1699097061143277990?ref_src=twsrc%5Etfw">September 5, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.07 21:50 Thu
3

「まだ改善の余地がある」連勝スタートも気を引き締めるトゥヘル監督…「少し幸運だった」ベリンガム交代理由も説明

新指揮官就任から連勝スタートを飾ったイングランド代表のトーマス・トゥヘル監督だが、チームにさらなる改善を求めた。 イングランドは24日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループK第2節でラトビア代表と対戦し、3-0で快勝した。 2-0で勝利した初陣のアルバニア代表戦から先発4人を変更して臨んだホームゲーム。前半は後ろ重心のアウェイチームの堅守を前に攻めあぐねたが、前半38分にDFリース・ジェームズが代表初ゴールとなる見事な直接FKを決めて先制に成功。 1点リードで折り返した後半も守備的な戦い方を継続した相手に苦戦も、68分にFWハリー・ケインの2試合連続ゴール。76分には途中出場のMFエベレチ・エゼに代表初ゴールが生まれ、終わってみれば3-0の勝利となった。 同試合後、ドイツ人指揮官は「簡単な試合ではなかった」とピンチこそなかったものの、攻撃面で手を焼いた一戦を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 「まだ改善の余地がある」 「しかし、クリーンシートでの2連勝。相手に大きなチャンスを作らせなかったという部分では、多くのポジティブな点がある。チャンスをモノにするにはフリーキックが必要だった。姿勢、エネルギー、意欲に満足している。それがあれば必ずや勝利できる」 また、先制点をチームにもたらしたチェルシー時代の教え子については「彼のキックとクオリティが素晴らしいことはわかっていた」とその活躍に目を細めた。 「彼は自分のパフォーマンスに誇りと喜びと満足を感じる権利がある。彼は素晴らしい状態だ。招集したとき、彼がそれほど多くの試合に出場していないことはわかっていたが、それはケガのせいではないこともわかっていた。彼ら(チェルシー)は彼を大事にし、管理していた。彼はシャープで体調も良く、クオリティに関して疑いの余地はない」 さらに、フル出場で2点目の起点となるなど攻撃の起点として機能したFWモーガン・ロジャーズについては「全体的に彼に満足している」とそのパフォーマンスを評価。 トップ下とサイドと2つのポジションでの起用となったなか、「我々が優勢な試合では、サイドでプレーする方が彼には向いていると思う。彼をサイドに配置すると、より自由を感じ、ダイナミックな動きを身につけることができる。ハーフスペースよりも少しだけスペースがあった。選手のことや試合のことを学ぶことができるので興味深いし、それは良いことだ」と、今後に向けて自身にとっても選手にとっても良いトライになったと感じている。 一方で、後半半ばにベンチへ下げたMFジュード・ベリンガムに関しては「我々は少し幸運だった」と、2枚目の警告で退場の可能性も十二分にあり得た状況のなかでリスク回避のために交代させたことを認めている。 「ジュード・ベリンガムの状況では、何が起きてもおかしくなく、突然イエローカードやレッドカードが出る可能性がある」 「そうなるとすべてがひっくり返る可能性があり、ベンチから交代を決めた。ただ、最初のイエローカードはちょっと厳しかったと思う」 「一方で、2枚目(後半序盤のアフターチャージ)はイエローカードになる可能性があった。彼にとって厳しかったが、すぐに交代させた」 「私の見立てでは、少し疲労もあったと思う。だが、(退場の)リスクを冒したくなかったから彼を交代させた」 2025.03.25 14:10 Tue
4

ベリンガムのジェスチャーがUEFAの調査対象に…本人は「友人同士のジョーク」と釈明も

欧州サッカー連盟(UEFA)がイングランド代表MFジュード・ベリンガムのジェスチャーを巡って調査に乗り出しているようだ。イギリス『BBC』が報じた。 先のユーロ2024ラウンド16・スロバキア代表戦では0-1の後半アディショナルタイムに起死回生のオーバーヘッド弾のベリンガム。その後のイングランドは延長前半にハリー・ケインの逆転弾で逆転し、8強入りした。 ベリンガムはこの奇跡的な勝ち上がりのまさに立役者だが、ゴールを決めると、スロバキアのベンチに向かって股間を掴むようなジェスチャー。それが品行方正の基本ルールに反しうるとし、UEFAが動いたという。 ベリンガムは自身のSNSで親しい友人に向けた内輪のジョークと釈明し、スロバキアを煽ったわけではないと主張しているが、UEFAがルール違反とみなせば、出場停止か、罰金、あるいはその両方が科される恐れがある模様だ。 ちなみに、チャンピオンズリーグ(CL)ではユベントス時代のクリスティアーノ・ロナウドや、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が同じように品位を欠く行為で咎められたが、いずれも罰金処分で済んでいる。 <span class="paragraph-title">【写真】UEFAに処分を受ける可能性のあるベリンがむのポーズ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"><br>El máximo ente europeo comunicó que el crack de 21 años podría recibir una sanción por su gesto de llevarse las manos a los genitales tras el gol del empate contra Eslovaquia. El comunicado dicta que: &quot;Un inspector de ética y disciplina… <a href="https://t.co/hTDKX0abTN">pic.twitter.com/hTDKX0abTN</a></p>&mdash; TyC Sports (@TyCSports) <a href="https://twitter.com/TyCSports/status/1807903796468895820?ref_src=twsrc%5Etfw">July 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.02 17:45 Tue
5

ベリンガムの靴下が穴だらけ…決して削られたわけではなく…

ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの足に注目が集まっているようだ。 2日のブンデスリーガ第5節でホッフェンハイムを1-0で下したドルトムント。6日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループG開幕節でデンマークチャンピオンのコペンハーゲンをホームに迎え、マルコ・ロイスのゴールなどで3-0と快勝を収めた。 いずれの2試合を含めて今季フル出場を続けているのがベリンガムだ。コペンハーゲン戦では終盤に追加点も挙げている。 そのベリンガムだが、靴下に穴が空いているとの指摘が上がっている。 ホッフェンハイム戦後にドルトムントのツイッターが投稿したロイスとの抱擁シーンでは、確かにソックスのふくらはぎ部分に多数の穴が空いていることが確認できる。いったい何故なのか。 イギリス『スポーツバイブル』によると、これは決して削られたわけではなく、意図的に切り込みを入れているとのことだ。 サッカー用のソックスは締め付けが強い。そのため、切れ目や穴を空けることでそれを緩和し、筋肉の緊張をほぐして痛みを防ぐことができるという。ケガの防止にも役立つとしている。 同メディアは、これまでにもネイマール(パリ・サンジェルマン)やブカヨ・サカ(アーセナル)、ガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)、カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)らも同様に靴下へ細工を施していると、紹介している。 疲労がたまるはずの終盤でもクオリティを保つベリンガム。小さな工夫の一つ一つがプレーの質につながっているのだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】穴の開いたベリンガムの靴下</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hug me brotha <a href="https://t.co/yYVtDMtYUB">pic.twitter.com/yYVtDMtYUB</a></p>&mdash; Borussia Dortmund (@BlackYellow) <a href="https://twitter.com/BlackYellow/status/1565781621890072579?ref_src=twsrc%5Etfw">September 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.09.07 20:45 Wed

レアル・マドリーの人気記事ランキング

1

「久保キレキレ」「神試合」久保建英がレアル相手に圧巻のアシスト、壮絶な撃ち合いで敗退も「やっぱり日本の誇り」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が古巣相手にアシストを記録した。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合は16分にアンデル・バレネチェアのゴールでソシエダが先制し2戦合計で追いつくも、30分にエンドリッキにゴールを許して勝ち越しを許す。 しかし、72分にボックス内右を仕掛けたパブロ・マリンの折り返しがダビド・アラバに当たってオウンゴールとなりソシエダが追いつくことに成功。すると80分に久保が魅せた。 混戦を抜け出した久保は右サイドからドリブルでボックス内に侵入。これにはルカ・モドリッチ、ラウール・アセンシオが対応するが、急ブレーキをかけて2人をいなすと、落ち着いてマイナスのパス。これをミケル・オヤルサバルがダイレクトシュート。ブロックに入ったアラバに当たってコースが変わり、ソシエダが勝ち越しに成功する。 ファンは「久保キレキレだったな」、「タケがこんなところで闘ってるとは」、「3点に絡んでるのすごい」、「やっぱり日本の誇り」、「ドリブルキレすぎ」、「神試合だな」、「やっぱり久保は凄い」と称賛のコメントが送られている。 なお、試合は82分にジュード・ベリンガム、86分にオーレリアン・チュアメニがゴールを決めてマドリーが再逆転するも、93分にオヤルサバルのゴールが決まりソシエダが再び同点に。それでも延長戦でアントニオ・リュディガーが試合を決めるゴールを決め、マドリーが決勝に駒を進めた。 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がモドリッチとアセンシオを翻弄しアシスト記録</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TX231--71Xo";var video_start = 66;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.02 13:00 Wed
2

「カマヴィンガを辱めた」アシスト含めレアル相手に攻撃牽引の久保建英に現地紙は高評価「彼らは常に警戒していた」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が高評価を受けた。 1日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでソシエダはアウェイでレアル・マドリーと対戦した。 1stレグを1-0で落としていたソシエダ。逆転勝利が必要となった中、久保は先発出場を果たす。 試合はソシエダが先行するもマドリーが追いつく展開に。それでも後半に入りソシエダがゴールを重ねることに。72分にはボックス内右からの久保のクロスの跳ね返りを拾ったパブロ・マリンが積極的に仕掛けてオウンゴールを誘発した。 さらに、80分には久保が右サイドを突破しボックス内に侵入。ルカ・モドリッチ、ラウール・アセンシオが対応するが、急ブレーキをかけて2人をいなすと、落ち着いてマイナスのパス。これをミケル・オヤルサバルがダイレクトシュート。ブロックに入ったアラバに当たってコースが変わり、ソシエダが勝ち越しに成功した。 その後マドリーとソシエダは点を取り合い延長戦へ。最後はアントニオ・リュディガーのゴールでマドリーが勝ち越し、ソシエダは準決勝で敗退となった。 久保は延長後半開始と共にピッチを去ったが、マドリーを翻弄する仕掛けには高評価が与えられている。 <h3>◆スペイン『Noticias de Gipuzkoa』/ 8点(10点満点)</h3> 「試合に入るまでに長い時間がかかったが、予想通り決定的な結果を残した」 「彼は3点目のゴールを演出し、非常に上手くコントロールしていたカマヴィンガを辱める結果を残した」 <h3>◆スペイン『El Desmarque』/ 8点(10点満点)</h3> 「右サイドからの2かいのプレーでソシエダの2点目と3点目が生まれ、オヤルサバルへのアシストで1-3となった」 「ルニンのゴールを脅かすことになり、彼らは常に警戒していた」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がモドリッチとバルベルデを翻弄しアシスト記録</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TX231--71Xo";var video_start = 66;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.02 14:00 Wed
3

「あとは時間の問題」レアルで出番が限られるエンドリッキ、ブラジル代表指揮官は成長感じるも「アンチェロッティと2時間半ほど話した」と明かす

ブラジル代表のドリヴァウ・ジュニオール監督が、レアル・マドリーのFWエンドリッキの状況について語った。『ESPN』が伝えた。 20日に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第13節では、コロンビア代表を2-1で下したブラジル。5位から2位に順位を上げたなか、25日の第14節では宿敵アルゼンチン代表との一戦に臨む。 そんなか、マドリーでなかなかプレータイムを伸ばせていないエンドリッキは、FWネイマール(サントス)らの辞退を受けて追加招集。コロンビア戦は出番が訪れなかった。 元ブラジル代表FWロマーリオ氏とのインタビューでは、「ワールドカップに出場できないのはとても怖いよ。そういう不安がある」とコメントした18歳。ドリヴァウ監督はアルゼンチン戦に向けた記者会見で、マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督とエンドリッキについて話し合ったことを明かしている。 「選手を招集した時にこう言った。突然、ある選手がチームでそれほど多くプレーしなくなった。第二に、エンドリッキには大きな注意が払われている。この前の(ヨーロッパへの)遠征では、アンチェロッティと2時間半ほど話した。多くの話題があったが、何よりも話したのはエンドリッキが経験している今の状況についてだ」 「彼は1年前に比べて大きく成長した。パウメイラスでは非常によくやっていたし、成果も出した。そしてエンドリッキははるかに成熟している。自然なことだ。ヨーロッパで1年過ごし、こういったことが起きたのだと思う。もし残っていたら、もう少し違った形で成長していただろう」 また、「エンドリッキはどのトレーニングでも目を引いている。あとは時間の問題だ」とも述べた指揮官。高く評価しているものの、「ボールをもっと保持する必要がある」とチームスタイルの問題にも触れた。 「よりバランスが取れて、規則正しくなれば、エンドリッキの持つクオリティをより引き出すことができるだろう」 2025.03.25 19:14 Tue
4

アレクサンダー=アーノルドのレアル・マドリーへの今夏フリー加入、契約交渉は最終段階へ

リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)が今夏、レアル・マドリーへフリーで加入する契約交渉の最終段階に入っているようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏や、イギリス『BBC』、『スカイ・スポーツ』など複数メディアが報じている。 今季終了後にリバプールとの契約が満了するアレクサンダー=アーノルドには今冬の移籍市場でもマドリーが獲得に乗り出していたが、プレミアリーグ優勝を見据えるリバプールは2500万ユーロと報じられた移籍金を断り、残留させていた。 なお、年俸1500万ユーロ(約24億円)の5年契約を締結するとのこと。 リバプールの下部組織出身であるアレクサンダー=アーノルドはこれまで公式戦349試合に出場。22ゴール87アシストを記録し、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ優勝、2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝に貢献。今季はプレミアリーグ28試合2ゴール6アシストを記録し、5季ぶりの優勝へ邁進するチームを牽引している。 2025.03.26 07:30 Wed
5

アルゼンチンに惨敗のブラジル、監督交代要求が再燃…レアル指揮するアンチェロッティ監督が再浮上か?

アルゼンチン代表を相手に2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選で惨敗を喫したブラジル代表。再び、監督問題が再燃しているようだ。 現地時間25日、南米予選第14節でアルゼンチンとアウェイで対戦したブラジル。しかし、前半だけで3失点を喫すると、1-4で完敗に終わっていた。 ブラジルは現在4位に位置。W杯の出場権獲得には問題なさそうではあるものの、宿敵相手の惨敗にサポーターは黙っているはずもなく、現地では解任論が浮上している。 そんな中、『The Athletic』によると、ブラジルサッカー連盟(CBF)はドリヴァウ・ジュニオール監督の後任として、レアル・マドリーを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督()を検討しており、コンタクトをとっているとされている。 CBFは、2022年、2023年と過去2度にわたってアンチェロッティ監督にアプローチするも、2023年末に2026年まで契約を延長することが発表されていた。 CBFでは、会長選が行われ、マドリーでもプレーし、ミランではアンチェロッティ監督の下でプレーした経験もある元ブラジル代表FWのロナウド氏も出馬しているが、ロナウド氏もアンチェロッティ監督を招へいしたい考え持つ1人として知られている。 アンチェロッティ監督が率いるマドリーには、FWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス、DFエデル・ミリトン、FWエンドリッキとブラジル人選手も多く所属。クラブレベルでは5度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む数多くのタイトルを獲得した名将が代表チームを指揮する日は来るだろうか。 2025.03.27 16:15 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly