冨安の負傷離脱でアジアカップ滑り込みのチャンス。吉田麻也の系譜を次ぐDF藤井陽也の可能性/藤井陽也(名古屋グランパス)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.27】

2023.12.11 20:35 Mon
3月以来の日本代表入りを果たした名古屋DF藤井陽也
©超ワールドサッカー
3月以来の日本代表入りを果たした名古屋DF藤井陽也
1月14日のベトナム戦から王者奪還への本格的な戦いがスタートするアジアカップ(カタール)。2019年UAE大会でファイナルまで勝ち上がりながらカタールに苦杯を喫し、準優勝に終わった日本代表・森保一監督にしてみれば、今回のタイトル獲得はマストだ。
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2023年3月に第2次体制がスタートしてからというもの、日本代表は8勝1分1敗と絶好調。ドイツやトルコ、チュニジアを圧倒できる力があるのだから、「タイトル獲得は当然」という見方をされるだろう。しかしながら、ここへきて大きなアクシデントが発生している。9月の欧州遠征から代表復帰し、守備の要として強烈な存在感を示していた冨安健洋(アーセナル)が12月2日のウォルバーハンプトン戦で負傷交代を余儀なくされ、長期離脱する見通しとなったのだ。ふくらはぎのケガで復帰時期は2月までずれ込むという見方もあるだけに、アジアカップ参戦は絶望的と言っていい。
DF陣は目下、中東のスペシャリスト・谷口彰悟(アルラーヤン)と今季UEFAヨーロッパリーグ参戦中の町田浩樹(サンジロワーズ)はフル稼働中だが、10月下旬から離脱している板倉滉(ボルシアMG)はまだ復帰が叶っていない。12月頭から欠場の続いている伊藤洋輝(シュツットガルト)にしても同様だ。

板倉と伊藤洋輝は1月1日に東京・国立競技場で行われるタイ戦のメンバーに入っており、その時点になればプレー可能ということだが、復帰直後の選手はリスクもある。となれば、DFはもう1枚選んでおくべき。
そこで浮上するのが、藤井陽也(名古屋)。第2次森保ジャパン発足時の今年3月シリーズに追加招集されながら、出番なしに終わった187センチの長身DFはその後、コンスタントにJリーグに出場。今季34試合全てにスタメン出場し、途中交代したのは、3月12日の柏レイソル戦と8月26日のセレッソ大阪戦の2試合だけだ。

J1の場合、 シーズンフル稼働だと3060分出場となるが、藤井の稼働時間は3054分。まさに長谷川健太監督体制の名古屋の守備の大黒柱に君臨したと言っていい。

「藤井はもともと持ってるものが凄かったし、出てきた時から『これは行くだろうな』って感覚はあったし、速いしうまいし強い。何でもできるCBですよ」と名古屋の先輩・中谷進之介も太鼓判を押したほど。その安定感が森保監督にも買われ、久しぶりの代表招集に至ったのだろう。

名古屋のアカデミー育ちで、早い段階から試合出場機会を得た長身DFということで、彼は前々から「吉田麻也(LAギャラクシー)の後継者」という見方をされてきた。理路整然とした物言い、自分を客観視できる冷静さを含めて、それだけのポテンシャルがあるのは確かだ。

「(吉田選手に)似てるかどうかは分かりませんけど、アカデミーの先輩としてすごく尊敬しているし、目指すべきところ。いつかは追い越せるように頑張りたい」と本人も目を輝かせており、吉田を越えたいという野心があるのは間違いない。その布石を打つべき時が来たのである。

思い返せば、吉田麻也も日本代表の地位を築いたのが、2011年アジアカップ(カタール)だった。岡田武史監督(現JFA副会長)時代の2010年1月のイエメン戦(サヌア)で初キャップを飾ったが、この時は若手中心の陣容で、吉田の本格的な代表デビューはカタールの地。あの大会で日本は紆余曲折を経て、最終的に李忠成(アルビレックス新潟シンガポール)のオーストラリア戦での決勝弾で優勝している。

そんな先輩と同じように、藤井もカタールの地に赴いて、アジアカップで大きな仕事ををしたいところ。そのためにも、まずはタイ戦で出場機会を得て、高さと1対1の強さ、読みの鋭さ、インテリジェンスといったストロングを遺憾なく発揮したいところ。谷口、町田、板倉、伊藤洋輝が名を連ねているだけに、ピッチに立つのはそう簡単なことではないが、最高の準備をして、28日の練習初日から気迫を示すことが肝要だ。

藤井にとってのアドバンテージがあるとすれば、名古屋アカデミー時代の同期・菅原由勢(AZ)と久しぶりに共闘できる点だろう。3月シリーズでも再会した2人だが、その後、菅原は一気に代表右サイドバックの不動のレギュラーに上り詰めている。

そんな仲間を藤井も頼もしく感じつつ、悔しさも覚えているのではないか。彼らが最終ラインで一緒にプレーする機会が巡ってくれば、意思疎通もスムースに行くはず。短時間でもいいから、2人がコンビを組む姿を見てみたいものである。

国内組からアジアカップに滑り込める人材はほんのわずか。藤井が千載一遇のチャンスをモノにするか否かに注目だ。

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中村憲剛氏が娘の卒業式を終えて想いを綴った。 川崎フロンターレ一筋で現役生活を終え、現在はJFAロールモデルコーチ。川崎フロンターレFRO(Frontale Relations Organizer)を務めている。 その中村氏は23日に自身のインスタグラムを更新。長女の小学校卒業を報告した。 中村氏には3人の子供がおり、長男、長女、次女という構成。真ん中に位置する長女との2ショットを投稿し、娘への想いを綴った。 ーーーーー 長女の卒業式でした。 上に兄、下に妹と3人兄妹の真ん中で気苦労が多い立場にも関わらず、常に明るくポジティブな我が家のムードメーカー。 自分の意見をしっかり言いつつも、周りを良く見てバランスを取ることもできるが故に、親としても彼女に頼ることも多く、時には我慢をさせてしまうこともあったなと寝顔を見て反省する夜もありました。 それでも彼女の底抜けに明るく、元気な笑顔に家族はいつもパワーをもらっています。 習い事も低学年の時には何かにつけて休もうとしてたのに、いつからかこちらが休んだ方が良いのではないかと思うくらい疲れていても「自分がやると決めたから」と休まずにどんどん上達していく姿を見て、何回涙腺が緩んだかわかりません。 学校から帰ってきて、こちらから聞く前に今日起きたことをたくさん話してくれました(笑)。もちろん毎日が楽しいわけではなく、嫌な思いをした日もあったと思います。でもそれを包み隠さず僕ら両親に話してくれることがとても嬉しく、信頼されているからこそどんな時も味方としてこれからも支えてあげたいです。 学校や習い事、友達や先生、素晴らしい環境・仲間に恵まれたと思います。6年間どんな時も頑張り続けたこと、本当に立派だったし、袴姿もとても似合ってたし素敵でした。 この写真を見ても…大きくなったなぁ… 本当に大好きです。 卒業おめでとう‼︎ これからも楽しみにしてます‼︎ ーーーーー 生憎の雨となってしまったが、袴姿の娘に傘をさしてあげている中村氏。この投稿には長友佑都(FC東京)は「愛」とコメント。かつてのチームメイトだった新井章太(ジェフユナイテッド千葉)は「卒業おめでとうございます」とコメントしている。 ファンも「卒業おめでとう」というコメントとともに、「泣ける」、「絶対良いパパ」、「良い写真」、「娘さん最高」、「2人の絆が感じられる」とコメントが集まっている。 <span class="paragraph-title">【写真】中村憲剛氏が小学校を卒業した娘と2ショット、想い綴る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CqIihR6gR04/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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