トッテナム主将ソン・フンミン、ポステコグルー監督の包容力に感銘「僕はまだ子供だと感じた」

2023.11.23 18:03 Thu
ポステコグルー監督の魅力を語ったソン・フンミン
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ポステコグルー監督の魅力を語ったソン・フンミン
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンアンジェ・ポステコグルー監督について語った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。

大黒柱だったFWハリー・ケインがバイエルンへと移籍した中、ポステコグルー新体制で今シーズンに臨んだトッテナム。MFジェームズ・マディソンやGKグリエルモ・ヴィカーリオ、DFミッキー・ファン・デ・フェンといった補強も当たり、プレミアリーグ12試合を終えた時点で首位マンチェスター・シティとの勝ち点差を「2」としている。

今シーズンからキャプテンとしてチームを牽引するソンは、YouTubeチャンネル『Men in Blazers』に出演し、ポステコグルー監督についてコメント。その振る舞いに大きな感銘を受けていると語った。
「実際、彼(アンジェ)の話し方はクレイジーだ… 人としても、コーチとしても素晴らしい。彼以上の話し方はない」

「アメージングだ。僕は31歳で、これまでに多くのことを学んだし、人としてもう十分だと感じていた。だけど、彼が来てから『すごい! 僕はまだ子供だ』と感じたよ」
「彼の話を聞いていると心が弾むような気がする。僕はただピッチに出て、彼のために、クラブのためにプレーしたい。僕は彼を家族の一員のように感じているよ」

また、ソンはチームの今後にも言及。明確な目標は語らず、今を大事にしながら努力すれば結果がついてくるはずだと述べた。

「まだ僕らのベストは見せられていないと思う。でも僕らはベストなりたいのではなく、スペシャルになりたいんだ。スペシャルになるにはハードワークして、良き競争相手にならなければならない」

「いつだって夢を見ることはできるが、僕らは今を生きていて、1日1日、1試合1試合を過ごしている。そしてシーズンが終わった時に、自分たちがどの位置にいるかがわかるんだ」

「僕は過去や未来について話すのが好きではない。プレミアリーグには優れたチームがたくさんあるから、彼らよりも努力しなければならない」

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10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】

20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed
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スパーズとリバプールのアルゼンチン代表2選手がSNSで場外戦…マク・アリスターが審判恩恵揶揄のコメント

トッテナムとリバプールのアルゼンチン代表2選手が、ピッチ上での直接対決後にSNSでもバトルを繰り広げた。イギリス『SPORT bible』が伝えている。 開幕から無敗を継続するトッテナムとリバプールは、9月30日に行われたプレミアリーグ第7節で激突。2人の退場者を出したアウェイチームに対して、終盤に猛攻を見せたトッテナムは後半アディショナルタイムのオウンゴールで勝ち越し、劇的な2-1の勝利で無敗対決を制した。 ただ、同試合ではMFカーティス・ジョーンズとFWジオゴ・ジョタの退場という判定に加え、試合後にPGMOL(イギリス審判協会)が誤審を認め謝罪したFWルイス・ディアスの幻の先制点という物議を醸す幾つかの判定が注目を集める結果となった。 そういったなか、トッテナムのDFクリスティアン・ロメロは同試合後に公式インスタグラムを通じ、「このチームは素晴らしいスピリットと素晴らしいハートを持っている。いつもこんな感じで、全員が一緒なんだ」と、劇的勝利を祝う投稿を行った。 この投稿に嚙みついたのが、リバプールのMFアレクシス・マク・アリスターだった。 昨シーズンまで在籍したブライトン時代のトッテナム戦でも、誤審によって悔しい敗戦を喫していた悔しさがあったか、同選手はロメロの前述の投稿に対して「君は“12人”でプレーするのが普通だ」と、常に審判の恩恵を受けていることを揶揄したコメントを送った。(当該投稿は削除済み) これに対して、ロメロは「家で泣いてろ」と不快感を露わにした返答を行い、場外戦を繰り広げる結果となった。 両者ともに試合後の高ぶったメンタル状態での投稿ということもあり、これが関係悪化につながるとは思えないが、今月のインターナショナルマッチウィークでアルゼンチン代表に招集された際には少し気まずい対面となるかもしれない。 2023.10.01 23:43 Sun

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