三笘薫の衝撃ゴールが“プレミアリーグ史上最高のソロゴール”の1つに!公式でアンリやアザールらとともに選出

2023.08.25 11:55 Fri
Getty Images
プレミアリーグが史上最高のソロゴールを10つ選出。ソロゴールに明確な定義はないが、大きなチャンスではない状況から独力で決めるゴールのことで、ブライトン&ホーブ・アルビオンの日本代表MF三笘薫のゴールもその10個の中に選ばれている。19日に行われたプレミアリーグ第2節のウォルバーハンプトン戦で今シーズン初ゴールを決めた三笘。左サイドのタッチライン際でボールを受けると、カットインから一気に加速し、手に引っ張られて倒れそうになりながらも強引に突破、倒れ込みながらゴールに流し込むスーパーゴールを決めた。
衝撃のゴールにはすでに「今シーズンのベストゴール」という声も上がっていた中、プレミアリーグの公式サイトは三笘のゴールを受けて歴代のソロゴールを選出。三笘同様に大きなインパクトを与えたゴールを紹介している。

その中には、プレミアリーグのレジェンドである元フランス代表FWティエリ・アンリ氏や元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏のゴールに加え、元ベルギー代表FWエデン・アザールのゴールも選ばれており、錚々たるメンバーの中に三笘のゴールも並んでいる。

また、プレミアリーグのシーズン最優秀ゴールに輝いたソフィアン・ブファル(2017-18)、ソン・フンミン(2019-20) 、モハメド・サラー(2021-22)のゴールも選ばれており、三笘のゴールが2023-24シーズンのシーズン最優秀ゴールに選ばれる可能性も大いにありそうだ。
◆プレミアリーグ史上最高のソロゴール(括弧内は所属チーム、シーズンと対戦相手)
三笘薫(ブライトン&ホーブ・アルビオン、2023-24シーズンvsウォルバーハンプトン)
モハメド・サラー(リバプール、2021-22シーズンvsマンチェスター・シティ)
ティエリ・アンリ(アーセナル、2003-04シーズンvsリバプール)
ジョルダン・アイェウ(クリスタル・パレス、2019-20シーズンvsウェストハム)
ダリアン・アトキンソン(アストン・ビラ、1992-93シーズンvsウィンブルドン)
ソフィアン・ブファル(サウサンプトン、2017-18シーズンvsWBA)
ハテム・ベン・アルファ(ニューカッスル、2011-12シーズンvsボルトン)
ティエリ・アンリ(アーセナル、2002-03シーズンvsトッテナム)
ソン・フンミン(トッテナム、2019-20シーズンvsバーンリー)
ロッド・ウォレス(リーズ・ユナイテッド、1993-94シーズンvsトッテナム)
ルート・ファン・ニステルローイ(マンチェスター・ユナイテッド、2001-02シーズンvsフルアム)
エデン・アザール(チェルシー、2018-19シーズンvsウェストハム)


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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CzeG5eso56m/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">David Beckham(@davidbeckham)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.11.13 21:15 Mon
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今季バルサでフル稼働のクンデ、自らの進歩誇る 「多大な努力の賜物」

フランス代表DFジュール・クンデがバルセロナでの1年を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 2022年夏にセビージャからバルセロナへ加わり、2シーズン目を終えたクンデ。センターバックと右サイドバックを兼任するDFは、今シーズン公式戦51試合に出場とフル稼働した。 ユーロ2024を前にしたクンデは、フランス『Le Parisien』のインタビューに応じるなか、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンに次ぐプレータイムを記録したことに言及。クラブでの立ち位置を誇ると同時に、自らのコンディション管理が実を結んだと語った。 「僕はバルセロナの中心選手の1人だし、ロッカールームのリーダーの1人でもある。そして何よりも信頼できる選手だ。それは最も誇れることの1つかもしれない」 「今シーズンは、ガビとぶつかってヒザを痛めたことを除けば、身体的な問題で悩まされたことは1度もなかった。多大な努力の賜物だから、とても誇りに思っている」 また、規律面でも以前より改善したとクンデはコメント。同胞のレジェンドFWティエリ・アンリ氏の言葉が脳裏に焼き付いているようだ。 「ハードワークと規律こそが才能だと言ったのはティエリ・アンリだったと思う。その考え方がとても好きだ。僕は才能に恵まれた選手だけど、一部の人が言うほど才能に溢れているわけではない。大きな強みがあるわけでもない」 「だから、自分の努力が報われるのを見るのは嬉しいことだ。僕がさらっとこう言えるのは、規律を欠いて、罰金を支払うことが昔は多かったからだ」 さらに、ファッションへのこだわりがうかがえるクンデは、「僕が良い服を着るのが好きだから、サッカーよりもファッションに時間を費やしているように思われる」と主張。しかし、「僕はサッカーに情熱を注いでいるし、ほとんどの時間をサッカーに費やしている」とその見方を真っ向から否定している。 2024.06.10 16:23 Mon

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三笘薫は「いつだって重要だし大切」、百戦錬磨のミルナーが鹿島戦に言及「力強いスタートが切れた」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが、鹿島アントラーズ戦を振り返った。 24日、「ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024」の初戦で、ブライトンは国立競技場で鹿島アントラーズと対戦した。 初来日となったブライトン。日本で最もタイトルを獲得している鹿島との一戦にミルナーは先発出場し45分間プレー。三笘薫も先発し、左ウイングでプレーし、45分間の出場となった。 試合は15分にヤンクバ・ミンテのゴールで先制。前半を0-1で折り返すと、後半には多くの選手を入れ替えた中でゴールラッシュ。51分にジェレミー・サルミエントが追加点を奪うと、54分にはヤシン・アヤリのゴールで3点目を奪う。 さらに63分、74分にはアマリオ・コジアー=デュベリーが連続ゴールで5点にリードを広げるが、84分に一瞬の隙を突かれて失点。それでも1-5で圧勝し、ジャパンツアーを良い形でスタートさせた。 試合後、メディア取材に応じたミルナーは日本での初戦を振り返った。 「コンディションは厳しくて暑かったけど、あれだけ強い相手で、シーズン中の相手だ。新しい監督の下でのトレーニングの成果も出たと思うし、多くの結果が出た試合だと思う。プレシーズンのスタートとしては力強いスタートが切れたと思う」 一定の満足感を口にしたミルナー。昨シーズンからの戦術的な変更もある中で、慣れていく必要があるとした。 「監督のスタイルが違う。前への強みを維持しながらということはポジティブだ。ボールを持っていない時にもっと集中しなければいけない」 「守りに関しては少し変化している。それに慣れるまで時間がかかるが、慣れていくことになると思う」 前半の45分間を共にプレーした三笘は、腰のケガから復帰した初戦だった。ミルナーは三笘について「彼はいつだって重要だし大切だ。トッププレーヤーであり、昨シーズンは彼がいなくて大変で、とても重要な選手だ」と、重要性をコメント。「彼がボールを持った時のクオリティは分かっているし、ボールを持っていない時も非常に感銘を受けた。もっとフィットネスを上げていく必要があると思うが、新しい監督の下でも彼は楽しみながらプレーしていると思う」と、これからどんどん良くなっていくだろうと期待を込めた。 ファビアン・ヒュルツェラー監督は、ミルナーにとっては7つも年下。しかし、年齢は関係ないと心配を一蹴した。 「毎日学ぶことだらけだ。監督が入ってきてから本当に感銘を受けている」 「メディアは僕より監督が若いと言っているが、ただの数字というだけだ」 2024.07.25 00:58 Thu
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三笘薫は背番号「9」? ブライトンがTRMでの三笘薫のプレー動画をアップ! ドリブルやクロスで元気な姿も注目は背番号に「9なの!?」

来日するブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が順調に回復しているようだ。 今夏初来日するブライトン。鹿島アントラーズ、東京ヴェルディとの試合が来週に控えている。 そんな中、ブライトンの公式X(旧ツイッター/@OfficialBHAFC)は三笘のトレーニングマッチでのプレー動画をアップ。順調に回復した姿を見せている。 シェフィールド・ウェンズデイとのトレーニングマッチに臨んだ三笘。着用しているユニフォームの背番号は「22」ではなく「9」に。トレーニングマッチ限定という可能性もある一方で、「9」を背負うFWジョアン・ペドロは来日予定だったものの、19日に来日しないことが決定していただけに、新シーズンは背番号が変更になる可能性もある。 その三笘は、ドリブル突破や仕掛けてのクロス、GKとの一対一の惜しいシーンなどを見せていた。 精力的にプレーする姿の一方で、まだまだ本来のキレを取り戻してはいない様子。腰を痛めてから全くプレーしていなかっただけに、徐々に上げていくことになるが、ひとまず実戦でプレーしたことは来日前に大きな進歩と言えそうだ。 ファンは「プレーする姿に安心」、「まだキレはないけど元気そう」、「このまま上げていって今シーズンの活躍に期待」、「見せ場は作ったみたい」、「日本で活躍する姿を見たい」など復活に期待を寄せる声が届いている。 また、「9なの!? 」など背番号「9」に反応する人も多くおり、クラブからのアナウンスはまだないが、限定的な物なのか、それとも今季から背番号が変わるのか、こちらもまた注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】三笘薫がトレーニングマッチでドリブルやクロスを見せる!背番号は…「9」!?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">.<a href="https://twitter.com/kaoru_mitoma?ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/Dben3xeNr1">pic.twitter.com/Dben3xeNr1</a></p>&mdash; Brighton &amp; Hove Albion (@OfficialBHAFC) <a href="https://twitter.com/OfficialBHAFC/status/1814280319673262450?ref_src=twsrc%5Etfw">July 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.19 23:30 Fri
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「特別な舞台だった」久々に日本のファンの前でプレーした三笘薫、45分間のプレーには「まだまだ足りない。磨かなければ」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が、鹿島アントラーズ戦を振り返った。 24日、「ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024」の初戦で、ブライトンは国立競技場で鹿島アントラーズと対戦した。 初来日となったブライトン。日本で最もタイトルを獲得している鹿島との一戦に三笘は先発出場。左ウイングでプレーし、45分間の出場となった。 試合は15分にヤンクバ・ミンテのゴールで先制。前半を0-1で折り返すと、後半には多くの選手を入れ替えた中でゴールラッシュ。51分にジェレミー・サルミエントが追加点を奪うと、54分にはヤシン・アヤリのゴールで3点目を奪う。 さらに63分、74分にはアマリオ・コジアー=デュベリーが連続ゴールで5点にリードを広げるが、84分に一瞬の隙を突かれて失点。それでも1-5で圧勝し、ジャパンツアーを良い形でスタートさせた。 試合後、記者会見に出席した三笘は試合を振り返り、収穫があったと手応えを語った。 「5-1でしたが、内容的にはそこまで点差が広がるようなものではなかったと思います。しっかりと決定力を活かして勝てたことは良かったですし、自分たちがやりたいサッカーはある程度できたので、収穫があったかなと思います」 ファビアン・ヒュルツェラー監督の下での戦いでは、前からのプレスもしっかりを行うトレーニングをしていた。 守備の出来については「立ち上がりは全選手は意識があって、コンパクトにできていたと思います。後になってくると前が行けなくなった時に、サイドで数的優位を作られて奪われるシーンが多かったです」とコメント。「前が行き切るのか、後ろが引き込むのかというのもまだまだこれからだと思います。前の人がチェイスをして強度高くやるというのが監督がやりたいことだと思うので、フィジカルを上げていかなければいけないと思います」と、チームとしての判断と共に、酷暑での戦いの難しさにも言及した。 多くの選手は45分間のプレーとなった中、試合後には疲労感を見せていた。「イングランドで試合をするのと、日本で試合をするのはなかなか違うので、45分でも全選手疲労していたと思います」と三笘は振り返り、「それでもこの暑さの中で動けることは確認できたので、90分であればまた違う話になると思いますけど、悪くはない試合だったかなと思いますし、これからコンディションを上げれば、シーズンにも入っていけると思います」と、しっかりと日本で調整することが、シーズンに繋がると語った。 一方で、攻撃の評価については「45分の中でボールに絡む時間はなかなか多くなかったですが、裏の抜け出しで良いシーンもありましたが、仕留めるにはまだまだ足りないなと思いますし、磨いていかなければいけません」と課題を口に。「選手1人1人の立ち位置が、自分たちのサッカーでハッキリしていない部分もあるので、それも確認できたので次の試合に生きると思います」と、チーム全体の連係という点でも、しっかりと次に生きるものになるとした。 ケガもあり、久々に日本のファン・サポーターの前でプレーした三笘。「僕自身にとっては特別な舞台でしたし、ブライトンとしては親善試合で強化する試合なので、勝ちと内容を求めていました」とコメント。「僕自身は日本のサポーターのためにという気持ちもありましたけど、ブライトンの一員として結果を残さないといけないという気持ちがありました」と、まずはチームで結果を出すことを優先したという。 負傷していた腰の状態については「全然問題なくできましたし、違和感もなくできているので、シーズンで90分戦える能力をつけていかなければいけないと思います」とコメント。フル稼働するための準備はこの先も続いていく。 2024.07.25 00:40 Thu
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「あそこまでボコボコにやられると楽しい」 鹿島エースがブライトンとの力試しで受けた“衝撃” 「僕らも見習わないと」

鹿島アントラーズのエースがプレミアリーグクラブとの力試しマッチを振り返った。 今季の明治安田J1リーグで首位FC町田ゼルビアからなる上位集団につける鹿島。このブレイク期間に三笘薫を擁するブライトン&ホーヴ・アルビオンのジャパンツアー第1戦の相手して、24日に国立競技場で対戦した。 あくまでフレンドリーマッチだが、鹿島は大卒1年目からインパクトを残す濃野公人らが欠場した一方で、シーズン中の主力がズラリ。だが、スコアは後半の4失点など1-5の完敗で、終盤に1点を返すのがやっとだった。 かつてシント=トロイデンでプレーし、欧州経験ありの鈴木優磨もプレーした84分間のなかで世界を感じる試合だったようだ。 「スピードもだし、寄せもしっかりと取りにきている距離だったから、久しぶりにちゃんと圧を感じた。(楽しそう?) あそこまでボコボコにやられると楽しいっすよ」 Jリーグでは攻撃の作りにも定評のある鈴木だが、その部分でも「難しかった」と話す。ただ、そこよりも相手のビルドアップが印象深いという。 ブライトンは新たに就任したファビアン・ヒュルツェラー監督のもとで始動したばかりで、この試合が初陣だったが、縦パスを次々と通すビルドアップに「相当の約束事があるなかでやっているなと感じた」と語った。 そのなかで、かつてレアル・マドリーと対戦した際に受けた衝撃を前置きした上で、「今日やってみて、世界のサッカーはとんでもないスピードで成長しているなと感じた。すごく差を感じている」と続けた。 また、「衝撃の連続だった。(ボールを取りに)いっても取れないし、相手GKに蹴らせたと思ったら、それがパスになる。一人ひとりのボールの質だったり、正直、レベルが違うなと感じた」と差を痛感した。 そんな28歳FWだが、84分に17歳FW徳田誉の一矢報いるゴールをアシスト。鹿島にとってはポジティブな要素で、徳田のポテンシャルを高く買う鈴木も2人の関係性から生まれたゴールに手応えを感じた。 「誉は絶対にアントラーズを背負って立つ存在になると思っている。将来的に僕と誉が2トップを組むという形も見せていければ良い。彼は10代のなかでもすごい能力を持った選手」 「彼を生かしつつ、僕も生きていければ良いと思う。そういったなかで、今日、アシストができて良かったと思っている」 そして、ブライトン戦から学ぶべきものにも「やっていることの完成度」とし、「僕らもまだまだ見習わないといけない」との言葉とともに、Jリーグ再開後の戦いにこの経験を生かす姿勢を示した。 「この試合の感覚は忘れちゃいけない。一人ひとりが感じたことを話しながら、さらにチームとして良い方向にもっていけるように頑張りたい」 2024.07.25 02:30 Thu
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前半出場の三笘薫も魅せたブライトンが鹿島に5発快勝! ジャパンツアー1戦目を派手に飾る【国際親善試合】

『ブライトン&ホーヴ・アルビオン ジャパンツアー2024』のブライトン&ホーヴ・アルビオンvs鹿島アントラーズが24日に国立競技場で行われた。 新たに就任した31歳指揮官ヒュルツェラーのもとでプレシーズンをスタートさせるなか、初来日し、鹿島と東京ヴェルディを相手に2連戦のブライトン。鹿島戦ではこのプレーシーズン中にケガから完全復活を期す三笘薫がファン・ヘッケやウェルベック、ミルナーとともに先発入りし、ミンテやオスマンの新顔もスタートからピッチに立った。 一方、明治安田J1リーグで優勝争いを演じるなか、このブレイク期間にプレミアリーグクラブと力試しの鹿島は大卒1年の右サイドバックながら6ゴールと活躍する濃野公人がメンバー外に。ただ、鈴木優磨、三竿健斗、柴崎岳、植田直通、安西幸輝と欧州経験者が揃って先発するなど、シーズン中の主力と呼べる顔ぶれでぶつかっていった。 注目の三笘を左ウイングに置いたブライトンが入りから深くに攻め入るシーンを作り出したが、次第に鹿島がボールを握る流れに。鹿島がコンビネーションからの崩しに持ち込むなか、13分にウェルベックが絡むボール奪取から、三笘がらしいドリブルから右足シュートを放つシーンがブライトンに巡ったりとチャンスを作り出していく。 すると、15分にもブライトンがカウンターに持ち込み、自陣ハーフウェイライン付近のミルナーが素早く前線にボールを供給。ミンテがボックス右に持ち込み、フェイントを織り交ぜながらのドリブルで関川郁万、植田を次々と攻略し、最後は相手GK早川友基の逆を取る左足フィニッシュをねじ込み、ブライトンが先に試合を動かしてみせる。 そのゴールをきっかけにペースを握ったブライトンは三笘が仕掛けだけでなく、スルーパスに右足アウトサイドでの浮き球とチャンスメーク役として存在感を大きくし、押し込む展開に。試合を1-0で折り返す。 ブライトンが後半からGKスティールを除いて、三笘をはじめとするフィールドプレーヤーをガラリと変更したなか、藤井智也や樋口雄太、徳田誉を送り込み、入りから攻めに出た鹿島だが、51分の左CKから大外の味方が落としたボールをサルミエントがトラップから右足。豪快に鹿島ゴールを揺らして、ブライトンが後半早くに次のゴールも奪う。 アピールに燃える若き才能の勢いも生かして、追加点を奪い切ったブライトンはその後も鹿島に攻撃の時間を許さず。54分には左サイドを経由した攻めから波状攻撃に転じ、アディングラのパスを受けたアヤリが一気にドリブルでボックス右深くに抜け出して、右足フィニッシュをニア上に。ブライトンが立て続けのゴールで鹿島をさらに突き放す。 鹿島が完全に流れをもっていかれるなか、ブライトンが63分にも左サイドからの攻撃をブオナノッテの落としを挟み、ボックス右のコジアー=デュベリーが左足コントロールショット。安西と関川の間をしっかりと射抜いたボールがファーに吸い込まれ、ブライトンが得点を重ねると、鹿島は69分にミロサヴリェヴィッチとギリェルメ・パレジを送り込む。 だが、74分のブライトンが自陣中央でのボール奪取からカウンター。自陣右サイドで相手のパスを処理しようとした師岡柊生が体勢を崩すと、それを見逃さなかったコジアー=デュベリーがかっさらってボックス右に持ち込むと、GK早川との一対一にも動じず。左足シュートをゴール左隅に決め切って、ブライトンの5ゴール目もマークした。 意地を示したい鹿島は82分に須藤直輝の投入にも動いたなか、84分に鈴木が右サイドからのパスをワンタッチで前に叩くと、うまく裏に抜け出した徳田が胸トラップからの右足でネットを揺らして一矢報いるゴールを決めたが、ブライトンが5-1で快勝。約2万5000人の観客を沸かせるジャパンツアー1戦目となった。 ブライトン&ホーヴ・アルビオン 5-1 鹿島アントラーズ 【ブライトン】 ヤンクバ・ミンテ(前15) ジェレミー・サルミエント(後6) ヤシン・アヤリ(後9) アマリオ・コジアー=デュベリー(後18、後29) 【鹿島】 徳田誉(後39) 2024.07.24 20:53 Wed

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