最終節にドラマ! 後半ATの逆転ゴールで山形が5位浮上、逆転でJ1昇格プレーオフへ…甲府は転落、長崎は勝利も一歩届かず【明治安田J2最終節】

2023.11.12 15:03 Sun
劇的な逆転劇でプレーオフ行きを決めた山形
©︎J.LEAGUE
劇的な逆転劇でプレーオフ行きを決めた山形
12日、明治安田生命J2リーグ最終節が各地で行われた。J1昇格プレーオフの最後の1枠をかけた直接対決、モンテディオ山形vsヴァンフォーレ甲府がNDソフトスタジアム山形で行われ、2-1で山形が勝利。J1昇格プレーオフ進出を逆転で決めた。

勝ち点65で並ぶ両者は勝った方がプレーオフ進出決定。引き分ければ、甲府がプレーオフ圏内となるが、5位のジェフユナイテッド千葉と対戦する8位のV・ファーレン長崎の結果次第という状況だ。
ホームの山形はスタメンを1名変更。宮城天が外れ、チアゴ・アウベスを起用。対する甲府はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)をミッドウィークに戦った中で、前節からのメンバー変更はなしとなった。

シンプルに勝った方がJ1行きの可能性を残すという中、立ち上がりはホームの山形が押し込むことに。最初にシュートを放ったのはホームの山形。3分、左サイドからチアゴ・アウベスが崩すと、最後はゴール正面で後藤優介がシュート。しかし、GK渋谷飛翔がしっかりとキャッチする。
7分には山形が背後へ浮き球のパスを出すと、抜け出たチアゴ・アウベスがクロス。これに藤本佳希が合わせに行くが対応されてしまう。

山形は左サイドのチアゴ・アウベス、右のイサカ・ゼインを中心に素早い攻撃を仕掛けていくことに。甲府はこれを冷静に対応していき、最後のところは許さない。

再びチャンスは山形。29分には自陣からのロングボールをボックス内で後藤優がトラップ。ビッグチャンスかと思われたが、これが流れてしまいGK渋谷が対応する。

甲府はボールを保持するものの、ファイナルサードでの精度を欠いてしまいゴールに迫っていけない。

ゴールレスで迎えた後半、甲府はハーフタイムに宮崎純真を下げて鳥海芳樹を投入。ACLでゴールを決めている鳥海に期待をかけた。

すると52分にアクシデント。味方にパスを出した蓮川壮大に対し後藤優がアフターでプレス。すると完全に右足を踏みつける形となった。しかし、榎本一慶主審はこれに対してカードは出さずにファウルの判定に留めた。

後半は判定が微妙なシーンが続く中、60分にビッグチャンス。ボックス内みぎで三平和司がボールを受けてGKと一対一になると、GK後藤雅明がボールを触れて防ぐことに。三平が倒れると主審はPKの判定とした。

山形は当然抗議に出るが、副審との確認もあった中、PKの判定は変わらず。68分にクリスティアーノがPKを強く蹴り込み、甲府が先制する。

大きな先制点を奪った甲府。山形は2点が必要となる中で攻勢を強めていくと、81分に小野雅史松本凪生に倒されPKを獲得。これを宮城が決めて同点に追いつく。

勝たなければいけな山形はここから猛攻。するとアディショナルタイム2分にボックス内右で南秀仁がパスを受けると、折り返しをデラトーレがダイレクトで蹴り込み逆転に成功する。

最後は甲府が猛攻に出たが、山形が守り切り見事な勝利。逆転で5位にまで浮上し、J1昇格の可能性を残した。

また、もう1つ昇格プレーオフ進出の可能性を残していたV・ファーレン長崎はアウェイでジェフユナイテッド千葉の対戦は、1-3で長崎が勝利した。

試合は12分、千葉が左CKから田口泰士が絶妙なクロスをくるとニアでドゥドゥがヘッド。浮き球となると、見木友哉がヘディングで押し込み先制する。

それでも21分、長崎は澤田崇がスルーパスに抜け出すとドリブルで持ち込みGKとの一対一を冷静に流し込み、長崎が同点に追いつく。

千葉は45分にビッグチャンス。スピードを生かして抜け出た田中和樹に対しGK波多野豪が飛び出てゴールがガラ空きに。田中は流し込むシュートを放つが、白井陽貴が戻ってブロック。長崎は大きなピンチを防いだ。

1-1で迎えた後半、48分に千葉はビッグチャンス。ボックス手前でFKを獲得すると田口が直接狙う。絶妙なコースに飛んだシュートだったが、左ポストを直撃。惜しくも勝ち越しはならなかった。

すると65分に長崎はPKを獲得。フアンマ・デルガドがしっかりと決めるが、マルコス・ギリェルメがキック前にボックス内に入ったとしてやり直し。それでもしっかりとフアンマ・デルガドが逆に蹴り込み、勝ち越しに成功する。

さらに長崎は82分、GK波多野のパントキックに対して千葉の最終ラインがGKに流そうとしたところ、途中出場の増山朝陽が追いかけてわずかに触りゴール。長崎にとっては大きな1点が入り、そのまま1-3で勝利を収めた。

しかし、山形と甲府の試合で山形が勝利。この結果、山形が5位に浮上してJ1昇格プレーオフに進出。長崎は惜しくも逆転でのプレーオフ進出とはならなかった。

モンテディオ山形 2-1 ヴァンフォーレ甲府
【山形】
宮城天(後37)
デラトーレ(後47)
【甲府】
クリスティアーノ(後18)

ジェフユナイテッド千葉 1-3 V・ファーレン長崎
【千葉】
見木友哉(前12)
【長崎】
澤田崇(前21)
フアンマ・デルガド(後21)
増山朝陽(後37)


1 2

宮城天の関連記事

18日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024-25・東地区リーグステージ最終節の川崎フロンターレvsセントラルコースト・マリナーズ(豪州)が川崎Fホームで行われた。 長谷部茂利監督新体制でACLEのリーグステージ突破が決定済み、明治安田J1リーグは首位発進という川崎F。今回は比較的落ち着いた立ち 2025.02.18 20:57 Tue
明治安田J1リーグ第1節、川崎フロンターレvs名古屋グランパスが15日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、ホームの川崎が4-0で勝利した。 昨季は8位とタイトル争いに加わることなくシーズンを終え、8シーズン続いた鬼木達監督体制に終止符を打った川崎。新たにアビスパ福岡から長谷部茂利監督を 2025.02.15 17:10 Sat
川崎フロンターレは6日、2025シーズンの契約合意選手および、新体制と背番号を発表した。 来る新シーズンから鬼木達前監督から長谷部茂利新監督にバトンタッチの川崎F。ユベントス行きの報道も浮かぶDF高井幸大をはじめ、25選手が契約合意に至り、ブラジルのレッドブル・ブラガンチーノから期限付き移籍加入のDFセサル・アイ 2025.01.06 11:56 Mon
thumb 29日、明治安田J1リーグ第21節の川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、1-1の引き分けに終わった。 ホームの15位川崎Fは、前節の湘南ベルマーレ戦を1-1で終え、リーグ戦直近2試合連続ドロー。4試合ぶりの白星を狙う今節は、湘南戦から3名入れ替え、 2024.06.29 21:18 Sat

モンテディオ山形の関連記事

FC今治は28日、30日に予定されている明治安田J2リーグ第7節のモンテディオ山形戦について、予定通り開催することを発表した。 今治市長沢では、23日に林野火災が発生。連日消化活動にあたっているものの、鎮火の目処は立っていない。 26日に開催予定だったYBCルヴァンカップ1回戦の徳島ヴォルティス戦が中止とな 2025.03.28 16:30 Fri
FC今治は27日、30日に予定されている明治安田J2リーグ第7節のモンテディオ山形戦について発表した。 今治市長沢では、23日に林野火災が発生。連日消化活動にあたっているものの、鎮火の目処は立っていない。 26日に開催予定だったYBCルヴァンカップ1回戦の徳島ヴォルティス戦が中止となっていた中、30日の山形 2025.03.27 22:10 Thu
徳島ヴォルティスは27日、観戦ルールに違反を報告した。 問題が発生したのは、23日に開催された明治安田J2リーグ第6節のモンテディオ山形戦。アウェイゲームにおいて、ビジター自由席内において、電子タバコの使用が確認され、山形の観戦ルールで禁止されているものだった。 当該者1名に対し、ホームゲームのリーグ戦2試 2025.03.27 15:10 Thu
26日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの1回戦が開催された。 すでに20日にも13試合が行われていた中で、13試合が開催。J1勢では清水エスパルスがJ3のSC相模原に勝利した他、J2で首位に立つジェフユナイテッド千葉は、カターレ富山に4-2で敗れる事態に。また、J2に降格した北海道コンサドーレ札幌は福島ユ 2025.03.26 23:30 Wed
23日、明治安田J2リーグ第6節の10試合が各地で行われた。 開幕から5連勝とクラブ記録を更新中の首位・ジェフユナイテッド千葉(勝ち点15)。開幕戦以来勝利がないヴァンフォーレ甲府(勝ち点4)とのアウェイゲームに臨んだ。 試合開始直後、いきなり試合を動かしたのはホームの甲府。左サイドへ展開すると、荒木翔のワ 2025.03.23 16:25 Sun

J2の関連記事

Jリーグは31日、最新の出場停止情報を発表した。 今回発表された出場停止選手は2名。ベガルタ仙台のMF武田英寿と、松本山雅FCのDF野々村鷹人となった。 武田は30日に行われた明治安田J2リーグ第7節のカターレ富山戦に先発出場。51分にイエローカードをもらっていた。 第7節にしてすでに累積警告が4枚と 2025.03.31 21:40 Mon
30日、明治安田J2リーグ第7節の9試合が各地で行われた。 ◆磐田 1-0 千葉 開幕6連勝で首位に立つジェフユナイテッド千葉はジュビロ磐田(4位)とのアウェイゲーム。開始6分で磐田のルーキー角昂志郎に先制点を許すと、そのまま逃げ切られて今季初黒星となった。2位との勝ち点「3」差は変わらず。 ◆徳島 2025.03.30 18:10 Sun
thumb 29日、明治安田J2リーグ第7節の1試合が行われ、北海道コンサドーレ札幌が大和ハウス プレミストドームにヴァンフォーレ甲府を迎えた。 開幕4連敗と苦しいスタートを切りながら、直近2連勝と調子を上げてきた札幌。開幕戦以来白星がないヴァンフォーレ甲府が敵地に乗り込んだ。 立ち上がりの7分、先に試合を動かしたのは 2025.03.29 18:21 Sat
高知ユナイテッドSCは29日、水戸ホーリーホックのFW内田優晟(20)を育成型期限付き移籍で獲得したことを発表した。 背番号は「29」で、移籍期間は2026年1月31日まで。水戸との公式戦には出場できない。 内田は茨城県出身で、水戸ユースから2023年にトップ昇格。2024シーズンんお途中で高知へ育成型期限 2025.03.29 15:35 Sat
ジュビロ磐田は29日、DF角昂志郎(22)とのプロA契約締結を発表した。 角はFC東京U-18から筑波大学へと進学。特別指定選手としてもプレーすると、今シーズンから正式に加入した。 磐田では特別制定選手時代も含めて、J1で1試合、J2で4試合、ルヴァンカップで1試合に出場。FC東京U-18時代には、FC東京 2025.03.29 13:40 Sat

記事をさがす

宮城天の人気記事ランキング

1

【J1注目プレビュー|第4節:川崎Fvs京都】好スタートの川崎Fは連勝を、京都は早く白星が欲しい

【明治安田J1リーグ第4節】 2025年3月1日(土) 15:00キックオフ 川崎フロンターレ(2位/7pt) vs 京都サンガF.C.(17位/2pt) [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] <h3>◆悪くないスタート、無敗キープへ【川崎フロンターレ】</h3> AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)も戦っている川崎Fにとっては、今シーズンすでに6試合目。ミッドウィークにアビスパ福岡戦も戦い、まさに疲労困憊といったところだろう。 ただ、長谷部茂利監督が率いるチームはここまで無敗。柏レイソル戦こそ引き分けたが、すでに4勝を記録しており、メンバーを入れ替えながらも結果を残している。 サイド攻撃を軸に組み立てている中、長谷部スタイルが徐々に浸透中。来週には再びACLEが控えているだけに、今節もメンバーを入れ替えての戦いとなることが予想される。 京都はハイプレスをベースに戦ってくるだけに、いかに掻い潜って崩せるか。好調を維持するエリソンの爆発にも期待だ。 ★予想スタメン[4-2-3--1] GK:チョン・ソンリョン DF:佐々木旭、セサル・アイダル、車屋紳太郎、田邉秀斗 MF:河原創、橘田健人 MF:伊藤達哉、山内日向汰、宮城天 FW:エリソン 監督:長谷部茂利 <h3>◆悔しいドローを勝利で払拭したい【京都サンガF.C.】</h3> 開幕3試合で勝利はないものの、2試合連続ドローとまずまずと言えるだろう。前節は王者・ヴィッセル神戸をアウェイで土俵際まで追い込んだが、最後に失点しドロー。粘り強さは評価されるが、勝ちきれなかったとも言えるだけに、この辺りが残留争いをしないためには必要になりそうだ。 中2日での試合となり、メンタル面のダメージは簡単には回復しないだろう。また、ハイプレスを軸にしているスタイルだけに、選手たちの疲労度も気になるところだ。 チームとしてはやることは変わらず。しっかりとプレスをかけ続け、川崎Fに良い形で攻撃させないことが重要となる。しっかりとした守備をベースに、FWラファエル・エリアスが仕留めていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:太田岳志 DF:須貝英大、パトリック・ウィリアム、鈴木義宜、佐藤響 MF:川﨑颯太、福岡慎平、平戸太貴 FW:奥川雅也、ラファエル・エリアス、原大智 監督:曺貴裁 2025.03.01 12:50 Sat
2

川崎Fがリーグステージ5連勝締め! 長谷部新体制では無傷の失点ゼロ3連勝…豪州王者を2-0撃破 【ACLE2024-25】

18日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024-25・東地区リーグステージ最終節の川崎フロンターレvsセントラルコースト・マリナーズ(豪州)が川崎Fホームで行われた。 長谷部茂利監督新体制でACLEのリーグステージ突破が決定済み、明治安田J1リーグは首位発進という川崎F。今回は比較的落ち着いた立ち上がりから、最終的には2-0で勝ち切った。 相手は豪州Aリーグ・メンを2連覇しながらも、今大会未勝利のリーグステージ最下位で敗退が決定済みというCCマリナーズ。 川崎Fは22分、2列目左の宮城天がカットインから右足を振るも、惜しくもクロスバー上へ。宮城は続けて26分、ファンウェルメスケルケン際のクロスにヘディングも、GKに阻まれる。 35分、ドリブル突進の山内日向汰がボックス内で倒されてPKを獲得。キッカーは山田新に代わって先発起用のエリソン…強烈な左足シュートを突き刺し、川崎Fの先制点とする。 後半に入るとCCマリナーズが攻撃のギアをアップ。押し込まれる川崎Fは66分、キャプテン脇坂泰斗とマルシーニョを同時に送り込み、とりわけ後者の推進力で一気に陣地を回復する。 マルシーニョ投入でショートカウンターが効く川崎F。ブラジル産韋駄天は73分、エリソンとのコンビネーションで抜け出し、フィニッシュまで。最後は惜しくもGKに阻まれる。 ここから「マルシーニョ&エリソン」が活きるようになり、エリソンが決定的なシュートを放ったり、マルシーニョがPK獲得かと思われるようなシーンを迎えたり…追加点に繋がらずも、CCマリナーズの陣地を後退させる。 迎えた90+8分、オープンな局面からマルシーニョがパトリッキ・ヴェロンの浮き玉に抜け出し、GKの頭上を越すループシュートを流し込んでダメ押しに。川崎Fが2-0で勝利した。 長谷部新体制で公式戦3連勝となり、この間の失点はゼロ…リーグステージを鬼木体制から始まった5連勝で締め、東地区暫定首位に。22日のJ1柏戦へ弾みをつける白星となった。 川崎フロンターレ 2-0 CCマリナーズ 【川崎F】 エリソン(前36) マルシーニョ(後45+8) <span class="paragraph-title">【動画】マルシーニョの絶妙ループ弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">90+8分<br><br>最後の最後まで集中を切らさない<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A7?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マルシーニョ</a> 慌てずループで追加点<br><br>AFCチャンピオンズリーグエリート<br>川崎F×セントラルコースト<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/DAZNFootball?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZNFootball</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://t.co/rvEnzwfZET">pic.twitter.com/rvEnzwfZET</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1891819937557000335?ref_src=twsrc%5Etfw">February 18, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.18 20:57 Tue
3

後半攻撃陣爆発の川崎が開幕戦白星!4ゴール無失点の完璧さで長谷部監督のリーグ戦初陣飾る【明治安田J1第1節】

明治安田J1リーグ第1節、川崎フロンターレvs名古屋グランパスが15日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、ホームの川崎が4-0で勝利した。 昨季は8位とタイトル争いに加わることなくシーズンを終え、8シーズン続いた鬼木達監督体制に終止符を打った川崎。新たにアビスパ福岡から長谷部茂利監督を迎えたチームは、期待のストライカーである山田新や日本代表DF高井幸大が先発している。 一方、昨シーズンはYBCルヴァンカップを制したものの、リーグ戦は11位と上位争いに絡めなかった名古屋。キャスパー・ユンカーや新戦力であるシュミット・ダニエルがケガにより離脱してしまった中で、復帰したマテウス・カストロがスタメン起用となった。 試合はいきなりマルシーニョが警告を受けるなど激しい立ち上がりに。12分には川崎の攻撃から最後は左サイドのマルシーニョがシュートを放つも、この日先発となったGK武田がキャッチする。 15分には川崎にアクシデント発生。空中戦で競り合った際に佐々木が負傷によってプレーを続けられず、ファンウェルメスケルケン際が緊急出場となった。 23分には左サイドの攻撃から最後は河原が鋭いミドルシュートを狙ったが、惜しくも枠外へ。一方の名古屋も25分に分厚い攻撃から永井がコントロールシュートも、バー直撃となった。 後半も立ち上がりから睨み合いが続いたが58分、ついにスコアが動く。ピッチ左で川崎がFKを得ると、三浦の蹴ったボールに高井が高さを活かしたヘディングシュートを叩き込み先制に成功。VARの結果、オフサイドも認められなかった。 畳み掛ける川崎は67分、左サイドのマルシーニョがワンタッチで浮かしたパスに、三浦が反応。ボックス内に進入して絶妙のグラウンダークロスを送ると、走り込んだ山田が冷静に押し込み追加点を記録した。 後半攻めあぐねる名古屋は73分、山中と山岸を投入。打開を図るが勢いに乗る川崎を止められず、79分には橘田のクロスにボックス中央の山田が頭で合わせると、一度はポストに当たるもこぼれ球を拾った山内が落ち着いたボールコントロールからゴールに流し込み、自身にとってプロ初ゴール、チームにとって決定的な3点目を挙げた。 意気消沈の名古屋に対して攻め続ける川崎は88分、右サイドでボールを持った山内が切れ味鋭いドリブルでボックス内に進入。低いクロスに対して走り込んだ宮城がバックヒールで合わせて4点目となった。 その後も巧みにボールを動かす川崎は名古屋の反撃を許さず、4-0のままタイムアップ。長谷部監督がリーグ戦初陣の川崎にとって、これ以上ない完璧な勝利になった。一方の名古屋は最後まで思うような攻撃を披露できず、厳しい敗戦となっている。 川崎フロンターレ 4-0 名古屋グランパス 【川崎F】 高井幸大(後13) 山田新(後22) 山内日向汰(後34) 宮城天(後43) 2025.02.15 17:10 Sat
4

【Jリーグ移籍情報まとめ/12月22日】日本代表DF森下龍矢がポーランド移籍で合意、川崎FはDF三浦颯太を甲府から獲得

Jリーグ移籍情報まとめ。12月22日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111&div=1">J2移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111&div=2">J3移籍情報</a>】 <span class="paragraph-subtitle">【J1移籍情報】日本代表に招集された三浦颯太が川崎Fに完全移籍</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/transfer20231222_tw1.jpg" alt="日本代表に招集された三浦颯太が川崎Fに完全移籍" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©︎超ワールドサッカー<hr></div> ◆FC東京 《契約更新》 DF白井康介(29) [IN] 《期限付き移籍満了》 GK波多野豪(25)←V・ファーレン長崎 [OUT] 《期限付き移籍》 DF木村誠二(22)→サガン鳥栖 ◆川崎フロンターレ [IN] 《完全移籍》 DF三浦颯太(23)←ヴァンフォーレ甲府 《期限付き移籍満了》 FW宮城天(22)←モンテディオ山形 [OUT] 《育成型期限付き移籍延長》 FW五十嵐太陽(20)→レノファ山口FC ◆横浜F・マリノス 《契約更新》 MF渡辺皓太(25) DF實藤友紀(34) [OUT] 《完全移籍》 GKオビ・パウエル・オビンナ(26)→ヴィッセル神戸 《育成型期限付き移籍延長》 DF西田勇祐(20)→AC長野パルセイロ ◆横浜FC [OUT] 《完全移籍》 GK大内一生(23)→松本山雅FC ◆湘南ベルマーレ 《契約更新》 DF大野和成(34) DF松村晟怜(20) ◆名古屋グランパス 《契約更新》 DF野上結貴(32) MF米本拓司(33) MF和泉竜司(30) MF森島司(26) MF稲垣祥(31) GK武田洋平(36) FW永井謙佑(34) MF久保藤次郎(24) DF河面旺成(29) DF行德瑛(19) MF吉田温紀(20) GK杉本大地(30) [OUT] DF森下龍矢(26)→レギア・ワルシャワ(ポーランド) ◆ヴィッセル神戸 [IN] 《完全移籍》 GKオビ・パウエル・オビンナ(26)←横浜F・マリノス [OUT] 《契約満了》 GKフェリペ・メギオラーロ(24) ◆サンフレッチェ広島 《契約更新》 DF塩谷司(35) MF越道草太(19) [OUT] 《育成型期限付き移籍》 FW棚田遼(20)→いわきFC ◆アビスパ福岡 《契約更新》 DF宮大樹(27) MF紺野和也(26) FW鶴野怜樹(22) DF前嶋洋太(26) FW佐藤凌我(24) GK永石拓海(27) DF小田逸稀(25) DF湯澤聖人(30) MF金森健志(29) ◆サガン鳥栖 [IN] 《完全移籍》 FWヴィニシウス・アラウージョ(30)←FC今治 GKアルナウ(25)←奈良クラブ 《期限付き移籍》 DF木村誠二(22)←FC東京 <span class="paragraph-title">【J2移籍情報】J1昇格の東京Vが着実に補強</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/transfer20231222_tw2.jpg" alt="J1昇格の東京Vが着実に補強/袴田裕太郎" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111&div=2">J3移籍情報</a>】 ◆ベガルタ仙台 [OUT] 《完全移籍》 DF福森直也(31)→FC今治 《契約満了》 MF秋山陽介(28) ◆ブラウブリッツ秋田 [IN] 《完全移籍》 DF村松航太(26)←V・ファーレン長崎 《期限付き移籍満了》 FW半田航也(25)←ヴェルスパ大分(JFL) ◆モンテディオ山形 [IN] 《完全移籍》 DF西村慧祐(25)←大宮アルディージャ(期限付き→完全) [OUT] 《期限付き移籍満了》 FW宮城天(22)→川崎フロンターレ ◆いわきFC [IN] 《完全移籍》 DFパク・ジュンヨン(28)←安山グリーナーズ(韓国) 《育成型期限付き移籍》 FW棚田遼(20)←サンフレッチェ広島 [OUT] 《完全移籍》 MF永井颯太(24)→東京ヴェルディ DF河村匠(23)→東京ヴェルディ ◆水戸ホーリーホック 《契約更新》 MF杉浦文哉(24) ◆ザスパクサツ群馬 [OUT] 《完全移籍》 MF内田達也(31)→FCティアモ枚方(JFL) ◆大宮アルディージャ [IN] 《完全移籍》 DF濱田水輝(33)←ファジアーノ岡山 DF下口稚葉(25)←ファジアーノ岡山 [OUT] 《完全移籍》 DF西村慧祐(25)→モンテディオ山形(期限付き→完全) DF袴田裕太郎(27)→東京ヴェルディ ◆東京ヴェルディ 《契約更新》 FW山田剛綺(23) FW河村慶人(24) [IN] 《完全移籍》 MF永井颯太(24)←いわきFC DF河村匠(23)←いわきFC DF袴田裕太郎(27)←大宮アルディージャ ◆ヴァンフォーレ甲府 [OUT] 《完全移籍》 DF三浦颯太(23)→川崎フロンターレ ◆ツエーゲン金沢 《契約更新》 DF庄司朋乃也(26) DF長峰祐斗(23) DF井上竜太(23) [IN] 《完全移籍》 FW土信田悠生(24)←ロアッソ熊本 ◆藤枝MYFC 《契約更新》 FWアンデルソン(22) ◆ファジアーノ岡山 《契約更新》 DF柳育崇(29) [OUT] 《完全移籍》 DF濱田水輝(33)→大宮アルディージャ DF下口稚葉(25→大宮アルディージャ [OUT] 《契約満了》 FWチアゴ・アウベス(30) ◆レノファ山口FC [IN] 《育成型期限付き移籍延長》 FW五十嵐太陽(20)←川崎フロンターレ ◆V・ファーレン長崎 [OUT] 《完全移籍》 DF村松航太(26)→ブラウブリッツ秋田 《期限付き移籍満了》 GK波多野豪(25)→FC東京 ◆ロアッソ熊本 [OUT] 《完全移籍》 FW土信田悠生(24)→ツエーゲン金沢 ◆大分トリニータ 《契約更新》 MF梅崎司(36) <span class="paragraph-title">【J3移籍情報】経験豊富な喜山康平が北九州に完全移籍</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/transfer20231222_tw3.jpg" alt="経験豊富な喜山康平が北九州に完全移籍" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456111&div=1">J2移籍情報</a>】 ◆ヴァンラーレ八戸 《契約更新》 GK大西勝伍(33) ◆いわてグルージャ盛岡 《契約更新》 DF斉藤諒(24) ◆Y.S.C.C.横浜 《契約更新》 FWピーダーセン世穏(26) MF田場ディエゴ(27) ◆SC相模原 《契約更新》 FW藤沼拓夢(26) [IN] 《期限付き移籍満了》 MF伊藤恵亮(22)←栃木シティFC(JFL) [OUT] 《完全移籍》 DF温井駿斗(27)→ガイナーレ鳥取 ◆松本山雅FC [IN] 《完全移籍》 GK大内一生(23)←横浜FC [OUT] 《完全移籍》 MF喜山康平(35)→ギラヴァンツ北九州 ◆AC長野パルセイロ [IN] 《育成型期限付き移籍延長》 DF西田勇祐(20)←横浜F・マリノス ◆アスルクラロ沼津 《契約更新》 DF篠崎輝和(25) ◆FC岐阜 [IN] MF文仁柱(24)←ガイナーレ鳥取 ◆奈良クラブ 《契約更新》 DF小谷祐喜(32) [OUT] GKアルナウ(25)→サガン鳥栖 ◆FC大阪 《契約更新》 DF坂本修佑(30) MF宮城和也(25) ◆ガイナーレ鳥取 [IN] 《完全移籍》 MF東出壮太(25)←テゲバジャーロ宮崎 DF温井駿斗(27)←SC相模原 [OUT] 《完全移籍》 MF文仁柱(24)→FC岐阜 ◆カマタマーレ讃岐 《契約更新》 FW赤星魁麻(26) FW岩岸宗志(22) DF奥田雄大(26) ◆愛媛FC [IN] 《完全移籍》 DFパク・ゴヌ(22)←浦項スティーラース(韓国) ◆FC今治 [IN] 《完全移籍》 DF福森直也(31)←ベガルタ仙台 [OUT] 《完全移籍》 FWヴィニシウス・アラウージョ(30)→サガン鳥栖 ◆ギラヴァンツ北九州 《契約更新》 DF本村武揚(26) [IN] 《完全移籍》 MF喜山康平(35)←松本山雅FC ◆テゲバジャーロ宮崎 [OUT] 《完全移籍》 MF東出壮太(25)→ガイナーレ鳥取 ◆鹿児島ユナイテッドFC 《契約更新》 MF渡邉英祐(24) 2023.12.23 10:00 Sat

モンテディオ山形の人気記事ランキング

1

2回戦の対戦カード決定! 磐田vs清水の“静岡ダービー”が実現、2回戦から登場の町田は甲府と連覇目指す名古屋は富山と【YBCルヴァンカップ】

26日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの1回戦が開催された。 すでに20日にも13試合が行われていた中で、13試合が開催。J1勢では清水エスパルスがJ3のSC相模原に勝利した他、J2で首位に立つジェフユナイテッド千葉は、カターレ富山に4-2で敗れる事態に。また、J2に降格した北海道コンサドーレ札幌は福島ユナイテッドFCとの撃ち合いとなり延長戦へ。すると、延長戦に入り守備が崩壊し、6-3で敗退となった。 また、林野火災の影響でFC今治vs徳島ヴォルティスの試合が延期となっており、4月9日に延期試合が開催されることとなっている。 1チームを除いて2回戦に進む27チームが決定。2回戦の対戦カードが決定した。 注目は、ジュビロ磐田vs清水エスパルスの静岡ダービー。今シーズンはカテゴリーが異なるため、リーグ戦での実現がなかった静岡ダービーがカップ戦で実現する。 その他、J1同士の対戦はなく、2回戦から登場するFC町田ゼルビアは、ヴァンフォーレ甲府との対戦が決定。連覇を目指す名古屋グランパスはカターレ富山との対戦が決まった。なお、今治vs徳島の勝者は、セレッソ大阪と対戦する。 2回戦は4月9日(水)、16日(水)に開催される。 <h3>◆YBCルヴァンカップ 2回戦日程</h3> ▽4/9(水) 《19:00》 【28】ヴァンフォーレ甲府 vs FC町田ゼルビア [JIT リサイクルインク スタジアム] 【31】ジュビロ磐田 vs 清水エスパルス [ヤマハスタジアム(磐田)] 【32】レノファ山口FC vs 鹿島アントラーズ [維新みらいふスタジアム] 【35】松本山雅FC vs アルビレックス新潟 [サンプロ アルウィン] 【37】V・ファーレン長崎 vs 湘南ベルマーレ [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] 【39】モンテディオ山形 vs 京都サンガF.C. [NDソフトスタジアム山形] ▽4/16(水) 《19:00》 【29】ギラヴァンツ北九州 vs 横浜FC [ミクニワールドスタジアム北九州] 【30】水戸ホーリーホック vs ガンバ大阪 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【33】福島ユナイテッドFC vs 柏レイソル [とうほう・みんなのスタジアム] 【34】ブラウブリッツ秋田 vs 東京ヴェルディ [ソユースタジアム] 【36】RB大宮アルディージャ vs FC東京 [NACK5スタジアム大宮] 【40】カターレ富山 vs 名古屋グランパス [富山県総合運動公園陸上競技場] 【41】栃木SC vs アビスパ福岡 [栃木県グリーンスタジアム] 《未定》 【38】FC今治/徳島ヴォルティス vs セレッソ大阪 [未定] 2025.03.26 23:30 Wed
2

J2今治が山形戦の開催を決定、林野火災の影響も「多くの方に夢と勇気と希望、そして感動と笑顔をお届けしていく」

FC今治は28日、30日に予定されている明治安田J2リーグ第7節のモンテディオ山形戦について、予定通り開催することを発表した。 今治市長沢では、23日に林野火災が発生。連日消化活動にあたっているものの、鎮火の目処は立っていない。 26日に開催予定だったYBCルヴァンカップ1回戦の徳島ヴォルティス戦が中止となっていた中、30日の山形戦に関して検討を重ね、予定通り開催することとしたという。 今治は今回の決定について声明を発表。「夢と勇気と希望、そして感動と笑顔をお届けしたい」とした。 ーーーーー 林野火災については、引き続き沈静化に向け、多くの方々が尽力されていることと存じます。こうした中で試合開催を行うべきかを議論してまいりましたが、FC今治の試合を通じ、多くの方に夢と勇気と希望、そして感動と笑顔をお届けしていこうと判断し、試合の開催を決定いたしました。 引き続き、FC今治として本災害を受けて何ができるのか、選手やスタッフ一人ひとりが考えながら、行動してまいります。 本試合にお越しいただくファン・サポーターの方に向けて、安心安全な1日であることはもちろん、夢と勇気と希望、そして感動と笑顔をお届けできる1日となるよう、準備を進めてまいります。皆様のお越しをお待ちしております。 ーーーーー 2025.03.28 16:30 Fri
3

今治、林野火災の影響も30日の山形戦は開催予定…「状況は刻一刻と変わっている」と28日に開催可否を発表

FC今治は27日、30日に予定されている明治安田J2リーグ第7節のモンテディオ山形戦について発表した。 今治市長沢では、23日に林野火災が発生。連日消化活動にあたっているものの、鎮火の目処は立っていない。 26日に開催予定だったYBCルヴァンカップ1回戦の徳島ヴォルティス戦が中止となっていた中、30日の山形戦に関しては、現時点では開催予定で進めているという。 ただ、「状況は刻一刻と変わってまいりますので、被害や火災の最新情報を引き続き収集しながら、安心安全な1日づくりに向けた議論を続けてまいります」とし、28日(金)の12時ごろに試合開催可否が発表されるという。 今治は「ホームのファン・サポーターの皆さまはもちろん、遠方から来場を予定されております、モンテディオ山形のファン・サポーターの皆さまには、ご心配やご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします」としている。 2025.03.27 22:10 Thu
4

徳島が山形戦での電子タバコ使用を報告…当該者にホーム2試合の入場禁止処分

徳島ヴォルティスは27日、観戦ルールに違反を報告した。 問題が発生したのは、23日に開催された明治安田J2リーグ第6節のモンテディオ山形戦。アウェイゲームにおいて、ビジター自由席内において、電子タバコの使用が確認され、山形の観戦ルールで禁止されているものだった。 当該者1名に対し、ホームゲームのリーグ戦2試合の入場禁止処分を発表。第7節RB大宮アルディージャ戦から、4月20日の第10節水戸ホーリーホック戦まで適用され、アウェイゲームも入場禁止となる。 2025.03.27 15:10 Thu
5

首位・千葉が劇的ラストプレー弾で怒涛の開幕6連勝! 連勝ストップのRB大宮は杉本健勇のゴラッソもあり連敗回避、長崎はマテウス・ジェズスのハットトリックなどで無敗継続【明治安田J2第6節】

23日、明治安田J2リーグ第6節の10試合が各地で行われた。 開幕から5連勝とクラブ記録を更新中の首位・ジェフユナイテッド千葉(勝ち点15)。開幕戦以来勝利がないヴァンフォーレ甲府(勝ち点4)とのアウェイゲームに臨んだ。 試合開始直後、いきなり試合を動かしたのはホームの甲府。左サイドへ展開すると、荒木翔のワンタッチクロスが直接ゴールへ。ファーサイドネットに突き刺さった。 1点ビハインドで折り返した千葉だが、椿直起がボックス内で倒されてPKを獲得。石川大地がこれを決め、58分に追いつく。 同点のまま終わるかに思われたが、ラストプレーでドラマ。左CKを得た千葉は、一度跳ね返されながらも安井拓也が執念の逆転ゴール。劇的な形で甲府を下し、開幕6連勝とした。 前節、開幕からの連勝が止まった2位・RB大宮アルディージャ(勝ち点12)は、3試合連続ドローの水戸ホーリーホック(勝ち点6)をホームに迎えた一戦。RB大宮は44分、ロングスローのルーズボールから藤井一志が決定機を迎えるが、左足シュートは水戸GK松原修平のビッグセーブに阻まれる。 後半も互いに譲らなかったが、80分に均衡を破ったのはRB大宮。最終ラインのガブリエウからのロングボールに途中出場のオリオラ・サンデーが抜け出し、GKとの一対一を冷静に制する。 さらに3分後、左クロスのセカンドボールに杉本健勇が反応。ボックス中央手前で右足を振り抜き、豪快なダイレクトボレーを突き刺す。そのままRB大宮が2-0の勝利を収め、再スタートを切った。 千葉とともに開幕から無敗の3位・V・ファーレン長崎(勝ち点11)は、2連勝から3連敗のブラウブリッツ秋田(勝ち点6)とのホームゲーム。19分、長崎が先制。ピッチ中央で受けたマテウス・ジェズスが反転からドリブル。ボックス手前まで持ち上がると自ら左足で狙い、ゴール左隅にコントロールショットを決める。 1点リードの長崎は山口蛍が何らかのアクシデントで交代しつつ前半終了。それでも52分、カウンターからの右クロスにマテウス・ジェズスが合わせてこの日2点目。62分にはまたも速攻からシュートのこぼれ球をマルコス・ギリェルメが押し込む。 3点ビハインドの秋田も、右CKから村松航太が詰めて64分に反撃。しかし長崎も89分、左CKの混戦からマテウス・ジェズスが頭で叩き込んでハットトリックを達成。後半アディショナルタイムには青木俊輔のプロ初ゴールでダメ押しし、長崎が今シーズン初の連勝。ホームでは4戦全勝としている。 5位ジュビロ磐田(勝ち点9)vs7位・ベガルタ仙台(勝ち点8)は、仙台が終盤に2点差から追いつき、前節の再現へと向かう。しかし、磐田は途中出場の佐藤凌我がすぐさま勝ち越しゴール。一度追いつかれながら再び突き放した磐田が2連勝を飾った。 その他、昇格組の4位・カターレ富山(勝ち点10)は、ようやくエンジンがかかり始めた17位・サガン鳥栖(勝ち点4)に0-1で敗戦。J2初挑戦ながら健闘している6位・FC今治(勝ち点8)は、終盤の梅木怜のゴールで18位いわきFC(勝ち点3)との一戦を制している。降格組の19位・北海道コンサドーレ札幌(勝ち点3)は、未勝利で最下位の愛媛FC(勝ち点1)を破って連勝とした。 <h3>◆明治安田J2リーグ第6節</h3> ▽3月23日(日) ベガルタ仙台 2-3 ジュビロ磐田 レノファ山口FC 0-1 ロアッソ熊本 サガン鳥栖 1-0 カターレ富山 愛媛FC 1-2 北海道コンサドーレ札幌 ヴァンフォーレ甲府 1-2 ジェフユナイテッド千葉 大分トリニータ 1-1 藤枝MYFC いわきFC 0-1 FC今治 モンテディオ山形 0-0 徳島ヴォルティス RB大宮アルディージャ 2-0 水戸ホーリーホック V・ファーレン長崎 5-1 ブラウブリッツ秋田 <span class="paragraph-title">【動画】RB大宮の杉本健勇がダイレクトボレーでゴラッソ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%89%E6%9C%AC%E5%81%A5%E5%8B%87?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#杉本健勇</a> 待望の今シーズン初ゴールは<br>スーペルゴラッソ<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J2リーグ 第6節<br> 大宮vs水戸<br> 2-0<br> 83分<br> 杉本 健勇(大宮)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/lkeCtlQf2J">pic.twitter.com/lkeCtlQf2J</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1903703653162393884?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.23 16:25 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly