田中和樹 KAZUKI TANAKA

ポジション FW
国籍 日本
生年月日 2000年01月13日(24歳)
利き足
身長 173cm
体重 66kg
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プレーでも結果でも感動を、J1復帰3年目は「強く超える」飛躍のシーズンに【J1開幕直前ガイド|京都サンガF.C.】

2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、京都サンガF.C.を紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:13位(12勝4分け18敗) 2022シーズン:16位(8勝14分け12敗) 2021シーズン:J2・2位(24勝6分け12敗) 【昨季チーム得点王】 パトリック、豊川雄太 10ゴール 【今季ノルマ】 中位 【編集部イチオシ】 FW原大智 昨季J1:13試合出場/7ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆2年目のJ1で改善</span> 曺貴裁監督が率いて3年目、J1に昇格して2年目のシーズンとなった2023シーズンは順位を上げて13位でフィニッシュ。継続路線でハードワークを続けて前進していくスタイルを継続した。一定の成果を得たシーズンだったと言えるが、ゴールに向かっていくワクワクさせるフットボールは見せられたとは言い難い。主導権を握り続ける戦いを目指したいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆目標は高く設定、ハードな1年に</span> チームとしての目標は勝ち点60。2023シーズンに照らし合わせるとトップ3を争える成績。通常のシーズンでも5位以内に入ることができる数字を目標に掲げた。 それ以上の注目は得点を「60」に設定したこと。2023年は40得点、2022年は30得点と10得点は増えたが、今まで以上にゴールへの意欲を高める必要がある。感動、ワクワクを与えるサッカーを目指す中で、得点力向上は重要。昨季のチーム得点王のパトリックが去ったことは大きいが、新戦力のマルコ・トゥーリオ、昨季途中加入の原大智に懸かる期待は大きくなる。 失点は「45」と2023年と同じ数字を保ちたいという目標だが、守備陣には鈴木義宜を補強して浦和レッズへ移籍した井上黎生人の代役を確保。さらに湘南ベルマーレ時代の教え子である鈴木冬一をスイスから戻し、サイドにも厚みを持たせることにも成功した。中盤にもハードなプレーが得意で対人プレーが得意な塚川孝輝もFC東京から獲得。退団選手もいる中で、チームに必要な人材を揃えたと言える。 <span class="paragraph-subtitle">◆軸を定められるか</span> 京都として気になるのは、チームの軸になっている選手が少ないこと。2023シーズンから残る選手で先発出場を20試合以上達成したのは4名だけ。良く言えば実力が拮抗していると言えるが、悪く取れば固定できるほどのハイパフォーマンスを出し続けた選手がいなかったとも言える。自動降格が3チームになる今季は早くチームを波に乗せることが重要になる。目標に掲げた勝ち点60を達成するためにも任せられる軸になる選手が多く出ることは必要になるだろう。 【IN】 GKク・ソンユン(29)←北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍→完全移籍 GKファンティーニ燦(25)←福島ユナイテッドFC/完全移籍 DF飯田陸斗(18)←京都サンガF.C.U-18/昇格 DF喜多壱成(18)←京都サンガ.C.U-18/昇格 DF松田佳大(23)←水戸ホーリーホック/完全移籍 DF鈴木義宜(31)←清水エスパルス/完全移籍 DF鈴木冬一(23)←ローザンヌ・スポルト(スイス)/完全移籍 DF宮本優太(24)←浦和レッズ/期限付き移籍 MF安齋悠人(18)←尚志高校/新加入 MF塚川孝輝(29)←FC東京/期限付き移籍 FWマルコ・トゥーリオ(25)←セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)/完全移籍 【OUT】 GK若原智哉(24)→V・ファーレン長崎/期限付き移籍 GKマイケル・ウッド(25)→未定 DF井上黎生人(26)→浦和レッズ/完全移籍 DF植田悠太(19)→大宮アルディージャ/期限付き移籍 DFイヨハ理ヘンリー(25)→サンフレッチェ広島/期限付き移籍満了 DF飯田貴敬(29)→ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍 MF三沢直人(28)→ヴァンフォーレ甲府/完全移籍 MF荒木大吾(29)→FC岐阜/完全移籍 MF山田楓喜(22)→東京ヴェルディ/期限付き移籍 FWパトリック(36)→名古屋グランパス/完全移籍 FW木下康介(29)→柏レイソル/完全移籍 FW木村勇大(22)→東京ヴェルディ/期限付き移籍 FW田中和樹(24)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍→完全移籍 FWイスマイラ(25)→栃木SC/期限付き移籍→完全移籍 2024.02.15 18:45 Thu

No.10を引き継ぐのは小森飛絢! J1昇格へ再挑戦の千葉、2024シーズンの新体制&選手背番号を発表

ジェフユナイテッド千葉は13日、2024シーズンの新体制、並びに選手背番号を発表した。 2023年は難しい序盤からのV字回復を果たし、明治安田生命J2リーグを6位で終えた千葉。J1昇格プレーオフ準決勝では東京ヴェルディに僅差で敗れたものの、小林慶行監督は就任初年度ながらチームの核を作り上げた。 また、ヘッドコーチとして坂本將貴氏、コーチとして大和田真史氏、永井俊太氏、GKコーチとして川原元樹氏が、引き続き脇を固める。 選手層では、見木友哉こそ東京Vへの"個人昇格"となったが、代役候補の1人として藤枝MYFCから横山暁之が加入。代わって10番を背負うのが2023年のチームトップスコアラー、小森飛絢だ。 サイドの陣営も田中和樹が京都サンガF.C.から完全移籍となり、日高大も契約を更新。GK陣では新井章太がチームを離れたが、高木和徹、藤田和輝と、世代別日本代表経験のある2人が加わっている。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.藤田和輝←アルビレックス新潟/期限付き 21.高木和徹←東京ヴェルディ/完全 23.鈴木椋大 31.青嶋佑弥←栃木SC/期限付き DF 11.米倉恒貴 13.鈴木大輔 19.岡庭愁人←FC東京/期限付き 22.佐々木翔悟 24.矢口駿太郎 36.松田陸 40.メンデス 48.谷田壮志朗←ジェフユナイテッド市原・千葉U-18/昇格 52.久保庭良太←立教大学/新加入 MF 2.髙橋壱晟 4.田口泰士 5.小林祐介 8.風間宏矢 14.椿直起 16.横山暁之←藤枝FYFC/完全 18.熊谷アンドリュー 33.エドゥアルド←ジュビロ磐田/完全 67.日高大 FW 7.田中和樹※背番号変更「16」/期限付き→完全 9.呉屋大翔 10.小森飛絢※背番号変更「41」 17.林誠道←ツエーゲン金沢/完全 20.高木俊幸 29.佐久間太一←ヴァンラーレ八戸/期限付き満了 39.新明龍太 77.ドゥドゥ 2024.01.13 19:50 Sat

J1昇格逃した千葉が京都FW田中和樹を完全移籍で獲得、今季期限付き移籍で結果残す「絶対的な選手になれるように」

ジェフユナイテッド千葉は12日、京都サンガF.C.のFW田中和樹(23)を完全移籍で獲得することを発表した。 田中は栃木県出身で、浦和学院高校から法政大学へと進学。2022年に京都に加入した。 プロ1年目は明治安田生命J1リーグで1試合、YBCルヴァンカップで6試合、天皇杯で5試合に出場。今シーズンは千葉に期限付き移籍していた。 千葉では明治安田生命J2リーグで38試合に出場し2得点。右サイドのアタッカーとしてチームを支え、J1昇格プレーオフ進出を掴んだが、準決勝で東京ヴェルディに敗れてJ2残留が決まっていた。天皇杯でも1試合に出場している。 田中は両クラブを通じてコメントしている。 ◆ジェフユナイテッド千葉 「この度、完全移籍となりました。来シーズンもまたジェフのユニフォームを着て、凄まじいパワーを与えてくれる熱い声援を背に闘えることを嬉しく思い、とても楽しみです!」 「今シーズン以上に結果、数字にこだわって絶対的な選手になれるように、毎日サッカーに全力を注ぎます」 ◆京都サンガF.C. 「この度、ジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍することになりました。プロ1年目を京都サンガF.C.で過ごし、何も結果を残せないままチームを離れることになってしまい、申し訳なく思っています」 「そんな中でもたくさんの応援をありがとうございました。またJ1の舞台で会えるようにこれからも頑張っていきます。皆さん本当にありがとうございました」 2023.12.12 18:10 Tue

圧巻ビッグセーブで流れ引き寄せた東京Vの守護神マテウス、「何かを成し遂げるチームはGKの力が必要」

東京ヴェルディのブラジル人GKマテウスが、2023J1昇格プレーオフ準決勝のジェフユナイテッド千葉戦を振り返った。 今シーズンの明治安田生命J2リーグを2位のジュビロ磐田と同じ勝ち点75で終えたものの、得失点差で涙を呑んで3位フィニッシュとなった東京V。これにより、2018シーズン以来の参戦となるプレーオフで、16年ぶりのJ1昇格という悲願達成を目指す。 26日に味の素スタジアムで行われた準決勝では6位の千葉を迎え撃ち、前半にMF中原輝、MF森田晃樹が挙げた2ゴールを守り切って2-1の勝利を収めた。そして、決勝進出を決めたチームは12月2日に国立競技場で行われる決勝で、モンテディオ山形を破った清水エスパルスと対戦する。 レギュラーシーズンでチーム唯一のフル出場を果たし、リーグ最少失点の堅守に貢献した緑の守護神はこの試合でもさすがの存在感を発揮。 守勢を強いられた前半18分にはボックス中央でMF田中和樹の右クロスに反応したFW呉屋大翔の至近距離からの決定的なシュートを、完璧なポジショニングと驚異的な反射神経によって顔面セーブ。このビッグプレーが前述の前半の連続ゴールの契機に。さらに、後半終盤も千葉の猛攻を安定したゴールキーピングで阻んだ。 「何かを成し遂げるチームは絶対的にキーパーの力を必要とする」との持論を地で行く頼もしいブラジル人GKは、チームを助けた自身の仕事に満足感を示した。 「いろんな例があると思いますが、何かを成し遂げるチームは絶対的にキーパーの力を必要とする場面が絶対に来るもの。そういうゲームのなかで今日の試合でもああいうプレーで雰囲気が変わりますし、ひとつのシーンですべてが変わると思っているので、そういった準備は常にできています」 「コリンチャンスのときもそうでしたし、先日のワールドカップを含めて大きな試合ではキーパーが絶対的に必要となる場面が来るので、その準備はできています」 また、前半を中心に千葉の圧力に苦しめられた試合運びの部分は改善点を口にしながらも、したたかに奪ったゴールを含めチームとして粘り強く戦えたと感じている。 「もちろんチャンスの数だけ見ても、前半の入りは相手が上回っていたと思います。ただ、アドバンテージを考えながらゲームを進めることは危ないことで、選手全員がそれを踏まえての入りだったと思います。1点目を取った後にすぐに2点目を取れたことが、今回の試合をスムーズに進められた大きな要因だったと思います」 「準決勝で負ければ終わりというところでジェフさんも素晴らしい選手がいますし、相手が勝たないといけないという部分でゲーム展開のなかではなかなか自分たちの攻撃で時間を使えないという部分は覚悟していた部分。もちろん改善点はありますが、ある程度想定したなかでのゲーム展開でした」 さらに、後半終盤に1点を返されたものの、大きく崩れることなく逃げ切った試合の締め方に関しては「それがチームの力」と、チームの成長への手応えを口にする。 「誰が入ってもやることは変わらず、しっかりと球際や浮き球のボールへの対応を含めて自分たちがしっかりと戦えていたというところで、1点取られた後もチームが崩れることなく最後まで持ちこたえられたと思います」 最後にJ1昇格を懸けた清水との決勝に向けては、準決勝前に語っていたのと同様に一人のプロフットボーラーとして楽しむことも重要性を説いている。 「今日の入りと同じ気持ちを持って試合に入ることが大事。小さいころからサッカー選手になりたいと願い、実際になることができてこういう瞬間を待ちに待った気持ちでプレーできているので、とにかく楽しむことが大事です。次は決勝戦でその次のことを考えることなくその試合に集中できるので、今日と同じように楽しむことができれば、結果は自ずと付いてくると思います」 J1レベルといって過言はない強力攻撃陣を擁する清水との決勝において、間違いなく東京Vのキーマンとなる緑の守護神は、自身の肩にかかる重責を自覚しながらも大舞台を楽しむ心の余裕を持って国立決戦に挑む。 2023.11.27 07:00 Mon

主将・森田晃樹が殊勲の1G1A! 東京Vが千葉との白熱オリジナル10対決制して決勝進出! 16年ぶり昇格懸けて清水との国立決戦へ【J1昇格PO】

2023J1昇格プレーオフ準決勝、東京ヴェルディvsジェフユナイテッド千葉が26日に味の素スタジアムで行われ、2-1で勝利した東京Vが決勝進出を決めた。 今シーズンの明治安田生命J2リーグを2位のジュビロ磐田と同じ勝ち点75で終えたものの、得失点差で涙を呑んで3位フィニッシュとなった東京V。これにより、2018シーズン以来の参戦となるプレーオフで、16年ぶりのJ1昇格という悲願達成を目指した。プレーオフ初挑戦となる城福浩監督は、最終節の大宮アルディージャ戦から先発2人を変更。山越康平と加藤蓮に代えてサスペンション明けの深澤大輝、山田剛綺を起用。山田と染野唯月を2トップに配した[4-4-2]で臨んだ。 一方、最終節のV・ファーレン長崎戦での敗戦によって6位でプレーオフ参戦となった千葉。2017シーズン以来、通算5度目のプレーオフでは15年ぶりの悲願達成を目指し、敵地味スタに乗り込んだ。就任1年目でプレーオフ出場権を勝ち取った小林慶行監督は長崎戦から先発1人を変更。福満隆貴に代えて風間宏矢を復帰させ、最前線に呉屋大翔、2列目に田中和樹、風間、ドゥドゥを配する[4-2-3-1]で臨んだ。 十数年ぶんのJ1昇格への強い思いを胸に、運命のプレーオフ初戦に臨んだオリジナル10同士の一戦。キックオフ直後はリスク回避の長いボールの蹴り合いとなるが、セットプレーから千葉にいきなりのチャンスが訪れる。 開始3分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーの田口泰士がゴールへ向かうボールを入れると、ゴール前でバウンドしたボールがそのままゴール右隅に決まる。だが、オフサイドポジションで飛び込む形となった風間のオフサイドによってゴールは認められず。 以降も千葉が強烈なプレッシングとロングボールを効果的に使った攻めで押し込む展開が続く。だが、東京Vも徐々に硬さが取れてサイドを起点に押し込む場面も作り出していく。 それでも、2度目のビッグチャンスを作ったのはアウェイチーム。18分、田口の正確なフィードに抜け出した田中が右サイドからクロスを供給。これをゴール前でフリーの呉屋が左足で合わせるが、ゴール至近距離からのシュートはGKマテウスが驚異的な反射神経ではじき出した。 前半半ばを過ぎると、試合は徐々にオープンな展開に。その流れで千葉はドゥドゥや呉屋のフリックにサイドバックや2ボランチが飛び出していく形で幾度も良い形を作り出すが、最後のところで粘るホームチームの守備を崩し切れない。 すると、試合巧者の東京Vが先にゴールをこじ開ける。34分、左サイドで齋藤功佑がタメを作って内側の森田晃樹にパス。染野とのパス交換でボックス内侵入を試みた森田は一度引っかかったところをうまくボックス左の中原輝に繋ぐと、緑の左足のスペシャリストがゴール前の密集を抜くグラウンダーシュートをゴール右下隅へ突き刺した。 リーグ上位のアドバンテージに加えて、先制に成功した東京Vはここから本来のリズムで試合を進めると、44分には追加点も奪取。相手陣内中央で中原がルーズボールを制すと、染野を経由したボールが左サイドの齋藤に繋がる。齋藤はゴール前の状況を確認して正確な右足のクロスをゴール前に入れると、中盤から走り込んだ森田がヘディングシュート。GK鈴木椋大の手をはじいてボールがゴールネットに吸い込まれた。 勝利が突破の必須条件となったなか、2点ビハインドで試合を折り返した千葉は呉屋を下げて、ハーフタイム明けに大卒ルーキーで今季チーム得点王の小森飛絢を投入。リーグ前回対戦で相手にやられた大逆転劇の再現を目指す。 51分には自陣深くからのロングカウンターでドゥドゥが一気に背後のスペースへ抜け出すと、一度スピードダウンさせされるもボックス左の小森に繋げる。だが、左足のシュートはDFに触られてわずかに枠の左へ外れる。 以降はリスクを冒して攻撃に出る千葉、堅守速攻でリードの維持、カウンターでの3点目を狙う東京Vという構図がより明確に。その流れのなかで両ベンチが60分過ぎに動く。 ゴールをこじ開けたい千葉はドゥドゥと風間を下げて米倉恒貴、福満を投入。米倉を右サイド、田中を左サイドに配置。対する東京Vは山田、齋藤を下げて綱島悠斗、加藤というより守備的な選手をピッチに送り込んだ。 一連の交代によって試合に動きが出始めると、東京Vは加藤の推進力のある2つのプレーから綱島、染野が決定的なシーンを作り出し、前がかる千葉に背後への脅威をちらつかせる。 以降は睨み合いの状況がしばらく続くなか、千葉が相手の一瞬の隙を突いて1点を返す。78分、東京Vの自陣左サイドでのビルドアップを嵌めて鈴木大輔が体勢を崩しながらも蹴り出したボールを福満が絶妙なフリックでペナルティアーク付近でフリーの小森に繋ぐ。小森は左でフリーの味方をオトリに自ら左足を振り抜くと、GKマテウスの脇下を抜けたシュートがゴールネットを揺らした。 これで一気に試合の行方が分からなくなると、余裕がなくなってきたホームチームは2-1での逃げ切りを意識した戦い方にシフト。深澤、足が攣った林尚輝を下げて平智広、奈良輪雄太とベテランDFを続けて投入。染野を前線に残した[5-4-1]の守備的布陣でゴールに鍵をかける。 その後、7分が加えられた後半アディショナルタイムでは鈴木を最前線に上げたパワープレーで千葉が決死の猛攻を仕掛けるが、リーグ最少失点の東京Vの守備は2度は崩れなかった。 この結果、千葉との白熱のオリジナル10対決を制した東京Vが決勝進出を決定。12月2日に国立競技場で行われる決勝では清水エスパルスとのオリジナル10対決で16年ぶりの悲願達成を目指す。 東京ヴェルディ 2-1 ジェフユナイテッド千葉 【東京V】 中原輝(前34) 森田晃樹(前44) 【千葉】 小森飛絢(後33) 2023.11.26 17:10 Sun

最終節にドラマ! 後半ATの逆転ゴールで山形が5位浮上、逆転でJ1昇格プレーオフへ…甲府は転落、長崎は勝利も一歩届かず【明治安田J2最終節】

12日、明治安田生命J2リーグ最終節が各地で行われた。 J1昇格プレーオフの最後の1枠をかけた直接対決、モンテディオ山形vsヴァンフォーレ甲府がNDソフトスタジアム山形で行われ、2-1で山形が勝利。J1昇格プレーオフ進出を逆転で決めた。 勝ち点65で並ぶ両者は勝った方がプレーオフ進出決定。引き分ければ、甲府がプレーオフ圏内となるが、5位のジェフユナイテッド千葉と対戦する8位のV・ファーレン長崎の結果次第という状況だ。 ホームの山形はスタメンを1名変更。宮城天が外れ、チアゴ・アウベスを起用。対する甲府はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)をミッドウィークに戦った中で、前節からのメンバー変更はなしとなった。 シンプルに勝った方がJ1行きの可能性を残すという中、立ち上がりはホームの山形が押し込むことに。最初にシュートを放ったのはホームの山形。3分、左サイドからチアゴ・アウベスが崩すと、最後はゴール正面で後藤優介がシュート。しかし、GK渋谷飛翔がしっかりとキャッチする。 7分には山形が背後へ浮き球のパスを出すと、抜け出たチアゴ・アウベスがクロス。これに藤本佳希が合わせに行くが対応されてしまう。 山形は左サイドのチアゴ・アウベス、右のイサカ・ゼインを中心に素早い攻撃を仕掛けていくことに。甲府はこれを冷静に対応していき、最後のところは許さない。 再びチャンスは山形。29分には自陣からのロングボールをボックス内で後藤優がトラップ。ビッグチャンスかと思われたが、これが流れてしまいGK渋谷が対応する。 甲府はボールを保持するものの、ファイナルサードでの精度を欠いてしまいゴールに迫っていけない。 ゴールレスで迎えた後半、甲府はハーフタイムに宮崎純真を下げて鳥海芳樹を投入。ACLでゴールを決めている鳥海に期待をかけた。 すると52分にアクシデント。味方にパスを出した蓮川壮大に対し後藤優がアフターでプレス。すると完全に右足を踏みつける形となった。しかし、榎本一慶主審はこれに対してカードは出さずにファウルの判定に留めた。 後半は判定が微妙なシーンが続く中、60分にビッグチャンス。ボックス内みぎで三平和司がボールを受けてGKと一対一になると、GK後藤雅明がボールを触れて防ぐことに。三平が倒れると主審はPKの判定とした。 山形は当然抗議に出るが、副審との確認もあった中、PKの判定は変わらず。68分にクリスティアーノがPKを強く蹴り込み、甲府が先制する。 大きな先制点を奪った甲府。山形は2点が必要となる中で攻勢を強めていくと、81分に小野雅史が松本凪生に倒されPKを獲得。これを宮城が決めて同点に追いつく。 勝たなければいけな山形はここから猛攻。するとアディショナルタイム2分にボックス内右で南秀仁がパスを受けると、折り返しをデラトーレがダイレクトで蹴り込み逆転に成功する。 最後は甲府が猛攻に出たが、山形が守り切り見事な勝利。逆転で5位にまで浮上し、J1昇格の可能性を残した。 また、もう1つ昇格プレーオフ進出の可能性を残していたV・ファーレン長崎はアウェイでジェフユナイテッド千葉の対戦は、1-3で長崎が勝利した。 試合は12分、千葉が左CKから田口泰士が絶妙なクロスをくるとニアでドゥドゥがヘッド。浮き球となると、見木友哉がヘディングで押し込み先制する。 それでも21分、長崎は澤田崇がスルーパスに抜け出すとドリブルで持ち込みGKとの一対一を冷静に流し込み、長崎が同点に追いつく。 千葉は45分にビッグチャンス。スピードを生かして抜け出た田中和樹に対しGK波多野豪が飛び出てゴールがガラ空きに。田中は流し込むシュートを放つが、白井陽貴が戻ってブロック。長崎は大きなピンチを防いだ。 1-1で迎えた後半、48分に千葉はビッグチャンス。ボックス手前でFKを獲得すると田口が直接狙う。絶妙なコースに飛んだシュートだったが、左ポストを直撃。惜しくも勝ち越しはならなかった。 すると65分に長崎はPKを獲得。フアンマ・デルガドがしっかりと決めるが、マルコス・ギリェルメがキック前にボックス内に入ったとしてやり直し。それでもしっかりとフアンマ・デルガドが逆に蹴り込み、勝ち越しに成功する。 さらに長崎は82分、GK波多野のパントキックに対して千葉の最終ラインがGKに流そうとしたところ、途中出場の増山朝陽が追いかけてわずかに触りゴール。長崎にとっては大きな1点が入り、そのまま1-3で勝利を収めた。 しかし、山形と甲府の試合で山形が勝利。この結果、山形が5位に浮上してJ1昇格プレーオフに進出。長崎は惜しくも逆転でのプレーオフ進出とはならなかった。 モンテディオ山形 2-1 ヴァンフォーレ甲府 【山形】 宮城天(後37) デラトーレ(後47) 【甲府】 クリスティアーノ(後18) ジェフユナイテッド千葉 1-3 V・ファーレン長崎 【千葉】 見木友哉(前12) 【長崎】 澤田崇(前21) フアンマ・デルガド(後21) 増山朝陽(後37) <span class="paragraph-title">【動画】奇跡の逆転劇!逆転プレーオフ行き決めたデラトーレの後半AT弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>逆転でのPO圏内に<br>大きく近づ<br>\<br><br>7位山形が後半ATに</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1723581738817909226?ref_src=twsrc%5Etfw">November 12, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.12 15:03 Sun

【Jリーグ出場停止情報】秋田MF諸岡裕人は今季2度目の累積警告で2試合出場停止

Jリーグは16日、最新の出場停止選手情報を発表した。 今回追加されたのはJ2ではブラウブリッツ秋田のMF諸岡裕人。今季2度目の累積警告となり、2試合の出場停止処分が課されることとなった。 また、J3では5人が出場停止に。ガイナーレ鳥取のDF増谷幸祐は、15日に行われた明治安田生命J3リーグ第31節のカマタマーレ讃岐戦で、「DOGSO」の判定で1発退場となっていた。 Jリーグは「自陣ペナルティーアークの手前でドリブルをしていた相手競技者に対しボールにプレーできず反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は、「著しい反則行為」に該当する」として1試合の出場停止処分を課している。 【明治安田生命J1リーグ】 FWホセ・カンテ(浦和レッズ) 第30節 vs柏レイソル(10/20) 今回の停止:2試合停止(2/2) MFマテウス・サヴィオ(柏レイソル) 第30節 vs浦和レッズ(10/20) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW仲川輝人(FC東京) 第30節 vs横浜FC(10/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF平岡大陽(湘南ベルマーレ) 第30節 vs京都サンガF.C.(10/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF森下龍矢(名古屋グランパス) 第30節 vsガンバ大阪(10/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第30節 vs湘南ベルマーレ(10/21) 今回の停止:1試合停止(1/2) 第31節 vsアルビレックス新潟(10/28) 今回の停止:1試合停止(2/2) DF初瀬亮(ヴィッセル神戸) 第30節 vs鹿島アントラーズ(10/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田生命J2リーグ】 MF諸岡裕人(ブラウブリッツ秋田) 第39節 vsベガルタ仙台(10/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止(1/2) 第40節 vs大分トリニータ(10/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止(2/2) FW安藤瑞季(水戸ホーリーホック) 第39節 vsザスパクサツ群馬(10/22) 今回の停止:1試合停止 FW田中和樹(ジェフユナイテッド千葉) 第39節 vs東京ヴェルディ(10/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF河井陽介(ファジアーノ岡山) 第39節 vsレノファ山口FC(10/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFヘナン(レノファ山口FC) 第39節 vsファジアーノ岡山(10/22) 今回の停止:1試合停止 MF松岡瑠夢(ロアッソ熊本) 第39節 vsFC町田ゼルビア(10/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFペレイラ(大分トリニータ) 第39節 vs栃木SC(10/22) 今回の停止:1試合停止 【明治安田生命J3リーグ】 MF柳雄太郎(Y.S.C.C.横浜) 第32節 vsテゲバジャーロ宮崎(10/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF寺村浩平(奈良クラブ) 第32節 vsFC岐阜(10/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF増谷幸祐(ガイナーレ鳥取) 第32節 vsカターレ富山(10/22) 今回の停止:1試合停止 DF本村武揚(ギラヴァンツ北九州) 第32節 vsカマタマーレ讃岐(10/22) 今回の停止:1試合停止 MF中原秀人(鹿児島ユナイテッドFC) 第32節 vsいわてグルージャ盛岡(10/22) 今回の停止:1試合停止 2023.10.17 10:05 Tue

【Jリーグ出場停止情報】J2では昇格争う千葉のFW田中和樹ら7名が出場停止に

Jリーグは10日、最新の出場停止選手情報を発表した。 今回はJ2とJ3に出場停止選手の更新が。7名が新たに出場停止となる中、昇格を争うジェフユナイテッド千葉のFW田中和樹やファジアーノ岡山のMF河井陽介、ザスパクサツ群馬のFW川本梨誉、大分トリニータのDFペレイラなどが出場停止となる。 また、残留を争うレノファ山口FCはDFヘナンが出場停止に。ロアッソ熊本もMF松岡瑠夢が出場停止と、大事な試合での戦力ダウンが懸念される。 【明治安田生命J1リーグ】 FWホセ・カンテ(浦和レッズ) 第30節 vs柏レイソル(10/20) 今回の停止:2試合停止(2/2) MFマテウス・サヴィオ(柏レイソル) 第30節 vs浦和レッズ(10/20) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW仲川輝人(FC東京) 第30節 vs横浜FC(10/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF平岡大陽(湘南ベルマーレ) 第30節 vs京都サンガF.C.(10/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF森下龍矢(名古屋グランパス) 第30節 vsガンバ大阪(10/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第30節 vs湘南ベルマーレ(10/21) 今回の停止:1試合停止(1/2) 第31節 vsアルビレックス新潟(10/28) 今回の停止:1試合停止(2/2) DF初瀬亮(ヴィッセル神戸) 第30節 vs鹿島アントラーズ(10/21) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【YBCルヴァンカップ】 DFドウグラス・グローリ (アビスパ福岡) 準決勝第1戦 vs名古屋グランパス(10/11) 今回の停止: 警告の累積による1試合停止 【明治安田生命J2リーグ】 FW安藤瑞季(水戸ホーリーホック) 第39節 vsザスパクサツ群馬(10/22) 今回の停止:1試合停止 FW川本梨誉(ザスパクサツ群馬) 第32節 vs藤枝MYFC(10/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW田中和樹(ジェフユナイテッド千葉) 第39節 vs東京ヴェルディ(10/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF河井陽介(ファジアーノ岡山) 第39節 vsレノファ山口FC(10/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFヘナン(レノファ山口FC) 第39節 vsファジアーノ岡山(10/22) 今回の停止:1試合停止 MF松岡瑠夢(ロアッソ熊本) 第39節 vsFC町田ゼルビア(10/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFペレイラ(大分トリニータ) 第39節 vs栃木SC(10/22) 今回の停止:1試合停止 【明治安田生命J3リーグ】 MF山田尚幸(ヴァンラーレ八戸) 第31節 vs鹿児島ユナイテッドFC(10/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF桐蒼太(いわてグルージャ盛岡) 第31節 vsFC琉球(10/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF弓削翼(いわてグルージャ盛岡) 第31節 vsFC琉球(10/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF冨士田康人(Y.S.C.C.横浜) 第31節 vsFC今治(10/15) 今回の停止:1試合停止 DF舘野俊祐(FC大阪) 第31節 vsFC岐阜(10/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF堀内颯人(奈良クラブ) 第31節 vs福島ユナイテッドFC(10/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2023.10.10 23:25 Tue

町田と甲府は打ち合いの末ドロー、千葉も連勝ストップ…最下位転落の金沢は次節にも降格の可能性【明治安田J2第38節】

8日、明治安田生命J2リーグの6試合が各地で行われた。 首位のFC町田ゼルビアと6位ヴァンフォーレ甲府は、打ち合いの末に勝ち点「1」を分け合った。 前半は2-1と町田のリードで折り返したが、甲府は82分に途中出場の関口正大、90+2分には同じく途中出場のジェトゥリオがネットを揺らし、交代策的中で逆転勝ちかと思われた。 だが、町田も底力を見せ、最終盤の後半追加タイム7分に宇野禅斗が劇的な同点弾を奪取。両者痛み分けのタイムアップとなり、甲府はV・ファーレン長崎にかわされて昇格プレーオフ(PO)圏外の7位に順位を下げた。 J2ではクラブワーストとなる8試合未勝利を経て、クラブタイ記録となる7連勝のごぼう抜きで5位までジャンプアップしたジェフユナイテッド千葉は、新記録となる8連勝を懸けてホームに13位水戸ホーリーホックを迎え撃った。 23分に先制を許したが、直後に水戸が退場者を出して数的優位に立つと、田中和樹のJ初得点で39分に試合を振り出しに戻した。以降も攻勢が続いたものの、割り切った水戸の守備を崩すことができず、1-1の引き分けに。連勝は「7」でストップした。 また、PO圏入りを狙う8位ファジアーノ岡山と10位ザスパクサツ群馬の一戦は、両者無得点に終わっている。 残留争い渦中、勝ち点43で並ぶ17位ベガルタ仙台と18位いわきFCは2-2のドローに終わり、ともに1ポイントながらも積算。19位栃木SC(勝ち点42)は11位モンテディオ山形に敗れ、勝ち点を積み上げられず。前日の大宮アルディージャ勝利を受けて最下位に転落したツエーゲン金沢(勝ち点33)は、15位ブラウブリッツ秋田(勝ち点44)に0-2で敗れ、9試合勝ちなしとなった。 この結果を受け、金沢と残留圏の20位レノファ山口FCや19位栃木との勝ち点差は「9」のまま。残り4試合となり、金沢は次節の山形戦で引き分け以下の場合、降格が決まる可能性が出てきた。 ◆明治安田生命J2リーグ第38節 ▽10月8日(日) モンテディオ山形 2-0 栃木SC いわきFC 2-2 ベガルタ仙台 ジェフユナイテッド千葉 1-1 水戸ホーリーホック FC町田ゼルビア 3-3 ヴァンフォーレ甲府 ツエーゲン金沢 0-2 ブラウブリッツ秋田 ザスパクサツ群馬 0-0 ファジアーノ岡山 ▽10月7日(土) 大宮アルディージャ 2-1 レノファ山口FC 清水エスパルス 1-0 ジュビロ磐田 東京ヴェルディ 1-0 大分トリニータ V・ファーレン長崎 5-1 藤枝MYFC ▽9月27日(水) 徳島ヴォルティス 0-1 ロアッソ熊本 2023.10.08 21:03 Sun

後半ATのワンプレーで明暗!熊本が2点のビハインドから追い付き千葉とドロー【明治安田J2第11節】

明治安田生命J2リーグ第11節、ロアッソ熊本vsジェフユナイテッド千葉がえがお健康スタジアムで行われ、2-2の引き分けに終わった。 2戦連続ドロー中で13位の熊本と、前節は開幕戦以来となる今季2勝目を挙げた20位の千葉。最序盤は千葉が相手陣内に攻め入る回数が多かったが、先に大きな決定機を迎えたのは熊本だった。 9分、石川大地のポストプレーから島村拓弥がスルーパスを送り、完全に抜け出した平川怜がビッグチャンスを迎えたが、右足の一振りはGK新井章太に触れられ、クロスバーを叩いた。 次第に熊本がボールを握り、千葉が粘り強く対応する膠着状態へと入った中で、試合が動いたのは40分だった。千葉は奪ってからの速攻などでこの日4つ目のCKを獲得すると、田口泰士のキックに西久保駿介。頭で合わせると、ヘディングシュートはGK田代琉我に触れられながらも、ゴールへ吸い込まれた。 リードして折り返した千葉は61分に追加点を奪取。椿直起がバイタルエリア中央まで運び、右の見木友哉を使うと、さらに外の田中和樹へと渡ってグラウンダーで折り返す。ゴール前へ顔を出した椿が右足で流し込んだ。 だが、千葉は直後に田口が接触のないところで足を痛め、追加点の3分後に負傷交代するアクシデント。これに乗じた熊本が2枚替えで状況の打開を図ると、セットプレー崩れから江崎巧朗がボックス右から右足を振り、DFに当たってコースの変わったシュートがネットを揺らして1点を返す。 押し返され始めた千葉は81分に3枚替えを行い、最終ラインも5枚に変更して逃げ切りを図ったが、アディショナルタイムも目安の7分に迫ろうかといったタイミングで小林祐介がボックス内でハンド。熊本にPKが与えられた。 これを途中出場の粟飯原尚平が冷静に左隅へ決め、土壇場でホームチームが同点に追いつくと、そのままタイムアップ。最終盤のワンプレーが結果に大きな影響を与えることとなった。 ◆明治安田生命J2リーグ 第11節 ▽4月21日 ロアッソ熊本 2-2 ジェフユナイテッド千葉 ▽4月22日 《14:00》 大宮アルディージャ vs 清水エスパルス ヴァンフォーレ甲府 vs FC町田ゼルビア ファジアーノ岡山 vs レノファ山口FC V・ファーレン長崎 vs ブラウブリッツ秋田 《15:00》 東京ヴェルディ vs モンテディオ山形 ▽4月23日 《14:00》 栃木SC vs いわきFC ザスパクサツ群馬 vs 徳島ヴォルティス ツエーゲン金沢 vs ジュビロ磐田 藤枝MYFC vs ベガルタ仙台 大分トリニータ vs 水戸ホーリーホック 2023.04.21 21:10 Fri
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