チェルシーOBがレアルのベテラン2人の名前を出し、低迷する古巣の問題点を指摘 「リーダーシップの欠如は取り返しのつかない問題」
2023.09.29 16:47 Fri
元フランス代表DFフランク・ルブーフ氏がチェルシーの現状を嘆いた。
昨年、クラブのオーナーがロマン・アブラモビッチ氏からトッド・ベーリー氏らが率いるコンソーシアムへと代わり、大きな変革期を迎えているチェルシー。移籍市場では選手の獲得に膨大な資金を費やしているものの、指揮官を2度交代した昨シーズンはプレミアリーグ12位、マウリシオ・ポチェッティーノ監督を招へいした今シーズンも現時点で14位と苦戦が続いている。
90年代後半から2000年代初頭にかけてチェルシーの守備陣を支えていたルブーフ氏は、そんな古巣の現状について『Casinos En Ligne』で言及。低迷している今のチェルシーに大物は来ないという見解を示した。
「現実的に考えよう。チェルシーは中位のクラブだ。選手を引きつけるのは難しいだろうし、(キリアン・)ムバッペのような選手は来たがらないだろう。大物選手たちはチャンピオンズリーグ(CL)でプレーしたいんだ。アーセナルは何年もその問題を抱えていたし、マンチェスター・ユナイテッドも同様だ」
「クラブが落ちぶれたから、トッププレーヤーはチェルシーに来ない。チャンピオンズリーグ優勝からわずか2年でクラブがこんなことになってしまったのは信じられない。そのことにはうんざりしている。トッド・ベーリーに何か反対しているわけではないが、彼らは早急に状況を変える必要があるし、さもなければクラブを潰すことになるだろう」
「最も責任を負うべきはリクルート部門の担当者だと思う。若い選手たちが全力を注ぐのであれば、彼らと長期契約を結ぶことも問題ないが、役員たちはチームのバランスをとることを忘れている。(チアゴ・)シウバを除けばチームの中枢を担うメンバーは非常に若いし、経験もあまりない。試合のことを隅から隅まで知っているエンソ・フェルナンデスでさえ、非常に若く見える」
「リーダーシップが見受けられない。それが最大の問題だ。リクルート部門はそのことを考えていなかった。全員に責任があると思う。ベーリーが取引を承認し、ポチェッティーノが責任を負う。もしチェルシーの監督を頼まれたら、私でさえノーと答えるだろう」
「リーダーシップの欠如は取り返しのつかない問題だが、どうすればそれを解決できるのか私には分からない」
チェルシーの今後の補強についても触れたルブーフ氏は、1月の移籍市場で獲得できるかもしれない選手や頼ることができそうなベテランの名前を複数挙げた。
「チェルシーはストライカーと経験豊富なミッドフィルダーを必要としている。私は昨シーズン、(アレクサンダル・)ミトロビッチが良い選手だと言った。彼はワールドクラスではないが、リーダーでありファイターだ」
「ビクター・オシムヘンはナポリで問題を抱えており、チェルシーが1月に彼の獲得に向かう可能性がある。ナントのモスタファ・モハメドもいる。彼なら良い仕事ができると思う」
「チェルシーにはトニ・クロースやルカ・モドリッチのような中盤の選手の助けも必要だ。彼らは年齢を重ねていて、それほど多くの試合に出場していないかもしれないが、間違いなくクラブにうまく貢献をしてくれるだろう」
昨年、クラブのオーナーがロマン・アブラモビッチ氏からトッド・ベーリー氏らが率いるコンソーシアムへと代わり、大きな変革期を迎えているチェルシー。移籍市場では選手の獲得に膨大な資金を費やしているものの、指揮官を2度交代した昨シーズンはプレミアリーグ12位、マウリシオ・ポチェッティーノ監督を招へいした今シーズンも現時点で14位と苦戦が続いている。
90年代後半から2000年代初頭にかけてチェルシーの守備陣を支えていたルブーフ氏は、そんな古巣の現状について『Casinos En Ligne』で言及。低迷している今のチェルシーに大物は来ないという見解を示した。
「クラブが落ちぶれたから、トッププレーヤーはチェルシーに来ない。チャンピオンズリーグ優勝からわずか2年でクラブがこんなことになってしまったのは信じられない。そのことにはうんざりしている。トッド・ベーリーに何か反対しているわけではないが、彼らは早急に状況を変える必要があるし、さもなければクラブを潰すことになるだろう」
ルブーフ氏は今のチェルシーの問題点として、経験を軽視していることを指摘した。
「最も責任を負うべきはリクルート部門の担当者だと思う。若い選手たちが全力を注ぐのであれば、彼らと長期契約を結ぶことも問題ないが、役員たちはチームのバランスをとることを忘れている。(チアゴ・)シウバを除けばチームの中枢を担うメンバーは非常に若いし、経験もあまりない。試合のことを隅から隅まで知っているエンソ・フェルナンデスでさえ、非常に若く見える」
「リーダーシップが見受けられない。それが最大の問題だ。リクルート部門はそのことを考えていなかった。全員に責任があると思う。ベーリーが取引を承認し、ポチェッティーノが責任を負う。もしチェルシーの監督を頼まれたら、私でさえノーと答えるだろう」
「リーダーシップの欠如は取り返しのつかない問題だが、どうすればそれを解決できるのか私には分からない」
チェルシーの今後の補強についても触れたルブーフ氏は、1月の移籍市場で獲得できるかもしれない選手や頼ることができそうなベテランの名前を複数挙げた。
「チェルシーはストライカーと経験豊富なミッドフィルダーを必要としている。私は昨シーズン、(アレクサンダル・)ミトロビッチが良い選手だと言った。彼はワールドクラスではないが、リーダーでありファイターだ」
「ビクター・オシムヘンはナポリで問題を抱えており、チェルシーが1月に彼の獲得に向かう可能性がある。ナントのモスタファ・モハメドもいる。彼なら良い仕事ができると思う」
「チェルシーにはトニ・クロースやルカ・モドリッチのような中盤の選手の助けも必要だ。彼らは年齢を重ねていて、それほど多くの試合に出場していないかもしれないが、間違いなくクラブにうまく貢献をしてくれるだろう」
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チェルシーが、クリスタル・パレスにレンタル移籍させたDFトレヴォ・チャロバー(25)を呼び戻すことにしたようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 チェルシーの下部組織で育ったチャロバーは、イプスウィッチ・タウンやハダースフィールド・タウン、ロリアンへのレンタル移籍を経験。2021年7月にファーストチームに昇格した。 エンツォ・マレスカ監督が就任した今シーズンは、プレシーズンの段階で構想外に。チームに居場所がないとされた中、クリスタル・パレスへとレンタル移籍。ここまでプレミアリーグで12試合3得点、EFLカップ(カラバオカップ)で2試合に出場していた。 そんな中、チェルシーはディフェンスラインにケガ人が続出したことを受け、チャロバーを早期に呼び戻すことを決断したとのこと。15日に行われるプレミアリーグ第21節のレスター・シティ戦ではクリスタル・パレスで起用できないこととなった。 チャロバーのレンタル移籍に関しては、1月末までに呼び戻せる条項が存在。ヴェスレイ・フォファナ、ブノア・バディアシルがケガで離脱となったことを受け、マレスカ監督が呼び戻しを決断。14日に伝えたとされている。 一方で、突然ディフェンスラインの主軸を失うこととなってしまったクリスタル・パレス。オリバー・グラスナー監督は「契約上の問題」と語るの止め、「彼はここに留まりたいと望んでいるが、チェルシーが決断を下す」とチェルシー次第だと語っていた。 シーズン当初は不要な選手の中に入り、実際にチームを離れたチャロバー。チェルシーで再びポジションを確保することはできるだろうか。 2025.01.15 22:10 Wed4
ブリッジは“不倫男”テリーを未だに許さず? 自身の近くに引っ越し発覚後、自宅を売却に出す
元イングランド代表DFのウェイン・ブリッジ氏は、チェルシー時代に自身の元恋人と不倫関係にあった元イングランド代表DFのジョン・テリー氏を未だに許してないのかもしれない。イギリス『サン』が報じている。 ブリッジ氏とテリー氏は、同じ39歳でチェルシーとイングランド代表で共闘してきた親友だった。しかし、2010年1月にブリッジ氏が当時交際し、1人の息子をもうけていたヴァネッサ・プロンセルと、既婚のテリー氏に不倫疑惑が持ち上がり、両者の関係は完全に破綻。 この騒動がキッカケでテリー氏はイングランド代表キャプテンをはく奪され、ブリッジ氏も“不倫男”との共闘を望まず、代表辞退という重い決断を下していた。 さらに、不倫問題発覚後、初の直接対決となった試合では当時マンチェスター・シティに在籍していたブリッジ氏が、試合前の握手を拒否。さらに、シティのチームメイトだった元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、得点直後にテリー氏の前に立ちはだかってブリッジ氏を指さすパフォーマンスを見せるなど、大きな話題をさらっていた。 その後、ブリッジ氏は2013年に現在の妻であるイギリス人歌手のフランキーサンド・フォードさんと結婚し、2人の息子を授かっている。 その事件から10年が経った今年に入って両氏は、再びメディアの話題に挙がることに。 『サン』が伝えるところによれば、テリー氏は今年4月にロンドン近郊のサリーに430万ポンド(約6億円)の邸宅を購入し、すでに引っ越しも済ませているという。 そして、その新居から数分の距離にはブリッジ氏と家族が住む550万ポンド(約7億6000万円)の邸宅があった。 しかし、同メディアによると、ブリッジ夫妻はテリー氏の引っ越しが原因かは不明なものの、現在その自宅を売りに出しているという。 この動きに関してある関係者は、「ウェインとジョンは明らかに最高の友人とは言えない。今は不動産市場に不確実性があるが、ウェインとフランキーは新たなスタートを求めている。そして、現在の場所から少し離れた場所に引っ越しをすることを決めた」と、説明している。 今回の引っ越しは単なる偶然の可能性が高そうだが、ブリッジはやはり“不倫男”を許していないのか…。 2020.08.05 15:02 Wed5