「彼を見て育った」 ウナイ・シモンは先輩ケパを尊敬も…自身は生涯アスレティック? 「オファー来るけど…」
2023.08.16 19:19 Wed
後輩ウナイ・シモン(左から2番目)は先輩ケパ(右端)を尊敬
アスレティック・ビルバオのスペイン代表GKウナイ・シモン(26)が、“先輩”スペイン代表GKケパ・アリサバラガ(28)のラ・リーガ帰還を喜んだ。スペイン『Relevo』が伝えている。
スペイン代表のGKとして活躍するケパとシモン。2人ともスペイン北東部のバスク自治州で生まれ育ち、下部組織時代を過ごしたのはもちろんアスレティック。ケパがチェルシーへと移籍した2018年夏、入れ替わるようにシモンがアスレティックのファーストチームの一員となった。
すなわち2人は先輩と後輩。先輩ケパの後継者として育てられた後輩シモンがアスレティックの絶対的守護神に君臨するようになって久しいが、14日、ベルギー代表GKティボー・クルトワが長期離脱する見通しになったレアル・マドリーが、ケパを1年間のレンタル移籍でチェルシーから獲得したと発表した。
シモンにとってケパは下部組織時代に羨望の眼差しを向け、現在はスペイン代表で共闘する存在。15日の練習終了後に報道陣からケパについてコメントを求められ、「彼は本当に素晴らしいGKで、彼のことをとても尊敬しているよ。幼い頃から一緒に育ってきたと言ってもおかしくないし、彼がアスレティックにいた頃はずっと彼のことを見ていた」と尊敬の念を語った。
一方で、マドリーでのケパはシーズンを通してGKの1番手に君臨することが想像に難くない。必然的にスペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督の目にも留まりやすくなるが、シモンは「GKがトップクラブに移籍することには監督も満足しているはずさ」と、先輩との代表での正GK争い激化を歓迎した。
「僕自身がアスレティックを離れるつもりはないよ。クラブに必要とされる限りは残り続けたい。時折オファーが来るのは確かだけど、あまり詮索しないでほしい。何も起こらないことを知っているからね。僕からのメッセージは以上だ」
スペイン代表のGKとして活躍するケパとシモン。2人ともスペイン北東部のバスク自治州で生まれ育ち、下部組織時代を過ごしたのはもちろんアスレティック。ケパがチェルシーへと移籍した2018年夏、入れ替わるようにシモンがアスレティックのファーストチームの一員となった。
すなわち2人は先輩と後輩。先輩ケパの後継者として育てられた後輩シモンがアスレティックの絶対的守護神に君臨するようになって久しいが、14日、ベルギー代表GKティボー・クルトワが長期離脱する見通しになったレアル・マドリーが、ケパを1年間のレンタル移籍でチェルシーから獲得したと発表した。
一方で、マドリーでのケパはシーズンを通してGKの1番手に君臨することが想像に難くない。必然的にスペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督の目にも留まりやすくなるが、シモンは「GKがトップクラブに移籍することには監督も満足しているはずさ」と、先輩との代表での正GK争い激化を歓迎した。
しかし、自身は愛するアスレティックを離れることに消極的。今夏もマンチェスター・ユナイテッドやインテルが新天地として取り沙汰され、ケパのようにステップアップすることも可能だろうが、アスレティック愛が何にも増して強い。
「僕自身がアスレティックを離れるつもりはないよ。クラブに必要とされる限りは残り続けたい。時折オファーが来るのは確かだけど、あまり詮索しないでほしい。何も起こらないことを知っているからね。僕からのメッセージは以上だ」
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【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat2
久保建英、お尻を振るパフォーマンスの理由は? 8試合5ゴールと好調維持のゴールも振り返る「ファーを狙っていたけど…」
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、アスレティック・ビルバオ戦後にインタビューに応じ、自身のゴールやゴールパフォーマンスについて語った。 9月30日、ラ・リーガ第8節でソシエダはアスレティックをホームに迎えた。久保は前節のバレンシア戦を休んだがこの試合は先発フル出場。6位のソシエダと、4位のアスレティックによる今シーズン最初のバスク・ダービーとなった中、久保がまたしても結果を残した。 ソシエダは30分にロビン・ル・ノルマンのゴールで先制すると、1-0で迎えた後半早々に久保がゴール。48分、ソシエダは自陣からロングボールを送ると、これを拾ったブライス・メンデスが左サイドのスペースから中央へとグラウンダーのパス。ウマル・サディクへのパスだったが、これが流れると、フリーで走り込んだ久保が左足でダイレクトシュートを流し込んだ。試合は3-0でソシエダが勝利した。 試合後、『U-NEXT』のインタビューに応じた久保は勝利を喜び、ここまで8試合で5ゴールという自身の好調ぶりについても語った。 「嬉しいです。順位もひっくり返りましたし。残り2試合代表ウィークまでしっかり勝ち点を積み上げて、チャンピオンズリーグでも首位で終われたら良いなと思います。とりあえず今日のダービーは格別な勝利だと思います」 「結果が出ているのはすごく嬉しいですけど、今日のゴールはチームの崩しから押し込むだけでした。ああいうゴールがもっと増えることが、僕のサイドもそうですけど、チームがもっと強くなるのかなと思います」 ラ・リーガでは好調を維持し、今シーズンもチームを牽引している久保。この試合でのゴールについても振り返り、スペイン代表GKウナイ・シモンとの駆け引きに勝ったと語った。 「サディク選手が潰れてくれたら良いなと思って走り込んでいたら、潰れてくれたので、キタと思いました」 「ファーを狙おうと思ってっていたんですが、読まれているなと思ったので、途中でニアに切り替えて、上手くGKの逆を突けたかなと思います」 「(GKが)ファーを狙っているなと感じて、直前で狙って上手くいきました」 その久保は、ゴール後にチームメイトの元へといくとお尻を振る独特なパフォーマンスを見せていた。 パフォーマンスの理由については「今日決めたらアレをやれと言われていて、本当に決めたので約束通りやろうと思いました」とコメント。チームの雰囲気の良さも感じる中、「最初の3試合の引き分けは悔やまれますけど、チームとしてやっていることは今季も間違いないので、このまま上のチームを追いかけられたらと思います」と、手応えを感じていることも理由の1つと考えているようだ。 今季ゴールが量産できている理由については「余裕を持ってプレーできていることが一番かなと思います」と語る久保。「前半1本僕が入っていれば得点だったなというプレーがあって、試合中にも反省を生かして次のプレーに行かせているというのがあると思います」と、試合中にも自分の動きなどを変えていることが結果に繋がっているとした。 次はチャンピオンズリーグ(CL)の戦い。ザルツブルクとのアウェイゲームとなる。リーグ戦では4位以内を目指して来季もCLに出場することを目指す中、CLに向けて意気込みを語った。 「今年もリーグ戦で、ダービーの勝利は特別ですが勝ち点3でしかないので。終わったことですし。こういう勝ち点3を積み上げて、最後はCL圏内で終われれば良いかなと思っています」 「彼ら(ザルツブルク)は前回番狂わせみたいな感じで勝ったように見られていますが、そうではないかもしれないです。それは対峙するまでわからないので、しっかり気を抜かずに、アウェイなのでチャレンジャーの気持ちで戦って勝ち点3を持ち帰りたいと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】難しいシュートを簡単に魅せる久保建英の今季5点目!お尻振るゴールパフォーマンスも話題</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="61H6ijbQicI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.01 17:05 Sun3
ビルバオを避けたかったベニテス
スイスのニヨンで8日、チャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフの組み合わせ抽選会が行われた。ナポリのラファエル・ベニテス監督は、好ましい抽選結果ではなかったと感じているようだ。<br /><br />ナポリは抽選の結果、ビルバオと対戦することが決定。昨季CLグループステージでドルトムント、アーセナル、マルセイユと同組になってグループ敗退に終わった同クラブだが、今季も予選プレーオフから厳しい船出となっている。<br /><br />スペイン人指揮官であるベニテス監督は、ビルバオとの対戦をできれば避けたかったと漏らしている。指揮官のコメントを、『アス』が伝えた。<br /><br />「我々が対戦する可能性のあった5つのチームの中で、確実にアスレチックが最も難しい相手だった。彼らは良いサッカーをする。そして、(敵地の)サン・マメスでは5万人のファンが大きな支援となる」<br /><br />「美しい試合になるだろう。非常に緊張感の高い試合になる。だが、ナポリは自らの目標を達成できると確信している」<br /><br />ナポリはホームの1stレグを20日に、アウェイの2ndレグを27日に行う。<br>提供:goal.com 2014.08.09 01:04 Sat4
アスレティックがバルサとの激戦制して8強入り マルセリーノ「魔法がかった夜」
アスレティック・ビルバオの監督がマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が歓喜した。 コパ・デル・レイ4回戦でバルセロナと対戦したアスレティックは開始2分にFWイケル・ムニアインのゴールで幸先よく先制したが、20分にFWフェラン・トーレスがバルセロナ移籍後初ゴール。86分に勝ち越してから後半アディショナルタイムにまたしても追いつかれたが、延長前半にムニアインがネットを揺らして、ベスト8に駒を進めた。 アスレティックの公式サイトによると、バルセロナとの120分にわたる激戦を制して、8強入りのマルセリーノ監督も試合後、喜びの感情を露わにした。 「サン・マメスでコパに臨む夜はいつだって特別だが、今夜は魔法がかったものだった」 「生きている限り、忘れることなどないだろうね。我々は素晴らしい相手に対して、試合のほとんどで優れていた」 MFペドリの後半アディショナルタイム弾にも下を向かず、諦めない姿勢が結実したマルセリーノ監督はまた、妥当な結果だとも主張している。 「開始早々にゴールを奪ってから追いつかれたが、自分たちに疑いなどなかった。ハーフタイムをリードして迎えるべきだったとも思う」 「そこから再びリードして、勝利まであと一歩のところで延長戦に持ち込まれたが、我々は立ち直った」 「ポゼッションを除くすべてのスタッツをみれば、我々の方が優れ、勝利に値したのを物語っている」 2022.01.21 15:20 Fri5