マドリーが“トルコのメッシ”こと逸材MFギュレル加入を公式発表! 宿敵バルセロナらとの争奪戦制す
2023.07.06 23:00 Thu
レアル・マドリーは6日、フェネルバフチェからトルコ代表MFアルダ・ギュレル(18)を完全移籍で獲得した。
詳細な契約内容は明かされていないが、スペイン『マルカ』によれば、契約期間は2029年までの6年間で、移籍金は基本移籍金2000万ユーロ+最大ボーナス1000万ユーロの総額3000万ユーロ(約47億円)とのことだ。
“トルコのメッシ"などという異名を持つギュレルは、2019年からフェネルバフチェの下部組織に在籍し、2021年に16歳の若さでファーストチームデビュー。チームの信頼を勝ち取り背番号「10」を託されて臨んだ2022-23シーズンは公式戦35試合に出場し、6ゴール7アシストを記録。
18歳ながらトルコ代表4キャップを誇る逸材には、バルセロナやアーセナルやミランら多くのビッグクラブが関心を示す中、一時は宿敵バルセロナ行きが有力と見られていたが、マドリーが土壇場で交渉をまとめ上げて争奪戦を制した。
なお、ラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)の覇権奪還を目指すマドリーにとって、ギュレルはMFジュード・ベリンガム、DFフラン・ガルシア、FWホセル、MFブラヒム・ディアスに続く5人目の新戦力となる。
詳細な契約内容は明かされていないが、スペイン『マルカ』によれば、契約期間は2029年までの6年間で、移籍金は基本移籍金2000万ユーロ+最大ボーナス1000万ユーロの総額3000万ユーロ(約47億円)とのことだ。
“トルコのメッシ"などという異名を持つギュレルは、2019年からフェネルバフチェの下部組織に在籍し、2021年に16歳の若さでファーストチームデビュー。チームの信頼を勝ち取り背番号「10」を託されて臨んだ2022-23シーズンは公式戦35試合に出場し、6ゴール7アシストを記録。
なお、ラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)の覇権奪還を目指すマドリーにとって、ギュレルはMFジュード・ベリンガム、DFフラン・ガルシア、FWホセル、MFブラヒム・ディアスに続く5人目の新戦力となる。
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