苦労人ヴィカーリオが新天地スパーズで1stインタビュー…「ここにいることは夢のようだ」

2023.06.28 15:18 Wed
Getty Images
トッテナム加入が決定したイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(26)が新天地での意気込みを語った。

トッテナムでは長らく守護神を務めた元フランス代表GKウーゴ・ロリス(36)が退団希望を公言しており、後継者探しが急務となっていた。

そういった中、エンポリでの印象的な活躍がビッグクラブの注目を集めていたヴィカーリオは、2028年までの5年契約でノースロンドン行きが決定した。
スパーズの新13番はクラブ公式チャンネル『SPURSPLAY』で、新天地での意気込みを語った。

「興奮しているよ」
「イングランド、そしてプレミアリーグのビッグクラブの一つであるこのクラブに、今自分がいることは夢のようなものだね。僕にとってここに来られるのは大きな喜びで、チームメイトに加わるためにすぐにスタートしたいと思っているよ」

また、初めてスパーズ加入の可能性を知らされた際には大きな驚きとともに興奮を感じていたという。

「正直なところ、このチャンスを信じていなかったよ。僕はエージェントに、それが自分の第一希望であり、プレミアリーグとスパーズのようなビッグクラブに行きたいと伝えた。僕にとって、それはとてもエキサイティングなことだったよ」

「イタリアのフットボール文化は大きく異なるから、ここでたくさんのことを学びたい。イタリアフットボールとの多くの違いやチームメイト、プレースタイルに素早く適応する必要があるね。ファンも素晴らしいし、良いプレーをすると話題になる。僕はこのメンタリティが大好きだよ」

さらに、加入前の段階でコンタクトを取っていたアンジェ・ポステコグルー監督や新たなコーチングスタッフとの仕事、新天地での目標についても言及。

「彼(ポステコグルー監督)と話したところ、GKは攻撃的なメンタリティにおいて非常に重要であると言っていたよ」

「彼はゲームを支配したいと思っている。僕はこのメンタリティが大好きだ。それは僕にとって大きなチャンスになるはずだ」

「僕らは全力で戦う必要があると思う。クラブのために最善を尽くさなければならない。日々集中しなければいけないから、具体的な目標は立てたくない。監督に従ってたくさん練習すれば、多くの目標を達成できると思う。僕らはビッグプレーヤーを擁するビッグチームだ。僕にとって、本当に素晴らしいチームだと感じているよ」

今回のトッテナム移籍によってイタリア代表招集に続くビッグクラブでのプレーという大きな目標を達成したヴィカーリオ。しかし、セリエDからキャリアをスタートした同選手にとって、ここに至るまでの道のりは非常に険しいものだった。

「僕はただフットボールをしたかっただけで、数年後に自分がどうなるかなど考えていなかったよ」

「最善のことは、これから何をするかではなく、現在、今できることに集中することだと思う。僕は現在に集中し、自分の人生、経験、フットボールを生きているんだ」

「たくさん練習するし、練習を愛しているんだ。今は、これが僕の夢だ。そして、自分の夢を実現したいと思っているよ」

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「本当に日本のアニメ好きなのね」 スパーズ新加入FWが新たなアニメパフォを披露! SNS上ではその姿に「進撃のソランケ」「ソランケが巨人化」

トッテナム新加入のイングランド代表FWドミニク・ソランケが愛する日本アニメから新たなゴールパフォーマンスを披露した。 昨季のプレミアリーグで19ゴールと大ブレイクを遂げ、イングランド屈指のストライカーに数えられるまでになったソランケ。一方で、大のアニメ好きとしても有名で、ゴールパフォーマンスはキャラクターをモチーフにしたものが多い。 この夏の来日時も『東映アニメーションミュージアム』を訪問したりと、アニメ好きをさらけ出す27歳FWは26日に行われたヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節のカラバフ戦で68分のチーム3点目をマーク。3-0の勝利に貢献した。 そして、今回のゴールセレブレーションでは『進撃の巨人』の主人公であるエレン・イェーガーをインスパイア。イェーガーが巨人化の直前にやる自らの手を噛む仕草をお披露目した。 SNS上ではファンから「進撃の巨人パフォーマンス最高っす」「進撃のソランケ」「本当に日本のアニメ好きなのね」「ソランケが巨人化」などの声が上がっている。 ソランケはこれで公式戦2戦連発。新天地でもゴールが決まり始めたとあって、今後もセレブレーションに注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ソランケが新たなアニメパフォを披露</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dominic Solanke. Poacher. <a href="https://t.co/ghVIKb6ivP">pic.twitter.com/ghVIKb6ivP</a></p>&mdash; Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1839583255592624255?ref_src=twsrc%5Etfw">September 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【画像】ソランケの進撃の巨人パフォに現地メディアも反応</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dominic Solanke continues his anime celebration tradition with the Eren Yeager hand bite <a href="https://t.co/raRzIXSXoP">pic.twitter.com/raRzIXSXoP</a></p>&mdash; Football on TNT Sports (@footballontnt) <a href="https://twitter.com/footballontnt/status/1839415445943697479?ref_src=twsrc%5Etfw">September 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.27 19:45 Fri
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「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える

現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat
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ディバラのスパーズ行きが急浮上! 約83億円でクラブ間合意に

ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(25)がトッテナムに移籍する可能性がここに来て急上昇しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 昨シーズン、ユベントスでの序列を下げたディバラ。最近までマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクとのトレード案が、ディバラの合意を残すのみというところまで迫るも、同選手側の高額な給与と代理人への手数料が要求されたことで破談に終わった。 その後も引き続き去就について注目が集まるディバラだが、急展開。今夏、同選手の獲得に興味を示していたトッテナムが移籍金6440万ポンド(約83億2000万円)でクラブ間合意に達したようだ。残すは、トッテナムとディバラによる個人条件の交渉のみだという。 プレミアリーグの移籍市場が閉幕まで残り2日。果たしてトッテナムは、ディバラ獲得を取り付けることができるだろうか。 2019.08.07 08:40 Wed

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