今夜開幕のEL、記憶に残る名ゴールと言えばラメラが決めた“あの”衝撃ラボーナ弾
2020.10.22 20:15 Thu
22日に開幕を迎えるヨーロッパリーグ(EL)。優勝チームに翌シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権が与えられるELには、多国籍の強豪チームが集う。プレミアリーグのトッテナムも2015-16シーズン以来となるELグループステージの参戦になるが、開幕を目前にELの公式ツイッターが過去のトッテナムのゴール動画を紹介。その中には、2014-15シーズンのELベストゴールにも選ばれたアルゼンチン代表MFエリク・ラメラのゴールもあった。
ラメラがスーパーゴールを記録したのは、2014年10月23日に行われたELグループC第3節のアステラス・トリポリス戦だった。ホームのトッテナムは、ここまで2戦2分でグループ2位タイについており、一方のアステラスは1勝1分でグループ首位に立っていた。
トッテナムがFWハリー・ケインのゴールで1-0とリードを奪って迎えた30分、ラメラが記憶に残るゴールを決める。
ボックス手前でボールを持ったFWエマヌエル・アデバヨールが相手DFに囲まれ、ボールロスト。しかし、相手のクリアボールがペナルティアーク内に転がると、ボールの左前方から走り込んだラメラがまさかのラボーナシュート。放たれたシュートはゴール右の完璧なコースに飛んでいき、驚愕のゴールが生まれた。
試合はその後、ケインのハットトリックなどで、トッテナムが5点を奪い5-1の大勝を収めているが、交代枠を使い果たした87分にトッテナムのGKウーゴ・ロリスが退場となったことで、残り数分をケインがGKとしてプレーする珍事も発生。相手のFKでは、正面に飛んできたボールの確保に失敗し、そのまま失点を許してしまうなど、ラメラのゴール以外にも、記憶に残る試合となっていた。
トッテナムは22日28時キックオフのELグループJ第1節で、オーストリアのリンツと対戦。今大会出場チーム屈指の陣容を誇るだけに、その戦いに注目が集まる。
◆ラメラがELで見せた“あの”衝撃ゴール
ラメラがスーパーゴールを記録したのは、2014年10月23日に行われたELグループC第3節のアステラス・トリポリス戦だった。ホームのトッテナムは、ここまで2戦2分でグループ2位タイについており、一方のアステラスは1勝1分でグループ首位に立っていた。
ボックス手前でボールを持ったFWエマヌエル・アデバヨールが相手DFに囲まれ、ボールロスト。しかし、相手のクリアボールがペナルティアーク内に転がると、ボールの左前方から走り込んだラメラがまさかのラボーナシュート。放たれたシュートはゴール右の完璧なコースに飛んでいき、驚愕のゴールが生まれた。
多くのサッカーファンを驚かせるスーパーゴールとなったが、このゴールをベンチから見ていた当時のマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、眉一つ動かさずに静観しており、監督のこのリアクションも当時話題になった。
試合はその後、ケインのハットトリックなどで、トッテナムが5点を奪い5-1の大勝を収めているが、交代枠を使い果たした87分にトッテナムのGKウーゴ・ロリスが退場となったことで、残り数分をケインがGKとしてプレーする珍事も発生。相手のFKでは、正面に飛んできたボールの確保に失敗し、そのまま失点を許してしまうなど、ラメラのゴール以外にも、記憶に残る試合となっていた。
トッテナムは22日28時キックオフのELグループJ第1節で、オーストリアのリンツと対戦。今大会出場チーム屈指の陣容を誇るだけに、その戦いに注目が集まる。
エリク・ラメラの関連記事
トッテナムの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
記事をさがす
|
エリク・ラメラの人気記事ランキング
1
昨季のEL制覇は“かりそめ”…衰退するセビージャ、ケガ人も多く37歳S・ラモスを酷使中
セビージャにはケガ人が非常に多い。スペイン『Relevo』が伝えている。 現在セビージャはラ・リーガで5勝9分け11敗の15位に低迷。昨季のヨーロッパリーグ(EL)制覇によってもたらされたチャンピオンズリーグ(CL)もグループステージ最下位で敗退…“お家芸”とも言える「3位→EL参戦→優勝」ルートに進めなかった。 振り返ると、セビージャは昨季から異変が起きている。 21世紀に入ってからラ・リーガで一度も下位(11位〜20位)フィニッシュがなかったにもかかわらず、昨季まさかの12位で、今季もここまで15位に沈む。 昨季序盤戦は2部リーグ降格圏に足を踏み入れるほど低迷し、ホセ・ルイス・メンディリバル監督の途中就任より戦術を「ポゼッション」から「ロングボール&速攻」にチェンジ…大胆な決断が通算7度目のEL制覇をもたらした。 しかし、今思えばこれも“かりそめ”。 メンディリバル登板は劇薬に過ぎず、対戦相手から研究・対策された結果、同監督は今季序盤戦で解任の憂き目に。欧州初指揮の前ウルグアイ代表指揮官、ディエゴ・アロンソ監督が後任となったなか、ラ・リーガ直近4試合で2勝2分けの無敗とはいえ、『Relevo』はある点を不安視する。 そう、セビージャは主力を中心にケガ人が非常に多いのだ。 DFネマニャ・グデリ、DFマルコス・アクーニャ、DFマルコン、DFタンギ・ニアンズ、MFエリク・ラメラ、MFルシアン・アグメ、FWドディ・ルケバキオ、FWマリアーノ・ディアス、FWルーカス・オカンポス アクーニャ、マルコン、マリアーノについては、ここ2〜3週間の間にケガから復帰して数試合で別の箇所を痛めたか再発。17日のバレンシア戦で途中交代した主軸アクーニャは筋断裂だという。 ケガ人の頻発により、37歳DFセルヒオ・ラモスも最終ラインでフル稼働せざるを得ない状況。前半戦は2〜3試合に1試合ベンチスタートだったが、昨年12月以降、出場停止1試合を除いて10試合連続でフル出場中だ。 理想的な11人、またはそれに近い11人を組むこともできない現状では、昨季からの低迷を脱却することも難しいか。少なくとも、もはやセビージャはラ・リーガの第二勢力とは言えない立ち位置にある。 2024.02.21 15:35 Wed2
スパーズ3選手とランシーニが大人数でパーティー! ロンドンのクラブでプレーする一部選手がロックダウン規則違反…
ロンドンのクラブでプレーする一部選手たちが新型コロナウイルスの感染再拡大が続く中、大人数でのクリスマスパーティーに参加するロックダウンの規則違反を犯した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 現在、イギリス国内ではコロナウイルスの深刻な感染拡大が続いており、プレミアリーグでもニューカッスル、マンチェスター・シティ、フルアムの3クラブのチーム内クラスター発生の影響で合計4試合の開催延期を余儀なくされている。 そういった中、警戒レベルが自宅待機を意味する「ティア4」に設定されているロンドンの3クラブでプレーする選手たちが、大人数でのクリスマスパーティーに参加する愚行を犯した。 その当事者となったのが、ウェストハムのアルゼンチン代表MFマヌエル・ランシーニ、トッテナムのアルゼンチン代表MFエリク・ラメラ、同MFジオバニ・ロ・チェルソ、スペイン代表DFセルヒオ・レギロンの4選手だ。 4選手は年末年始の期間にロ・チェルソの自宅と思われる場所に家族らと共に集まり、大人15名、子供3名でクリスマスパーティーを行い、その記念写真がSNSに投稿されたことで、ロックダウンの規則違反が発覚。 そして、ウェストハムとトッテナムの両クラブは自クラブの選手たちの愚行を受けて、遺憾の意を表明している。 「クリスマスに家族や友人と一緒にいる一部のプレーヤーを示すこの画像は、特に祝祭期間中に全国のすべての人が安全を保つためにそれを犠牲にしたことを理解しているため、非常に遺憾なことです」 「ルールは明確で例外はありません。私たちは定期的にすべてのプレーヤーとスタッフに、最新のプロトコルを遵守して模範を示す責任について周知徹底しています。なお、この問題はクラブ内部で処理されます」 また、今回のルール違反が発覚したランシーニ、ラメラ、ロ・チェルソのアルゼンチン人選手3名は自身の公式SNSを通じて、自らの行いを全面的に謝罪している。 さらに、トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は2日に行われたプレミアリーグ第17節のリーズ戦(3-0で勝利)後にベンチ外となったロ・チェルソ、ラメラ、ベンチスタートのレギロンの愚行に対して失望を口にしている。 「私は怒っているというよりも、失望していると言いたい。我々はクラブ内部で今回何が起きたかを把握している。したがって、そのことを対外的に広げていく必要はないと思っている。内々でそのネガティブなサプライズにどれだけ深く迫れるかというところだ。とにかく、私は失望している」 また、クラブ内でクラスターが発生したフルアムに所属するセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチ、クリスタル・パレスの同MFルカ・ミリボイェビッチも大晦日の夜に両家族でホームパーティーを行ったことで多くの批判を浴びている。 2021.01.03 06:30 Sunトッテナムの人気記事ランキング
1
「僕が何をしたってあの男は…」トッテナムで主力に成長のDFスペンス、かつての指揮官コンテから受けた冷遇振り返り「謙虚になりすぎた」
トッテナムで活躍するイングランド人DFジェド・スペンスは、これまで正当な扱いを受けていなかったと不満を漏らした。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 2022年夏に、ミドルズブラからトッテナム加入を果たしたスペンス。しかし当時の指揮官だったアントニオ・コンテ監督からは冷遇され、チームで居場所を得られず。その後、2023年夏からクラブにはアンジェ・ポステコグルー監督が就任したが、ここでも信頼を掴めなかったことでレンタル移籍が続いていた。 昨夏トッテナムへ復帰するも、ポステコグルー監督からの評価は上がらぬまま、序盤はベンチが定位置に。それでも、負傷者続出の影響もあってシーズン中盤から出場機会を掴むとついに真価を発揮し、ここまで公式戦24試合2ゴール2アシストを記録している ファンからの評価も鰻登りのスペンスだが、やはりこれまで受けていた扱いには不満だった様子。元イングランド代表DFであるリオ・ファーディナンド氏との対談の中でスペンスは、トッテナムでのこれまでのキャリアを振り返り不満を口にしつつ、ようやく掴んだ現在の充実をキープしたいと意気込んでいる。 「(コンテ監督からの扱いに)良い気分ではなかった。特にあの時、クラブにやって来た時は自信に満ち、興奮していたんだ。前所属先で昇格を勝ち取ったばかりだったしね」 「そこから、レンガの壁にぶつかったような気分になった。自信も少し打ち砕かれてしまったよ。僕は若い選手だったし、(望む補強ではなかったと)監督から聞いて良い気分にはなれないさ」 「その時は、くだらないと思っていた。良い気分でもなかった。練習に行く時だって『自分は何をやっているんだろう』と思っていたよ。僕が何をしたって、あの男(コンテ)は何も喜んでいなかったと思う」 「だから、たとえ正しいことをしたとしても、『自分は正しいことをしたのか?』という感じだった。彼はあまり褒めてくれる男ではないからね」 「監督からの評価なんて必要ないって思うようになるんだ。何があっても『あぁ』となるだけだ。彼と会話したのは、おそらく1回だけだった」 「そこから新しい監督が来れば、『よし、全員に公平なチャンスが与えられるはずだ。彼(ポステコグルー)は全員に目を向けてくれる』と思うものだろう。でも、僕の扱いを見れば本当にそうだったとは思わない。それもフットボールというゲームの一部だけどね。公平ではないんだ」 「ポステコグルー監督は基本的に、クラブから出て違うところでプレーする必要があると言っただけだった。そしてそれが、僕がリーズに行くことになったきっかけでもある」 「自分に相応しいと思うチャンスが得られないこともあるさ。でも、僕は常に自分が十分に優れていると理解していた。人々は『彼が2度目のチャンスを得て、うまくやっているのは良いことだ』と言う。でも、僕に最初のチャンスが本当にあったとは思わない」 「これこそ僕の最初のチャンスであり、それを掴んだんだ。一生懸命努力し、一貫性を保ち、準備ができていたことを嬉しく思う」 「(トッテナム加入時は)謙虚になりすぎたせいで、自分を犠牲にしていたとも思う。何もせず、何も言わなければ、物事は自然に起こると思っていたんだ。でも、時には自分を表現しなくてはならない」 「トッテナムでの最初の年、ここはトッテナムだからと考え、選手や周囲に少し敬意を払いすぎたと思う。(ミドルズブラからレンタル移籍していた)ノッティンガム・フォレストを出て、来たのはプレミアリーグのトップ6だ。『ふー、これはすごい』と思っていた」 「でも、彼らに敬意を払いすぎたせいで、自分らしくいられなかった。僕がそこに行ったとき、ハリー・ケインやソニー(ソン・フンミン)のような大物たちを見て、誰の足も踏みたくなかったんだ」 「でも、そうやって自分の本来あるべき姿を表現しなかったのが、おそらく僕の最大の失敗だった。今シーズンはそれが変わったと言えるね。もう無駄にする時間はない。取りに行かなければならない。今がその時だ」 2025.03.25 18:45 Tue2
ウォーカー「欠けていたのはアシストとゴールだけ」、近年プレミアで“過小評価選手”の代表格に挙がる元スパーズMFに新たな賛辞
近年のプレミアリーグで“過小評価されていた選手”として常に名前が挙がる元スパーズMFに、新たな賞賛の言葉が送られている。イギリス『Sport Bible』が伝えている。 2022年に広州富力(現・広州城)で現役を引退した元ベルギー代表MFムサ・デンベレは、2010年8月から2019年1月までフルアムとトッテナムのロンドン2クラブで活躍。とりわけ、マウリシオ・ポチェッティーノが率いたスパーズ時代には中盤の絶対的な主力に君臨していた。 185cmの恵まれた体躯と強靭なフィジカルに加え、足元の技術が非常に高く、ボールを持てば圧倒的なキープ力と高精度の左足を駆使したドリブル、パスで易々と局面を打開。守備時もそのフィジカルを活かして簡単にボールを奪い切り、ハイレベルのボックス・トゥ・ボックスとして評価を得ていた。 ただ、少なくない負傷離脱やゴール、アシストという目に見える貢献の少なさもあって、そのパフォーマンスに見合う評価を得られなかった。 それでも、トッテナム、ベルギー代表の同僚、同時期にプレミアリーグで対峙してきた多くのライバルは、「最強のチームメイト」、「最もタフな対戦相手」といった表現で怪物MFを称賛。恩師ポチェッティーノも「フットボールの天才」と激賞したこともあった。 そのデンベレに新たな賞賛の言葉を送ったのが、マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー。 シティとイングランド代表で多くの名手と共演してきた右サイドバックは、元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏が運営するYouTube『Vibe with FIVE』で、これまで一緒にプレーした最高の選手について問われると、元スペイン代表MFダビド・シルバと共にスパーズ時代の同僚の名前を挙げた。 まずシティの元同僚で昨夏惜しまれながらも現役を引退したエル・マーゴについては「あなたが彼に悪いボールをパスしたとしても、彼はそれを良いボールのように見せてくれる。彼はあなたをより良く見せてくれる。ダビドはとても素晴らしかったよ。ケビン(・デ・ブライネ)はオールラウンダーだけど、ダビドは個人的なプレーヤーだった」と、称賛の言葉を送った。 多くの名手を抑え、そのシルバと共にすぐさま名前が挙がったデンベレについては、「スキャンダル」との独特な表現でその才能を絶賛している。 「ダビドあるいは、ムサ・デンベレのことは何度も言ってきた。彼はスキャンダルだ。デンベレに欠けていたのはアシストとゴールだけだけど、彼には馬鹿げたほどの才能があった。そんなことは許されるべきではなかったよ(笑)」 さらに、デンベレが現在のシティにフィットするかと問われると、「100万パーセント」と確信に満ちた返答を行っている。 2024.03.27 08:00 Wed3
「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える
現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat4
トッテナム移籍後キャリア停滞のスペンス、コンテ元監督への不満吐露「ほとんど関係性がなかった」
ジェノアのU-21イングランド代表DFジェド・スペンスが、アントニオ・コンテ元監督の下で戦ったトッテナムでの半年を振り返った。 2022年夏にノッティンガム・フォレストからトッテナムへステップアップを果たしたスペンス。当時指揮を執っていたコンテ監督の信頼を掴めず、半年後にスタッド・レンヌへレンタル移籍となった。 今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドへ武者修行となったが、ケガなどもありレギュラー定着には至らず。冬にはレンタル先がジェノアへ変わっている。 イタリアの地で再浮上を目指すスペンスは、イギリス『The Athletic』のインタビューに応じ、トッテナムでの半年間に言及。難しい時期だったと嘆いている。 「良い時間を過ごせなかった。トッテナムに行ってもプレーできず、僕にとってハードだったのは明らかだ。選手としてどこかのビッグクラブと契約する時は、自信に満ち溢れ、両手を広げて歓迎されたいものだ。でも実際に加入すると、そんな感じではなかった。計画通りではなかった」 「チャンスが得られない時、選手としてできることはあまりない。道に迷い、プレーできず、リズムを取り戻すのが難しくなる。物事がうまくいかない時に新しい環境へ行くのは決して簡単ではないが、それもサッカーの一部だ。これも勉強だ」 また、プレータイムをほとんど与えてもらえなかったコンテ監督についてもコメント。選手のことを大事にしているとは感じられなかったようだ。 「正直なところ、彼とはほとんど関係性がなかった。彼は自分なりのやり方を持っている監督だ。選手たちとはあまり関係性を築いていないと思う。練習に来て、練習して… それだけだ」 一方、飛躍のきっかけを掴んだフォレスト時代の恩師、スティーブ・クーパー元監督には大きな信頼を寄せていた模様。人柄の良さを語っている。 「スティーブ・クーパーは良い人だし、人の気持ちを理解してくれる」 「彼は素晴らしい監督だ。選手としても人間としても僕を理解してくれた。それは僕にとって大事なことだ。彼はイングランド代表のユースでも監督をした経験があり、若い選手やさまざまな背景を持つ選手との付き合い方を知っていた。彼は僕をありのままにさせてくれた」 「クーパーの場合は、僕に自信を持たせてくれるし、質問もしてくれる。普通の人間のように話しかけてくれる。それはフットボールにおいて大きな役割を果たす。僕らはただ仕事に行ってボタンを押し、務めを果たしたり、プレーするだけの存在ではない。僕らは人間で、交流が好きで、話すことが好きだ」 2024.03.09 21:13 Sat5