バレンシアで武者修行中のブライアン・ヒル、好調の秘訣はプレミア仕込みのフィジカル

2022.03.02 08:00 Wed
Getty Images
トッテナムからバレンシアにレンタル中のスペイン代表FWブライアン・ヒルが、好調を維持する母国での現状を語っている。

ブライアン・ヒルは昨夏、元アルゼンチン代表MFエリク・ラメラの譲渡+移籍金の条件でセビージャからトッテナムへ加入。今季ここまでは、左ウイングが主戦場ながらも右ウイングやトップ下、左のインサイドハーフ、両ウイングバックと様々なポジションを経験し、途中出場をメインに公式戦20試合に出場した。

ただ、プレミアリーグで戦うには更なるフィジカル強化、マッチフィットネスを向上させる必要が指摘されており、ホセ・ボルダラス監督の下で球際の強度を強調するスタイルを採用する母国のバレンシアへ武者修行に出ることになった。
そのバレンシアでは加入以降、公式戦6試合に出場し、バルセロナ戦では高精度のクロスから加入後初となるアシストも記録。切れ味抜群のドリブル突破と正確なクロスから早くも攻撃を牽引する活躍を見せている。

先月に21歳となった快足ウイングは、スペイン『アス』でバレンシアでの現状について言及。プレミアリーグでの半年間のトレーニング、プレーが現在の好調に繋がっていると考えている。
「プレミアリーグでは、トレーニングセッションからとてもフィジカルで、とてもハードなんだ。そして、そのおかげで今は疲労を感じていないよ」

「少し高いレベルのインテンシティで、僕自身フィジカルの重要性に気が付いたよ。僕にとって適応は困難だった。とてもフィジカルなフットボールで、行ったり来たりするんだ。ただ、そこでプレーすることは、僕にとって良いことだった。今ではより成熟している」

「食事などの習慣を変えて、家では専属のシェフを雇い、体重が2キロも増えたよ。それでも、プレミアリーグのフィジカルレベルには十分でないことに気づいたんだ」

「バレンシアでは復帰に備えて、持久力、フィジカルを鍛える努力を続けているよ」

また、バレンシアとの現行契約には買い取りオプションが付いておらず、今シーズン終了後のトッテナム復帰が既定路線となっているが、来シーズンの所属先に関しては明言を避けている。

「僕はトッテナムに所属しているし、決断を下すのはクラブの方だよ。その決断は僕次第ではなく、クラブ次第さ」

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