元ユナイテッド指揮官のスールシャール氏、イングランド復帰も? 2部降格レスターが招へい検討

2023.06.14 15:46 Wed
Getty Images
オーレ・グンナー・スールシャール氏(50)にイングランド復帰の可能性が浮上している。イギリス『サン』が伝えている。
PR
2021年11月にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官を解任されたスールシャール氏。現在までに現場復帰をしておらず、母国ノルウェーで、息子が所属するクラブのU-14チームで暫定指揮を執っていることが一時期話題となっていた。イギリス『デイリー・メール』によると、来シーズンからチャンピオンシップ(イングランド2部)に舞台を移すレスター・シティが新監督を探しており、スールシャール氏がその候補の1人だという。
ただ、フォクシーズは暫定監督として今季終了まで指揮を執ったディーン・スミス氏(52)、前クラブ・ブルージュ監督のスコット・パーカー氏(42)、マンチェスター・シティのアシスタントコーチを務めるエンツォ・マレスカ氏(43)とすでに会談を行っており、ノルウェー人指揮官は必ずしもトップターゲットというわけではないようだ。

レスターは本命だった元チェルシー指揮官のグレアム・ポッター氏に就任を断られており、リストに挙がっていたスティーブン・ジェラード氏(43)もサウジアラビアのアル・イテファク行きが濃厚に。そのため、現段階ではスールシャール氏を含め前述の候補が来季のチームを率いる可能性が高く、クラブは今週中にも新監督選定の最終決定を下したい考えだという。
指揮官としての手腕に賛否両論があるスールシャール氏。しかし、ユナイテッドを率いた2020-21シーズンのプレミアリーグ2位という順位は、2013年のサー・アレックス・ファーガソン監督退任以降で最高成績となっている。レスターはこの点にフォーカスし、スールシャール氏をリストアップしたとされている。

PR

オーレ・グンナー・スールシャールの関連記事

ドーピング違反の疑惑により4年間の出場艇処分が下されていた中、処分が18カ月と大幅に短縮されたポール・ポグバ。イギリス『デイリー・メール』のインタビューに応じ、過去のエピソードを明かした。 マンチェスター・ユナイテッドで育ったポグバ。ユベントスへのフリー移籍を経験すると、イタリアの地で大きく成長。2016年にはク 2024.10.18 14:40 Fri
今シーズンのプレミアリーグ7試合を終えて、2勝2分け3敗の14位。またしても苦しいシーズンを過ごしているマンチェスター・ユナイテッドだが、エリク・テン・ハグ監督の去就問題は当然ながら浮上している。 2022年夏にアヤックスからやってきた指揮官。2022-23シーズンはプレミアリーグを3位で終えたが、2年目の202 2024.10.08 14:25 Tue
元マンチェスター・ユナイテッド監督のオーレ・グンナー・スールシャール氏がポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの再獲得を振り返った。 ユナイテッドOBでもあるスールシャール氏は2018年12月から2021年11月まで指揮。C・ロナウドがユナイテッド帰還したのは最終的に成績不振で解任されるシーズンの2021年 2024.09.28 14:55 Sat
マンチェスター・ユナイテッド元監督のオーレ・グンナー・スールシャール氏が復帰に含みだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 現役時代に決定力抜群の名スーパーサブとしてユナイテッドで活躍したスールシャール氏。2018年12月にジョゼ・モウリーニョ現フェネルバフチェ監督が解任されると、そこから暫定的に指揮を執り、後 2024.09.27 18:45 Fri
イングランド代表の前指揮官、ガレス・サウスゲイト氏がUEFAの要職入りへ。 ユーロ2024をもってイングランド代表監督辞任のサウスゲイト氏。イギリス『ミラー』によると、同氏はUEFAから届いた技術委員会常任メンバーの就任オファーを受諾したという。 ユーロ直前には昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝、レアル 2024.08.23 11:05 Fri

レスター・シティの関連記事

レスター・シティのガーナ代表FWジョルダン・アイェウがゴラッソを決めた。 ガーナは15日、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)予選のグループF第5節でアンゴラ代表と対戦。18分に試合を動かしたのがアイェウだ。 敵陣中央付近でFKを獲得すると、構えたアイェウが狙いすました一撃。左に曲がる軌道でGKの手も 2024.11.16 22:30 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョがゴールを決めた後の様子が注目を集めている。 ユナイテッドは10日のプレミアリーグ第11節でレスター・シティとホームで対戦し、3-0で勝利。ここ4試合続いたルート・ファン・ニステルローイ氏の暫定体制は3勝1分け無敗という結果で締めくくられ、 2024.11.11 16:02 Mon
マンチェスター・ユナイテッドは10日、プレミアリーグ第11節でレスター・シティをホームに迎え、3-0で快勝した。 前節チェルシー戦を引き分けた13位ユナイテッド(勝ち点12)は、3日前のヨーロッパリーグではPAOKに勝利。ファン・ニステルローイ暫定監督最後の一戦となるレスター戦に向けてPAOK戦のスタメンから4選 2024.11.11 00:57 Mon
レスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが、ストライカーらしい考えを明かした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ノンリーグ出身の叩き上げであり、2012年に加入してからはレスター一筋のキャリアを送るヴァーディ。今シーズンもプレミアリーグに復帰したクラブにおいて37歳ながら9試合4ゴ 2024.10.31 16:40 Thu
マンチェスター・ユナイテッドのルート・ファン・ニステルローイ暫定監督が、EFL杯(カラバオカップ)勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 28日にエリク・テン・ハグ監督解任を発表したユナイテッドは、30日にEFL杯4回戦でレスター・シティと対戦した。 15分にカゼミロが先制点を記録したのを皮切りに点の 2024.10.31 11:10 Thu

記事をさがす

オーレ・グンナー・スールシャールの人気記事ランキング

1

「もうユナイテッドでプレーしたくなかった」ポグバが過去の移籍を巡る裏事情を告白、クラブの阻止された後は暗い日々に…「精神的に安定していなかった」

ドーピング違反の疑惑により4年間の出場艇処分が下されていた中、処分が18カ月と大幅に短縮されたポール・ポグバ。イギリス『デイリー・メール』のインタビューに応じ、過去のエピソードを明かした。 マンチェスター・ユナイテッドで育ったポグバ。ユベントスへのフリー移籍を経験すると、イタリアの地で大きく成長。2016年にはクラブ史上最高額の8900万ポンド(現レート:約173億8000万円)でユナイテッドに復帰したが、再びユベントスへと移籍している。 そんな中で、突然の出来事が。自身がドーピング違反をしている疑惑が浮上。突然の出来事だったと明かした。 「面白い話があるんだけど、映画のプレミアのために新しいスーツを試着していたんだ。でも、携帯電話を持っていなかった」 「妻(ズライ)が僕の携帯電話を持って2階に駆け上がってきて、『弁護士だ』と叫んだ。折り返し電話すると言ったけど、彼女は電話に出るように言ったんだよ」 「スーツを着たまま階下に降りて行って、彼に話しかけたんだ!彼がその知らせを僕に伝えたとき、僕は黙っていた。みんなは飛び上がってとても喜んでいたけど、僕はショックを受けていた。その喜びはすぐに決意に変わった。僕たちは地獄を経験した。暗黒の時代。でもこれは二度目のチャンスだから、それを生かさなければならない。僕は興奮していた」 思わぬ知らせを受けたポグバ。そこからは地獄の日々が続いたが、疑惑が晴れたことで処分が軽減。2025年1月にトレーニングに復帰し、3月にはプレーにも復帰できるとみられている。 そのポグバはインタビューの中でユナイテッド在籍時の状況についてコメント。ジョゼ・モウリーニョ監督との関係を明かした。 「恋人同士のようだった。しょっちゅう別れたり仲直りしたりしていた。最初はうまくいった。僕がマンチェスターに戻った理由のひとつは彼だった」 「なぜ悪夢のような喧嘩になってしまったのかは分からない。監督と選手のように意見が合わなかった。でも、僕は彼に大きな敬意を抱いている。明日彼に会ったら、抱きしめてあげるよ!でも、いつか座って話し合わないといけないね」 モウリーニョ監督をリスペクトしながらも、衝突することも少なくなかったというポグバ。一方で、モウリーニョ監督が去り、オーレ・グンナー・スールシャール監督が就任した1年目は最高のシーズンだったと振り返った。ただ、そのシーズン限りで退団も希望していたが、当時のCEO(最高経営責任者)であるエド・ウッドワード氏が移籍を認めてくれたなかったと明かした。 「今まで誰にも話したことのないことを話そう。ジョゼが去りオーレが来た年は、僕にとってユナイテッドで最高のシーズンだった。でも、最終戦の後、オーレとエド・ウッドワードに、今年が最後の年だと思うので去りたいと伝えた」 「僕は27歳で、望んでいたようにはうまくいかなかった。ベストを尽くしたけど、クラブが上向きになるとは思えなかった。去りたかったけど、プロフェッショナルでありたかったからプレシーズンに戻ってきた」 「エドに移籍を希望したけど、彼はそれを阻止した。もうユナイテッドでプレーしたくはなかったけど、プロフェッショナルでなければならなかった。精神的に安定していなかったし、その後にケガをしてしまった」 その後にユベントスへと移籍したが、そこでは輝きを見せられず。そして、ドーピング疑惑が浮上した。医師から認められていたサプリメントが問題となったわけだが、意図的にドーピングをしたわけではないことが認められて処分が軽減。今は新たな目標を持っているとした。 「僕には目標と夢がある。代表チームでプレーすることがずっと夢だったし、それは今も頭の中にある。でも、ポールの将来は今、ピッチに戻って、まだそのレベルにあることを示すことだ」 「僕がプレーできないからといって、サッカーが止まるわけではない。選手たちはプレーしている。それが人生であり、循環というものだ。選手たちは皆、『ポグバが戻ってきた。彼に僕のポジションを奪われたくない』と言うだろう。それは普通のことだ。でも、僕は準備しておかなければならない」 2024.10.18 14:40 Fri
2

世界一にもなれた稀代の創造主、ファン・セバスティアン・ベロン

これまでのサッカー界には、数多くのクリエイティブな選手が存在した。それは、サッカーのスタイルが大きく変化した現代にも存在しているが、当然のことながらそのプレースタイルも変化している。 一方で、自分のスタイルを崩さずに輝きを放ち続けようともがいた選手も多くいる。しかし、その多くが、サッカースタイルの波に敗れたり、リーグの特性、チームコンセプトの犠牲になっていった。 クリエイティブな選手としてパッと想像される中には、現在はレアル・マドリーで指揮を執るジネディーヌ・ジダンがいるだろう。ボールを持った時の立ち姿やドリブルで相手をかわす姿勢など、そのプレー自体がエレガントさに溢れており、現役ラストマッチとなった2006年ドイツ・ワールドカップ決勝での頭突きは世界が衝撃に包まれた。 そのジダンと肩を並べるクリエイティビティを持ち、自身のスタイルを貫き通したがために、意外なキャリアを歩むこととなったのが、元アルゼンチン代表MFファン・セバスティアン・ベロンだ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆流浪の創造主 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ベロンがキャリアをスタートさせたのは、母国のエストゥディアンテス。クラブの歴史において偉大な人物であり、“ブルッハ(魔法使い)”の愛称で親しまれたファン・ラモン・ベロン氏を父に持つベロンは、同じ道を歩んだ。 プロキャリアスタートから1年半で名門のボカ・ジュニアーズに移籍。すると半年で海を渡り、21歳でサンプドリアへと加入した。 当時からベロンのプレースタイルは異次元と言って良いもの。誰もが想像つかないような創造性を備え、独自のルールでプレーをしていた様にさえ見えるほど。ただ、その創造性がズバ抜けていたことで、チームの中心選手でもあった。 1998年に加入したパルマでは、同胞のFWエルナン・クレスポとのコンビがフィーバー。2人のコンビネーションの破壊力は抜群で、“ミラクル・パルマ”と呼ばれるチームの中心を担った。 プロビンチャ(地方クラブ)に過ぎなかったパルマだが、このシーズンは若きジャンルイジ・ブッフォンを守護神に、ファビオ・カンナバーロ、リリアン・テュラム、ネストル・センシーニの3バックが構えた。ベロンはトップ下で攻撃をコントロール。チームはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)とコッパ・イタリアを制した。 強力なクレスポとのコンビは、1999年にそのままラツィオへと移籍。すると、ラツィオではスクデットとコッパ・イタリア優勝を成し遂げ、その創造性でチームを牽引した。 イタリアでの3クラブでは遺憾なく創造性を見せつけていたベロンは、2001年7月にマンチェスター・ユナイテッドへと加入。この移籍が1つの転機となった。 <div id="cws_ad">◆稀代の創造主 ベロンの魔法のようなプレーの数々<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI2djQyV3dxayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div><div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/1fb76a70&c=sega_20201102_1">バティストゥータ、サネッティ、ベロンが<br />「サカつくRTW」に登場!</a><hr></div><div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆守れなかった自分のスタイル </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 当時のイングランド史上最高の移籍金2810万ポンド(当時のレートで約50億円)でユナイテッドへと加入したベロンは、異色の存在だったと言える。当時のメンバーでは、92年組と呼ばれるデイビッド・ベッカムやポール・スコールズ、ライアン・ギグスの他、ロイ・キーンやオーレ・グンナー・スールシャール、ルート・ファン・ニステルローイなどがいた。 超名門であってもベロンはその持ち前の感覚で、チームに違いをもたらす。2002-03シーズンにはプレミアリーグを制覇と結果も残した。 しかし、ベロンが異彩を放てた試合はセリエA時代と比べると大きく制限がされていた。その理由の1つは、ポジションの変更だ。 当時トップ下を置いていたセリエAとは違い、イングランドでは伝統的にフラットな[4-4-2]が採用。そのため、ベロンのポジションは1列下がったところに置かれた。 加えてプレミアリーグの激しいスタイルもベロンを困らせる。創造的なプレーに集中できなくなったベロンは、ユナイテッドでは自ら汗をかき、守備のタスクもこなす必要があったのだ。 チャンピオンズリーグというヨーロッパの舞台や、守備を重点的にプレーするフィル・ネビルとのコンビではその力を存分に発揮したベロンだが、リーグ戦では結果が出せず。ロマン・アブラモビッチ氏がオーナーとなったチェルシーに2003年8月へ移籍。しかし、チェルシーでも結果を残せず、インテルへと移籍し、イタリアで再びプレーした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆旅の終わりは故郷へ、そして会長に </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> インテルでプレーした後、2006年7月にプロキャリアをスタートさせたエストゥディアンテスへと復帰。すでに終わった選手としてのレッテルを剥がし、完全復活を果たした。 2009年には父と同じように愛するクラブをコパ・リベルタドーレス優勝に導き、自身も2008、2009年と2年連続で南米最優秀選手に選出。ベロンには欧州からのオファーもあったが、エストゥディアンテスへの愛情を示して残留すると、2014年にスパイクを脱ぐ。その後2017年に一度現役復帰するも、引退後はクラブの会長職を務めている。 キャリアを通してセリエAやプレミアリーグのタイトルも勝ち取ってきたベロンだが、キャリアで最も印象的な瞬間について、2009年のコパ・リベルタドーレス優勝だと語っており、いかにその瞬間がベロンにとって大きなものだったかが分かる。世界一にもなれた創造主は、母国で新たな才能を生み出すことに力を割いている。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><hr>魔法のようなプレーとテクニックで往年のセリエAファンを魅了したベロンが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br /><br />ベロンとともにアルゼンチン代表として1998年のフランスW杯で日本代表と戦った、FWガブリエル・バティストゥータとDFハビエル・サネッティも同時に登場している。『サカつくRTW』で“小さな魔法使い”の姿を観たい方は是非一度チェックしよう。</div><hr> 2020.11.04 18:05 Wed
3

C・ロナウドの再デビュー戦はイギリスで放送なし!? 40年以上続く、とある“ルール”を知っている?

12年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドへと復帰したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。すでに、ユニフォーム販売などで大き過ぎる影響をクラブに与えている。 かつてのスター選手は、レアル・マドリー、ユベントスと渡り歩き、今夏ユナイテッドへと復帰。プレミアリーグの特例も認められ、背番号もお馴染みの「7」をウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに譲ってもらった。 ユナイテッドファンが大きに沸く中、ポルトガル代表の活動を出場停止のために早期に切り上げ、ユナイテッドでのトレーニングに参加しているC・ロナウド。そのC・ロナウドの次なるイベントは、再デビュー戦だろう。 今週末のニューカッスル戦での再デビューに関しては、オーレ・グンナー・スールシャール監督が判断するところ。今の所まだハッキリとはしていないが、ポルトガル代表としてゴールを決めてきており、コンディション面に問題は全くないはずだ。 しかし、今週末のニューカッスル戦で再デビューとなった場合、イギリスでは大変な出来事が待っていることが発覚した。 イギリスでは『スカイ・スポーツ』や『BTSport』がプレミアリーグのテレビ中継を行っているが、なんとユナイテッドとニューカッスルの一戦が放送されないというのだ。 今週末の試合で最も注目を集めると言っても良いカード。その放送がイギリスで観られないという謎の現象だが、これは古くから定められている規則によるものだ。 イギリスでは、土曜日の午後3時からは試合を生中継できないという規則が存在する。 これは「3pm blackout」と言われており、土曜日の午後2時45分から午後5時15分(日本時間の22時45分〜25時15分)までは、プレミアリーグやEFL、FAカップなどの試合をテレビで生放送できないというものだ。試合自体の開催は問題ないが、テレビでの放送のみ禁止されている。 これは1960年代に作られた規則で、当時のバーンリーのボブ・ロード会長が土曜日の午後に試合を放送されると、下部リーグの試合に影響があると訴え、EFLの会長がこれに同意したことに始まる。 例えば、午後3時(日本時間23時)からマンチェスター・ユナイテッドvsリバプールの試合が行われるとなった場合、下部リーグのチームを応援している人でも、テレビでユナイテッドvsリバプールを観てしまうということが起こるためだという。 40年以上経ってもこの規則は守られており、土曜日の試合は午後12時30分キックオフ(日本時間の20時30分)か、午後5時30分(日本時間25時30分)キックオフの試合がテレビで放送されるのだ。なお、これは海外リーグも同様であり、午後5時キックオフのラ・リーガの試合を放送する場合は、キックオフから15分間は放送されていない。 その影響もあり、プレミアリーグの最終節は日曜日の午後3時に一斉開催となり、他の試合もテレビで観られる措置が取られている。なお、パブやバーなどでライブストリーミングをすることも禁止されている。 つまり、今週末のユナイテッドvsニューカッスルは15時キックオフであり、この試合でC・ロナウドがデビューを果たしたとしても、それをイギリスでリアルタイムで観られるのはスタジアムにいる人のみということになる。 なお、『スカイ・スポーツ』や『BTSport』は放送する試合を選択できるが、決定は数週間前の段階で決めなければいけない状態となっており、C・ロナウドが加入することなど想像もしていなかった結果、このような事態になってしまったのだ。 まさにメモリアルになる試合だが、その瞬間をイギリスで観られるのはスタジアムのファンだけ。本当に特別な瞬間になる。 <span class="paragraph-title">【動画】C・ロナウドが再デビューに向けてトレーニングで汗を流す</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Upping the ante as the countdown to <a href="https://twitter.com/hashtag/MUNNEW?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MUNNEW</a> continues<a href="https://twitter.com/hashtag/MUFC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MUFC</a> <a href="https://t.co/6zjmKkHGHu">pic.twitter.com/6zjmKkHGHu</a></p>&mdash; Manchester United (@ManUtd) <a href="https://twitter.com/ManUtd/status/1435986855204474882?ref_src=twsrc%5Etfw">September 9, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.09.10 22:05 Fri
4

欠場続くカバーニ、ビラ戦で戦線復帰! 背番号「21」に変更後初ゲームへ

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの復帰で攻撃の迫力が増すマンチェスター・ユナイテッドだが、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニもようやく戦列に復帰するようだ。 今年5月に昨季までの契約を1年延長して、今季もユナイテッドでプレーするカバーニ。加入初年度の昨季から秀逸な動き出しと献身性で公式戦39試合に出場して17得点の活躍を披露したウルグアイ産のゴールハンターだが、今季はここまで8月29日に行われたプレミアリーグ第3節のウォルバーハンプトン戦に途中出場して以降、代表ウィーク中のケガでここ公式戦5試合を欠場している。 C・ロナウドに背番号「7」を譲り、「21」に変更してからもいまだピッチに立てず、お披露目に至っていないカバーニだが、オーレ・グンナー・スールシャール監督は25日にホームで行われるプレミアリーグ第6節のアストン・ビラ戦に先駆けた会見で、メンバー入りを明言した。 「彼は明日のスカッドに入る。トレーニングにも参加しているし、力になれる準備が整ったと感じている。ウォルバーハンプトン戦に出場した後の代表ウィーク中に少し痛めたが、再び準備が整った。彼の働きぶりはいつだって本当に一生懸命かつ熱心。昨季のようにインパクトを与えてくれると良いね」 先のカラバオカップ3回戦でウェストハムにリベンジを許して、早すぎる敗退に直面したノルウェー人指揮官はまた、C・ロナウドとカバーニが共演となれば「あの2人が一緒にプレーする姿をお目にかかれるのは非常にエキサイティングだ」と続け、共鳴を期待した。 「良いパートナーシップを築いてくれるに違いない。チームによっては我々に対して深い位置で守り、スペースを与えないようにしてくるが、2人はそのようなシナリオに直面したときにゴールの周りに配置したい選手たちだ。うまく機能してくれるはずさ」 2021.09.25 10:45 Sat
5

放出候補から這い上がったワン=ビサカ、努力家の一面を垣間見せる「文句は言わずチャレンジした」

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド人DFアーロン・ワン=ビサカが努力家の一面を垣間見せた。 世界屈指の対人守備能力を誇るワン=ビサカ。2019-20シーズンの加入から2年間は人材不足もあって当時のオーレ・グンナー・スールシャール監督に重宝されたが、攻撃性能には課題があり、同監督退任後のここ1〜2年はポルトガル代表DFジオゴ・ダロトの台頭もあって出場機会を減らしている。 それでも昨シーズンは1月ごろから最終ラインに負傷者が相次ぎ、ダロトが左サイドバックとして起用されるケースもあったことでプレータイムを回復。チャンピオンズリーグ(CL)の出場権確保を目指したチームを力強く支えた。 ワン=ビサカは今シーズンのプレミアリーグ開幕を14日に控えた中、イギリス『デイリー・メール』のインタビューに応じ、昨夏のエリク・テン・ハグ監督就任当初に放出される可能性があったと明かしつつ、年が明けて出番を増やすまでの日々を振り返った。 「(昨夏は)大変な時期だった…そんな時に唯一できるのは懸命に働き続けることで、僕は開き直って自分のポジションを掴むために渇望を示し、監督に好印象を与え、チームを助ける決意を持った」 「誰だってハードなトレーニングを自分に課すのは簡単じゃないだろう? 無意識に『試合に出れない可能性が高いのに、何のためのトレーニングなんだ?』なんて自分に言い聞かせてしまうこともある」 「だから、僕は少し考え方を変えた。『自分自身のベストのパフォーマンスを出すためにトレーニングしているんだ」とね。ただただベンチに座って現状に対する文句を言うことだってできるけど、諦めずにチャレンジすることもできる。良い選択肢はこっちだ!と思ったんだ」 「すぐに結果は出なかった。でも、それはそれで対処するしかない。支えてくれたのは家族だよ。『信じて一生懸命やっていれば、必ずその時が来る』と毎日僕に言い聞かせてくれたおかげで、僕は日々を乗り切ることができた」 放出候補から一転、己を信じて這い上がり、テン・ハグ監督の信頼を得たワン=ビサカ。この先も厳しいポジション争いは続くだろうが、『デイリー・メール』によると、ユナイテッドはそんな努力家に昇給を伴う契約延長というプレゼントを用意しているとのことだ。 2023.08.11 20:37 Fri

レスター・シティの人気記事ランキング

1

「プスカシュ賞ノミネートに値する!」レスターFWジョルダン・アイェウのロングFKが炸裂! ガーナのAFCON予選逆転突破には繋がらず…

レスター・シティのガーナ代表FWジョルダン・アイェウがゴラッソを決めた。 ガーナは15日、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)予選のグループF第5節でアンゴラ代表と対戦。18分に試合を動かしたのがアイェウだ。 敵陣中央付近でFKを獲得すると、構えたアイェウが狙いすました一撃。左に曲がる軌道でGKの手も越え、ゴール左上に決まった。 このロングFKには「素晴らしいゴール」「言葉が出ない」「プスカシュ賞ノミネートに値する!」「ワンダーストライク」といった反応が。なお、その後追いつかれ1-1で試合を終えたガーナは、5戦未勝利で2004年大会以来の予選敗退が決定している。 今夏クリスタル・パレスからプレミアリーグ昇格組のレスターへ移ったアイェウ。ここまでの公式戦14試合では流れのなかから3ゴールを記録しているが、FKの場面にも期待が懸かる。 <span class="paragraph-title">【動画】先制ゴラッソに歓喜の輪! アイェウのコース完璧なロングFK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Jordan Ayew scores a stunning freekick to put Ghana ahead against Angola.<a href="https://twitter.com/hashtag/GTVSports?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#GTVSports</a> <a href="https://t.co/cl9WPRilqx">pic.twitter.com/cl9WPRilqx</a></p>&mdash; GTV SPORTS+ (@mygtvsports) <a href="https://twitter.com/mygtvsports/status/1857505097007206649?ref_src=twsrc%5Etfw">November 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.16 22:30 Sat
2

完璧ミドルも喜びなしのガルナチョ、主将ブルーノが代弁 「一部ファンの信頼を失ったと…」

マンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョがゴールを決めた後の様子が注目を集めている。 ユナイテッドは10日のプレミアリーグ第11節でレスター・シティとホームで対戦し、3-0で勝利。ここ4試合続いたルート・ファン・ニステルローイ氏の暫定体制は3勝1分け無敗という結果で締めくくられ、ルベン・アモリム新監督を迎えることに成功した。 だが、この試合のユナイテッドで変に注目されるのがアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョだ。途中から出場した20歳アタッカーは82分に完璧なコントロールショットでダメ押しゴールを決めたが、一切の喜ぶ様子なし。仲間が駆け寄っても、だ。 先制弾を含め、全得点に絡む活躍で存在感を放った主将のポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは試合後、イギリス『BBC』のインタビューで本人に代わって説明。一部ファンの信頼をなくしたと感じたためという。 「ガルナチョは素晴らしいゴールを決めたけど、一部ファンの信頼を失ったと思い、本来のようなセレブレーションをしなかった。だから、彼に伝えたんだ。周りはいつも文句を言うものだけど、多くの人は君のことが好きだし、君のプレーを楽しんでいる人がいるよってね」 「彼にはセレブレーションをしろとも伝えた。スペシャル(なゴール)だったしね。彼は特別な選手だし、僕らには違いを生み出せる選手たちがいる。彼らこそが勝利の導き手になる選手たちなんだ」 昨季の公式戦で10ゴールを決め、今季もここまで7ゴールとそれを上回る勢いのガルナチョだが、プレミア前節のチェルシー戦では無理な仕掛けでボールロストするなど怠慢な一面も。8日のヨーロッパリーグ(EL)前にはファンとの冷ややかなやり取りも話題を呼んでいた。 また、ファン・ニステルローイ暫定監督は「私にとってそんなに問題じゃない」とキッパリ。「彼とは試合前に話して、多くの試合に出場し、多くの時間をプレーしてきたわけだから、ベンチから違いを生み出す必要もあると言ったんだ」と述べている。 <span class="paragraph-title">【動画】ガルナチョが見事な一撃! ただ笑顔なし…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Sa4Tw3ofj78";var video_start = 152;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.11 16:02 Mon
3

今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon
4

トゥヘル監督就任に批判的な声も、イングランド人指揮官は「あまり多く語るべきではない」…プレミアでイングランド人監督は1人も優勝なし

史上3人目の外国人監督としてイングランド代表を率いることとなったトーマス・トゥヘル監督。イングランド人以外が指揮を執ることには反対意見も浮上している。 ガレス・サウスゲイト監督がユーロ2024を最後に退任。暫定体制でここまで戦ってきた中、ドイツ人指揮官のトゥヘル監督が就任することが決定した。 サッカーの母国と呼ばれながら、ワールドカップの優勝はない自国開催の1966年が最後。ユーロではサウスゲイト監督の下で2大会連続準優勝と成績を残していたが、優勝は一度もない状況だ。 新監督決定に向けては約10名がイングランドサッカー協会(FA)の面接を受けたとのこと。イングランド出身の指導者も含まれていたが、最終的にはドイツ人のトゥヘル監督に決定した。 元イングランド代表DFのギャリー・ネビル氏は「有害」と外国人監督の招へいに否定的だが、かつてイングランドの世代別代表を指揮していたレスター・シティのスティーブ・クーパー監督は、まだまだイングランド人はレベルアップが必要とし、今の状況では多くを語るべきではないとした。 「時が経つにつれ、英国の指導者がさらに向上し、世界トップクラスに並ぶようになることを期待している」 「その間、我々は与えられたあらゆる機会を生かし、良い仕事をしなければならない。定期的にそれができるようになるまで、あまり多くを語るべきではないかもしれない」 「私はイギリスの文化を心から信じているし、指導者の教育の道も信じている」 ちなみに、プレミアリーグは世界最高峰のリーグの1つと呼ばれているが、4連覇中のマンチェスター・シティを率いるのスペイン人のジョゼップ・グアルディオラ監督。近年リバプールで優勝したのもドイツ人のユルゲン・クロップ監督と外国人監督が続いており、イングランド人監督が優勝したことは過去1度もない。マンチェスター・ユナイテッドを長らく指揮したサー・アレックス・ファーガソン氏やブラックバーンで優勝したケニー・ダルグリッシュ氏はスコットランド人。アーセナルで優勝を経験しているアーセン・ヴェンゲル氏はフランス人、チェルシーで3度優勝しているジョゼ・モウリーニョ氏もポルトガル人と、イングランド人は1人もおらず、意地とは別に外国人に指揮を任せるのも仕方ないかもしれない。 2024.10.17 21:10 Thu
5

テン・ハグ解任後の初戦で5ゴール大勝、ファン・ニステルローイ暫定監督はファンのサポートに感謝「信じられないような形で私をサポートしてくれた」

マンチェスター・ユナイテッドのルート・ファン・ニステルローイ暫定監督が、EFL杯(カラバオカップ)勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 28日にエリク・テン・ハグ監督解任を発表したユナイテッドは、30日にEFL杯4回戦でレスター・シティと対戦した。 15分にカゼミロが先制点を記録したのを皮切りに点の取り合いとなった試合は、アレハンドロ・ガルナチョやブルーノ・フェルナンデスにもゴールが生まれて前半だけで4-2のスコアに。後半、B・フェルナンデスが2点目を記録してリードを3点に広げると、その後は失点を許さず5-2で勝利した。 EFL杯ベスト8進出を決めたファン・ニステルローイ暫定監督は、テン・ハグ監督解任への複雑な胸中を明かしつつ、チームが失望から立ち直り適切なパフォーマンスを示せたと喜んでいる。 「この数日間は複雑な気持ちで過ごしていた。エリクが去ったのは悲しかったよ。彼が私をここに連れてきてくれたんだ。それでも、彼は2つのトロフィーを手にして去るのだから、胸を張って良いと思う」 「試合には75000人のファンが集まり、チームを応援してくれた。彼らは信じられないような形で私をサポートしてくれたと思う。我々は選手たちに準備させ、チームは難しい局面を乗り越え、素晴らしいパフォーマンスを見せた」 「(テン・ハグ監督解任が)発表された当日、チームにとっても我々全員にとっても難しい状況だった。だから、今日こうした反応やプレーを示せたのは、選手たちによる大きな成果だろう。スタジアムにいる7万5千人や、それ以外の何百万人ものファンのため戦うと誓ったんだ」 「彼らのため、我々は姿を示したかった。このクラブが築き上げ、戦い続け、決して止まらないことを示したかったんだ。それがユナイテッドなのだから」 「素晴らしいゴールをいくつか決められた。最初のゴールはカゼミロが決めた絶対的な美しさを持つものだった。彼は素晴らしい人間であり、選手でもある。そしてガルナチョのゴールはジオゴ・ダロトのクロスからによるもので、非常に良いフィニッシュだったと思う。ファンはフットボールを楽しみ、家に帰れるはずだ」 また、クラブがスポルティングCPのルベン・アモリム監督招へいに迫っている中で、ファン・ニステルローイ暫定監督は自身の去就に言及。どのような立場であっても、ユナイテッドを支えていきたいとの考えを示している。 「私はアシスタントとして、クラブを助けるためここに来た。将来はどんな立場であれ、クラブをさらに助け、未来に向けて築いていくためここにいるだろう」 「私の周りにはクラブのため最善を尽くしたいと思っている人がたくさんおり、それはこれからも変わらない。日曜日、そしてリーグ戦のチェルシー戦に集中することが大事だろう。将来がどうなるかについては、それから待とう」 2024.10.31 11:10 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly