鎌田大地獲り秒読みのミラン、武者修行先で躍動の21歳FWコロンボは去就不透明

2023.05.29 14:51 Mon
Getty Images
ミランが保有するU-21イタリア代表FWロレンツォ・コロンボ(21)の去就が注目されているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
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コロンボはミランの下部組織で育ったストライカー。2020-21シーズンにミランでプロ初ゴールを記録したなか、昨季はセリエBのSPALへ、今季はレッチェへと武者修行し、レッチェでは公式戦33試合で6ゴールを記録した。一歩一歩、着実に経験を積んでいる。レンタル期間は来月で満了となり、ミランの選手として今夏のプレシーズンを迎える予定。一方、レッチェを率いるマルコ・バローニ監督は28日のセリエA第37節モンツァ戦で90+11分に劇的決勝点を決め、チームを1-0の勝利に導いたコロンボについて、買い取りを希望していると明言した。
「コロンボは質の高い選手だ。これからも彼が必要だ」

どうやらレッチェは今夏、コロンボを250万ユーロ(約3億7000万円)の買い取りオプションが付いた1年間のレンタル移籍で再獲得する可能性がある模様。1年後にレッチェが買い取りを実行すれば、ミランには300万ユーロ(約4億5000万円)の買い戻しオプションが付く契約だという。
しかし、ミランもFW陣の多くが退団する見込み。契約満了となるスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(41)、トルコ行きが濃厚なベルギー代表FWディヴォク・オリジ(28)、元クロアチア代表FWアンテ・レビッチ(29)の3選手がクラブを去るとみられている。

また、今夏は36歳の絶対的エース・フランス代表FWオリヴィエ・ジルーのポジションを取って変われる選手の獲得を目指しており、コロンボが後継者に指名される可能性も排除できず。レッチェへのレンタル延長か、ミラン帰還か、コロンボはひとまずレッチェに別れを告げてミラノの街に戻ってくるとのことだ。

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