デ・ケテラエルのドッピエッタでエンポリに競り勝ったアタランタが11連勝で首位キープ【セリエA】
2024.12.23 05:36 Mon
アタランタは22日、セリエA第17節でエンポリをホームに迎え、3-2で競り勝った。
追う展開となったアタランタは17分にアクシデント。レテギが左足を痛めてピッチに倒れ込み、4分後にザニオーロとの交代を強いられた。
それでも34分に追いつく。左サイドからのザッパコスタのクロスをデ・ケテラエルが頭で合わせた。
2-1として迎えた後半、53分にエデルソンが際どいミドルを放ったアタランタだったが、その前のプレーでジムスティが自陣ボックス内でのファウルをVARの末に取られPKに。これをエスポージトに決められ同点とされてしまった。
その後はエンポリを崩せず苦戦を強いられたアタランタだったが、終盤の86分に決勝弾。右サイドからカットインしたデ・ケテラエルがシュートを蹴り込んだ。
デ・ケテラエルのドッピエッタの活躍で競り勝ったアタランタが怒涛の11連勝で首位をキープしている。
アタランタ 3-2 エンポリ
【アタランタ】
チャールズ・デ・ケテラエル(前34)
アデモラ・ルックマン(前46)
チャールズ・デ・ケテラエル(後41)
【エンポリ】
ロレンツォ・コロンボ(前13)
セバスティアーノ・エスポージト(後11)【PK】
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前節カリアリにウノゼロ勝利とし、セリエA10連勝とした首位アタランタ(勝ち点37)は、レテギを最前線に、ルックマンとデ・ケテラエルをシャドーに据える3トップで臨んだ。10位エンポリ(勝ち点19)に対し、アタランタが押し込む入りとなるも13分に失点。スローインの流れからコロンボにゴールを許した。それでも34分に追いつく。左サイドからのザッパコスタのクロスをデ・ケテラエルが頭で合わせた。
同点としたアタランタが押し込む中、42分にFKからベッラノーバのヘディングシュートがポストに直撃すると、追加タイム1分に逆転弾。ザニオーロのヘディングでの落としを受けたルックマンがシュートを決めきった。
2-1として迎えた後半、53分にエデルソンが際どいミドルを放ったアタランタだったが、その前のプレーでジムスティが自陣ボックス内でのファウルをVARの末に取られPKに。これをエスポージトに決められ同点とされてしまった。
その後はエンポリを崩せず苦戦を強いられたアタランタだったが、終盤の86分に決勝弾。右サイドからカットインしたデ・ケテラエルがシュートを蹴り込んだ。
デ・ケテラエルのドッピエッタの活躍で競り勝ったアタランタが怒涛の11連勝で首位をキープしている。
アタランタ 3-2 エンポリ
【アタランタ】
チャールズ・デ・ケテラエル(前34)
アデモラ・ルックマン(前46)
チャールズ・デ・ケテラエル(後41)
【エンポリ】
ロレンツォ・コロンボ(前13)
セバスティアーノ・エスポージト(後11)【PK】
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「100人中誰もファウルだとは言わない」ブルージュ戦のPK判定に憤るアタランタ陣営…ガスペリーニ「フットボールは完全に別のスポーツになりつつある」
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老将預かりで才能爆発のデ・ケテラエル、ミラン復帰視野に入れず「本当に申し訳ない。けどもう戻れない」
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元コロンビア代表MFフアン・クアドラード(36)が欧州を去る可能性もあるようだ。 2009年に21歳で欧州上陸のクアドラード。 “若手の登竜門”ウディネーゼが欧州への橋渡しとなり、以後、フィオレンティーナ、チェルシー、ユベントス、インテルに在籍。チェルシーでのプレミアリーグ優勝を経て、ユーベ&インテルで通算6回のセリエA優勝も。今季からはアタランタでバックアッパーを務めている。 そんななか、イタリア『カルチョメルカート』によると、メキシコ1部・リーガMXのクラブ・レオンがクアドラード獲得に本腰。メキシコは移籍市場が3月まで開いており、これからじっくりアタランタと交渉する時間があるようだ。 クラブ・レオンはクラブW杯2025を見据えて積極補強中。クアドラードの盟友たるコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスも1月に獲得し、同選手はすでに主将兼エースとして活躍中だ。クラブW杯のグループステージではチェルシー、フラメンゴ、エスペランスと対戦する。 2025.02.06 11:21 Thu4
選手売却でサイクルを回す“売りのアタランタ”、今度は夏のルックマン売却を準備「意志に反してまで残るなんてダメ」
アタランタの幹部2人が、ナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマン(27)の売却を示唆。イタリア『コリエレ・デラ・セラ』が伝える。 ルックマンは市場価値5500万ユーロ(約89.9億円)というセリエA有数のアタッカー。 22年夏にレスター・シティからアタランタへ加入後、22-23シーズンはセリエA13得点、23-24シーズンは11得点、今季すでに10得点と3年連続2桁得点を記録し、昨季のEL決勝ではレバークーゼン相手に3得点を叩き込んだ。 まさにアタランタ新時代を引っ張る存在なわけだが、必然的に他クラブからの熱視線も浴びることに。EL優勝後の昨夏は残留で、契約も26年夏まで残すが、やはりそこは“売りのアタランタ”…ルックマンも売却する用意があるようだ。 アントニオ・ペルカッシ会長とルカ・ペルカッシ最高経営責任者(CEO)が本件に言及。この冬の間にアタッカーを1人獲得し、2025年夏にもルックマンを売却する用意を整えるようだ。 「できる限りの誠意を尽くして残留を求めるが、ルックマン自身の意志に反してまでここに残るなんてことは、あってはならない」 「たとえばトゥン・コープマイネルス。彼は昨夏ユベントスに移籍するため、奇妙な診断書の数々を提出してまでアタランタの練習を拒否したが、そこまでする必要はないということだ」 「現場サイドの要望により、今月中に前線の選手を1人確保する見通しでね。それが誰かはまだ我々としてもハッキリしていないが、価値ある選手であることは間違いない」 アタランタといえば、23年夏にデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドをマンチェスター・ユナイテッドへ高値で売却。 その半年後、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は「ホイルンドの売却益はCL3回出場の賞金額とほぼ同じ」と笑顔で振り返り、さらに半年後、EL制覇で欧州タイトルを獲得した。 2025.01.24 21:05 Fri5