トッテナムのメイソン暫定監督が続投希望、ファンにもメッセージ 「クラブの空気は悪くない」
2023.05.13 16:53 Sat
トッテナムで暫定的に指揮を執るライアン・メイソン監督(31)が続投を希望している。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。
3月末にアントニオ・コンテ監督を解任後、正式な指揮官が不在のトッテナム。コンテ監督の後を受けたクリスティアン・ステッリーニ氏もクラブを去り、現在はコーチのメイソン氏が暫定指揮を執っている状況だ。
来シーズンに向けてはブライトン&ホーヴ・アルビオンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督(43)らの招へいを画策しているとも言われるが、現役時代の古巣で自身2度目の暫定指揮官を務めているメイソン氏は続投を望んでいる。
「私は『いつでも準備ができている』と話してきた。クラブを助けることができると確信しているのだ。監督という責任を初めて負ったときから、この気持ちを抱き続けてきた。自分の感情に忠実でありたい」
続投希望を明言したメイソン氏だが、一方でクラブ状況にも言及。ファンや世間が考えるほど、悪い空気は流れていないと語った。
「サッカーの世界は急速に変化するもの。その中で自分たちが何者であるかを見失ってはいけない。現在のプレミアリーグは多くのクラブが一貫した体制で取り組んでいるね。理想的な未来に向けて一貫性を保てれば、自分たちの時代を築くことも可能だ」
3月末にアントニオ・コンテ監督を解任後、正式な指揮官が不在のトッテナム。コンテ監督の後を受けたクリスティアン・ステッリーニ氏もクラブを去り、現在はコーチのメイソン氏が暫定指揮を執っている状況だ。
来シーズンに向けてはブライトン&ホーヴ・アルビオンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督(43)らの招へいを画策しているとも言われるが、現役時代の古巣で自身2度目の暫定指揮官を務めているメイソン氏は続投を望んでいる。
続投希望を明言したメイソン氏だが、一方でクラブ状況にも言及。ファンや世間が考えるほど、悪い空気は流れていないと語った。
「みんなが思っているほど、悪くはない。クラブ内の誰もがそう言うよ。我々は強いサッカークラブであり、トップクラスの選手、偉大な選手もいる。私自身もクラブの未来には楽観的だ。浮き沈みのある難しいシーズンなのは確かだが、このグループ、このクラブの団結を信じている」
「サッカーの世界は急速に変化するもの。その中で自分たちが何者であるかを見失ってはいけない。現在のプレミアリーグは多くのクラブが一貫した体制で取り組んでいるね。理想的な未来に向けて一貫性を保てれば、自分たちの時代を築くことも可能だ」
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「ここに居ることが奇跡」頭蓋骨骨折から奇跡の復帰を遂げたヒメネスが回想、同様の事故に遭ったレジェンドの支えも明かす
頭蓋骨骨折から復帰したウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが、当時を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 メキシコ代表のエースとしてプレーし、ウォルバーハンプトンでもストライカーとして活躍していたヒメネス。しかし、2020年11月に悲劇が襲う。 アーセナルとの一戦に出場していたヒメネスだったが、空中戦の競り合いでアーセナルの元ブラジル代表DFダビド・ルイスと激突。頭部同士の衝突となったなか、ヒメネスは頭蓋骨を骨折する重傷。外傷性脳損傷とも診断され、当初は引退も囁かれたが、2021年2月にトレーニングに復帰。今シーズンの開幕戦であるレスター・シティ戦にも先発フル出場を果たしていた。 奇跡的な復帰を遂げたヒメネスはメディアに向けて当時のことを振り返った。 「最初の瞬間から、外科医とドクターは僕に何が起きたのか、そしてリスクを教えてくれた」 「ところどころ聞きたいものではなかったけど、それが彼らの仕事だ。彼らは僕がここに居ることが奇跡だと言っていた」 「骨が折れ、脳内に少し出血があった。そのため、手術を迅速に行う必要があり、ドクターの仕事は本当に素晴らしかった」 「最初から彼らは僕を親身にサポートしてくれた。頭蓋骨骨折は、僕たち全員が治癒すると予想していたよりも長くかかった。僕がここに居るのは本当に奇跡なんだ」 2月にトレーニングに戻ったヒメネスは、2020-21シーズンはその後の出場はなし。プレシーズンが始まった7月に完全にトレーニングに合流し、親善試合でゴールも記録した。 そのヒメネスだが、試合のために特別に作られたヘッドギアを着用している。このヘッドギアはキャリアを終えるまでつけ続けることになるもの。 「足首のケガやヒザのケガのようなものだといつも思っていた。回復した後、好きなことをやり直すつもりだよ」 「自分のキャリアを終えたり、選手を辞めたりすることを考えたことはなかった。その可能性はあったけど、僕はいつだって戻ってくると確信していたんだ」 プレミアリーグではヒメネスと同様に頭蓋骨を骨折した選手がいる。最も記憶にあるものはチェルシーの元チェコ代表GKペトル・チェフだろうか。2006年にボールを滑りながらキャッチに行ったところ、相手のヒザが側頭部に入り、頭蓋骨を陥没骨折。緊急の手術を行い見事に復帰。その後はトレードマークともなったが、ヘッドギアを引退まで着用し続けた。 昨シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督の解任後にトッテナムで暫定監督を務めていたライアン・メイソンも頭蓋骨を骨折している。2017年1月、ハル・シティ在籍時にチェルシー戦で頭蓋骨を骨折。その後復帰はしたものの、プレーすることなく2018年2月に引退している。 また、最近では2018年8月にマイケル・キーンが頭蓋骨を骨折している。激しいプレーを提供してくれる一方で、危険とは隣り合わせだ。 ヒメネスはチェフと連絡を取り合っていると明かし、同じケガを負った者同士、わかり合うことが多いという。 「僕はペトルと連絡を取り合っている。彼は僕が必要な時にメッセージを送ってくれる」 「かつてチームがロンドンに行った時、彼はドクターと一緒にホテルに来て、ヘルメットの1つを持ってきたんだ。僕たちが同じようなことができるかを確認しにきてくれた。彼らは僕を知らなくても助けてくれる」 ヘッドギアに関しても改良を加えているヒメネス。しかし、やはり着けないでプレーしたいという考えはあるようだ。 「もし僕が使えるかを選べたら、使わないね。普通にプレーをする」 「でも、ドクターは僕にとってより危険になる可能性を防ぐため、保護のためだと僕に言った」 「ヘッドギアなしでプレーするのは良い気分だけど、僕はドクターらの許可がなければならないことを知っている。彼らは僕が使用することが最善であると言う」 ウォルバーハンプトンは、22日に行われるプレミアリーグ第2節をホームのモリニュー・スタジアムで戦う。スタンドにファンが戻って始まっているリーグ。久々に声援を聞いてプレーすることが可能だ。 さらに、相手はトッテナム。昨シーズンまでチームを率いた、ヌーノ・エスピリト・サント監督が率い、退任後初めて戻ってくるとあり、大きな盛り上がりを見せることだろう。 ヒメネスはプレーを楽しみたいとし、ファンの前で良いパフォーマンスを見せたいと意気込んだ。 「僕は本当に気分が良いよ。9カ月近くいなかったから、改めて選手になったような気がする」 「今、僕はチームと一緒にトレーニングをし、プレシーズン全体を過ごしてきた。復帰して、シーズンを再開するのはふさわしい瞬間だった」 「ファンが僕の名前を呼ぶ瞬間を待ちわびている。ケガをする前は、僕は良いプレーをしていた。チームは本当に良いプレーをして、ピッチ上で良いパフォーマンスだった」 「僕たちは家族のような者だよ。チームに相応しい場所に戻ることが目標だ」 <span class="paragraph-title">【動画】一時は本当に危険だったヒメネス激突の試合(0:30~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kEYqLpByx5w";</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.08.18 21:45 Wedトッテナムの人気記事ランキング
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