リシャルリソン、コンテ前監督からの2時間のお叱り明かす…自身の非を認め期待外れの責任負う

2023.07.09 14:57 Sun
Getty Images
トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソンが、アントニオ・コンテ前監督からチームミーティング中に2時間に渡ってお叱りを受けたことを明かした。『ESPN』が伝えている。

昨夏、エバートンから総額6000万ポンド(約109億円)でトッテナムに加入したリシャルリソン。しかし、新戦力の起用に慎重なコンテ前監督の起用法や度重なる負傷離脱によって、加入1年目は公式戦35試合3ゴール4アシストと完全な期待外れの結果に終わった。

また、今年3月にミランに敗れてチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16敗退となった際には「クソみたいなシーズン」と自身の負傷を含め、現状に対する強い不満を訴えた上、コンテ前監督や暫定指揮官のクリスティアン・ステッリーニ氏らコーチ陣の起用法を批判する趣旨のコメントを発していた。
その後、コンテ前監督は公式会見の場で「エゴイスト」とリシャルリソンの振る舞いを非難していたが、公の場だけでなくクラブ内でも同選手に対して、厳しい態度で接していたことが分かった。

リシャルリソンはポッドキャストの『Que Papinho』に出演した際、当時の指揮官との衝突を回想。自身の非を全面的に認めながらも、チームミーティング中に2時間に渡ってお叱りを受けたことを明かした。
「もちろん、チャンピオンズリーグで敗退した後だったし、時間やその他のすべてが必要だった。もちろん、インタビューではバカなことを言ってしまったと思うよ。だから、その後に彼(コンテ)に謝罪したよ」

「その際、彼に自分を罰したいならば罰を受け入れる覚悟がある、とさえ言ったよ。僕らはそこで問題を解決し、その後、もう一度走ろうとしていた。だけど、またケガが発生してしまったんだ。好むか好まざるかにかかわらず、結局は頭にも影響してしまった」

「彼はグループに対しても毅然とした態度を示し、自分がそこにいて、まだ責任を持っていると言えるようにしなければならなかった」

「それが彼の人々やグループへの接し方であり、彼はミーティングでみんなの前で僕を罵倒することだけに2時間近くを費やしていた(笑)」
「そしたら周りの仲間たちも『リッチー、もうやめろ。とにかく2時間耐えろ』って言っていたよ(笑)」

「誰もがあの場を離れたがっていたけど、僕らは最後までそこにいた。ただ、その時点で問題は解決した、あとは大丈夫だったよ」

さらに、コンテ前監督の解任時には一部メディアによって「反コンテ派のリーダー」として扱われ、後に一連の報道を完全に否定すると共に怒りを示していたリシャルリソン。

今回のインタビューでは改めてコンテ前監督との間に問題がなかったことを強調している。

「クラブが彼を解任した後、僕は彼にメッセージを送った」

「僕が謝ったのは、彼が自分の獲得を求めてきた人だったからだ。僕は彼が期待していたほど彼を助けることができなかった。自分にできるのは、そこで起こったことについて謝罪することだけだったよ」

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史上初の国外開催! アーセナルとスパーズが香港で“ノース・ロンドン・ダービー”を開催

アーセナルとトッテナム・ホットスパーは31日、2025-26シーズンのプレシーズンの一環として、香港にてノース・ロンドン・ダービーを行うことを発表した。 試合が行われるのは香港の啓徳スタジアム。7月31日(木)の19時30分にキックオフを迎える予定だ。 アーセナルとスパーズによるノース・ロンドン・ダービーがイギリス国外で行われるのは史上初の出来事。スパーズは2024年に日本と韓国を訪問し、定期的にアジアを訪問。アーセナルは近年アメリカでプレシーズンツアーを行っており、香港を訪れるのは2012年以来とのことだ。 アーセナルのマネージング・ディレクター(MD)を務めるリチャード・ガーリック氏は今回の香港遠征にコメントしている。 「アーセナルの全員が7月に香港を訪問できることをとても楽しみにしている。13年ぶりに男子トップチームのメンバーと再会できることは素晴らしいことだと思うし、この地域の素晴らしいサポーターの多くと再会できる機会になる」 「一生懸命トレーニングして試合に臨むだけでなく、この素晴らしい世界の地で香港のサポーターと交流できることが待ちきれない」 「素晴らしい新たな啓徳スタジアムでトッテナム・ホットスパーと対戦することは、両チームとサポーターにとって素晴らしい経験となるだろうし、新シーズンに向けたプレシーズンの準備の非常に重要な部分となるだろう」 また、スパーズの最高収益責任者(CRO)を務めるライアン・ノリス氏もコメントしている。 「イングランドサッカーにおいて、ノース・ロンドン・ダービーほど大きなイベントはほとんどない。香港でこの試合を行うことは、アジア全域の熱狂的なファンにとって大きな機会となるだけでなく、新シーズンに向けてチームにとって理想的な準備となるだろう」 「ツアーの伝統として、我々が訪問する際、クラブは試合そのものだけでなく、慈善活動の支援、地元文化の祝賀、子供向けのサッカークリニックの実施、ファンやパートナーとの交流など、様々なことに関わっている。このような美しい場所を再び訪れることが待ちきれない」 なお、この試合は香港フットボールフェスティバル2025の一環として開催。啓徳スタジアムでは、リバプールとミランが7月26日に対戦することも発表されている。 2025.03.31 18:45 Mon

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