「少し不運だった」ゴール取り消し&PKなしの三笘薫、決勝点関与で評価上がらず「終始脅威だったが…」

2023.04.09 14:45 Sun
Getty Images
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫のプレーを巡って論争が巻き起こっている。
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8日、プレミアリーグ第30節でブライトンはトッテナムとアウェイで対戦。共に来シーズンのヨーロッパの大会出場を目指す中、三笘も先発フル出場を果たす。
試合は10分にソン・フンミンがネットを揺らして先制。それでも17分に三笘がアレクシス・マク・アリスターが絶妙な浮き球のパスに反応。これを見事にスペースに抜け出した三笘がボックス内でトラップしてそのままボレー。ネットを揺らして同点かと思われたが、VARで取り消しとなった。

前半は何度か良いシーンを作りながらもゴールを奪えない三笘。それでも34分にルイス・ダンクがネットを揺らして同点に追いつき、1-1で後半を迎えるが、後半に入るとトッテナムがギアを上げ、三笘も簡単に得意のドリブルをさせてもらえない展開に。ブライトン自体が攻撃を組み立てられない時間が続いていく。

それでも71分、CKのシーンでGKウーゴ・ロリスがパンチング。高く上がったボールをボックス内で三笘がトラップしたところで、ピエール=エミール・ホイビュアに足を完全に踏まれて倒れ込む。しかし、主審はノーファウルの判定。このシーンは明確なミスジャッジではないとしてVARが介入せず。ただ、映像では明らかに足を踏まれており、現地映像では何度もリプレイされ、ファウルではないかと暗に訴える状況となった。
すると、79分に三笘は自陣でボールを奪われると、そこから持ち込まれて最後はハリー・ケインのゴールが決まり、トッテナムが2-1で勝利したが、ブライトンにとっても三笘にとっても煮え切らない試合となった。

イギリス『Sussex Live』は選手評価を行い、三笘はチームの中で低い6点(10点満点)の評価を受けた。

「前半の彼の見事なフィニッシュがハンドで取り消されたことは少し不運だった」

「終始脅威となったが、スパーズの2点目は自陣でボールを奪われ、その数秒後にボールがネットを揺らすこととなった」

また、イギリス『Sussex Express』は7点(10点満点)の評価をつけた。

「VARのハンドの判定でゴールを奪われた」

「積極的に前に出て行ったが、ルーズなプレーでホイビュアにカットバックを許し、ケインの決定的なゴールに繋がってしまった」




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