レンジャーズがジェラード元副官のマイケル・ビール氏を新指揮官に招へい!

2022.11.29 07:30 Tue
Getty Images
レンジャーズは28日、マイケル・ビール氏(42)の新指揮官招へいを発表した。契約期間は026年6月30日までの3年半となる。

なお、ビール氏はチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRを指揮しており、レンジャーズは引き抜きに際して違約金を支払うことになる。

レンジャーズは今月21日、成績不振を理由にジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督の解任を発表。昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)でチームを準優勝に導いたが、今季はチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ6戦全敗を喫し、国内リーグでも首位セルティックに独走を許すなど、開幕からチーム状態が上向かないまま中断期間を迎えていた。
後任に関してはアストン・ビラを解任されてフリーのスティーブン・ジェラード氏の再招へい、クラブOBである横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督がビール氏と共に有力な候補に挙がっていた。

しかし、最終的にクラブはジェラード体制でチームに無敗優勝をもたらした若き戦術家を新指揮官として迎え入れた。
古巣復権を託されたビール氏はクラブ公式サイトを通じて意気込みを語った。

「戻ってきて、今朝みんなに会えるのは素晴らしいことだ。新しい顔もいますが、本当によく知っている人もおり、みんなに会えてうれしいよ」

「非常に誇りに思っているし、素晴らしい気持ちだ。ここは素晴らしいフットボールクラブであり、組織だからね。ここで働くすべての人にとって大きな特権だが、このフットボールクラブの監督であることは非常に特別なことなんだ。私より以前にこの椅子に座っていた素晴らしい人たちが何人かおり、今自分がその立場にあることを非常に誇りに思っている」

かつてサンパウロでロジェリオ・セニ監督、レンジャーズとアストン・ビラでジェラード監督の副官を務めたビール氏は、今年6月にQPRの監督に就任。監督初挑戦となった中、ここまでのチャンピオンシップでは9勝4分け8敗の7位という戦績を残していた。

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欧州王者シティがナメられた90年代後半の暗黒期…3部降格、現4部クラブとの合併話...「私が会長でなければ今ごろ...」

マンチェスター・シティのデビッド・バーンスタイン元会長が、振り返るのも無惨なクラブの暗黒時代を振り返った。イギリス『ミラー』が伝えている。 イングランド王者、そして欧州王者のシティ。2008-09シーズンに中東資本参入によるビッグクラブ化計画が始まって以降、プレミアリーグを7度制し、1880年の創立から143年、昨季とうとうチャンピオンズリーグ(CL)を初制覇した。 しかし、そんなシティがほんの十数年前まで、宿敵マンチェスター・ユナイテッドの足元はおろか、残留争いが定位置のクラブだったことを、日本の若きサッカー少年・少女は知らないかもしれない。 バーンスタイン氏はシティが3部リーグ降格直前の1998年春に会長となり、「最大の暗黒期」だったと言われる2003年まで5年間務めた人物。シティのプレミアリーグ復帰に尽力したとして、今なおサポーターから高く評価・尊敬される御年80歳の長老だ。 氏は、ウィンブルドンFC(※1)との合併話や、レンジャーズ(スコットランド1部)のフィーダークラブ化案といった、2024年現在では考えられないような、シティが“下に見られた”1990年代後半を振り返る。 (※1)2004年消滅。後身のミルトン・キーンズ・ドンズFCは現在イングランド4部 「ウィンブルドンとの合併がプレミアリーグ復帰への最大の近道…そんな時代があったんだよ。先方からオファーが来たんだ。その後にはレンジャーズから手紙が届いた。彼らは我々(シティ)を自分たちのフィーダークラブ(※2)にしようとしていたんだ」 (※2)シティとジローナ、チェルシーとフィテッセのような関係性。シティは若手選手のレンタル先にジローナをよく利用する 「もちろんどちらもすぐに却下した。正直に言って、あの時代に私が会長だったことはこの上なく幸運なことだったはずだよ。私はシティのファンだからね。誘惑に駆られがちな人間が会長だったら、シティは今ごろどうなっていたか」 バーンスタイン氏はマンチェスターにほど近いマージーサイド州の出身で、幼少期からのシティサポーター。のちにFA(イングランドサッカー協会)会長も務め上げたこの男がいなければ、いまのシティは間違いなくなかっただろう。 2024.02.18 15:25 Sun

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