降格圏ウルブスがラージ監督を解任…PL8戦3得点と得点力不足が深刻化
2022.10.03 07:30 Mon
ウォルバーハンプトンは2日、ブルーノ・ラージ監督(46)の解任を発表した。
昨夏、ヌーノ・エスピリト・サント前監督の後任としてウルブスの新指揮官に就任したラージ監督。就任1年目はヌーノ体制で採用していた[3-5-2]の堅守速攻をベースに、より能動的にゲームを作る自身のエッセンスを注入し、10位でのフィニッシュに導いた。また、今年1月にはプレミアリーグ選出の月間最優秀監督賞も受賞していた。
しかし、就任2年目となった今季は8試合消化時点で1勝3分け4敗で降格圏の18位に低迷。DFネイサン・コリンズやMFマテウス・ヌネス、FWゴンサロ・ゲデス、FWサーシャ・カライジッチといった新戦力を補強し、4バックへのシステム変更を敢行したが、カライジッチの長期離脱やエースFWラウール・ヒメネスのコンディションの問題もあり、8試合でわずか3得点と得点力不足が深刻化していた。
そういった中、1日に行われたウェストハム戦の0-2の敗戦翌日にクラブはポルトガル人指揮官の更迭を決断。後任が決定するまではユースチームを率いるスティーブ・デイビス氏、ジェームズ・コリンズ氏が暫定的にチームを指揮することになる。
ラージ氏はベンフィカの下部組織やBチームの指揮官を歴任し、2019年1月からトップチームを指揮。2018-19シーズンはシーズン途中就任ながら逆転でリーグ優勝を達成。しかし、2019-20シーズンはリーグ優勝を逃し、シーズン終了後に退任していた。
昨夏、ヌーノ・エスピリト・サント前監督の後任としてウルブスの新指揮官に就任したラージ監督。就任1年目はヌーノ体制で採用していた[3-5-2]の堅守速攻をベースに、より能動的にゲームを作る自身のエッセンスを注入し、10位でのフィニッシュに導いた。また、今年1月にはプレミアリーグ選出の月間最優秀監督賞も受賞していた。
しかし、就任2年目となった今季は8試合消化時点で1勝3分け4敗で降格圏の18位に低迷。DFネイサン・コリンズやMFマテウス・ヌネス、FWゴンサロ・ゲデス、FWサーシャ・カライジッチといった新戦力を補強し、4バックへのシステム変更を敢行したが、カライジッチの長期離脱やエースFWラウール・ヒメネスのコンディションの問題もあり、8試合でわずか3得点と得点力不足が深刻化していた。
ラージ氏はベンフィカの下部組織やBチームの指揮官を歴任し、2019年1月からトップチームを指揮。2018-19シーズンはシーズン途中就任ながら逆転でリーグ優勝を達成。しかし、2019-20シーズンはリーグ優勝を逃し、シーズン終了後に退任していた。
ブルーノ・ラージ
ヌーノ・エスピリト・サント
ヌーノ
ネイサン・コリンズ
マテウス・ヌネス
ゴンサロ・ゲデス
ラウール・ヒメネス
スティーブ・デイビス
ジェームズ・コリンズ
ウォルバーハンプトン
プレミアリーグ
ブルーノ・ラージの関連記事
ウォルバーハンプトンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ブルーノ・ラージの人気記事ランキング
1
正守護神GKが手首骨折のまま2カ月プレー!? 監督が明かす「彼の性格を示している」
GKなのに手首を骨折したままプレーしている超人的な選手がいる。 それは、ウォルバーハンプトンのポルトガル代表GKジョゼ・サ。チームの正守護神を務めている。 ここまで開幕からプレミアリーグの9試合全てのフル出場しているジョゼ・サ。チームは低迷し、9試合を終えてわずか1勝。降格圏の18位に位置している。 チームは、10月初めにブルーノ・ラージ監督を解任し、かつての指揮官であるヌーノ・エスピリト・サント氏を新たに招へいしようと画策中。交渉をしているとされている。 そんな中、暫定指揮官のスティーブ・デイビス監督がジョゼ・サについて言及。衝撃の事実を明かした。 「彼がそれをやり遂げていることは、彼が持つ勇気を示している」 「そして彼の性格を示している。GKは常に最前線にいる。なぜなら、最後のラインに立っている体。『あれやこれやを持っているかもしれない』ということは、常に他の人にとっては良い例だ。しかし、我々は彼を必要としている」 「様々な痛みの要素があり、問題になる可能性の低い骨があることを知っているのは重要だ。メディカルスタッフ、監督、選手の3者がじっくりと話し合い、選手がプレーを続けられるかどうかを判断することとなる」 ジョゼ・サは、今季の第2節以降、手首の骨が骨折した状態でプレーを続けているとのこと。ただ、生活やセービングなどには支障をきたさない骨のようで、メディカルスタッフのチェックもあった上でのプレーのようだ。 チームのゴールを守るジョゼ・サ。浮上に向けてゴールを守り続けられるだろうか。 2022.10.15 17:38 Satウォルバーハンプトンの人気記事ランキング
1
アル・ヒラル電撃移籍のネヴェスが決断の背景明かす…「僕にとって最高のトロフィーは…」
サウジアラビアのアル・ヒラルに電撃移籍したポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(26)が、今回の移籍の経緯を語った。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 2017年夏にポルトから加入して以降、ウォルバーハンプトンで通算253試合に出場するなど、ウルブスの象徴として君臨してきたネヴェス。 移籍費市場が開くたびにステップアップの可能性が取り沙汰された26歳MFに関しては、今夏の移籍市場でもバルセロナやリバプール、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリーらビッグクラブ行きの可能性が報じられていた。 しかし、ポルトから当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のウルブスに加入したことで、フットボール界を騒がせたネヴェスは、4700万ポンド(約85億円)というウルブス史上最高額でのサウジアラビア移籍という再びのサプライズを起こした。 ネームバリューではFWカリム・ベンゼマやMFエンゴロ・カンテらに及ばぬものの、欧州のビッグクラブでの成功の可能性を蹴って、中東行きを選択したネヴェスの移籍は、ある意味で最もインパクトを残した。 その渦中のアル・ヒラルMFは、直近のインタビューで移籍の経緯を説明。愛する家族に何の不自由もない生活を送らせるため、破格のサラリーを考慮しての決断だったことを素直に認めている。 「今回のオファーを受け入れることに迷いがなかった最大の理由は、自分がいつも夢見ていたような生活を家族に与えることだった」 「僕には3人の子供と妻がいる。彼らの世話をすることが、僕にとって最高のトロフィーだ」 さらに、移籍決断の一端には金銭面の大きな魅力だけでなく、アル・ヒラルをアジア最高のクラブにするという、プロジェクトの魅力もあったと付け加えている。 「アル・ヒラルをアジア最高のクラブにするというプロジェクトがある。自分の移籍に関するニュースが流れ始めてから、僕のソーシャルメディアは大騒ぎになったよ。アル・ヒラルのファンの多さと、彼らがフットボールに対してどれだけ情熱を持っているかを見るのは信じられないほどだった。だから、それは僕と家族にとって良い決断だったと確信しているよ」 2023.07.17 21:00 Mon2
リバプールがウルブスから多彩なアタッカーのジョタ獲得! 移籍金総額は60億円に
リバプールは19日、ウォルバーハンプトンからポルトガル代表FWジオゴ・ジョタ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「20」に決定。契約期間は“長期”とのみ伝えられている。 なお、イギリス『BBC』によると、今回の移籍金は4100万ポンド(約55億4000万円)となり、インセンティブ次第で最大4500万ポンド(約60億8000万円)となる可能性があるという。 ただ、リバプールは今回のオペレーションの一環でU-18オランダ代表DFキー=ヤナ・フーフェル(18)をウルブスに売却しており、同選手の移籍金総額は1350万ポンド(約18億2000万円)程度となっており、実質的な移籍金の負担は3000万ポンド(約40億5000万円)ほどになるという。さらに、ジョタの契約年数は2025年までの5年となるようだ。 母国ポルトガルのパソス・フェレイラ下部組織出身のジョタは、2016年にアトレティコ・マドリーに移籍。その翌年に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)にいたウルブスに完全移籍した。 ウルブスでは公式戦131試合の出場で44ゴール19アシストを記録し、昨季は公式戦48試合の出場で16ゴール6アシストをマーク。左ウイングを主戦場にストライカーやセカンドトップでもプレー可能な右利きのアタッカーは、優れたアジリティとドリブルテクニックに加え、オフ・ザ・ボールのランニングの質も高く、チャンスメーカーとしてもフィニッシャーとしても機能する万能型だ。 リバプールへのステップアップを果たしたポルトガル代表FWは、クラブ公式サイトのインタビューで喜びを露わにしている。 「僕にとっても家族にとっても 本当にエキサイティングな瞬間だよ」 「子供の頃からここまでのすべての道のりが、リバプールのようなビッグクラブ、ワールドチャンピオンに繋がるなんて信じられないことだよ。ここでのスタートが本当に楽しみだね」 「リバプールは世界で最高のチームの一つさ。彼らはワールドチャンピオンだし、現時点では最高のチームだ。プレミアリーグを見ても、リバプールは常に国内屈指のチームの一つとして見られているし、そんなクラブからの誘いにノーとは言えないよ」 「だから、僕らは望んでこの場所に来たんだ。ベストを尽くすつもりだし、将来的にはリバプールにとって良いオプションになることを願っているよ」 多彩なアタッカーであるジョタは、日本代表FW南野拓実と共に“ビッグ3”を支える貴重な攻撃オプションになりそうだ。 2020.09.20 02:00 Sun3
ルベン・ネヴェス、夢のバルセロナ行きは叶う? チャビ監督は違う選手を求めるも、資金調達次第で実現か
バルセロナでのプレーを夢見るウォルバーハンプトンのポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(26)だが、ハードルはいくつか残されているようだ。 ポルトの下部組織育ちのルベン・ネヴェスは、2014年7月にファーストチームに昇格。2017年7月にウォルバーハンプトンへと完全移籍で加入した。 当時もビッグクラブが関心を寄せていたルベン・ネヴェスだったが、代理人のジョルジュ・メンデス氏との繋がりが深いウォルバーハンプトンへの移籍が決定。チャンピオンシップ(イングランド2部)での戦いも経験しながら、ここまで公式戦252試合に出場し30ゴール13アシストを記録している。 今シーズンもプレミアリーグで34試合に出場し6ゴール1アシスト。ポルトガル代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)も経験した中で、ウォルバーハンプトンとの契約が残り1年となる今夏の退団が噂されている。 予てからバルセロナでのプレーを夢見ていたルベン・ネヴェスだが、バルセロナも獲得を希望。しかし、周知に事実でもある財政的な問題が大きくのしかかり、獲得のためにはそれ相応の選手の放出が条件となってしまう。 昨夏もルベン・ネヴェスの獲得に動いていたバルセロナだが、資金が足りずに断念。メンデス氏との話し合いは長きにわたって続けられている。 今夏退団が決定しているスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの後継者とも見られるルベン・ネヴェスだが、チャビ・エルナンデス監督は確信を持っていないとされ、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの方が欲しいと考えているようだ。 また、メンデス氏はバルセロナにも顧客を抱えており、スペイン代表FWアンス・ファティを高値で売却する可能性がある状況。そうなれば、ルベン・ネヴェス獲得の資金を手にすることが十分でき、ウォルバーハンプトンとの繋がりから、安く抑えることも可能と見られている。 模範的なプレーヤーであり、実力は十分。ただ、ウォルバーハンプトンでは夢であるチャンピオンズリーグ(CL)出場を叶えるのはかなり厳しい状況。チャビ監督のゴーサインも必要だが、夢を叶えることは可能だろうか。 2023.05.23 18:27 Tue4
東京生まれの17歳MFがウォルバーハンプトンとプロ契約! U-17イングランド代表としてもプレー
ウォルバーハンプトンは23日、アカデミー育ちのU-17イングランド代表MFルーク・ローリングス(17)とプロ契約を締結した。 U-18チームでレギュラーとしてプレーするローリングスだが、実は東京生まれ。その後イングランドへと渡り、ウォルバーハンプトンのアカデミーに13歳で入団した。 アンダー世代のイングランド代表としてもプレーしてきたローリングスは、ボランチを主戦場としており、インサイドハーフやセンターバックでもプレーする。 すでにファーストチームのトレーニングにも参加し、昨夏はアメリカ遠征にも帯同するなど、将来が期待されている1人だ。 U-21チームでもプレーするローリングスは初のプロ契約を締結。アカデミーのマネージャーを務めるジョン・ハンター・バレット氏がローリングスについてコメントしている。 「ルークのこれまでの努力とクラブへの貢献に報いるため、初の契約オファーを出すことができて嬉しく思う」 「ルークがこれまで見せてきたことは、我々を驚かせたものではありません。我々は常に、彼のポテンシャルと期待に基づいて行動し、決断を下している。しかし今、彼が設定した基準によって、彼はプレーとともに成長していることを示してくれた」 2025.04.24 23:55 Thu5