ユベントスのアッレグリ監督が左SBに不満、ベンフィカの主力を今冬にも確保か

2022.09.11 20:40 Sun
Getty Images
ユベントスは、今冬の移籍市場でベンフィカのサイドバックを獲得することに関心があるようだ。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ユベントスが狙うのはスペイン人DFアレハンドロ・グリマルド(26)とのことだ。

グリマルドはバレンシアのユースからバルセロナのカンテラに加入。順調に昇格し、バルセロナ・アトレティック(元バルセロナB)では92試合で6ゴール12アシストを記録。しかし、ファーストチームに昇格せずに2016年1月にベンフィカへ完全移籍した。
左サイドバックが主戦場で、サイドハーフでもプレーが可能。ベンフィカでは公式戦260試合に出場し20ゴール53アシストを記録している。

今シーズンもプリメイラ・リーガで6試合に出場し2アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)予選も4試合戦いチームを本戦出場に導くと、グループステージ第1節のマッカビ・ハイファ戦では1ゴール1アシストで2ゴールに絡み、2-0の勝利に貢献していた。
ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、左サイドバックのアレックス・サンドロマッティア・デ・シリオのパフォーマンスに不満があるとされている。

グリマルドはベンフィカとの契約が2023年6月30日で満了を迎え、現時点で契約延長の話はなく、このままいけば1月には交渉が可能に。優先的に獲得するため、1月にも獲得する可能性があるという。

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