ユーベ退団ラムジーの新天地はMLS? イタリアやトルコの選択肢も

2022.07.29 14:50 Fri
Getty Images
ユベントスを退団したウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(31)に複数のクラブが関心を寄せているようだ。

先日にユベントスとの契約を解除し、フリーの身となったラムジー。2019年夏に加入するも、度重なるケガの影響で実力を発揮できず、再起を図った昨季後半のレンジャーズ移籍も、あまり実りのないものとなってしまった。

ここ数年は停滞感があるラムジーのキャリア。それでも各国のクラブから関心が寄せられているようで、イギリス『デイリー・メール』は、有力な新天地として3つの選択肢を紹介している。
まず、セリエA昇格組のモンツァ。元ミランのオーナーでもあるシルヴィオ・ベルルスコーニ会長がスタープレーヤーの勧誘に熱心で、モンツァで与えられる役割は、ラムジーをもっとも満足させられるものではないかと考えられている。

次にガラタサライ。以前には、元ユベントスのアンドレア・ピルロ監督が率いるファティ・カラギュムルクとの交渉が明らかにされていたラムジーだが、引き続き、トルコクラブとの交渉にオープンな姿勢とのことだ。
そして、とりわけ有力視されるのがメジャーリーグ・サッカー(MLS)行きだ。特定のクラブ名は明記されていないものの、どうやら複数クラブが目を光らせている模様。今夏は同僚のDFジョルジョ・キエッリーニや同胞のガレス・ベイルも、ロサンゼルスFCへと加入している。

なお、ここでは名前が挙げられなかったが、プレミアリーグのノッティンガム・フォレストも獲得を検討していると伝えられている。

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ユルドゥズ退場も10人での勝利にトゥドール監督は安堵「爪先で掴み取るような展開だったが…」

ユベントスのイゴール・トゥドール監督が27日にホームで行われ、2-0で勝利したセリエA第34節モンツァ戦を振り返った。 前節パルマに敗れてトゥドール体制後初黒星を喫したユベントスはチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に後退。CL出場権獲得へ必勝を期す最下位モンツァ戦となった中、34分までにFWニコラス・ゴンサレスとFWランダル・コロ・ムアニのゴールで2点をリードした。 余裕の展開としかけていたが、ハーフタイム間際の追加タイム1分にMFケナン・ユルドゥズが相手MFに対してヒジ打ちを見舞って一発退場に。後半は10人での戦いを強いられたが、守備に徹して2-0のまま勝利を収めた。 暫定4位に順位を戻した中、トゥヘル監督は勝利に安堵している。 「前半はとても良いプレーができた。得点以外に2つの決定機があってもう1点決めることができたと思うが、あのアクシデントで試合の流れが変わってしまった。後半は戦いの連続で爪先で掴み取るような展開だった。だが、苦しいながらも懸命にプレーしてくれた。私の好きなスタイルだ」 「こういう勝利は選手たちの成長を促す。苦しい中でも戦って勝利できると気付かせてくれる。そういう意味でとても嬉しかった。サッカーには戦術もあるが、最終的にはデュエルに勝ち、決意を持って戦うことで勝利を掴める。私は選手たちに日々、このことを徹底させている」 一方で次節ボローニャ戦は当然ながら、次々節ラツィオ戦も悪質性の高さからユルドゥズが出場停止となる可能性が高い。CL出場権を争う直接対決で攻撃のキーマンを失うことになりそうだが、トゥドール監督は「ケナンはワールドクラスだ。真の才能を持つ者だけがあの役割をこなせる。我々は何とか代役を見つけ出さなければならない。これらの試合は直接対決で我々が何者であるかを証明する機会だ。待ちきれない」と逆境を敢えて楽しむ姿勢を示した。 2025.04.28 13:00 Mon
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インテルのイタリア人補強計画…19歳スカルヴィーニに22歳GKトゥラティ、24歳コルパーニを獲得へ?

インテルが自国イタリアの3選手をリストアップしているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 今夏にイタリア代表MFダビデ・フラッテージを獲得したインテル。宿敵ミランや選手の古巣ローマ、ユベントス、さらにはアーセナルなども名乗りを上げていたなか、イタリア人選手No.1の人気銘柄を釣り上げることに成功した。 一方で、昨シーズン中から獲得への動きが報じられてきたアタランタのイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)については、U-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(現ボローニャ)を交渉に盛り込んで移籍金引き下げを狙うも、合意できなかったという。 アタランタの要求額は5000万ユーロ(約78億9000万円)。フランス代表DFバンジャマン・パヴァール獲得に3000万ユーロ(約47億3000万円)近くを費やしたインテルの金庫には現状、5000万ユーロもないとされるが、再びアタランタにアタックするのは確実と考えられている。 また、フロジノーネのU-21イタリア代表GKステファノ・トゥラティ(22)も候補に。トゥラティは15歳までインテルの下部組織に所属し、その後は若手の登竜門サッスオーロで育まれた191cmの守護神だ。 サッスオーロでは通算4試合の出場に留まるが、昨季からフロジノーネに武者修行しており、セリエBでの1年目は最終節1試合を除く37試合でプレーし、優勝とセリエA昇格に貢献。今季は昇格組ながらも第8節終了時点で8位と検討するチームにおいて、7試合でゴールマウスを守っている。 インテルはかつて5万ユーロ(約780万円)でサッスオーロへ放出したミラノ生まれの地元っ子帰還を検討中。スイス代表GKヤン・ゾマーの後継者候補とみられている。 最後は人材の宝庫アタランタが輩出したモンツァの元U-21イタリア代表MFアンドレア・コルパーニ(24)。2020-21シーズンからモンツァ所属の24歳は[3-4-2-1]をベースとするチームで2シャドーの一角を担う攻撃的MFだ。 故に[3-1-4-2]のインテルでは当てはまるポジションがないように思えるが、その特徴は自らドリブルで持ち運び、ゴールまで陥れるというネラッズーリの中盤にはいないタイプ。今季はセリエA8試合出場で4ゴールをマークしている。 こちらはスカルヴィーニ同様、インテルが獲得に本腰を入れる1人と考えられており、友好関係にあるモンツァの要求額は2000万ユーロ(約31億5000万円)。インテル以外にも複数のクラブが関心を寄せ始めたという注目株だ。 2023.10.11 14:08 Wed

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