トロント加入の「10番」ベルナルデスキが鮮烈デビュー!初陣の前半のみで1G1AはMLS史上2人目

2022.07.25 22:15 Mon
Getty Images
ユベントスからトロントFCへ加入したイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキが、新天地での初陣で早々に見せた。15日、2026年までの4年契約でユベントスからメジャーリーグ・サッカー(MLS)のトロントへの加入が発表されたベルナルデスキ。新天地ではフィオレンティーナ時代と同じ「10」番を背負うことになった。

至高のファンタジスタは現地時間23日に行われたホームでのシャーロット戦で、同じく今夏に新加入となったFWロレンツォ・インシーニェとともに先発出場。MLSデビューを果たした。
相手のクリアをMFジョナサン・オソリオがブロックしたボールがそのまま吸い込まれるラッキーな形で4分に先制したトロントは、6分にベルナルデスキがゴール正面から左足の鋭いシュートを見せると、10分にはその左足でアシストを記録。右CKからMFマイケル・ブラッドリーのヘッドをお膳立てした。

リードを広げて迎えた31分には、待望の加入後初ゴールも奪取。サイドステップを使ってボックス手前やや左でフリーになったベルナルデスキはファーストタッチで前を向くと、寄せが来ないと見るや、ためらいなく左足を振り抜き、GKの手前でワンバウンドする技ありミドルを右隅へと突き刺した。
鮮烈なデビュー弾にスタジアムは大興奮。インターネット上でも「おお!!なんてインパクト!」、「素晴らしいゴール 」、「これ以上何もありません」、「早くも地ギアを見せた」、「ベルナが帰ってきた」、「ズラタンよりもMLSを征服するかも」などの声が上がっている。

MLS公式サイトによれば、MLSでのデビュー戦で前半の内にゴールとアシストを記録したのは、2009年のシアトル・サウンダーズのFWフレディ・モンテーロが記録して以来2人目とのことだ。

トロントはその後さらに追加点を挙げ、4-0と快勝。デビュー戦で強烈なインパクトを残したベルナルデスキは、前半のみでお役御免となったが、今後の活躍に期待を抱かせるには十分過ぎる結果を残している。

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