首都2クラブへの売り込みは好感触…ベルナルデスキが今冬のイタリア復帰を切望、カナダで代理人からの吉報を待つ
2024.01.25 20:50 Thu
トロントFCの元イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキ(29)がイタリア復帰を切望中だという。
年が明けて現在はカナダへ戻っているようだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、代理人は今日現在もイタリアにとどまり、古巣ユベントス、ローマ、ラツィオと協議しているという。
「ベルナルデスキが帰りたい場所」と位置付けられるユベントスについては、スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏が獲得に躊躇。ナポリ時代に無名の若手獲得で名を上げた同SDは、人件費が安くないことは明らかな29歳をさほど必要としていないとのことだ。
ただし、完全移籍で獲得する余裕はなく、トロント側が格安レンタル料、または無償レンタルを容認することが大前提。500万ユーロ(約8億円)の現年俸については、ベルナルデスキ自身が大幅カットに同意済みとみられている。
1月移籍市場の閉幕まで残り1週間…トロント側は何らかの形で放出を許可するのか。今夏のユーロ2024に向けたイタリア代表復帰が念頭にあるとされるベルナルデスキ。代理人からの吉報をカナダで待ち続ける。
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元ユベントスのベルナルデスキ。2021-22シーズン限りで契約満了を迎えると、同胞のロレンツォ・インシーニェとともにMLSトロントへ加入し、背番号10を背負って北中米カリブ海屈指の強豪をけん引している。移籍に伴ってイタリア代表からフェードアウトしたなか、契約は2026年末まで…昨年末ごろからイタリア復帰が報じられるようになり、オフシーズンで帰国していた選手自らユベントスへの復帰希望を口に。トップレベルが懐かしくなったのだろうか。「ベルナルデスキが帰りたい場所」と位置付けられるユベントスについては、スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏が獲得に躊躇。ナポリ時代に無名の若手獲得で名を上げた同SDは、人件費が安くないことは明らかな29歳をさほど必要としていないとのことだ。
ローマとラツィオの首都2クラブについては、イタリアの代理店が仲介する形でベルナルデスキ側から売り込み。両クラブともアンタッチャブルな存在になりうる右ウインガーの獲得を興味深いアイデアとして捉えており、ユベントスよりも可能性が高いとみられている。
ただし、完全移籍で獲得する余裕はなく、トロント側が格安レンタル料、または無償レンタルを容認することが大前提。500万ユーロ(約8億円)の現年俸については、ベルナルデスキ自身が大幅カットに同意済みとみられている。
1月移籍市場の閉幕まで残り1週間…トロント側は何らかの形で放出を許可するのか。今夏のユーロ2024に向けたイタリア代表復帰が念頭にあるとされるベルナルデスキ。代理人からの吉報をカナダで待ち続ける。
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首都2クラブへの売り込みは好感触…ベルナルデスキが今冬のイタリア復帰を切望、カナダで代理人からの吉報を待つ
トロントFCの元イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキ(29)がイタリア復帰を切望中だという。 元ユベントスのベルナルデスキ。2021-22シーズン限りで契約満了を迎えると、同胞のロレンツォ・インシーニェとともにMLSトロントへ加入し、背番号10を背負って北中米カリブ海屈指の強豪をけん引している。 移籍に伴ってイタリア代表からフェードアウトしたなか、契約は2026年末まで…昨年末ごろからイタリア復帰が報じられるようになり、オフシーズンで帰国していた選手自らユベントスへの復帰希望を口に。トップレベルが懐かしくなったのだろうか。 年が明けて現在はカナダへ戻っているようだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、代理人は今日現在もイタリアにとどまり、古巣ユベントス、ローマ、ラツィオと協議しているという。 「ベルナルデスキが帰りたい場所」と位置付けられるユベントスについては、スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏が獲得に躊躇。ナポリ時代に無名の若手獲得で名を上げた同SDは、人件費が安くないことは明らかな29歳をさほど必要としていないとのことだ。 ローマとラツィオの首都2クラブについては、イタリアの代理店が仲介する形でベルナルデスキ側から売り込み。両クラブともアンタッチャブルな存在になりうる右ウインガーの獲得を興味深いアイデアとして捉えており、ユベントスよりも可能性が高いとみられている。 ただし、完全移籍で獲得する余裕はなく、トロント側が格安レンタル料、または無償レンタルを容認することが大前提。500万ユーロ(約8億円)の現年俸については、ベルナルデスキ自身が大幅カットに同意済みとみられている。 1月移籍市場の閉幕まで残り1週間…トロント側は何らかの形で放出を許可するのか。今夏のユーロ2024に向けたイタリア代表復帰が念頭にあるとされるベルナルデスキ。代理人からの吉報をカナダで待ち続ける。 2024.01.25 20:50 Thu2
ベルナルデスキが1月のユベントス復帰を切望か 22年夏退団で現在はMLSトロントにて活躍中
トロントFCの元イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキ(29)。ユベントス復帰の可能性が排除できないようだ。 ベルナルデスキは2017年夏にフィオレンティーナからユベントスへと、サポーター同士が激しい敵対関係にあるクラブ間で完全移籍。以来、2021-22シーズンまで5年間在籍し、通算183試合出場で12ゴール24アシストを記録した。 22年夏には契約満了となり、同胞FWロレンツォ・インシーニェらと共にMLSトロントへ。攻撃に彩りを加えるレフティアタッカーは、2023シーズンのリーグ戦で31試合5ゴール2アシストを記録。イタリア代表歴も豊富な29歳は勿論、主力としてチームをけん引する。 そんなベルナルデスキだが、秋頃から時折ユベントス復帰が噂されており、イタリア『カルチョメルカート』がこの度報じたところによると、現在はMLSのシーズンオフを利用して帰国中…大半の時間を故郷トスカーナ州ではなく、トリノ(ユベントスの本拠地)で過ごしているという。 また、フィオレンティーナからユベントスへ移籍、という同じ道を辿った“後輩”セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチと再会。この様子をSNSに投稿した際は、現地のユベンティーノを中心に「ユーベ復帰も?」との憶測が広がった。 どうやらベルナルデスキ本人がユベントス復帰、ひいてはイタリア復帰を切望しているのは間違いないようで、すでにユベントスとも接触済み。来夏開催のユーロ2024に向け、イタリア代表復帰を希望していることが念頭にあるようだ。 ただ、ユベントス側は慎重姿勢を崩さず。ベルナルデスキとの関係性は良好で、扉を閉じているわけではないものの、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の反応が今ひとつ。来年1月のスカッド拡充を目論んでいることを考慮すれば、トロントからの買い取りオプション付きレンタル移籍であれば、復帰が実現する可能性もあるとのことだ。 イタリアに帰国中のベルナルデスキ。トリノの街中で出会ったユベンティーノにこんなことを話したという。 「僕はとても元気だよ! モチベーションも高いし、どんなスタートも切る準備ができている。1カ月以内に家族(ユベントス)に会いに行く…そこには素晴らしい思い出があり、多くの勝利を収めた。僕の身体にはユーベの血が流れているよ」 2023.12.27 16:40 Wed3
ボローニャがベルナルデスキに関心? 選手本人はイタリア復帰を希望
ボローニャがトロントFCの元イタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキ(29)の獲得に向けて動いているようだ。 これまでフィオレンティーナとユベントスで活躍したベルナルデスキは、ユベントスとの契約が満了した昨夏、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のトロントに4年契約で加入。加入1年目は約半年間のプレーだったにもかかわらず、リーグ戦13試合8ゴール2アシスト。イタリア代表としての存在感を示した。 一方で、今シーズンここまではリーグ戦21試合3ゴール2アシストと期待されたほどの数字を残せず。また、選手本人は早くもイタリア復帰を希望しているとの報道も出ている。 そういった事情もあり、現在は複数のセリエAクラブが左利きのアタッカーの獲得に関心を示している。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ベルナルデスキを獲得を狙うクラブのひとつであるボローニャは、現在トロントとの間でレンタル移籍での獲得交渉を行っているという。 ただ、ボローニャにとってベルナルデスキの高額な給与の支払いは不可能となっており、トロント側が給与の30~50%の負担を受け入れてくれる場合のみ、交渉を本格化させていくことになるようだ。 2023.07.22 18:05 Sat4
ウイング補強難航のユベントス、“お得意さま”から再び主力引き抜きへ
ユベントスが“お得意さま”から再び主力を引き抜くことになりそうだ。 U-23アルゼンチン代表FWマティアス・スーレ、U-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニアの売却に加え、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチらを構想外としたことで、ウイングのポジションが不足するユベントス。 現在、クラブは当然のことながら同ポジションの補強を優先事項として動いているが、ドイツ代表FWカリム・アデイェミ、イングランド代表FWジェイドン・サンチョらの獲得に失敗するなど後手を踏む状況が続く。 それでも、ここにきてようやく1選手の獲得に近づいているようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、ユベントスはフィオレンティーナのアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレス(26)獲得に接近しているという。 すでに年俸360万ユーロ(約5億8000万円)の5年契約で個人間合意に至るアルゼンチン代表に関しては、クラブ間でも3000万ユーロ(約48億2000万円)の買い取り義務付きレンタル移籍という条件で合意に迫っているようだ。 アルヘンティノス・ジュニアーズでプロデビューを飾ったゴンサレスは、高い身体能力とテクニックを併せ持った左利きのアタッカー。2018年に加入したシュツットガルトでは、加入2年目にブンデスリーガ昇格の立役者となった。 その後、2021年夏に加入したフィオレンティーナではここまで公式戦125試合に出場し、38ゴール19アシストを記録。昨シーズンは、セリエA29試合12ゴール2アシストの数字を残していた。 また、爆発的なスピードとドリブルテクニックに加え、強靭なフィジカルを武器にセンターフォワードでもプレー可能な26歳FWは、負傷によって優勝したカタール・ワールドカップの出場を逃したが、アルゼンチン代表で39試合に出場し、2度のコパ・アメリカ制覇などを経験している。 なお、ユベントスは近年FWフェデリコ・ベルナルデスキ、キエーザ、FWドゥシャン・ヴラホビッチとフィオレンティーナの主力を引き抜いており、ゴンサレスが4人目の補強選手となりそうだ。 2024.08.12 15:32 Monローマの人気記事ランキング
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ローマがオランダ代表DFを確保! アヤックスとクラブ間合意に至る
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