オーバ放出のアーセナル、エメリ時代を知るものはもはやわずかと英紙

2022.02.03 22:10 Thu
Getty Images
アーセナルの改革が進む様を、1枚の写真が示唆している。
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2日、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがアーセナルからバルセロナへ加入したと発表された。この結果、前ウナイ・エメリ監督時代に撮られた集合写真に載る28名のち、残る選手は7名に。今後はさらに減少する可能性が高いと、イギリス『サン』は伝えている。
2018-19シーズンのアーセナルは、2018年5月から指揮を執るウナイ・エメリ監督(現:ビジャレアル監督)のもとでスタートを切った。チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も見えていたが、終盤に失速して5位でフィニッシュした。

翌シーズンもそれを引きずってか低空飛行が続き、公式戦7試合勝利なしもあって2019年11月29日に解任。翌月からは現指揮官のミケル・アルテタ監督がチームを率いている。

同紙によれば、すでに契約を更新しているイングランド代表MFエミール・スミス・ロウとスイス代表MFグラニト・ジャカはチームに残るだろうが、その他の5名は雲行きが怪しいとみているようだ。
契約延長は成されたものの、イングランド人DFロブ・ホールディングは出場機会を失い、今季で契約が切れる元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットは交渉の音沙汰がない。

また、エジプト代表MFモハメド・エルネニーとイングランド人FWエディ・エンケティアは出場機会に恵まれず、ドイツ代表GKベルント・レノはイングランド代表GKアーロン・ラムズデールにポジションを奪われた。

現有戦力の整理がままならないと言われながらも、じわじわと改革を進めるアルテタ監督。前監督との写真に納まるメンバーの中で、来季も残るのは果たして。



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