サール2発など攻撃陣躍動のクリスタル・パレスがビラに4発快勝!鎌田は途中出場【プレミアリーグ】
2025.02.26 07:25 Wed
鎌田大地の所属するクリスタル・パレスは25日、プレミアリーグ第27節でアストン・ビラと対戦し4-1で勝利した。鎌田は78分からプレーしている。
前節のフルアムに完勝した13位パレス(勝ち点33)は、その試合から先発メンバーからレルマをミッチェルに変更した以外は同じメンバーを採用。鎌田は4試合連続のベンチスタートとなった。
一進一退の展開が続くなか、先に決定機を迎えたのはビラ。21分、A・ガルシアの右クロスをボックス中央に走り込んだティーレマンスが頭で合わせたが、これはゴール左。さらに26分には、ワトキンスのパスからゴール前に抜け出したJ・ラムジーにネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定でノーゴールの判定に。
これを凌いだパレスは直後の29分にチャンス。左CKのこぼれ球から二次攻撃、三次攻撃を仕掛けると、ウォートンの右クロスをリチャーズがヘディングシュート。これはGKエミリアーノ・マルティネスに弾かれたが、サールがゴールに押し込んだ。
先制したパレスは38分にも、ボックス左のエゼのクロスをサールが左足ボレーで合わせたが、これはGKエミリアーノ・マルティネスが正面で弾いた。
迎えた後半、パレスは開始早々に失点を許す。52分、GKからのロングフィードを最前線のワトキンスが頭で繋ぐと、このボールに反応したロジャーズがゴール前まで侵入。ゴールに背を向けた形でボールを収めたが、巧みな反転シュートを流し込んだ。
追いつかれたパレスだったが、その7分後に勝ち越しに成功する。59分、敵陣右サイドでのボール奪取からウォートンが斜めの鋭いパスを供給。これをボックス内のエゼが落とすと、最後はマテタがゴール左へシュートを突き刺した。
さらに71分には、サールの2ゴール目でリードを広げたパレスは、78分にウォートンを下げて鎌田を、86分にサールを下げてエンケティアを投入。
すると試合終了間際の91分にも、 鎌田のパスをボックス左で受けたミッチェルの折り返しからエンケティアがゴールネットを揺らし、4-1でタイムアップ。サールの2発などで快勝のパレスがリーグ戦連勝を飾っている。
クリスタル・パレス 4-1 アストン・ビラ
【クリスタル・パレス】
イスマイラ・サール(前29)
ジャン=フィリップ・マテタ(後14)
イスマイラ・サール(後26)
エディ・エンケティア(後46)
【アストン・ビラ】
モーガン・ロジャーズ(後7)
前節のフルアムに完勝した13位パレス(勝ち点33)は、その試合から先発メンバーからレルマをミッチェルに変更した以外は同じメンバーを採用。鎌田は4試合連続のベンチスタートとなった。
一進一退の展開が続くなか、先に決定機を迎えたのはビラ。21分、A・ガルシアの右クロスをボックス中央に走り込んだティーレマンスが頭で合わせたが、これはゴール左。さらに26分には、ワトキンスのパスからゴール前に抜け出したJ・ラムジーにネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定でノーゴールの判定に。
先制したパレスは38分にも、ボックス左のエゼのクロスをサールが左足ボレーで合わせたが、これはGKエミリアーノ・マルティネスが正面で弾いた。
追加点のチャンスを逃したパレスは、42分にピンチ。スルーパスからボックス左に抜け出したワトキンスの折り返しをロジャーズがゴールに流し込んだが、これはVARの末にワトキンスのオフサイドを取られ、ゴールは認められず。
迎えた後半、パレスは開始早々に失点を許す。52分、GKからのロングフィードを最前線のワトキンスが頭で繋ぐと、このボールに反応したロジャーズがゴール前まで侵入。ゴールに背を向けた形でボールを収めたが、巧みな反転シュートを流し込んだ。
追いつかれたパレスだったが、その7分後に勝ち越しに成功する。59分、敵陣右サイドでのボール奪取からウォートンが斜めの鋭いパスを供給。これをボックス内のエゼが落とすと、最後はマテタがゴール左へシュートを突き刺した。
さらに71分には、サールの2ゴール目でリードを広げたパレスは、78分にウォートンを下げて鎌田を、86分にサールを下げてエンケティアを投入。
すると試合終了間際の91分にも、 鎌田のパスをボックス左で受けたミッチェルの折り返しからエンケティアがゴールネットを揺らし、4-1でタイムアップ。サールの2発などで快勝のパレスがリーグ戦連勝を飾っている。
クリスタル・パレス 4-1 アストン・ビラ
【クリスタル・パレス】
イスマイラ・サール(前29)
ジャン=フィリップ・マテタ(後14)
イスマイラ・サール(後26)
エディ・エンケティア(後46)
【アストン・ビラ】
モーガン・ロジャーズ(後7)
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FAカップ5回戦の組み合わせ抽選会が10日に行われた。 4回戦ではリバプールがチャンピオンシップ(イングランド2部)で最下位に沈むプリマスに、菅原由勢のサウサンプトンがバーンリーに敗れるなど波乱の展開に。 また、チェルシーやトッテナム、エバートン、レスター・シティがプレミア勢対決に敗れ、4回戦で姿を消した。 そんななか、今回決まった5回戦では、三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがニューカッスルとのプレミア勢対決に。さらに、レスターを撃破した前大会王者マンチェスター・ユナイテッドは、フルアムと対戦。さらに、ボーンマスvsウォルバーハンプトンがプレミア勢対決となった。 王座奪還を狙うマンチェスター・シティは、遠藤航所属のリバプールを下したプリマス・アーガイルと、鎌田大地の所属するクリスタル・パレスはミルウォールと対戦する。 なお、FAカップ5回戦は3月1、2日に開催予定だ。 ◆FAカップ5回戦対戦カード プレストン(2) vs バーンリー(2) アストン・ビラ vs カーディフ(2) クリスタル・パレス vs ミルウォール(2) マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム ニューカッスル vs ブライトン ボーンマス vs ウォルバーハンプトン マンチェスター・シティ vs プリマス(2) エクセター・シティ(3)orノッティンガム・フォレスト vs イプスウィッチ 2025.02.11 10:00 Tue4
ジェラード監督が世界4位の高給取り指揮官に… アル・イテファクでの年俸は約23億円
アル・イテファクの指揮官に就任したスティーブン・ジェラード監督(43)は、世界でも指折りの高給取りとなったようだ。 現役時代はリバプールで長きに渡って活躍し、指導者としてはレンジャーズやアストン・ビラを率いたジェラード監督。成績不振のため2022年10月にビラの監督を解任されて以降はフリーとなっていたが、サウジアラビアのアル・イテファクで指揮を執ることが3日に発表された。 イギリス『サン』によると、ジェラード監督はアル・イテファクから年俸1520万ポンド(約22億7000万円)を受け取るようで、これは世界で4番目に稼ぐ監督になるという。 現在の1位はアトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督の3000万ポンド(約54億5000万円)で、2位はマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の2000万ポンド(約36億3000万円)。3位がリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督の1600万ポンド(約29億円)で、ジェラード監督はその下につけているようだ。 アル・イテファクは他にも、ジェラード監督の現役時代のチームメイトであるリバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(33)の獲得に動いており、週給70万ポンド(年俸換算で約3650万ポンド/約66億3000万円)という破格のオファーを提示。クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ(30)も年俸1600万ポンド(約29億円)で獲得しようとしているようだが、一体どれだけの給与を払うことになるのだろうか。 2023.07.15 22:17 Sat5