普段プレーする福島で日の丸デビュー、U-22日本代表DFチェイス・アンリが高校年代の選手の活躍に刺激「ヘディングは決めたかった」
2021.10.26 17:10 Tue
U-22日本代表のDFチェイス・アンリ(尚志高校)が、U-22カンボジア代表戦の勝利を振り返った。
26日、AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選のグループK初戦でU-22日本代表はU-22カンボジア代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。
およそ2年ぶりとなる国際試合に臨んだアンダー世代の日本。冨樫剛一監督にとっては、代表監督としての初陣となった試合だったが、国際経験の少ない選手たちは序盤から硬さが見られた。
それでも10分に右CKから松木がファーサイドで合わせて先制すると少しはマシに。それでも硬いプレーが続き、なかなかチャンスを生かせなかったが、45分に甲田英將(名古屋グランパスU-18)が右サイドからのカットインからゴールを決め、2-0で試合を折り返す。
後半に入っても主導権は日本が掴むと、52分にスルーパスを受けた細谷真大(柏レイソル)が落ち着いて決めて3点目。73分には中村仁郎(ガンバ大阪ユース)もゴールを奪い、4-0で快勝した。
前半は何度かカウンターを受けたが「自分が遅らせて待って、インターセプトするという狙いでした」とコメント。「1本、2本は行けましたが、3本、4本は遅れてしまいました」とし、徐々に対応が難しくなってしまったと振り返った。
また、課題としていたビルドアップについては前半はチャレンジするパスを出していたものの、徐々に減ることに。「自分も安全にやっていたと思いますし、自信がなくなって縦パスを入れて行けなかったです」と振り返り、「通らなくて焦ってしまって、やめてしまいました」と、狙ったパスを出すのを躊躇してしまったと振り返った。
この試合ではDF角田涼太朗(横浜F・マリノス)とセンターバックコンビを組んだが「彼はめちゃくちゃやりやすくて教えてくれるので、ボールを持った時には見本になっています」と語り、多くを学んでいるとのこと。チームの課題としてはボール回しを挙げ「自分たちがボールを回すのが遅くなって、相手を休ませてしまったので、最後はペースを上げて行ければと思います」と、試合終盤でもテンポ良くボールを回して行きたいと語った。
攻撃面では同世代の3人がゴールを決める活躍を見せていたが「ヘディングは決めたかったです。そこは悔しかったです」と、自身もセットプレーから迎えたチャンスを決めたかったとコメント。「ゴールを決めていたので、自分もヘディングを決めてやろうと思っていましたが、今日はダメでした」と悔しさをにじませた。
国際試合に臨んだことについては「自分も初めてやったので難しかったです、相手も下手ではないですし、ブロックを引いてきて、そこは大変でした」とコメント。国内での対戦とはまた違うものを感じたとし、「自分のヘディングだったりで3本ぐらい外したので、今後もチャンスがあればしっかり決めていきたいと思います」とゴールでもチームに貢献したいと意気込みを語った。
日本代表の選手としてデビューとなった試合は、普段からプレーする福島でとなり、縁を感じる状況に。その点については「自分がいつもプレーしているところだったので、自分にとっても福島ということで良かったです」とコメントした。
また、憧れとも語った日本代表DF吉田麻也(サンプドリア)と同じ「22」をつけてプレーしたことについては「吉田麻也選手が22番ということは忘れていたので、そんな思いはなかったです。今気がつきました」とまさかの発言。それでも「嬉しいです」と、改めて日本を代表するCBがつけてきた「22」をつけたことを喜んだ。
26日、AFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選のグループK初戦でU-22日本代表はU-22カンボジア代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。
およそ2年ぶりとなる国際試合に臨んだアンダー世代の日本。冨樫剛一監督にとっては、代表監督としての初陣となった試合だったが、国際経験の少ない選手たちは序盤から硬さが見られた。
後半に入っても主導権は日本が掴むと、52分にスルーパスを受けた細谷真大(柏レイソル)が落ち着いて決めて3点目。73分には中村仁郎(ガンバ大阪ユース)もゴールを奪い、4-0で快勝した。
センターバックの一角でプレーしたチェイス・アンリは試合を終えて「ちょっと緊張していました。ただ、試合中になくなっていったので、それは良かったです」とコメント。緊張感があったと語った。
前半は何度かカウンターを受けたが「自分が遅らせて待って、インターセプトするという狙いでした」とコメント。「1本、2本は行けましたが、3本、4本は遅れてしまいました」とし、徐々に対応が難しくなってしまったと振り返った。
また、課題としていたビルドアップについては前半はチャレンジするパスを出していたものの、徐々に減ることに。「自分も安全にやっていたと思いますし、自信がなくなって縦パスを入れて行けなかったです」と振り返り、「通らなくて焦ってしまって、やめてしまいました」と、狙ったパスを出すのを躊躇してしまったと振り返った。
この試合ではDF角田涼太朗(横浜F・マリノス)とセンターバックコンビを組んだが「彼はめちゃくちゃやりやすくて教えてくれるので、ボールを持った時には見本になっています」と語り、多くを学んでいるとのこと。チームの課題としてはボール回しを挙げ「自分たちがボールを回すのが遅くなって、相手を休ませてしまったので、最後はペースを上げて行ければと思います」と、試合終盤でもテンポ良くボールを回して行きたいと語った。
攻撃面では同世代の3人がゴールを決める活躍を見せていたが「ヘディングは決めたかったです。そこは悔しかったです」と、自身もセットプレーから迎えたチャンスを決めたかったとコメント。「ゴールを決めていたので、自分もヘディングを決めてやろうと思っていましたが、今日はダメでした」と悔しさをにじませた。
国際試合に臨んだことについては「自分も初めてやったので難しかったです、相手も下手ではないですし、ブロックを引いてきて、そこは大変でした」とコメント。国内での対戦とはまた違うものを感じたとし、「自分のヘディングだったりで3本ぐらい外したので、今後もチャンスがあればしっかり決めていきたいと思います」とゴールでもチームに貢献したいと意気込みを語った。
日本代表の選手としてデビューとなった試合は、普段からプレーする福島でとなり、縁を感じる状況に。その点については「自分がいつもプレーしているところだったので、自分にとっても福島ということで良かったです」とコメントした。
また、憧れとも語った日本代表DF吉田麻也(サンプドリア)と同じ「22」をつけてプレーしたことについては「吉田麻也選手が22番ということは忘れていたので、そんな思いはなかったです。今気がつきました」とまさかの発言。それでも「嬉しいです」と、改めて日本を代表するCBがつけてきた「22」をつけたことを喜んだ。
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高校サッカーから欧州挑戦の成功例を作れるか?近未来の日本代表FW・福田師王の可能性 【新しい景色へ導く期待の選手/vol.1】
森保一監督の続投が決まり、名波浩・前田遼一両コーチの加入も正式決定するなど、3月に発足する新たな日本代表の陣容が固まりつつある。選手の方は2022年カタール・ワールドカップ(W杯)に参戦した三笘薫(ブライトン)、堂安律(フライブルク)、板倉滉(ボルシアMG)ら東京五輪世代が今後のベースになると見られる。が、世界を見渡せば、クロアチア代表DFヨシュコ・クヴァルディオル(RBライプツィヒ)やイングランド代表MFジュード・ベリンガム(ドルトムント)などもっと若い世代も活躍している。日本も2001年生まれ以降のパリ五輪世代の台頭が必要不可欠と言っていいだろう。 そこで注目されるのが、第101回高校サッカー選手権大会でベスト4に進出した神村学園のエースFW福田師王だろう。ご存じの通り、彼は高校卒業とともに板倉が在籍するボルシア・メンヘングラードバッハ入りすることが決まっている。 「自分がこの先、欧州でどう生き残っていくか、ステップアップしていくかっていうことにフォーカスして、選手権で優勝できなかった悔しさをバネに頑張りたい。高校から欧州へ行った成功例がまだあまり出ていないので、自分がその第一人者になれるようにしっかり活躍していきたいと思います」と本人は大会を制覇した岡山学芸館に敗れた際、こうコメントしていた。 確かに福田が言うように、高校から欧州というのは成功例が少ない。先駆者と言えるのが、中京大中京からグルノーブル入りした伊藤翔(横浜FC)と同校からアーセナル入りした宮市亮(横浜F・マリノス)。伊藤の方はフランス2部からのスタートだったが、思うように出場機会をつかめず、3年半でリーグ戦に出たのは5試合のみ。世界の壁にぶつかった格好だ。 宮市の方はアーセナルから最初にレンタルされたフェイエノールトで一世を風靡し、大いに注目されたが、その後の相次ぐケガでブレイクを果たせず、日本代表定着も叶っていない状況だ。 その後、約10年の時を経て、2022年1月にはチェイス・アンリが尚志からシュツットガルトへ移籍。現在はセカンドチームに当たるU-21チームでトレーニングを積んでいる模様だ。本人はジュビロ磐田から同U-21入りした伊藤洋輝のように一気にトップチームに這い上がるイメージを描いていたようだが、高卒新人がすんなり階段を駆け上がれるほど、欧州5大リーグは甘くない。そういった例があるからこそ、福田の行く末を不安視する人も少なくないのである。 「ボルシアMGに練習参加した時、重要だなと感じたのはコミュニケーション能力と結果。本当にゴールを決めればボールが来るようになるんだなと感じたので、そこにこだわっていかないといけないと思います。同じクラブの板倉さんやシャルケの吉田麻也さんも『海外へ行ったら人間性が鍛えられる』と言っていましたし、『本当にこっちに来てみないと分からないことが沢山あるから来い』と言ってくれた。その言葉がすごく大きかったし、背中を押されました」と本人はあえて苦難に挑んでいく覚悟だ。 福田自身が名前を挙げていたように、近くに海外経験豊富な先輩たちがいるのは大きなアドバンテージだ。加えて言うと、近隣の町・デュッセルドルフは欧州随一の日本人街で、日本サッカー協会の欧州拠点もある。年代別代表に招集されている福田はメンタルやフィジカル面のケアを受けることができるはずだ。そういった環境面は伊藤や宮市が欧州挑戦に踏み出した頃に比べると格段によくなっている。そのアドバンテージを生かしつつ、彼はいち早く言葉を覚え、異国の文化習慣に適応し、自分自身の力を発揮できるように努力することが肝要だ。 福田という選手は身長こそ178㎝とそこまで高くないが、前線の厳しいところでボールを収めることができ、裏に抜け出すスピードも併せ持っている。自らドリブルで持ち込んで豪快なシュートを決める能力もある。これだけスケール感のある点取屋はパリ五輪世代を見渡してもそうそういない。あとはプロの実績さえ積み重ねられれば、大ブレイクも十分あり得るのではないか。 「今まで6年間一緒にやってきた大迫(塁=セレッソ大阪)とはまた代表で会いたいですね」とも語っていたが、お互いの特徴を熟知する盟友とのホットラインが数年後、再び結成されるようなら理想的。大迫もまたセレッソ大阪というハイレベルな選手のひしめく環境で競争に勝ち抜かなければならないが、福田もJリーグを選んだ彼に負けたくないという思いは強いはず。どちらが急激な成長曲線を描けるのか。それもまた興味深い点である。 いずれにしても、福田のような例が今後はどんどん増えそうな雰囲気もある。だからこそ、彼には何としても成功してもらわなければいけない。日本屈指の若きFWがトップリーグの舞台に立つ日が今から楽しみだ。 2023.01.19 21:30 Thu4
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パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、鈴木海音にフォーカスする。 ■鈴木海音(DF/ジュビロ磐田) 静岡県出身の鈴木は中学生の時に磐田に加入。U-15、U-18とアカデミーで育ち、2020年4月にトップチーム昇格。プロ契約を結んだ。 U-15から世代別の日本代表を経験しているこの世代のエリート。2018年のAFC U-16選手権では見事優勝に貢献。2019年のU-17ワールドカップにも出場したが、チームはベスト16で敗退となった。 鈴木のプレースタイルの特長は、そのバランス感覚。ディフェンダーとしては堅実な守備を見せ、しっかりと安定感を与えるプレーが特徴。一方で、攻撃時には積極的に参加する他、キックの精度も高く、ロングフィードも得意とする。 182cmという飛び抜けて上背があるわけではないが、空中戦を得意としており、対人守備の能力も高い。テクニックと賢さ、そして強さを持ち合わせた万能型のCBと言って良い。 特に試合を読む力、戦術理解度が高く、攻守両面でプレー選択がしっかりとできるところが特徴。また、ポジショニングに長けているため、守備時には危険なゾーンをカバーし、攻撃時にはタイミングを間違えずに前線に上がる動きに加え、足元の技術とポジショニングはビルドアップをする際にも大きな力となる。もちろん一対一の守備も得意で、ボールを奪いにいく動きや、決定機の前に潰しに行くことも得意としている。 2022年には栃木SCへ育成型期限付き移籍を経験し、リーグ戦34試合に出場するなど、多くの試合経験を積んで帰還。2023年はJ2を戦うチームで22試合に出場し初ゴールも記録。チームのJ1昇格に寄与した。 守備陣の経験値に若干の不安を抱えるパリ五輪世代。アジアの戦いも経験しており、世代別の国際経験が豊富な鈴木。対戦相手の特徴に合わせ、試合展開を読んでプレーができる鈴木が守備陣を牽引していけるのか注目が集まる。 2024.04.15 11:00 Mon3
日本代表対決のスタメン発表! OAの3名はベンチスタート
3日、日本代表vsU-24日本代表の一戦が札幌ドームで行われる。 キリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦が、ジャマイカ代表が来日できなかったことを受けて急遽中止に。その後、対戦相手にU-24日本代表を指名し、異例の日本代表対決が実現した。 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表と、東京オリンピック出場に向けてメンバー選考を続けるU-24日本代表の一戦。互いに主力選手を起用して臨む。 日本代表はDF長友佑都(マルセイユ)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)と日本代表の主軸を先発起用した。 一方のU-24日本代表はオーバーエイジの3名はベンチスタート。MF久保建英(ヘタフェ)、MF中山雄太(ズヴォレ)、MF板倉滉(フローニンヘン)らが起用された。 今回の試合は、フィールドプレーヤーが7名、GK1名が交代可能なレギュレーション。後半の交代枠は3回までとなるが、負傷交代の場合は含まれない。 ★日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:シュミット・ダニエル DF:室屋成、植田直通、谷口彰悟、長友佑都 MF:橋本拳人、守田英正 MF:原口元気、鎌田大地、南野拓実 FW:大迫勇也 監督:森保一 ★U-24日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:大迫敬介 DF:菅原由勢、橋岡大樹、町田浩樹、旗手怜央 MF:中山雄太、板倉滉 MF:三好康児、久保建英、遠藤渓太 FW:田川亨介 監督:横内昭展 2021.06.03 18:42 Thu4
U-23日本代表が5月11日にガーナ代表と対戦!《MS&ADカップ2016》
▽日本サッカー協会(JFA)は11日、U-23日本代表がガーナ代表と対戦することを発表した。なお、5月11日(水)にベストアメニティスタジアムで行われるMS&ADカップ2016で対戦することになる。 ▽試合は19時15分キックオフ予定で、フジテレビ系列にて全国生中継される。U-23日本代表を率いる手倉森誠監督は、JFAを通じてコメントしている。 「これまで積み上げてきたものが世界でどれだけ通じるか、そして、何をしなければいけないのかを探る貴重な場となります。この試合に対して今持っている力の全てをぶつけないといけません。技術面では、我々のベースであり軸となる『コレクティブな全員守備・全員攻撃』『機能的に動き続ける』といった、日本のスタイルとして確立していこうとしているものを示したいです。メンタル面では、本当にこれから大きいことを成し遂げるんだという覚悟をみんなに感じてもらいたいです。そして、一緒になって戦ってくれるサポーターの力をぜひスタジアムに結集してほしいです」 2016.04.11 18:19 Mon5
