「ここがゴールではない」U-20W杯に臨む福田師王、世界も注目する中でストライカーとしての覚醒に期待「多く得点を決めてチームを勝たせる」

2023.05.17 11:25 Wed
©超ワールドサッカー
U-20ワールドカップ(W杯)に臨むU-20日本代表のFW福田師王(ボルシアMG)が、大会への意気込みを語った。

20日に開幕を迎えるU-20W杯。インドネシアから急遽開催地がアルゼンチンへと変更し、多くの混乱を生み出すこととなった。

2021年の前回大会が新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により中止。4年ぶりの開催となった中、日本は2大会連続ベスト16敗退という状況。これを乗り越えていきたいところだ。
グループステージではセネガル、コロンビア、イスラエルと苦しいグループに入ったが、ここで結果を残せるかどうかが重要。この先のパリ・オリンピック(2024年)、北中米W杯(2026年)にも絡んでいって欲しい世代の初の世界大会となる。

15日にはU-20アルゼンチン代表とトレーニングマッチを行い、大会への準備を進めたU-20日本代表。最後の1人として追加招集を受けた福田は、アルゼンチン戦を受けて「久しぶりの代表でコミュニケーションなどは全然取れていなかったというのもあります」とコメント。「得点を決められなかったということは、全然ダメだったなと自分は思います」と、課題を口にした。
チームとしても「入り方が悪いというか、先制点を決められてしまうので、先制して、自分たちが良いリズムでプレーできればと思います」と、先手を奪って戦いを優位に進めて行きたいと語った。

3月まで神村学園高等部の高校生だった福田。1月にボルシアMGへと加入すると、練習試合でも衝撃の8ゴールデビューとストライカーらしさを見せつけていた。

U-19チームを主戦場にプレーしている福田だが、ドイツに行っての変化については「フィジカルの部分。筋トレの量も増やしましたし、体重も増えてきたので、まずはそこかなと」とコメント。「決定力の部分というのは高くなったと思います。色々なプレー。収める、背後に抜ける回数というのも意識しています」と、フィジカル面の成長もありながら、特長は変わっていないと語った。

チームには日本代表DF板倉滉が所属。多くの経験をしている先輩からのアドバイスについては「本当に頑張れということを毎回言われて、早く一緒にプレーしたいと毎回言われるので、モチベーションになっていて、やらなきゃという想いです」とコメント。様々な面で支えられているようだ。

U-20W杯に向けては「この数カ月間海外でやって成長したところをしっかり見せて、チームを勝たせることが目標です」と意気込み。「自分が多く得点を決めてチームを勝たせることです」と、ゴールでチームの力になって行きたいと意気込んだ。

活躍のために必要なことについては「味方とのコミュニケーションを大事にしていますし、動き出しを見てほしいので、そこは強く言っていきたいと思います」とコメント。自身にパスが集まるように働きかけるのは、ボルシアMGでもやってきたことであり、あとは味方に信頼してもらうだけだろう。

「意識したりしました」と今大会のメンバーに選ばれることを考えていたという福田。ただ「嬉しかったですし、ここがゴールではないので、選ばれたからには結果を残さないといけないと思っています」と、結果を残すという思いは強いようだ。

その中で、初戦のセネガル戦については「初戦というのは難しいと思うので、早い段階で先制点を決めて、良い形で勝利できるように頑張っていければと思います」とコメント。相手のイメージについては「身体能力が高いイメージです。ワンチャンスをモノにするというイメージです」とし、アフリカ勢に対しては「得意なんじゃないかなと思います。チームメイトにもアフリカの選手がいますが、足は早いと思いますが、戦術はそこまでだと思うので、動き出して差をつけてゴールを決めたいです」と、身体能力で上回る相手にも駆け引きで勝って行きたいとした。

冨樫剛一監督からは「最初にいつも結果を見ていた」と言われ、「ストライカーを考えたら師王が一番最初に頭に出てくる」とも言われた福田。これまで見せてきた圧巻のゴールを世界も注目する舞台で見せられるかに注目が集まる。

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田中碧が5年間履き続ける靴下、プロになってから履き続けるアイテム「できるだけ長く履きたい」

デュッセルドルフの日本代表MF田中碧は、5年間同じ靴下を履いているようだ。それが、田中にとってのラッキーアイテムだという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 デュッセルドルフで2年目を迎える田中。1年目は苦労することもあった中、2年目もレギュラーとしてプレー。ここまで2.ブンデスリーガで11試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。 その田中は、1日に行われた2.ブンデスリーガ第10節のアルミニア・ビーレフェルト戦で今シーズン初ゴールを記録していた。 カタール・ワールドカップ(W杯)への出場も期待される中、『ビルト』が意外なところに注目した。それは、田中が履いている靴下だ。 『ビルト』は、田中がメディアの対応を行っている際、スパイクを脱いでいる状態で靴下姿で話をしているとのこと。ただ、その靴下は色褪せ、穴も空いているという。 田中に対し、『ビルト』は靴下について質問。日本から5年も履き続けているものであり、ラッキーアイテムであると明かした。 「これは僕の“幸運の靴下”です。5年前に日本でプロになってから、練習や試合のたびにこの靴下を履いています。もちろん、穴はいくつかありますけど、できるだけ長く履きたいです」 これまでも、川崎フロンターレ時代の優勝や日本代表のカタールW杯アジア最終予選でゴールを決めた際も履いていたと思われ、デュッセルドルフにも幸運をもたらすものだと期待されている。 「やっと今シーズン初ゴールを決められて、とても嬉しかったです。その理由は、ここでの代表チームで上手くプレーができていなかったからです。余計にモチベーションが上がりました」 「でも、もっと早く決めるべきでしたし、その試合でも3つのチャンスがあったので、少なくとも2ゴールは決めるべきでした」 田中が履き続ける幸運の靴下。デュッセルドルフ、そして日本代表にも幸運をもたらせてくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ドイツ紙が注目した田中碧が5年履き続けている靴下</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Una foto de Christian Kitsch en <a href="https://twitter.com/BILD?ref_src=twsrc%5Etfw">@BILD</a><br><br>Ao Tanaka, del Fortuna Düsseldorf, lleva cinco años con las mismas medias por superstición<br><br>&quot;Desde que me convertí en profesional en Japón, he estado usando este par de medias en cada entrenamiento y cada partido&quot;<br> <a href="https://t.co/b4lA0eTPLS">https://t.co/b4lA0eTPLS</a> <a href="https://t.co/tyCXgfQEpx">pic.twitter.com/tyCXgfQEpx</a></p>&mdash; Jot Down Sport (@JotDownSport) <a href="https://twitter.com/JotDownSport/status/1580971403779592192?ref_src=twsrc%5Etfw">October 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.10.21 12:10 Fri
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選手採点&寸評:イラク代表 2-1 日本代表【アジアカップ2023】

19日、アジアカップ2023グループD第2節のイラク代表vs日本代表がエデュケーション・シティ・スタジアムで行われ、日本は1-2で敗れた。 超WSの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点[4-2-3-1] <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20240119irq_jpn_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©️超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 23 鈴木彩艶 5.0 パンチングの選択を咎める必要はないが、結果的に2戦続けて弾いた先に相手選手が… DF 2 菅原由勢 4.5 前半総じて守備で手を焼いた。アハメド・ヤヒヤ・アル・ハッジャージに突破を許し、2失点目を献上。後半早々もあわやのシーン 4 板倉滉 5.0 相手FWとのバトルではそこまで劣っていたわけではないが、被先制時の距離間には疑問が残る 3 谷口彰悟 5.0 屈強なFW、スピードのあるアタッカーと、タイプの異なるイラク前線に後手を踏み、前半のみで交代 (→22 冨安健洋 5.5) 後半頭から出場。カウンターに苦しむ中でも、果敢な攻撃参加を披露 21 伊藤洋輝 5.0 攻め上がりの感覚は良かっただけに、クロスがどれか1つでも合えば…。2失点目はマーク付き切れず MF 5 守田英正 5.0 ポゼッション時に最終ラインまで落ちる必要なし。被先制時はボールの行方に気を取られ過ぎたか (→17 旗手怜央 6.0) 投入時の[4-3-3]へのシステム変更で、インサイドハーフに。劇的な変化は起こせなかったが、CKで遠藤のゴールをお膳立て 6 遠藤航 6.0 苦しい中で1点を返したヘディングはさすが。非はまったくないが、キャプテンとして失点の時間帯を受け止める必要があるか 8 南野拓実 5.0 立ち上がりの横パスミスから悪い流れに。流れての連携からは好機もあっただけに、戦術とはいえ中央へこだわり過ぎでは 20 久保建英 5.5 前半はトップ下、後半は右へ。キープ力、ドリブルで輝きを放つも、チーム全体の組み立て難でボールタッチは限定的 (→10 堂安律 5.5) 投入直後の直接FKは惜しかったが、流れを変えるまでには至らず。後半ATのフィニッシュは枠に飛ばしたかった 14 伊東純也 6.0 相変わらずのキレ。右でも左でも相手の脅威に (→25 前田大然 5.5) 83分のヘディングは枠を捉えられず。相手が引いた状況では得意のスピードを生かす場面がない FW 11 浅野琢磨 5.0 32分のシュート選択が後に響くことに…後半もPKをもらえず見せ場少なく交代 (→9 上田綺世 5.0) 相手が引いて構えたこともあり、プレー機会そのものが乏しかった 監督 森保一 4.5 終始相手にペースを握られ、交代策も機能せず。完敗といっていい内容で連勝は「10」でストップ ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ヘスス・カサス・ガルシア監督(イラク) 先発起用のアイメン・フセインが殊勲の2ゴール。序盤の攻勢で先制パンチを浴びせ、後半途中からは5バック変更と、メッセージ性のある交代策を含めてプラン完遂。最後は追い込まれたが選手たちは大声援を受けてやり切った。 イラク代表 2-1 日本代表 【イラク】 アイメン・フセイン(5分、45+4分) 【日本】 遠藤航(90+3分) <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航がCKをヘッドで合わせ一矢報いる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>キャプテンの一発で望みをつなぐ<a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://t.co/1cmF6VoWfL">pic.twitter.com/1cmF6VoWfL</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1748336997234589702?ref_src=twsrc%5Etfw">January 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.19 23:10 Fri

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