千葉レディースが大澤2発で今季初白星!浦和レディースは広島レジーナに敗れ今季初黒星【WEリーグ第6節】
2021.10.16 21:15 Sat
16日、「2021-22 Yogibo WEリーグ」第6節の3試合が行われた。
4連勝中の三菱重工浦和レッズレディースはサンフレッチェ広島レジーナをホームに迎えた。序盤からセットプレーを含めて猛攻を仕掛けるが、先手を取ったのは広島レジーナ。14分、古巣対戦となる木﨑あおいを起点に斜めのパスがつながり、中嶋淑乃、川島はるなと渡ると、最後はスルーパスを受けた谷口木乃実がペナルティアークから左足のフィニッシュ。初先発の起用に応え、見事なシュートを右隅に沈めた。
ビハインドを負った浦和レディースは25分、裏へ抜け出した菅澤優衣香がループで狙うが、GK木稲瑠那のファインセーブに阻まれる。それでも39分、相手のビルドアップのミスを突き、GK木稲のパスを猶本光がダイレクトで菅澤へ。今度はきっちりとループを沈め、試合を振り出しに戻した。
同点で迎えた後半は浦和レディースがペースを握る。66分には中盤でボールをカットすると、安藤梢が長い距離を持ち運び、ボックス手前から右足のシュート。これは枠の右へ外れた。チャンスを作り出せない広島レジーナは68分に、川島に代わって齋原みず稀を投入。すぐさま、ミドルを放って後半最初のシュートを記録すると、中村伸監督は中嶋を下げて山口千尋を送り出し、勝負に出る。
すると、同点で迎えた後半アディショナルタイムに途中出場選手が結果を残す。広島レジーナは左サイドでスローインを得ると、山口が深い位置で受けて近賀ゆかりへ。近賀の縦パスは相手に当たってディフレクションするも、ボックス手前で齋原が反応。ボールの側面をなめるようなトラップからノーステップで右足を振り抜き、鮮やかなコントロールショットを右隅に沈めた。
今季初勝利を目指すジェフユナイテッド市原・千葉レディースはアウェイでAC長野パルセイロ・レディースと対戦した。今節は今井裕里奈をボランチに置き、鴨川実歩を一列前で起用した猿澤真治。立ち上がりの3分にはその鴨川の縦パスを田中真理子が落とし、大澤春花がボックス手前から今季初ゴールを沈めて千葉レディースが先制に成功する。17分にも鴨川がボックスに侵入して右足のフィニッシュ。押し気味にゲームを進めた。
[3-4-2-1]のミラーゲームに持ち込んだ長野レディースだったが、攻め手を欠いて後手に回る。流れを変えるべく前半のうちにカードを切ると、投入された直後に泊志穂がすぐさまシュート。さらに、中貝夢のクロスが市瀬千里に当たり、主審はPKの判定を下す。だが、ここは副審からの進言でノーハンドのジャッジに変更された。
事なきを得た千葉レディースはリードを保って後半を迎えると、60分には鴨川がドリブル突破からクロスバー直撃のミドルシュート。迎えた68分にはGKがこぼしたボールを安齋結花がつなぎ、ボックス手前右から大澤が再び沈めて2点差に。終盤の長野レディースの反撃も耐えしのぎ、このままタイプアップ。今季初白星を手にした。
味の素フィールド西が丘では日テレ・東京ヴェルディベレーザとちふれASエルフェン埼玉が激突。今季まだ勝利のないエルフェン埼玉はU-19日本女子代表候補トレーニングキャンプに参加した吉田莉胡がベンチからのスタート。前節の[4-3-3]から[4-4-2]に変更して臨んだ。25分に中村ゆしかのゴールで幸先よく先制点を奪ったが、以降は相手の猛攻を浴びることに。
追い掛ける東京Vベレーザ35分に北村菜々美の今季初得点で追い付くと、2分後にはパスワークで中央を崩して木下桃香が逆転弾を決めた。リードして折り返した後半もホームチームは攻め手を緩めず、左サイドでボールを受けた北村がカットインから2人をかわして右足のシュート。右隅に沈めて2点差とすると、後半のアディショナルタイムにも遠藤純のマイナスのパスから17歳、大山愛笑がミドルを沈めて勝負あり。東京Vベレーザが4-1でエルフェン埼玉を下している。
◆Yogibo WEリーグ 第6節
▽10/16(土)
三菱重工浦和レッズレディース 1-2 サンフレッチェ広島レジーナ
AC長野パルセイロ・レディース 0-2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 4-1 ちふれASエルフェン埼玉
▽10/17(日)
INAC神戸レオネッサ vs ノジマステラ神奈川相模原
アルビレックス新潟レディース vs マイナビ仙台レディース
WE ACTION DAY(今節試合なし)
大宮アルディージャVENTUS
◆順位表(10/16 終了時)
勝ち点(試合数/勝/分/負/得失点)
1.INAC神戸レオネッサ 12(4/4/0/0/+10)
2.三菱重工浦和レッズレディース 12(5/4/0/1/+7)
3.日テレ・東京ヴェルディベレーザ 10(6/3/1/2/+6)
4.マイナビ仙台レディース 9(5/2/3/0/+5)
5.サンフレッチェ広島レジーナ 7(6/2/1/3/-3)
6.アルビレックス新潟レディース 5(4/1/2/1/-1)
7.ノジマステラ神奈川相模原 5(4/1/2/1/-1)
8.ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 5(5/1/2/2/-3)
9.AC長野パルセイロ・レディース 5(6/1/2/3/-4)
10.大宮アルディージャVENTUS 5(5/1/2/2/-5)
11.ちふれASエルフェン埼玉 1(6/0/1/5/-11)
4連勝中の三菱重工浦和レッズレディースはサンフレッチェ広島レジーナをホームに迎えた。序盤からセットプレーを含めて猛攻を仕掛けるが、先手を取ったのは広島レジーナ。14分、古巣対戦となる木﨑あおいを起点に斜めのパスがつながり、中嶋淑乃、川島はるなと渡ると、最後はスルーパスを受けた谷口木乃実がペナルティアークから左足のフィニッシュ。初先発の起用に応え、見事なシュートを右隅に沈めた。
ビハインドを負った浦和レディースは25分、裏へ抜け出した菅澤優衣香がループで狙うが、GK木稲瑠那のファインセーブに阻まれる。それでも39分、相手のビルドアップのミスを突き、GK木稲のパスを猶本光がダイレクトで菅澤へ。今度はきっちりとループを沈め、試合を振り出しに戻した。
すると、同点で迎えた後半アディショナルタイムに途中出場選手が結果を残す。広島レジーナは左サイドでスローインを得ると、山口が深い位置で受けて近賀ゆかりへ。近賀の縦パスは相手に当たってディフレクションするも、ボックス手前で齋原が反応。ボールの側面をなめるようなトラップからノーステップで右足を振り抜き、鮮やかなコントロールショットを右隅に沈めた。
これが決勝点となり、猛攻に耐えながらも少ないチャンスを生かした広島レジーナが劇的な勝利。浦和レディースは今季初黒を喫した。
今季初勝利を目指すジェフユナイテッド市原・千葉レディースはアウェイでAC長野パルセイロ・レディースと対戦した。今節は今井裕里奈をボランチに置き、鴨川実歩を一列前で起用した猿澤真治。立ち上がりの3分にはその鴨川の縦パスを田中真理子が落とし、大澤春花がボックス手前から今季初ゴールを沈めて千葉レディースが先制に成功する。17分にも鴨川がボックスに侵入して右足のフィニッシュ。押し気味にゲームを進めた。
[3-4-2-1]のミラーゲームに持ち込んだ長野レディースだったが、攻め手を欠いて後手に回る。流れを変えるべく前半のうちにカードを切ると、投入された直後に泊志穂がすぐさまシュート。さらに、中貝夢のクロスが市瀬千里に当たり、主審はPKの判定を下す。だが、ここは副審からの進言でノーハンドのジャッジに変更された。
事なきを得た千葉レディースはリードを保って後半を迎えると、60分には鴨川がドリブル突破からクロスバー直撃のミドルシュート。迎えた68分にはGKがこぼしたボールを安齋結花がつなぎ、ボックス手前右から大澤が再び沈めて2点差に。終盤の長野レディースの反撃も耐えしのぎ、このままタイプアップ。今季初白星を手にした。
味の素フィールド西が丘では日テレ・東京ヴェルディベレーザとちふれASエルフェン埼玉が激突。今季まだ勝利のないエルフェン埼玉はU-19日本女子代表候補トレーニングキャンプに参加した吉田莉胡がベンチからのスタート。前節の[4-3-3]から[4-4-2]に変更して臨んだ。25分に中村ゆしかのゴールで幸先よく先制点を奪ったが、以降は相手の猛攻を浴びることに。
追い掛ける東京Vベレーザ35分に北村菜々美の今季初得点で追い付くと、2分後にはパスワークで中央を崩して木下桃香が逆転弾を決めた。リードして折り返した後半もホームチームは攻め手を緩めず、左サイドでボールを受けた北村がカットインから2人をかわして右足のシュート。右隅に沈めて2点差とすると、後半のアディショナルタイムにも遠藤純のマイナスのパスから17歳、大山愛笑がミドルを沈めて勝負あり。東京Vベレーザが4-1でエルフェン埼玉を下している。
◆Yogibo WEリーグ 第6節
▽10/16(土)
三菱重工浦和レッズレディース 1-2 サンフレッチェ広島レジーナ
AC長野パルセイロ・レディース 0-2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 4-1 ちふれASエルフェン埼玉
▽10/17(日)
INAC神戸レオネッサ vs ノジマステラ神奈川相模原
アルビレックス新潟レディース vs マイナビ仙台レディース
WE ACTION DAY(今節試合なし)
大宮アルディージャVENTUS
◆順位表(10/16 終了時)
勝ち点(試合数/勝/分/負/得失点)
1.INAC神戸レオネッサ 12(4/4/0/0/+10)
2.三菱重工浦和レッズレディース 12(5/4/0/1/+7)
3.日テレ・東京ヴェルディベレーザ 10(6/3/1/2/+6)
4.マイナビ仙台レディース 9(5/2/3/0/+5)
5.サンフレッチェ広島レジーナ 7(6/2/1/3/-3)
6.アルビレックス新潟レディース 5(4/1/2/1/-1)
7.ノジマステラ神奈川相模原 5(4/1/2/1/-1)
8.ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 5(5/1/2/2/-3)
9.AC長野パルセイロ・レディース 5(6/1/2/3/-4)
10.大宮アルディージャVENTUS 5(5/1/2/2/-5)
11.ちふれASエルフェン埼玉 1(6/0/1/5/-11)
中嶋淑乃
菅澤優衣香
猶本光
安藤梢
中村伸
近賀ゆかり
鴨川実歩
猿澤真治
大澤春花
吉田莉胡
中村ゆしか
北村菜々美
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遠藤純
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3日、第19回アジア競技大会(The 19th Asian Games)サッカー女子の準決勝が行われ、日本女子代表は中国女子代表と対戦。3-4で勝利を収めた日本が決勝進出を決めた。 なでしこジャパンとは別編成で大会連覇を目指す日本は大勝続きでグループDを首位通過し、準々決勝でもフィリピン女子代表相手に8-1で勝利。ベスト4に進出した。フィリピン戦から中2日とハイペースでの試合が続く中、今回はスタメンを1人だけ変更。代わったのは[4-4-2]の左サイドハーフで、今回は土方麻耶ではなく中嶋淑乃が先発。GKは浅野菜摘、最終ラインは右から天野紗枝、後藤若葉、古賀塔子と並び、小山史乃観、脇阪麗奈と谷川萌々子でダブルボランチを形成。右サイドハーフに山本柚月、最前線には千葉玲海菜と塩越柚歩が入り、この2トップは流動的に縦関係を作った。 一方、自国開催の中国もグループAを首位で突破。モンゴル女子代表を16-0、ウズベキスタン女子代表を6-0で下し、準々決勝ではタイに4-0で勝利している。決勝で日本に敗れて準優勝に終わった前回大会のリベンジを果たすべく、今回の一戦に臨んだ。 立ち上がりは中国が左サイドを起点に攻め込む。何本かクロスも上がるがこれは精度を欠き、日本DF陣も落ち着いて対応した。 そんな中、先制点を奪ったのは日本。12分、右サイド深い位置でボールをキープした山本柚月が奪いに来たDF2人をかわし、右サイドをえぐる。右ポケットのタッチライン際までドリブルで切れ込むと、最後はグラウンダーのクロス。これはGKも触ることができず、ゴール前に飛び込んだ中嶋淑乃がきっちりと押し込んだ。 ここからホームの大声援を受ける中国が主導権を握るが、日本はブロックを敷いてしっかりと対応。ボール奪取からの速攻で中国ゴールへと迫っていく。 しかし21分、中国がセットプレーから同点に追いつく。右CKからのクロスを一度はGK浅野菜摘がパンチングで弾いたものの、続いて打たれたシュートがクロスバーに直撃。跳ね返りをワン・リンリンに頭で押し込まれた。 その後は一進一退の攻防が続くが、攻守ともに精度が高いのは日本。32分、左サイドをドリブルで持ち上がった谷川萌々子が左ポケットに侵入すると、少し右側に持ち出してからシュート。相手DFの股を抜いたグラウンダーのシュートがファーに決まり、日本が再び勝ち越しに成功した。 押し込み始めた日本はその3分後にも追加点を奪う。中央から右サイドへ展開すると、ボールを持った山本柚月がボックス内にスルーパス。追いついた千葉玲海菜が滑り込みながらシュートを決め、リードを2点に広げた。 優位に試合を進める日本はセットプレーからもゴールを決める。43分、谷川萌々子の左CKからのクロスを味方がニアでフリックするとファーにいたのは古賀塔子。うまく右足で押し込みスコアは4-1となった。 3点をリードする日本は後半頭から2枚交代カードを切る。千葉玲海菜と塩越柚歩の2トップを下げ、大澤春花と上野真実をピッチに送り出した。 入ったばかりの大澤春花が積極的にミドルシュートを狙う中、次にスコアを動かしたのはまだ諦めていない中国だった。55分、左CKからのヘディングシュートは右ポストが当たると、ゴール前に陣取っていたチャン・リンヤンにそのまま押し込まれ、日本は2点差に詰め寄られた。 勢いに乗る中国は60分にも決定機を作るが、ボックス内でのシュートは日本DFが体を張って阻止。しかし、これで与えた右CKから日本はさらなる追撃を許してしまう。ニアのヤン・リナがクロスをニアでフリックすると、ボールはそのままゴールに吸い込まれ、日本は三度CKから失点を喫してしまった。 1点差に迫り勢い増す中国がカウンターから度々鋭い攻撃を度々見せるが、耐え凌ぐ日本。狩野倫久監督は80分に山本柚月に代えて島田芽依、中嶋淑乃に代えて土方麻耶を投入し、前からの守備を担う攻撃陣をリフレッシュする。 終盤に入ると中国が左サイドを起点に猛攻を仕掛けるが、日本は水際でゴールは許さず。4分の追加タイムには田畑晴菜を投入して守備を固め、そのまま試合終了。なんとか逃げ切った日本が4-3の勝利を得た。決勝ではウズベキスタン女子代表に8-0で勝利した北朝鮮女子代表と対戦する。 中国女子代表 3-4 日本女子代表 【中国女子】 ワン・リンリン(前21) チャン・リンヤン(後10) ヤン・リナ(後15) 【日本女子】 中嶋淑乃(前12) 谷川萌々子(前32) 千葉玲海菜(前35) 古賀塔子(前43) ◆日本女子代表メンバー GK:浅野菜摘(EL埼玉) DF:天野紗(I神戸)、後藤若葉(早稲田大)、古賀塔子(ac福島)、小山史乃観(C大阪) MF: 中嶋淑乃(S広島R) [→80分 土方麻耶(東京NB)]、谷川萌々子(ac福島) [→90+2分 田畑晴菜(マイ仙台)]、脇阪麗奈(C大阪)、山本柚月(東京NB) [→80分 島田芽依(浦和)] FW:千葉玲海菜(千葉L) [→HT 大澤春花(千葉L)]]、塩越柚歩(浦和) [→HT 上野真実(S広島R)] <span class="paragraph-title">【動画】中国との壮絶な打ち合い制し連覇に王手!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JeQpcnxHyEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.03 23:09 Tue5
なでしこリーグを代表するFW3名がノジマへ加入!3季連続二桁得点、大竹麻友らはWEリーグでも結果を残せるか
なでしこリーグからWEリーグへと移籍する各選手は、結果を残すことができるだろうか。 ノジマステラ神奈川相模原は、15日から21日にかけてなでしこリーグ1部の各チームからストライカーを補強した。今季は第5節を終えてリーグワーストの3得点。WEリーグで最下位に沈む現状からは、必然の動きともいえる。 15日には大和シルフィードへ期限付き移籍中だったFW根府桃子(19)が復帰。根府はN相模原の育成組織出身で、年代別の日本代表にも名を連ねている。 19日にはニッパツ横浜FCシーガルズのFW片山由菜(21)の加入が発表された。修徳高校から加入して3年目を迎えた片山は、フィジカルを生かしたポストプレーやシュート力を武器に、今季は12ゴールを挙げて得点ランキング2位タイに付けた。 21日にはなでしこリーグを代表するセンターフォワード、スフィーダ世田谷FCの10番・FW大竹麻友(26)が加入。なでしこ1部では3季連続二桁得点を記録し、S世田谷が初優勝した2022年にはリーグ最優秀選手賞にも選ばれた、確かな実績の持ち主だ。17日に行われた皇后杯5回戦では日テレ・東京ヴェルディベレーザ相手に健闘したことも記憶に新しい。 今回移籍した3名はなでしこリーグを代表する選手たちだ。そのような選手たちがWEリーグで結果を残せるか否かは、ほかのなでしこリーガーやクラブにも影響を与えるだろう。 飛躍を遂げた例では、WEリーグ発足当初の移籍にはなるが、当時なでしこ2部のオルカ鴨川FCからサンフレッチェ広島レジーナに加わり、なでしこジャパンにまで上り詰めた中嶋淑乃がいる。 WEリーグとなでしこリーグ、1つの架け橋としても今冬の移籍、新加入選手には一層の注目が集まりそうだ。 2023.12.21 21:50 Thuジェフユナイテッド千葉の人気記事ランキング
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“国立”でのJ2上位対決はRB大宮に軍配! 千葉は2度リード許し追いつけず…ダブルヘッダーのWEリーグは終盤にドラマでドロー【明治安田J2第14節】
6日、明治安田J2リーグ第14節のジェフユナイテッド千葉vsRB大宮アルディージャが国立競技場で行われた。 首位に立つ千葉と3位に転落したRB大宮の対戦。WEリーグのジェフユナイテッド・市原レディースvs大宮アルディージャVENTUSも行われ、千葉vs大宮のダブルヘッダーとなった。 千葉は引き分けに終わった前節のサガン鳥栖戦から6名を変更する大胆なターンオーバー。鈴木椋、松田、日高、杉山、林、横山が外れ、ホセスアレス、鈴木大、前、椿、石川、Cジュニオが入った。 対するRB大宮も前節はカターレ富山とドロー。そこから3名を変更し、浦上、谷内田、Oサンデーが外れ、関口、和田、豊川が起用された。 J2の上位対決となった国立決戦。雨の降る悪天候の中、ゴールデンウィーク最終日には4万9991人がスタンドに駆けつけ、大声援を送った。 試合は開始5分、右CKからRB大宮がデザインされたプレー。カプリーニのグラウンダーのパスをニアで小島幹敏がダイレクトパス。これを最後は豊川雄太が流し込み、RB大宮が先制する。 さらに15分にもRB大宮が決定機。カプリーニ、杉本健勇と繋ぎ、最後は豊川がボックス内でシュートも、枠の右にわずかに外れる。 首位の千葉は先制を許した中で18分にアクシデント。エドゥアルドが傷んで倒れ込んでしまい、横山暁之と交代。千葉は失点、そしてアクシデントに見舞われたが首位の維持。23分、左サイドを崩すと、ボックス左から前貴之がフリーで上げたクロスに石川大地がフリーでヘッド。千葉が前半のうちに追いついた。 さらに千葉は33分、カルリーニョス・ジュニオのスルーパスから田中和樹がシュートも、GK笠原昂史がわずかに触ってセーブし、ゴールを許さない。38分には直接FKを獲得した千葉は品田愛斗が直接狙うが、これもGK笠原がセーブする。 1-1で迎えた後半は千葉が押し込む展開に。それでも53分、小島が自陣でボールを奪うとそのままドリブルスタート。中央を1人で持ち上がるとボックス手前でラストパス。これに反応したカプリーニが中央へ折り返すと、豊川が飛び込んでいた中で相手DFがクリアしきれずにオウンゴールでRB大宮が勝ち越しに成功する。 千葉は69分にビッグチャンス。左サイドから仕掛けた横山のスルーパスをボックス内右で受けた石川がシュート。しかし、GK笠原が前に出てシュートをセーブする。 すると千葉は71分、右サイドからのクロスに対して飛び込んだカルリーニョス・ジュニオが合わせてゴールかと思われたが、完全に右手を伸ばして手で触れておりノーゴール。イエローカードとなり、カルリーニョス・ジュニオは2枚目で退場となる。 千葉は押し込み続けていく中で、RB大宮は集中した守備でやらせない。最後までGK笠原が千葉の前に立ちはだかり、大宮は8分のアディショナルタイムも乗り切って1-2で勝利を収めた。 なお、WEリーグの試合は、大宮Vの髙橋美紀、千葉Lの石田菜々海がゴールを決めて1-1で迎えた89分に千葉Lの林香奈絵がゴール。千葉Lが逆転勝利かと思われた中、後半AT3分に大宮Vの西尾葉音が劇的同点ゴールを決め、2-2の引き分けに終わっていた。 ジェフユナイテッド千葉 1-2 RB大宮アルディージャ 【千葉】 石川大地(前23) 【RB大宮】 豊川雄太(前5) オウンゴール(前8) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-2 大宮アルディージャVENTUS 【千葉L】 石田菜々海(前44) 林香奈絵(後44) 【大宮V】 髙橋美紀(前30) 西尾葉音(後45+3) <span class="paragraph-title">【動画】これはお見事!デザインされたCKから豊川雄太</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1919654648413085772?ref_src=twsrc%5Etfw">May 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.06 18:30 Tue2
【明治安田J2第13節まとめ】首位・千葉が2試合連続ドロー、2位RB大宮も引き分け、仙台が2位に浮上
3日、明治安田J2リーグ第12節の10試合が各地で行われた。 <h3>【鳥栖vs千葉】首位・千葉が2試合連続ドロー</h3> 首位に立つジェフユナイテッド千葉は、前節のロアッソ熊本戦で今季初のドロー。連勝が4でストップした中、8位のサガン鳥栖とアウェイで対戦した。 試合は立ち上がりから動くことに。9分、鳥栖は千葉の最終ラインでのパス回しからボールを奪うと、こぼれ球を拾った西矢健人がミドルシュートを蹴り込み、鳥栖が先制する。 先手を取られた千葉。鳥栖はアグレッシブさを見せていた中で26分、縦パスを受けた杉山直宏がボックス際から左足一閃。鋭いミドルシュートがネットに突き刺さった。 千葉は前半アディショナルタイムにも1点目と同じようなミスでボールを奪われると、GKと一対一となったが、西矢のシュートは枠外に。点の取り合いになるかと思われたが、その後は互いにゴールを奪えず、1-1のドローに終わった。 <h3>【RB大宮vs富山】2度追いつかれたRB大宮は3位後退</h3> 2位のRB大宮アルディージャが同じ昇格組の14位・カターレ富山を迎えた一戦。RB大宮は前節いわきFCに敗れており、ホームで勝利を収めたいところだった。 試合は5分、RB大宮は右CKからのクロスを市原吏音がヘディングで叩き込み先制。しかし富山がペースを握ると、29分に右からのカットインから松岡大智が左足ミドルでニアサイドを抜き、同点とする。 追いつかれたRB大宮だったが47分に勝ち越しに成功。細かくパスを繋ぐと、小島幹敏からのパスをカプリーニが蹴り込み勝ち越しに成功。しかし、61分に碓井聖生がボックス手前からミドルシュート。フリーで放ったシュートがゴール左に決まった。 RB大宮は66分に相手に煽られたファビアン・ゴンザレスが退場。数的不利となると富山に押し込まれる中で同点が精一杯。引き分けに終わった。 <h3>【仙台vs山口】3発快勝の仙台が2位浮上</h3> 3位のベガルタ仙台と19位・レノファ山口FCの戦い。仙台は20分に右CKからのクロスを井上詩音がヘディングで合わせて先制。しかし、山口は31分、ボックス手前でパスを受けた奥山洋平が左足ミドル。GK林彰洋が弾くと山本駿亮が詰めて山口が同点に追いつく。 追いつかれた仙台だったが39分に勝ち越しに成功。右サイドからのロングスローから、菅田真啓がボックス内でヘディングで繋ぐと、郷家友太がヘディングで押し込み勝ち越しに成功した。 勝ち越した仙台は78分にも追加点。ボックス付近で細かく繋いで攻め込むと、最後は味方のシュートのこぼれ球を荒木駿太が流し込み3点目。3-1で勝利を収め、RB大宮を抜いて2位に浮上した。 その他、上位勢では4位のFC今治が9位のジュビロ磐田と3-3のドロー。5位の徳島ヴォルティスは15位のヴァンフォーレ甲府に0-2で勝利を収めていた。 <h3>◆明治安田J2リーグ第13節</h3> ▽5/3(土) ベガルタ仙台 3-1 レノファ山口FC 【仙台】 井上詩音(前20) 郷家友太(前39) 荒木駿太(後33) 【山口】 山本駿亮(前31) いわきFC 1-1 ブラウブリッツ秋田 【いわき】 谷村海那(後26) 【秋田】 井上竜太(後34) ヴァンフォーレ甲府 0-2 徳島ヴォルティス 【徳島】 杉本太郎(後30) トニー・アンデルソン(後41) モンテディオ山形 0-1 北海道コンサドーレ札幌 【札幌】 アマドゥ・バカヨコ(後10) RB大宮アルディージャ 2-2 カターレ富山 【RB大宮】 市原吏音(前5) カプリーニ(後2) 【富山】 松岡大智(前29) 碓井聖生(後16) 藤枝MYFC 0-2 水戸ホーリーホック 【水戸】 渡邉新太(前15) 山本隼大(後34) FC今治 3-3 ジュビロ磐田 【今治】 横山夢樹(後7) ヴィニシウス・ディニス(後14) 横山夢樹(後16) 【磐田】 角昂志郎(前25) 川﨑一輝(前47) 渡邉りょう(後11) サガン鳥栖 1-1 ジェフユナイテッド千葉 【鳥栖】 西矢健人(前9) 【千葉】 杉山直宏(前26) 大分トリニータ 1-0 ロアッソ熊本 【大分】 有馬幸太郎(前40) V・ファーレン長崎 1-1 愛媛FC 【長崎】 松本天夢(前11) 【愛媛】 村上悠緋(後16) 2025.05.03 21:10 Sat3
【Jリーグ出場停止情報】東京VのMF平川怜が累積警告で1試合停止、J2はRB大宮戦で退場の千葉FWカルリーニョス・ジュニオら2選手が不在に
Jリーグは7日、最新の出場停止情報を発表した。 J1は東京ヴェルディのMF平川怜が累積警告による1試合停止で次節の湘南ベルマーレ戦を欠場する。 J2ではRB大宮アルディージャで退場したジェフユナイテッド千葉のFWカルリーニョス・ジュニオら2選手。J3は3選手が出場停止となる。 <h3>【明治安田J1リーグ】</h3> MF平川怜(東京ヴェルディ) 第16節 vs湘南ベルマーレ(5/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <h3>【明治安田J2リーグ】</h3> MF大西悠介(いわきFC) 第15節 vs北海道コンサドーレ札幌(5/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWカルリーニョス・ジュニオ(ジェフユナイテッド千葉) 第15節 vsFC今治(5/11) 今回の停止:1試合停止 <h3>【明治安田J3リーグ】</h3> MF田中康介(AC長野パルセイロ) 第5節 vs松本山雅FC(5/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永野修都(ガイナーレ鳥取) 第13節 vs松本山雅FC(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF藤村慶太(鹿児島ユナイテッドFC) 第13節 vs福島ユナイテッドFC(5/17) 今回の停止:1試合停止 2025.05.07 18:40 Wed4
【明治安田J2第14節まとめ】昨季のJ1対決は倍井謙の38秒弾など磐田が4ゴールで快勝! 約5万人の“国立”上位決戦はRB大宮に軍配…2位仙台もしっかり勝利
6日、明治安田J2リーグ第14節の10試合が全国各地で行われた。 <h3>【札幌vs磐田】昨季のJ1対決は磐田に軍配</h3> 12位の北海道コンサドーレ札幌と9位のジュビロ磐田の対戦。昨季はJ1で戦った両者が上位に向かうために大事な試合に臨んだ。 試合は開始38秒に動く。リカルド・グラッサのロングフィードを裏に抜けた倍井謙がトラップ。髙尾瑠が対応できず、そのままゴールに流し込んで磐田が先制する。 早々に試合が動いた中で磐田が押し込んでいくことに。20分、右サイドでFKを獲得すると、ジョルディ・クルークスのクロスにリカルド・グラッサが合わせにいくと、対応した家泉怜依が頭で押し込む形になってしまいオウンゴールで追加点。さらに25分には、角昂志郎のシュートが右ポストを叩くと、跳ね返りを倍井が繋いで、金子大毅フリーで押し込み3点を奪い切る。 3点ビハインドとなった札幌だったが、4点目も磐田に。70分、カウンターから倍井がしっかりと流し込んで4点リードに。札幌はジョルディ・サンチェス、家泉がゴールを奪うが、2-4で惨敗に終わった。 <h3>【千葉vsRB大宮】RB大宮が首位・千葉を撃破!</h3> 首位のジェフユナイテッド千葉が3位のRB大宮アルディージャと国立競技場で対戦。WEリーグのジェフユナイテッド・市原レディースvs大宮アルディージャVENTUSとの千葉vs大宮ダブルヘッダーとなった。 試合は開始5分、右CKからRB大宮がデザインされたプレー。カプリーニのグラウンダーのパスをニアで小島幹敏がダイレクトパス。これを最後は豊川雄太が流し込み、RB大宮が先制する。 さらに15分にもRB大宮が決定機。カプリーニ、杉本健勇と繋ぎ、最後は豊川がボックス内でシュートも、枠の右にわずかに外れる。 首位の千葉は先制を許した中で18分にアクシデント。エドゥアルドが傷んで倒れ込んでしまい、横山暁之と交代。千葉は失点、そしてアクシデントに見舞われたが首位の維持。23分、左サイドを崩すと、ボックス左から前貴之がフリーで上げたクロスに石川大地がフリーでヘッド。千葉が前半のうちに追いついた。 1-1で迎えた後半は千葉が押し込む展開に。それでも53分、小島が自陣でボールを奪うとそのままドリブルスタート。中央を1人で持ち上がるとボックス手前でラストパス。これに反応したカプリーニが中央へ折り返すと、豊川が飛び込んでいた中で相手DFがクリアしきれずにオウンゴールでRB大宮が勝ち越しに成功する。 千葉は71分、右サイドからのクロスに対して飛び込んだカルリーニョス・ジュニオが合わせてゴールかと思われたが、完全に右手を伸ばして手で触れておりノーゴール。イエローカードとなり、カルリーニョス・ジュニオは2枚目で退場となる。その後も千葉が押し込むが、RB大宮のGK笠原がビッグセーブ連発。RB大宮が逃げ切り、1-2で勝利を収めた。 なお、WEリーグの試合は、大宮Vの髙橋美紀、千葉Lの石田菜々海がゴールを決めて1-1で迎えた89分に千葉Lの林香奈絵がゴール。千葉Lが逆転勝利かと思われた中、後半AT3分に大宮Vの西尾葉音が劇的同点ゴールを決め、2-2の引き分けに終わっていた。 <h3>【仙台vs藤枝】仙台もしっかり勝利し2位キープ</h3> 前節2位に浮上したベガルタ仙台が13位の藤枝MYFCをホームに迎えた試合。シーズン初の4連勝を目指した中、23分に仙台が先制。自陣からカウンターが発動。宮崎鴻が左サイドを仕掛けて中央へパス。これを真瀬拓海がつなぐと、最後は髙田椋汰が豪快なミドルシュートを決めて仙台が先制する。 仙台はリードして後半を迎えると、49分には技ありゴール。ボックス内へとクロスを送ると、宮崎が競った中で真瀬が背後でトラップ。GK北村海チディが寄せた中で真瀬が滑り込みながら浮かせると、荒木駿太がヘディングで押し込み、追加点を奪う。 藤枝は69分に中川風希がネットを揺らすも、2-1で終了。仙台が3連勝として2位をキープした。 <h3>◆明治安田J2リーグ第14節</h3> ベガルタ仙台 2-1 藤枝MYFC 【仙台】 髙田椋汰(前23) 荒木駿太(後4) 【藤枝】 中川風希(後24) カターレ富山 1-2 V・ファーレン長崎 【富山】 武颯(前35) 【長崎】 フアンマ・デルガド(後1) マテウス・ジェズス(後10) 北海道コンサドーレ札幌 2-4 ジュビロ磐田 【札幌】 ジョルディ・サンチェス(後32) 家泉怜依(後36) 【磐田】 倍井謙(前2、後25) オウンゴール(前20) 金子大毅(前25) モンテディオ山形 3-0 大分トリニータ 【山形】 藤本佳希(前25) 國分伸太郎(後24) 高橋潤哉(後49) レノファ山口FC 1-2 水戸ホーリーホック 【山口】 横山塁(後48) 【水戸】 渡邉新太(前38) 齋藤俊輔(前45) ブラウブリッツ秋田 0-1 ヴァンフォーレ甲府 【甲府】 大島康樹(後3) 愛媛FC 1-1 いわきFC 【愛媛】 佐藤亮(前27) 【いわき】 山下優人(後31) ロアッソ熊本 0-1 FC今治 【今治】 近藤高虎(前36) 徳島ヴォルティス 0-1 サガン鳥栖 【鳥栖】 今津佑太(前20) ジェフユナイテッド千葉 1-2 RB大宮アルディージャ 【千葉】 石川大地(前23) 【RB大宮】 豊川雄太(前5) オウンゴール(前8) 2025.05.06 18:40 Tue5