フォンセカ氏がスパーズ行き破談の経緯を説明 「パラティチが別の監督を希望」
2021.09.23 23:46 Thu
今夏のトッテナム行きが破談となったパウロ・フォンセカ氏が、その破談の経緯を初めて説明した。イギリス『テレグラフ』が伝えている。
だが、ヌーノ監督以前に最も就任に迫っていたのが、昨シーズンまでローマを率いていた同じポルトガル人指揮官のフォンセカ氏だった。
一時は3年契約で合意確実との報道も出ていたフォンセカ氏だったが、トッテナム行きが破談に終わった原因は、今夏にマネージング・ディレクターに就任した、元ユベントスのファビオ・パラティチ氏の存在だったという。
だが、ローマ時代の不安定な戦いぶりを間近に見てきたパラティチ氏は、より守備的な指揮官の招へいを望んだことで、最終的に交渉は破談に終わったようだ。
「契約は完了していた。我々はプレシーズンの計画を立てていたし、トッテナムは攻撃的な監督を望んでいた。発表されたわけではないが、プレシーズンのプレーヤーの選定についても計画していた。しかし、新マネージング・ディレクターが着任して状況が変わり、いくつかのアイデアに同意できず、彼(パラティチ)は別の監督を希望した」
「私にはいくつかの原則がある。偉大なチームの監督になりたかったが、適切なプロジェクトと、私のアイデアやプレースタイルを信じてくれる人々がいるクラブに行きたい。それがマネージング・ディレクターとの間にはなかった」
「それは、会長とスポーツ・ディレクター(ヒッチェン)が求めていたことだ。魅力的で攻撃的なフットボールを築き上げるための準備ができていた。私は違うやり方をすることはできない。私のチームはすべてこのような意図を持っており、ローマでも、シャフタールでも、ビッグクラブと対戦するときは、自陣の近くで守るようなチームは送り出さない」
現在、トッテナムはプレミアリーグ開幕3連勝を飾った一方、直近2試合では2戦連続無得点で大敗を喫しており、攻守両面で苦境に立たされている。今後の戦績次第ではフォンセカ氏ではなく、より守備的なヌーノ監督を選んだパラティチ氏の選択に批判が及ぶ可能性もありそうだ。
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今年4月にジョゼ・モウリーニョ監督を解任し、ライアン・メイソン暫定監督の下で昨シーズンのプレミアリーグで7位フィニッシュしたトッテナム。今夏の新指揮官探しが難航した中、最終的にクラブは前ウォルバーハンプトン指揮官のヌーノ・エスピリト・サント監督を招へいした。一時は3年契約で合意確実との報道も出ていたフォンセカ氏だったが、トッテナム行きが破談に終わった原因は、今夏にマネージング・ディレクターに就任した、元ユベントスのファビオ・パラティチ氏の存在だったという。
フォンセカ氏によると、ダニエル・レヴィ会長とテクニカルパフォーマンス・ディレクターを務めるスティーブ・ヒッチェン氏と最初の面談を行った際、両氏からはモウリーニョ時代とは異なる攻撃的なスタイルをチームに持ち込むことを期待され、前向きな話し合いができたという。
だが、ローマ時代の不安定な戦いぶりを間近に見てきたパラティチ氏は、より守備的な指揮官の招へいを望んだことで、最終的に交渉は破談に終わったようだ。
「契約は完了していた。我々はプレシーズンの計画を立てていたし、トッテナムは攻撃的な監督を望んでいた。発表されたわけではないが、プレシーズンのプレーヤーの選定についても計画していた。しかし、新マネージング・ディレクターが着任して状況が変わり、いくつかのアイデアに同意できず、彼(パラティチ)は別の監督を希望した」
「私にはいくつかの原則がある。偉大なチームの監督になりたかったが、適切なプロジェクトと、私のアイデアやプレースタイルを信じてくれる人々がいるクラブに行きたい。それがマネージング・ディレクターとの間にはなかった」
「それは、会長とスポーツ・ディレクター(ヒッチェン)が求めていたことだ。魅力的で攻撃的なフットボールを築き上げるための準備ができていた。私は違うやり方をすることはできない。私のチームはすべてこのような意図を持っており、ローマでも、シャフタールでも、ビッグクラブと対戦するときは、自陣の近くで守るようなチームは送り出さない」
現在、トッテナムはプレミアリーグ開幕3連勝を飾った一方、直近2試合では2戦連続無得点で大敗を喫しており、攻守両面で苦境に立たされている。今後の戦績次第ではフォンセカ氏ではなく、より守備的なヌーノ監督を選んだパラティチ氏の選択に批判が及ぶ可能性もありそうだ。
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/DCg4HetCIAK/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Tottenham Hotspur(@spursofficial)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.11.19 06:00 Tue2
ソン・フンミンに差別発言、チームメイトのベンタンクールが7試合出場停止の重い処分に…約2000万円の罰金も
トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが、チームメイトへの差別発言で長期出場停止の処分がくだされた。 イングランドサッカー協会(FA)は18日、ベンタンクールに対し、7試合の出場停止処分を下した。また、10万ポンド(約2000万円)の罰金処分も下されている。 問題が起きたのは今年6月。ベンタンクールはウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニー(ソン・フンミン)の? みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。チームメイトであるFWソン・フンミンに対して、韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだったが、これが大きな問題に発展した。 悪質な人種差別として捉えられたこの発言。FAは9月にベンタンクールを告発。処分は決定されていなかったが、相当な期間になると予想されており、正式に7試合に決定した。 FAは「ロドリゴ・ベンタンクールはこの容疑を否定したが、独立規制委員会はそれが証拠であると判断し、聴聞会の後に彼に制裁を課した」と発表している。 今回の出場停止により、ベンタンクールはマンチェスター・シティ、フルアム、ボーンマス、チェルシー、サウサンプトン、リバプールとカラバオ・カップ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦で出場停止に。ヨーロッパリーグ(EL)の試合は出場が可能となる。 なお、この問題はすでにソン・フンミン本人に謝罪し、受け入れられており2人の間に問題はなし。ただ、FAはこの発言について「国籍、人種、民族的起源に言及したとされ、FA規則E3.2に基づく「悪質な違反」に該当する」としていた。 2024.11.18 21:18 Mon3
久保建英に注目? プレミアリーグクラブが欲しいウインガーに最適な人材か
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(23)は、1月の移籍市場でプレミアリーグクラブの補強候補として考えられているようだ。 ソシエダの攻撃を今シーズンも牽引している久保。ラ・リーガでは13試合に出場し3ゴールを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも3試合でプレーしている。 一方で、イマノル・アルグアシル監督が率いるソシエダは今シーズンは不調を極めている状況。なかなか結果がついてこない。 その久保に対し、イギリス『フットボール・ロンドン』があるクラブの補強候補の筆頭だと報道。それは、アンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムだ。 トッテナムは今シーズンのプレミアリーグでここまで5勝1分け5敗の10位。直近の公式戦は連敗中であり、台所事情も厳しい。 トッテナムが最も求めているとされるのが右のウインガー。その候補として久保が挙げられ、久保が完全に解決するとしている。 ウインガーはFWウィルソン・オドベールが負傷中。ソン・フンミン、ティモ・ヴェルナー、マイキー・ムーア、ブレナン・ジョンソン、デヤン・クルゼフスキがウイングのポジションでプレーが可能。ただ、どの選手も決め手にかけるという。 一方で、久保は問題視されていること全てを解決するとのこと。久保が持っているスピードと、ドリブルの能力、そして個で打開できる力、献身的な守備とポステコグルー監督の求める力を持ち合わせている。 何か具体的な動きはここまではないものの、プレミアリーグでトップを争いたいのであれば、久保クラスの大きな契約を結ぶ必要があるとの見方が強く、1月にも獲得を狙いたいと伝えられている。 2024.11.19 20:37 Tue4
ベン・デイビスがベンタンクール長期出場停止に言及…「これで一線を画し、先に進む」
トッテナムのウェールズ代表DFベン・デイビスが、チームメイトへの差別発言で長期出場停止を科されたウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールの一件について語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 イングランドサッカー協会(FA)は18日、ベンタンクールに対し、7試合の出場停止処分を下した。また、10万ポンド(約2000万円)の罰金処分も下されている。 問題が起きたのは今年6月。ベンタンクールはウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニー(ソン・フンミン)の? みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。チームメイトであるFWソン・フンミンに対して、韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだったが、これが大きな問題に発展。 クラブ内では即座にソン・フンミン本人へ謝罪を行い、内部での懲戒処分も完了し、問題はすでに解決された。ただ、FAはこの発言について「国籍、人種、民族的起源に言及したとされ、FA規則E3.2に基づく「悪質な違反」に該当する」とし、約5カ月後に前述の処分を下した。 イギリス『テレグラフ』によると、プレミアリーグのライバルクラブも衝撃を受けたとされる厳しい処分が下されたなか、UEFAネーションズリーグのアイスランド代表戦の前日会見に出席したベン・デイビスは、処分決定後にトッテナムの選手として初めてこの一件に言及。 両選手の間、クラブ内部でかなり前に問題が解決されたなか、このタイミングでの処分に違和感を覚えながらも、クラブとしてこういった問題と真摯に向き合いつつ、前に進みたいと語った。 「今朝、おそらく他のみんなと同じようにニュースを読んだ。スパーズの内部で処理されていたのに、今はクラブ外でも処理されているように感じたよ」 「グループとして、トッテナムのチームとして、僕らは全員、この問題と一線を画し、先に進んだと思うけど、最終的には、こうした事柄はこれまでと同じほど真剣に検討する必要があると認識することが重要だと思う。僕とチームに関しては、これで一線を画し、先に進むよ」 2024.11.19 08:15 Tue5