ルーニー、元戦友C・ロナウドのシティ移籍噂に「大いに疑問」

2021.08.27 09:45 Fri
Getty Images
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノロナウド(36)を巡るマンチェスター・シティ移籍報道に元戦友から疑問の声があがっている。イギリス『メトロ』が報じた。

今夏にトッテナムからイングランド代表FWハリー・ケインを狙ったシティだが、先日に選手本人が残留を宣言。そこでC・ロナウドを新たなターゲットに定めたといわれ、すでに個人合意の一報も飛び出すほど大きな注目が集まっている。

だが、かつてマンチェスター・ユナイテッドで5季にわたり、C・ロナウドと共闘し、3度のプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルに貢献した元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー氏は懐疑的な見解を示した。
「正直、わからないね。可能性があるかどうかを訊かれたら、大いに疑問だ。クリスティアーノにはユナイテッドで素晴らしいレガシーがある。経済的な理由で移籍するとは思えないんだ。起こるかどうかもわからない。でも、ユベントスを離れるとすれば、PSGに移る可能性の方が高いと思う」

「他方で、それがフットボールであり、起こり得ることで、これまでにもあった。マンチェスター・ユナイテッドの大物やレジェンドで例を挙げるとするなら、ピーター・シュマイケルアンディ・コールがシティに移籍したり、マーク・ヒューズがシティの指揮を執ったりね」
「これまでにもあったことだが、クリスティアーノのような名声のある人間には起こり得ないんじゃないかな」

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リーグ戦7戦未勝利、アモリム監督は来季序盤も不振続くなら「別の人たちにこの場を与えるべき」と退陣も覚悟

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が11日にホームで行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第36節ウェストハム戦後にコメントした。 ヨーロッパリーグではアスレティック・ビルバオを下して決勝に進出したユナイテッド。しかしプレミアリーグでは不振が続き、ウェストハムに敗れて7戦未勝利となった。 アモリム監督は来季序盤も不振が続くようなら潔く身を引くと覚悟を示した。 「我々はビッグクラブであるという感覚を失いつつある。もしユナイテッドとして試合に負けることを恐れず、恐怖を抱かなくなったら、最も危険な状態だ。ここに居る全員が多くのことについて真剣に考えなければならない。誰もがEL決勝のことを考えている。決勝は問題ではない。もっと重要なことを考えなければならない。自分やクラブの文化を変える必要がある。ユナイテッドの歴史における決定的な瞬間だ。来季はこのようなシーズンにならないことを願う。夏には本当に強く、勇敢でなければならない。もし仮に我々がこの不振を来季に引きずるようなら、別の人たちにこの場を与えるべきだ」 なお、プレミアリーグ7戦未勝利(1992-93シーズン)に加え、ホーム戦9敗(1930-31、1933-34、1962-63シーズン)はクラブワーストタイ記録となっている。 2025.05.12 12:30 Mon

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