「間違いなく破られることのない11のチャンピオンズリーグの記録」を英紙紹介

2020.12.08 12:00 Tue
Getty Images
8、9日にかけてチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節が行われる。
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先週行われた第5節では、チェルシーのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、CLでの最年長ハットトリック記録を樹立。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの記録を更新し、34歳63日でのハットトリック達成となったジルーだが、CLにはほかにも様々な記録が存在している。イギリス『GiveMeSport』は「間違いなく破られることのない11のチャンピオンズリーグの記録」と題して、更新不可能と思われる記録の数々を紹介している。なお、1992年にチャンピオンズリーグの名称に変更されてからのデータのみとなっている。
◆メッシがCL決勝T史上初の1試合5ゴールでレバークーゼンを粉砕


1つ目が、最速でのハットトリックだ。現在の記録は元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミス(現アル・ヒラル)の8分。ちなみに、C・ロナウドは11分でのハットトリック記録を持っている。
次が1試合でのゴール数だ。これはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2011-12シーズンに記録した5ゴールだ。2014年に当時シャフタールに在籍していた元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノも5ゴールをマークしたが、決勝トーナメントに限ると、メッシ1人しか達成していない。

GKによる素晴らしい記録もある。元ドイツ代表GKイェンス・レーマン氏はアーセナル時代に10試合連続無失点を達成。2005-06シーズンにクラブをCL決勝まで導いた。

また、驚きの記録がGKによる通算ゴール数だ。元ドイツ代表GKハンス=イェルク・ブット氏は、CLでPKを3本決め、GKの歴代最多得点者となっている。

その他、試合にフォーカスしたデータでは、1試合での最大得点差(10点)や1試合での総得点(12点)などかなり大味な試合の記録が残っている。

そして、選手個人に焦点を当てた記録で、最も長く更新されていないのが、元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏による最年少ハットトリックの記録だ。

当時18歳114日だったラウール氏はすでに、マドリーの主軸としてプレー。CL初ゴールを決めたフェレンツヴァーロシュ戦でそのままハットトリックを達成している。

バルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティ(17)がケガから復帰し、今シーズンの決勝トーナメントでハットトリックを達成しない限りは、今後もしばらくは更新されることはないはずだ。


◆間違いなく破られることのない11のチャンピオンズリーグの記録

1.最速ハットリック:8分
バフェティンビ・ゴミス(リヨン)
2011-12 vs ディナモ・ザグレブ

2.1試合での最多ゴール(決勝トーナメント限定):5ゴール
リオネル・メッシ (バルセロナ)
2011-12 vs レバークーゼン

3.連続無失点試合:10試合
イェンス・レーマン(アーセナル)
2005年10月から2006年4月

4.GKの通算ゴール:3ゴール
ハンス=イェルク・ブット(バイエルン)

5.最大の得点差:10点
2011–12予選2回戦 HJKヘルシンキ10-0バンガー・シティ

6.1試合での総得点:12点
2016-17 ドルトムント8-4レギア・ワルシャワ

7.最年長出場: 43歳253日
マルコ・バロッタ(ラツィオ)
2011-12 vs レアル・マドリー

8.1シーズンでのゴール:17ゴール
クリスティアーノ・ロナウド (レアル・マドリー)
2013-14

9.最大観客数:115,500人
1994-95 バルセロナvsパリ・サンジェルマン

10.1試合でのDFのゴール:3ゴール
レイバン・クルザワ(パリ・サンジェルマン)
2017-18 vsアンデルレヒト

11.最年少ハットトリック:18歳114日
ラウール・ゴンサレス(レアル・マドリー)
1995-96 vsフェレンツヴァーロシュ

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